12月の日比谷公園 2024芽年12月20日 東京都千代田区日比谷公園 - Studio YAMAKO

2025年1月19日

12月の日比谷公園 2024芽年12月20日 東京都千代田区日比谷公園

先月(11月29日)も日比谷公園を散策した。昨年は7月に数十年に一度咲くというリュウゼツランが咲いてから、毎月その様子を見に行っていたが、リュウゼツランは、枯れて10月には伐採され、新しい株に引き継がれている。
 毎月、日比谷公園へ行っていると、季節の移り変わりが良くわかる。11月末にはもちろん紅葉は始まっていたが、この日、12月20日に訪れたときは、天気も良く、都会の紅葉を感じることが出来た。
 月一回、日比谷公園の西幸門の筋向いのビルで行っている、川柳の句会が始まる前に30分ほど公園を散策した。

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日比谷門の宝くじ移動販売車「「年末ジャンボ10億円」 2024年12月20日 日比谷公園日比谷門入る

000_X900 日比谷公園地図 2018年6月 東京都公園協会発行.jpg 0.日比谷公園の園内図
このガイドマップは園内にある日比谷公園サービスセンターでいただいた。(東京都公園協会2018年6月発行)A4判に収まらない大きさだったので、写真を撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
001_241220004 X900 12月の日比谷公園 G7X.jpg 1.宝くじ移動販売車
今回は公園の日比谷門から入ったが、はいったところからこのジャンボ宝くじの移動販売車が見えた。今年はなんと10億円という幟が立っている。以前にもここに止まっている宝くじの販売車を見たことがあるが、暮れには毎年ここへきているのだろう。日比谷門から入ったところから見る紅葉はきれいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_241220015x X900 12月の日比谷公園 日比谷門 G7X.jpg 2.日比谷門の紅葉
近代的な高層ビルを背景にした紅葉も見栄えがする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_241129040 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 3.大噴水
都営地下鉄三田線の内幸町で下車するので、いつもは日比谷公会堂の近くの幸門から入ることが多いが、この日は日比谷門から入ることにした。日比谷通りを少し歩いて日比谷門から入ると、大噴水はすぐ近くだ。大噴水から国会通りの方向を眺める。第二花園(芝庭広場)の西側のケヤキなどの紅葉は終わりかけていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 14mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_241129028 X900 ◎首掛けイチョウ 日比谷公園 G7X.jpg 4.松本楼付近の紅葉
大噴水の西側には松本楼が見える。Wikipediaによると、1903年に東京市が現在の日比谷公園を開園するにあたり、銀座で食堂を経営していた小坂梅吉が落札し日比谷松本楼としてオープンした。当時としては珍しい洋風レストランに人気が集まった。1971年2度目の焼失があり、3代目松本楼がオープンした際、感謝の意を示す記念行事として、松本楼は「10円カレー」セールを始めた。通常は1250円(2023年現在)のハイカラビーフカレーが、1973年以来毎年9月25日に限り、先着1500名に限り10円で振る舞われ、現在も毎年この日には大勢の来客があり、度々ニュースでも取り上げられているという。「10円カレー」は秋の季語にもなっているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_241220031 X900 12月の日比谷公園 小音楽堂 G7X.jpg 5.小音楽堂前の花壇
パンジーが一面に植えられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_241220033 X900 12月の日比谷公園 小音楽堂プラタナス G7X.jpg 6.小音楽堂前のプラタナス
プラタナスは多くの葉を落としていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_241220037 X900 12月の日比谷公園 G7X.jpg 7.川原売店
公園のサービスセンターの近くにレトロな売店がある。かっては日比谷公園に売店が6軒あったそうだが、今はサービスセンターの隣、テニスコートの近くにあるこの川原売店と日比谷公会堂前にある石井売店の2軒だけだそうだ。川原売店は1964年(昭和39年)に建て替えたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_241220042Xx X900 〇12月の日比谷公園 サービスセンター付近 G7X.jpg 8.車馬道の椿
