今年もゴールデン・ウィークがやってきた。予報によるとその前半の3日~5日までは天気がよさそうだ。だがGWは駐車場もいっぱいになるほど舞岡公園にも人が集まる。そこでその前日の5月2日に行くことにした。
さすがにまだ平地産のゼフィルスには早いのだが、タニウツギが咲き、黒いアゲハが訪れるのを期待する。しかし、チョウの数は少なかった。
それではと、5月11日に出かけてみた。7日から9日までは気温が低く、この日は天気は良かったが気温は22℃~23℃くらいにしか上がらなかったようだ。
アカシジミは発生しているかもしれないと、クリの花を見て歩いたが、まだ、花は蕾だし、アカシジミの姿はなかった。チョウは越冬したルリタテハとツマグロヒョウモン、アオスジアゲハくらいしかいなかった。見られる種類も少ないし、個体数も少ない。
古民家の庭で元気に泳ぐ鯉 2023年5月2日 横浜市戸塚区 舞岡公園
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1.イロハモミジの実 5/2
3月30日に舞岡公園を訪れたとき、道路を渡る橋に伸びる枝にイロハモミジの花が咲いていた。そしてこの日、5月2日は早くも2枚の竹トンボを思わせるような翼に実がなっていた。熟すのはだいぶ先で11月以降と言われる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.タニウツギ(谷空木) 5/2
さくら休憩所に小さなタニウツギの木が1本あるが、数年前は今より元気だったこの木の花に、モンキアゲハやナガサキアゲハが来ることがあった。この日、咲き始めていたが黒いアゲハの姿はない。マクロで寄って撮ったが花に奥行きがあり、ピント合わせが難しい。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.3 1/1000秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
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3.タニウツギ 5/11
大原谷戸池の傍に咲くタニウツギは、10日後にほぼ満開になっていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 178mm ISO250 ) 露出補正 なし
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4.ツクシヤブウツギ(筑紫藪空木) 5/2
ハコネウツギと思っていたが、Picture This で検索してみると、ツクシヤブウツギと同定された。タニウツギや、ハコネウツギと同じタニウツギ属である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f11.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏) 5/2
芽が赤いのでこの名がある。柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことからアカメガシワと呼ぶようになったとの説もある。花期は初夏(6 - 7月)で、この花にはミドリシジミをはじめ、蝶が集まる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.ルリタテハ 5/2
越冬後のルリタテハがいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
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7.イボタノキ(水蝋の木・水蝋樹・疣取木)の花にアオスジアゲハ 5/11
日当たりの良いところではイボタノキが咲き始めている。この花も蝶に好かれる花だ。ウラゴマダラシジミの食樹でもある。ウラゴマダラシジミには会えなかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO320 ) 露出補正 なし
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8.アオスジアゲハ 5/11
アオスジアゲハがイボタノキの花に絡む。好きな花のようだ。樹皮上に寄生するイボタロウムシの分泌する「いぼた蝋」は、蝋燭の原料や家具のつや出し、日本刀の手入れに用いられるという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO320 ) 露出補正 なし
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9.ツマグロヒョウモン -1 5/11
ツマグロヒョウモンもイボタノキの花が好きだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 174mm ISO500 ) 露出補正 なし
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10.ツマグロヒョウモン -2 5/11
このチョウは開翅して吸蜜することが多い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 215mm ISO400 ) 露出補正 なし
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11.ツマグロヒョウモン -3 5/11
ツマグロヒョウモンは平地産のヒョウモンチョウとして普通種になって久しいが、舞岡公園では個体数が減っているように思う。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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12.イボタノキ -3 5/11
この季節は、イボタノキやマルバウツギ、エゴノキなどが白い花を咲かせる。はじめはみな同じように見えたが、やっとイボタノキが分かるようになった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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13.サトキマダラヒカゲ 5/11
舞岡公園でこのチョウの現れるところは限られていると思う。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
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14.クリの花 5/11
アカシジミがいるかなと思って、クリの花の咲くところへ行ってみたが、まだ少し早かった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 43mm ISO250 ) 露出補正 なし
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15.コジャノメ 5/11
コジャノメも舞岡公園では個体数が少ない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 187mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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16.タツナミソウ(立浪草) 5/11
路傍の草むらに咲くとても可憐な花だ。シソ科だそうだ。和名は、花が咲くようすが、泡立って寄せてくる波を思わせるのでついたという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 206mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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17.カビチョウ(画眉鳥) 5/11
大きな声でやかましく鳴く鳥である。人を怖がらず、散策路に飛び出してくる。中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息する鳥で、日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着したそうだ。外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100定種にもなっている。眼の周り及びその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持つ。和名は中国名の漢語表記「画眉」そのまま。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 193mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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