アカシジミ発生 2024年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
そろそろ舞岡公園の平地産フィルスの発生が始まるころである。アカシジミが出始めたという情報を得て、出かけてみようと思うのだが、どうも天気がはっきりしない。5月24日、気温は上がるという予報なので、行くことにした。
9時少し前に現地着。いつものコースを歩くがチョウは全く現れない。マルバウツギやイボタノキなど灌木に咲く白い花が最盛期である。この日の狙いはアカシジミとウラゴマダラシジミ。ほとんどのクリの木に花はまだ咲いていない。例年、アカシジミやウラナミアカシジミがいる一本のクリの古木の垂れ下がった枝に花が咲いていた。最初のアカシジミは10時10分過ぎ頃発見した。2頭目撃した。ウラゴマダラシジミらしきものが飛ぶのを2回ほど見かけたが、撮影できず。後はイチモンジチョウくらいしか撮影できなかった。なぜか今年は例年になく目につくチョウの数が少ない。
咲き始めたクリの花に来たアカシジミ 2024年5月24日 横浜市戸塚区 舞岡公園
1.ハコネウツギ(箱根空木) けやき広場の入り口にハコネウツギの花が咲いていた。「箱根」と名につくが、神奈川県の箱根には自生しないという。枝先と葉腋に花を1-3個ほど咲かせ、白い花が次第に赤へと変化する。チョウが吸蜜するところは見たことがない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 ) | |
2.イボタノキ(水蝋の木) イボタノキの花が咲き始めていた。枝の先に長さ2-4 cmの総状花序を出し、ギンモクセイに似た芳香ある白い小さな花を密集して咲かせ、花序先端が垂れる。その匂いが虫を呼ぶのだろうか、チョウの好きな花の一つである。ウラゴマダラシジミの食樹でもある。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO360 ) | |
3.マルバウツギ(丸葉空木) 舞岡公園にはマルバウツギが多く生えている。5月から6月の初めにかけて白い花が多く咲く。イチモンジチョウなどが訪花する。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 ) | |
4.マルバウツギの花 アジサイ科ウツギ属の植物だ。ウツギの仲間では唯一紅葉するというが、秋にそれと気が付いたことがなかった。マルバウツギとウツギはともに、新エングラー体系によりユキノシタ科ウツギ属とされているが、クロンキストの分類体系や新しい APG分類体系では、両者ともアジサイ科に分類されているという。ややこしい。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) | |
5.コマツヨイグサ(小待宵草) Wikipediaによれば、北アメリカ原産。アジアやアフリカに帰化植物として移入分布する。日本では1910年代に初めて確認されたそうだ。鳥取砂丘を緑化し、また在来種と競合し、在来種の数を大きく減らし、生態系を崩すことから外来生物法により要注意外来生物に指定され、現在各地で駆除が実施されていて、効率的な駆除方法が検討されている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 ) | |
6.ベニバナユウゲショウ PictureThisで検索したところ、「遅い時間に開花し、艶っぽい花色の花を咲かせるためベニバナユウゲショウと呼ばれています。明治時代に観賞用として渡来したものが野生化し、道端や公園、空き地などで多く見られます。」と解説があった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 ) | |
7.ノイバラ(野茨) ノイバラは、バラ科の落葉性のつる性低木。ノバラ(野薔薇)ともいうそうだ。クマバチが飛んできた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) | |
8.アカシジミ -1 毎年、アカシジミの写真を撮るポイントへ着いた。まだ10時になっていない。先客が一人おられた。「いかがですか」と尋ねてみると「いません」との答え。最初?の1頭をクリの花に見つけたのは私だった。「いましたよ」と教えて差し上げる。時間は10時20分過ぎ頃だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 ) | |
9.アカシジミ -2 同じところから、数ショット撮影して、先客に場所を譲った。私はRX10M4に持ち替えて、離れた位置から撮ろうとしたところ、望遠端220mmで70~80cmくらいまでは寄れるはずだが、2m離れても合掌しない。135mmくらいまでしか合掌しないのだ。実は、合掌範囲のダイアル設定が、動いてしまっていて、∞~3m(この範囲しか合焦しない)のところになっていたのだ、目が悪くなっているので細かな字が読めないこともあり、気が付いたのは家に帰ってからだった。初歩的なミスだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 ) | |
10.アカシジミ -3 アカシジミがよいところに出てきてくれた。RX10で撮ろうとするが、上記の理由で、ピントが合わない。3m近くまで離れて何とか合焦させた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 ) | |
11.アカシジミ -4 また、マクロレンズを付けたZ50に持ち替えて撮る。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 ) | |
12.アカシジミ -5 これは新に現れた別の個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO280 ) | |
13.アカシジミ -6 このころには同好の方が5人に増えていた。あまり近くへは寄れない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO200 ) | |
14.アカシジミ -7 向きを変えた。きれいな個体だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO180 ) | |
15.アカシジミ -8 良いところに来てくれた。クリの花も瑞々しい。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 ) | |
16.アカシジミ -9 向きを変えて止まる。そろそろウラナミアカシジミが現れないかと期待したが。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 ) | |
17.イチモンジチョウ 小一時間、クリの木の下で粘ったが、アカシジミ2頭しか来てくれなかった。帰り道、イチモンジチョウがマルバウツギの花に来ていた。羽化したばかりのような新鮮な個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 ) | |
18.クスダマツメクサ(薬玉詰草) 南の丘の原っぱに直径1cmに満たないような黄色い小さな花が咲いていた。和名は、花序が薬玉のように見えることからという。ヨーロッパ原産で、日本では1940年代に確認された西アジア〜北アフリカにかけての原産の帰化植物だそうで1943年に横浜市で見いだされたという。しかし、今年の舞岡公園はチョウの姿が少ない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) |
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)