晴海通りの桜門から、サービスセンターの前を通り、霞門、西幸門に通じる車馬道という、いわば公園内のメインストリートがある。そのサービスセンターの近くにタウバキの花が咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_241220045 X900 〇12月の日比谷公園 コチャ(カメリア) G7X.jpg 9.白い花の椿
サービスセンターの前の車馬道を渡ったところに白い花が見えた。ツバキの白い花の品種のようだ。珍しい。ネットの画像で調べてみると白鳳という品種に似ているが定かではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_241220050 X900 〇12月の日比谷公園  G7X.jpg 10.黄色く色づいたカエデの葉
太陽に透けて美しいが、赤くならずに黄色くなっている。葉もやや大きくイロハモミジではなさそうだ。オオモミジかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_241220057 X900 車馬道 草地広場から雲形池へ  G7X.jpg 11.車馬道
車馬道を、サービスセンターから西幸門方面を眺める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_241220067 X900 三笠山 自由の鐘 G7X.jpg 12.三笠山
標高約9mの三笠山。公園造成時に堀った残土などで作られた人口の山で、その当時は全体が三つに山を伏せたような形に似ていたのでこの名が付けられたと説明されていた。写真は「自由の鐘のモニュメント」で、アメリカから贈られた自由の鐘が設置されている。1776年のアメリカの独立宣言に際し、自由の喜びを天下に告げるために鳴らされたものだそうだ。ここにある自由の鐘はその複製で、「すべての国とその住民に自由を告げる自由の象徴として、終戦後、アメリカの民間の匿名有志によって送られたものである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_241220073 X900 三笠山 自由の鐘 G7X.jpg 13.草地広場
車馬道の西側に広大な草地広場と呼ばれているところがある。柵があって、中に入ることが出来ない。この草地広場は、子ども向けの遊具が設置されたエリアで、家族連れに人気のスポットといわれる。また、イベント広場として使われるようだ。この広場はフェンスで囲まれており、利用時間が9:00から16:30に設定されている。 フェンスは安全確保や芝生の保護、利用時間の管理を目的として設置されていて、利用時間外は閉鎖されているため、立ち入ることができない。入る人が少ないためか、芝生の上に落ちた銀杏の葉が綺麗だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_241220076 X900 雲形池 G7X.jpg 14.雲形池の四阿
車馬道を南へ進むと雲形池の四阿が見えてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_241220085 X900 雲形池 G7X.jpg 15.雲形池の鶴の噴水
Wikipediaを見ると鶴の噴水は、開園から3年後の1905年(明治38年)、東京美術学校の彫金家である岡崎雪声氏と津田信夫氏との共作とされている。公園のシンボルのひとつである。戦時中に池の水を抜かれた際に噴水も撤去されたが、戦後、戻された。しかし台座は銅製から石造りになったという。戦後、日比谷公園の一部はGHQによって接収され、雲形池はダンス場になったという話があるが、1951年(昭和26年)接収が解けた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_241220090 X900 雲形池 G7X.jpg 16.祝田通り
車馬道から西側を見ると、イチョウの向こうに官庁街のビルが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 27mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_241220094 X900 〇雲形池 G7X.jpg 17.西幸門へ向かう
車馬道から大音楽堂に沿って西幸門に向う。正面には霞が関方面のビルが聳え、上を見ると明るい青空に透けてイロハモミジ、イチョウの葉が輝いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_241220095 X900 西幸門 G7X.jpg 18.鷗の広場
淀井敏夫氏の1986年の作品である「鴨」と題された彫刻がある噴水広場に出た。ここから西幸門を出て交差点を渡ると句会の会場のある建物がある。時刻は11時20分。句会は11時半から始まる。日比谷門を入って30分間だけだったけど都心の公園の紅葉を観賞することが出来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし

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