乾門通りの右手の蓮池濠の向こうは、特に何も見えない。蓮池濠の向こうは何があったのだろうかと興味が湧いた。
蓮池濠の向こう側は、実は江戸城吹上と呼ばれる将軍家の私的・後方区域だったのだそうだ。その奥が本丸跡だった。将軍および大奥に連なる私的空間であり、政務や公式行事の場ではない。極めて立ち入りが制限された区域という位置づけだった。
右手の蓮池濠に西桔橋(にしはねばし)が見えた。江戸時代は、本丸大奥と吹上の通路になっていて、西桔橋門があったそうだが、現在は石垣の一部が残っているだけだそうだ。
この西桔橋で蓮池濠は終り北から東向きに変わり、乾濠となり、さらに濠は東へと曲がって北桔橋門から平川濠と続く。この蓮池濠、乾濠、平川濠に囲まれているのが、今は天守台がある本丸跡で、皇居東御苑だ。皇居東御苑は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので、昭和43年(1968)から公開されている。
出入りは、大手門・平川門・北桔橋門である。
皇居乾通り一般公開期間中、乾通りの途中にある西桔橋(にしはねばし)を渡れば、皇居東御苑へ行くことができることを知った。乾通りは坂下門から乾門までの一方通行だが、西桔橋で東御苑(大手門、平川門、北桔橋門方面)へ抜けるルートが設定されている。春の乾通り一般公開の時に来る機会があれば、行って見ようと思う。

乾門から退出する 2025年12月1日 皇居乾通り一般公開 東京都千代田区
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41.乾門へ
もうすぐ乾門だ。坂下門から入った乾通りを振り返ると。ますます参観者の数が多くなってきたように思う。今日は好天で暖かく無理もない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 75mm ISO200 )
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42.高い木にとまるコサギ
振り返ると通り過ぎた高い木にコサギがまだとまっていた。気持ちが良いのだろう。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 104mm ISO200 )
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43.乾濠
右側は西桔橋を過ぎて、乾濠になった。乾濠の石垣は、皇居東御苑(旧江戸城本丸・西の丸)の西側に位置し、約30mある日本有数の高い石垣で、防御力が非常に高いことで知られる江戸城の重要な防御施設の一つであった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 50mm ISO2000 )
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44.トウカエデ -1
まっすぐ伸びた大きなトウカエデがあった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 50mm ISO200 )
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45.サクラとカツラ
サクラの木に数葉の紅葉した葉が残っていた。カツラの黄葉も捨てたものではない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 73mm ISO560 )
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46.カツラの黄葉
ふっくらとした黄葉が温かみを感じさせる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 73mm ISO1000 )
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47.トウカエデ -2
乾門に近づくとイロハモミジよりトウカエデが多くなった。乾濠の向こうには代官町通り沿いのビルが見える。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 87mm ISO1000 )
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48.トウカエデ -3
近くで見ると、葉の一枚一枚の色づき方が違っている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 50mm ISO900 )
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49.トウカエデ -4
乾通りは、右に向かって造られた乾濠との間に芝生になったところがある。そこにもトウカエデが黄葉していた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 )
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50.オオモミジ(大紅葉) -1
ここは乾通りの西側だったと記憶している。オオモミジがあった。Wikipediaによれば、オオモミジは別名、ヒロハモミジと呼ばれ、イロハモミジの変種とされることもある。和名はイロハモミジよりも葉が大きいことに由来し、モミジ」は紅葉を表す古語「もみつ」が転訛したものとされるそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
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51.オオモミジ -2
紅い葉、黄色い葉が混じって調和よく紅葉していた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 50mm ISO1000 )
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52.乾門 -1
約750mの乾通りは乾門で終わりになる。乾門は皇居の北西(乾の方角、現在の北の丸公園近く)に位置している。他の皇族方が皇居へ出入りする際に使用されることが多い門だそうだ。皇居から見て北西(戌亥、いぬい)の方角にあることから乾門と名付けられている。明治21年に他所から移築された門で江戸城時代には存在しなかった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
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53.乾門 -2
乾門は明治21年に他所から移築された門で江戸城時代には存在しなかった。皇居から見て北西(戌亥、いぬい)の方角にあることから乾門と名付けられている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f16 1/500秒 50mm ISO1000 )
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54.乾門 -3
坂下門からここまで、写真を撮りながら約40分歩いた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
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55.乾門退出
午前11時になる。乾門の屋根から陽の光が降り注ぐ。門を出たところは少し広くなっていて、右へ行くと竹橋方面への代官町通り、まっすぐ行くと北の丸公園、日本武道館、左へ行くと千鳥ヶ淵方面だ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 10mm ISO125 )
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56.代官町通りを歩く 北桔橋門
私は神田駅の近くにある「絶滅メディア博物館」へ寄っていこうと思い、乾門を出て右へ、竹橋補面へ歩くことにした。写真は乾濠と平川濠を仕切る桔橋を渡ったところの北桔橋門。ここは皇居東御苑の入り口の一つになっている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 57mm ISO220 )
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57.平川濠とツバキ
植込みからツバキの花が一輪とびだしていた。誰かが取ってきておいたのかと触ってみたが、取り出せなかった。花が付いている枝を探したが植え込みの中には見つけられなかった。植栽に見えるのがツバキの木なのだろうかと思い葉を見てみた。どうもそうらしい。それは、つやのあるギザギザの葉だった。ツバキの生垣なのだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 50mm ISO220 )
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58.サクラの葉
今年は自宅近くの帷子川河畔の桜の黄葉もきれいだった。朽ちないで綺麗なままの葉が残っている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 50mm ISO200 )
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59.清水濠と平川橋
代官町通りは平川濠を離れ、その北側の清水濠の橋を渡る。地下鉄竹橋駅の近くだ。そこから平川橋が見えた。wikipediaによると、初代の平川橋が架けられたのは1614年(慶長19年)。1635年(寛永12年)、枡形櫓門と番所が構築された。この櫓門と高麗門、平川橋を含めた一式を平川門といい、竹橋から侵入する敵を撃退する目的があった。平川門は、当時は江戸城三の丸の正門で、徳川御三卿の田安・一橋・清水の各徳川家の登城口であった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO125 )
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60.平川橋と平川門
櫓門と高麗門、平川橋を含めた一式を平川門というそうだ。平川門も皇居東御苑の入り口になっている。そこから見当を付けて東へ、「絶滅メディア博物館」迷いながらたどり着いた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 50mm ISO200 )
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