コンデジで撮った小さな蝶 10月2日 - Studio YAMAKO

2012年10月 9日

コンデジで撮った小さな蝶 10月2日


 相鉄あずみ野線の緑園都市にある相鉄ギャラリーで時事通信社のカメラマンが撮ったロンドンオリンピックの報道写真展が開催されていたので見に行った。展示された写真では、選手が大写しになり、その表情が見事に表現されていた。スポーツ写真は、遠くから望遠レンズで撮る事が多く、動きも早い。光も十分でないことが多いと思うが、さすがにうまく捉えられている。大きな明るいレンズと、高いISO感度がシャープな画像を得るのに活躍しているに違いない。特に高いISO感度は最近の大きな技術的進歩と思う。
  さて、見終わって外に出ると、フォーチュラカが植えられた花壇に小さな蝶が飛んでいた。蝶の大きさは、どれも2cmくらいしかない。コンパクトデジカメは、広角域で撮ると、マクロモードで被写体に1cmまで近づけるものもある。この日持っていたIXY30Sはバリアングルモニターはついていないので、ローアングルでは撮りにくく、モニターでピントがあっているかどうかの確認はできないが、ピント枠が合焦したことを示すグリーンになっているのを確認してシャッターを切っていく。広角にすると被写界深度は深くなり、シャープに撮れる。

チャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 1.チャバネセセリ -1
相鉄ギャラリーは相鉄と三井不動産によって開発された「サンステージ緑園都市」という大規模高層住宅の一角にあるが、そのエントランスに花壇がある。このときはフォーチュラカが咲いていた。そのフォーチュラカに多くのセセリチョウが訪れていた。これはイチモンジセセリかと思ったが、チャバネセセリだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
チャバネセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 2.チャバネセセリ -2
これもチャバネセセリ。翅は比較的擦れていない。苦しい姿勢で、ローアングルで撮った。花壇に密集して咲くフォーチュラカに奥行きが出た。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.イチモンジセセリ
これはイチモンジセセリ。色や大きさはほとんど同じで区別はつけ難いが、後翅裏面の銀色の小さな紋の形、並び方で区別できる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ツバメシジミ
花壇にはツバメシジミとヤマトシジミがいた。どちらも日本の蝶の中でもっとも小さな蝶たちだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀ 半開翅;クリックすると大きな写真になります 5.ツバメシジミ♀ 半開翅
コンデジのモニターで、フォーカス枠を蝶の目にあわせ、その枠が合焦したことを示す緑色に変わるのを確認してシャッターを切るが、これはシャッター半押しで少しカメラを右に振ってシャッターを切った。被写界深度が大きいのでシャープな写真が撮れる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし


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