日帰りで信州の高原へ 9月3日 3/3
出発地点だった避難小屋のあるところへ戻ってきた。駐車場はすぐ傍だ。午後1時半に池の平に別れを告げ、湯の丸高峰林道を、来た時とは反対方向の湯の丸に向け車を進める。高峰温泉から池の平まではラフな未舗装の道だったが、湯の丸地蔵峠への道は舗装されている。15分もかからずに湯の丸の地蔵峠に着いた。スキー場の大きな駐車場がある。かみさんを車に残し、付近を少し歩いてみたところ、少し収穫があった。
2時半、地蔵峠を離れ、帰路につく。まっすぐ南の方に下ればよいところ、カーナビに従ったため、鹿沢温泉、菅平入口と迂回し、上田から上信越自動車道に上がることになり、時間とガソリンを浪費してしまった。なぜ、カーナビがそのルートを走らせたのか。運転者の力量を判断してより優しい道を示唆したのだろうか。疑問だ。それでも7時前に自宅に帰りついた。来年は7月の20日頃に来てみたい。
32.ウラギンヒョウモン 駐車場のある兎平まで戻ってきたら、今日初めて見る大型のヒョウモンチョウがいた。ウラギンヒョウモンの♀だった。絞りをF9にしたまま撮ってしまったので、バックがうるさくなった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
33.ベニヒカゲ -1 とてもきれいな個体だった。黄色いキオンの花に良く映える。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
34.ベニヒカゲ -2 写真33と同じ個体。裏面を見ると♀だというのがわかる。やはり♀の方が発生が遅れるのか、擦れていない個体だった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
35.ヒメキマダラヒカゲとゴマナの花 擦れた個体だったが、ゴマナに良く似合う。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
36.オオチャバネセセリがマツムシソウで吸蜜 これはどちらかというとマツムシソウが主役である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
37.ヤマハハコで吸蜜するヒョウモンチョウ 湿原でもヤマハハコはあったが、蝶は来ていなかった。7月中旬から羽化するヒョウモンチョウはすっかり擦れてしまっている。コヒョウモンと区別しにくいが、これはヒョウモンチョウと思う。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
38.ヒョウモンチョウ裏面 コヒョウモンとヒョウモンチョウは裏面を見るとわかり易いのだが、これだけ擦れてしまっていて、光に透けてしまうと区別がつかない。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
39.湯の丸 烏帽子岳上り口 池の平の駐車場から、舗装された湯の丸高峰林道を走り地蔵峠へ来た。時間はまだ2時15分だが、雲が出て陽はささず夕方のような感じだ。今日は烏帽子岳へ登るつもりはない。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
40.峠の地蔵菩薩像 長野県の東御市からこの地蔵峠を越えて、群馬県嬬恋村鹿沢温泉へと至る道を古くから湯道といい、その道すがらには、江戸時代の終わりにつくられたという百体の観音様が祀られていて、これを 「百体観音石造町石」というとのこと。ここ地蔵峠には八十番十一面観音像が祀られている。帰り道に通った鹿沢温泉は地蔵峠から群馬県側に少し下ったところにあった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段 | |
41.高山蝶採集禁止 烏帽子岳の登山口入口にこんな看板があった。ここにはベニヒカゲのほか、高山蝶のミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウが生息する。時期的にはすでに終わっており、7月の後半に来なくてはこれらの蝶を見ることはできない。天然記念物に指定され、絶滅危惧Ⅱ類および準絶滅危惧種であり、もちろん採集禁止である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
42.クジャクチョウ 湯の丸にもクジャクチョウはいた。ほとんど擦れていない個体だった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
43.ヒメキマダラセセリ ヒメキマダラセセリはゴマナの花が好きらしい。大分擦れてはいるが、翅の傷は少ない個体だった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
44.もう1枚 ヒメキマダラセセリ この蝶にはゴマナの花が良く似合う。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 | |
45.幼鳥 烏帽子岳への登山口の辺りを歩いていたら、不意に野鳥が近くの枝に止まった。撮っては見たものの名前がわからない。n-shuheiさんに教えていただいた 野鳥識別掲示板 というサイトに投稿して尋ねてみたところ、鳥の名はもう少し情報がないとわからないが幼鳥のようだとの回答をいただいた。また、周囲に他にどんな鳥が棲んでいるか、どんなさえずりが聞こえるかなどで種を特定できるかもしれないと、丁寧に教えていただいた。野鳥素人の私にとっては申し訳ない気持がした。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング | |
46.ゴイシシジミ 林の中で小さなシジミチョウが2匹飛んでいた。飛んでいる時はなんだかわからない。そのうち1頭が高いところにある小枝の葉に静止した。ゴイシシジミだった。私が小学生のころは家の近く(都内)でも良く見かける蝶だったが、ここ10年ほど見たことがない。薄暗いところなのでAFが旨く合わない。マニュアルでピント合わせをした。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段 トリミング |
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)