温室内はそれほど熱くはなかったが、着衣は真冬のかっこうである。カメラを取り出して空いたバッグに、ダウンのジャンバーはしまったが、それでも汗が出てくる。眼鏡の曇り止めはその効果があった。
この日の目的は、ベニモンアゲハ、ツマベニチョウの傷のない個体の撮影、ツマムラサキマダラのその青の撮影、そしてアオタテハモドキの構図の良い写真であった。ツマベニチョウの♂のきれいな個体が撮れたのと、飛んでいる姿を撮ることが出来たのは収穫であった。

ツシマツツジに来たツマベニチョウ♂ 2025年2月14日 多摩動物公園 生態昆虫園
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21.ツマムラサキマダラ 交尾
上が♂で下が♀。園内にはリュウキュウアサギマダラもいて、翅を閉じているときは、よく似ているので紛らわしい。10年ほど前にバリ島へ行ったときに、テラスで一服しているときにこのチョウが飛来し、腕に止まった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
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22.シチヘンゲに来たツマムラサキマダラ♀
綺麗な個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO1250 )
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23.ベニツリフネで吸蜜するツマベニチョウ♂
ツマベニチョウっは破損している個体が多く飛んでいたが、この個体はきれいだった。このチョウは大きく前翅先端のオレンジ色の部分が大きくて鮮やかで、蝶園では人気がある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO500 )
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24.シロオビアゲハ♂ -1
綺麗な個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
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25.シロオビアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体。グアムでとったこのシロオビアゲハの写真が、月間誌「昆虫と自然」2012年8月号」(株)ニューサイエンス社)の表紙に選ばれたことがある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO320 )
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26.リュウキュウアサギマダラ
ホナガソウに来た2頭のリュウキュウアサギマダラ。石垣島、竹富島では多く見られた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO450 )
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27.ツマベニチョウ ギョボクに産卵
鉢植えのギョボクに産卵に来た満身創痍のツマベニチョウ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
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28.ホウライカガミに集まるオオゴマダラ
オオゴマダラがその食草であるホウライカガミ群れていた。全部が♀かどうかは分からないが、産卵姿勢の個体が多い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO250 )
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29.タイワンキチョウ -3
裏面前翅翅頂の黒い紋が鮮明なのは♂の特徴である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO100 )
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30.イシガケチョウ -2
葉の裏側に隠れるように止まることが多い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
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31.アオタテハモドキ -1
スロープを下りたところの壁面にアオタテハモドキがいた。止まるときは翅を開いて美しい翅表を見せる本種だがここでは翅を閉じて止まっていた。裏面は地味で目立たない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 2137mm ISO500 )
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32.飛びまわるオオゴマダラ
オオゴマダラの個体数は多い。どこの蝶園での主役である。この正月に沖縄の平和祈念応公園へ行ったが、その平和祈念館に付属して設けられている「清ら蝶園」があり、入ってみたが、そこでははオオゴマダラだけが飛んでいた。「ギリシャでは、蝶のことをプシュケ(「魂」の意)といいます。蝶園で育ったプシュケが戦没者を追悼し、世界平和の実現を祈る平和祈念像の使者として訪問者を優しく出迎え、命の尊さと平和の大切さを訴えています。」と公益財団法人沖縄教会のホームページに記されていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 105mm ISO220 )
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33.ツマベニチョウ -1
比較的きれいな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 217mm ISO500 )
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34.ベニモンアゲハ -4
綺麗な個体を撮ろうと狙っているのだが。この個体はまあまあだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO2000 )
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35.ツマベニチョウ -2
綺麗な個体と思って撮ったが、外縁部が擦れていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO400 )
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36.イシガケチョウ -3
標本のようなあ写真になってしまった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 125mm ISO500 )
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37.2頭のタイワンキチョウ
このチョウも開翅した姿を撮るには飛んでいるところを撮るしかない。コセンダングサに止って吸蜜するのは♀で、開翅した方は♂のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 132mm ISO320 )
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38.カバタテハ -2
ほぼ完全な個体だった。♂のようである。私は竹富島で2005年に撮影しているが、もとは迷蝶で1967年に石垣島と西表島で記録され、その後継続的に見られるようになったなったとのこと。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 102mm ISO500 )
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39.ツマベニチョウ 飛翔シーン
クササンタンカの花に寄ってきたところが撮れた。ラッキーにもピントも合っていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 43mm ISO640 )
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40.アオタテハモドキ♂ -2 開翅
アオタテハモドキが陽が当たる芝の上に羽を拡げて止まった。後翅の青が鮮やかだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 147mm ISO120 )
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