< class="ind1">「まつだ桜まつり」の会場である西平畑公園から車で20分くらいのところに寄(やどりき)というところがあり、そこで「松田町 寄 ロウバイまつり」が開催されている。時間はまだ11時半だったので、そちらへ廻ってみることにする。寄は松田町の北部に位置する。
1876年(明治9年) に萱沼村、弥勒寺村、中山村、土佐原村、宇津茂村、大寺村、虫沢村が合併して寄村が成立した。そして、1955年(昭和30年)4月1日 にその寄村が松田町と合併し、同日寄村は廃止された。国道246号線の寄入口というところから15分(6kmくらいか)ほど入ったところの「ロウバイまつり」会場はかっての7ヶ村のうち、宇津茂村にある。無料の駐車場が用意されていた。そこから少し上のロウバイが咲くところまで無料の送迎バスがあったが、小さなライトバンで、7~8人くらいしか乗れないので、私たちは歩くことにした。
15、寄ロウバイ園
宇津茂地区の南斜面に広がるロウバイ園には、千本以上ものロウバイが植えられている。ロウバイ園は、地元住民が平成18年に標高380メートル付近の荒廃農地を整備し、地域振興に寄与しようと寄中学校の3年生が卒業記念として250本のロウバイを植えたのが始まりだそうだ。平成18年から植樹されたソシンロウバイは平成25年現在、約1200本を数えるまでになったという。下から眺めると茶畑の向こうに淡い黄色の林が見える。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
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16.ロウバイの花 -1
ロウバイは蝋梅、蠟梅、あるいは臘梅と書き、名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいが、別属のクスノキ目・ロウバイ科・ロウバイ属に属する。左下に見える黒いものは前年の実が残ったもの。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 78mm ISO200 ) 露出補正 なし
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17.ロウバイの花 -2
花はやや下向きに咲く。ロウバイまつりの会期は1月14日~2月12日とあと数日で終わるが、蕾も残っていてまだまだ鑑賞できそうだ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
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18.ロウバイのプロムナード
ロウバイの花は良い香りがするというが、あまり強い香りではない。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f9 1/320秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし
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19.ロウバイの花 -3
半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、且つ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くからロウバイという名がついたと言われる。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1600秒 210mm ISO200 ) 露出補正 なし
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20.ロウバイの花 -4
びっしりと咲くロウバイの花を表現したいとシャッターを切る。焦点距離と画角との兼ね合いなのだが・・・
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 98mm ISO200 ) 露出補正 なし
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21.ロウバイと河津桜 -1
数本の河津桜が咲いていた。西平畑公園よりは開花が遅いようだ。ロウバイの花の背景に河津桜を入れた。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 250mm ISO200 ) 露出補正 なし
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22.ロウバイと河津桜と茶畑
ロウバイと河津桜が重なり合い、その下には茶畑が見える。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 92mm ISO200 ) 露出補正 なし
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23.丹沢山麓
ここ寄地区は北側に丹沢山地につながる山麓である。丹沢山麓は、富士火山帯から裾野を広げ、神奈川県と山梨県にまたがる関東有数のブナの森が広がる森林地帯である。神奈川県民の水がめとしても重要で、小動物はもちろん、狐、猿、ハクビシン、鹿、猪、熊までもが生息しているそうだ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f10 1/400秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
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24.ロウバイ園に憩う
写真のようなロウバイの花がアーチをかけるプロムナードがジグザグにある。南に面した斜面にはベンチが置かれ、憩いの場となっている。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
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25.ロウバイと河津桜 -2
河津桜は三分咲だろうか。ロウバイは見ごろだ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6 1/800秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
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26.ロウバイと河津桜 -3
ロウバイと河津桜の重なりをロウバイにピントを合わせて撮る。ロウバイの花の密集具合が撮れた。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
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27.ロウバイと河津桜 -4
今度は手前にある河津桜にピントを合わせた。このレンズの丸ボケが好きだ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
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28.ロウバイの花 -5
西平畑公園で富士山の全容こそ見られなかったが、この日は良く晴れていた。右上に太陽が輝く。広角端で撮る。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
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29.ロウバイの花 -6
ロウバイの花蕾を陰干ししたものは 「蝋梅花」 と呼ばれる漢方の薬で、解熱、鎮咳、火傷に薬効があるとされる。また、蝋梅から抽出した蝋梅油は漢方の水虫薬「華佗膏」に香料として配合されていると聞く。これはCanon G7Xの広角端で撮った。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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30.ロウバイの花 -7
ロウバイ園で栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色だそうだ。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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31.サクラマス、イワナ、アユ
そろそろ引き上げようとロウバイ園の出口へ来ると、香ばしい魚を焼く匂いがしてきた。川魚を炭火で焼いて売っていた。松田町寄地区の寄自然休養村養魚組合が、サクラマスは淡いピンクの身が特徴的なことから、松田山の河津桜とセットで、特産品として養殖しているそうだ。
Nikon D5000 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし
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