南木曽の昼神温泉からサントリー・ワイナリーに寄り道 9月24日 - Studio YAMAKO

2015年10月19日

南木曽の昼神温泉からサントリー・ワイナリーに寄り道 9月24日

昨夜は「ヘブンスそのはら 天空の楽園」へ星空を見に行ったが、あいにく雲が広がっていて、わずかな光の星しか見ることができなかった。
  今朝も曇っている。私が楽しみにしていた木曽駒ヶ岳の千畳敷カールは断念しなくてはならない。朝食をしながら友人のご主人と代案としてどこを周って帰ろうかと相談した。国道19号線を北上すると赤沢自然休養林というところがある。森林浴発祥の地と言われ、森林鉄道にも乗れるので面白いかなと思ったが、やはりもう少しお手軽なところということになり、山梨は韮崎の近くのサントリー・ワイナリー「登美の丘」へ行き、そこで昼にしようということになった。

昼食後、せっかく来たのだからとワイナリー見学ツアー(@500円)に参加することにした。約80分間、バスで小高いところにある葡萄畑や、ワインの製造工程や熟成庫を見学し、最後はショップで赤と白の2種類のワインを試飲させてくれた。
 葡萄畑を見学してバスに乗り込んだところで、もう10年以上前に一緒にイタリア、スペインを旅行した娘の勤務先の友人に「こんにちわ」と声を掛けられ、偶然の再会に驚いた。ご夫婦で来られていた。

ここからの帰り道はとてむ順調だった。星空が思うように輝かず、千畳敷カールへは行けなかったが、全走行距離688kmの楽しい一泊二日の温泉旅行だった。いつもながら綿密な計画を立てていただき、宿の予約、そして宿泊日の変更もしていただいた友人ご夫妻に感謝申し上げる。

36.昼神温泉
​昭和48年に第一号井が発掘された​歴史の新しい温泉地​であるが​、中京圏から中央自動車道と直結しているためアクセスに優れ​、​そのため、温泉湧出直後から急速に発展し、宿泊施設は40軒以上に​な​るなど温泉街の規模は​長野​県南部随一となっている​という。​昼神温泉​の​中央部​には阿智川が​流れる​。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 30mm ISO450 ) 露出補正 なし
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37.昼神温泉の朝市 -1
朝7時、宿のそばで毎朝、朝市が開かれる。それほど規模は大きくないがそこそこ賑わっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 62mm ISO320 ) 露出補正 なし
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38.昼神温泉の朝市 -2
朝市に並んでいるのは、野菜やリンゴなど農産物が中心だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 42mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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39.マツタケ
今年はマツタケが豊作だそうだ。2本で2~4千円程度の値が付けられていた。余り興味はなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
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40.泊まった宿
友人の奥様にとっていただいた宿は「天心」だった。なにせ「天空の楽園」での星空観察ツアーが売りだった。昨夜の7時に宿を出発した星空観察ツアーはマイクロバス2台の盛況だったが、残念ながら星はほとんど見えなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 18mm ISO1100 ) 露出補正 なし
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41.サントリー・ワイナリー 登美の丘
友人のご主人が立ててくださった計画では、この日は木曽駒ヶ岳の千畳敷カールだった。楽しみにしていたがあいにく天候が悪く、回復も期待できない。そこで帰り道にある韮崎のサントリー・ワイナリーへ行くことにした。まずは昼食にする。盆地の向こうに富士山が見える。晴れていたら素晴らしい眺めなのだろう。ここから先、帰路は運転してくださるという友人のご主人に甘え、イタリアンのランチではシャルドネ「登美の丘」を飲んだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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42.鳳凰三山
西には鳳凰三山が見えた。左から薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、地蔵岳(2764m)の3っの山の総称として鳳凰三山とも呼ばれる。穏やかな山に見えるが地蔵岳の山頂部はオベリスク(地蔵仏)と呼ばれる巨大な尖塔があり、有名である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/800秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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43.記念写真スポット
レストラン「ワインテラス」のテラスは記念写真のスポットが設けられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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44.「登美の丘ツアー」
食事の前に受付で「登美の丘ツアー」という約80分間のワイナリー見学ツアーを申し込んでおいた。最後にワイン2種の試飲が付いて¥500だ。そのツアーは食事の後、1時半にスタートした。バスに乗って、まず標高の高いところにある葡萄畑を見に行く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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45.カベルネ・ソーヴィニヨンの畑
カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインの代表的な品種だ。1990年代の遺伝学的研究によりソーヴィニョン・ブランとカベルネ・フランとの自然交配によって誕生したことが明らかになったという。フランスのボルドーの赤ワインでは、カベルネ・ソーヴィニヨンは主要品種として用いられ、最高級のボルドーワインを生み出している(wikipedia参照)。登美の丘で造られる最高級の赤ワインに「登美」がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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46.カベルネ・ソーヴィニヨンの実
カベルネ・ソーヴィニヨンの実は皮が厚く、作られるワインはタンニンを豊富に含むため、長い熟成にも耐え得る。カベルネ・ソーヴィニヨンの最高級のワインは良年のヴィンテージの場合、10年から数十年間の熟成によって風味が熟成し、飲み頃に達する。 カベルネ・ソーヴィニヨンのワインは香りが豊かで後味が深いが、口の中での味わいには欠けるところがあると言われる。このためボルドーワインではタンニンが少なくフレッシュな味わいのメルローやカベルネ・フランとブレンドされることも多い(wikipedia参照)。登美の丘のフラッグシップ・ワインである「登美」もカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ、プティ・ヴェルドなどの絶妙なアッサンブラージュ(ブレンド)により、力強いボディと繊細さを併せ持つ贅沢な味に仕上がっているという。残念ながら「登美」の試飲は出来なかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 22mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
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47.メルロの畑
沢山の実を付けた葡萄の木はその葉が紅葉していた。ツアーで説明してくれる女性に聞いたところ、これはメルロの畑とのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 36mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
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48.メルロの実
カベルネ・ソーヴィニヨンとともにフランスのボルドーを発祥地とする代表的な赤ワイン用ぶどう品種である。味は、カベルネ・ソーヴィニョンほど、酸味やタンニンは強くなく、芳醇でまろやかな味わいと言われる。ボルドーでは、ジロンド川左岸地区の、メドックやグラーヴなどがカベルネ・ソーヴィニョン主体なのに対し、ドルドーニュ川右岸のサンテミリオン、ポムロルなどではメルロが主体になっている。これは、メルロが比較的重い石灰質の土壌を好むためで、「左岸」地区でも、土が比較的重いところでは、メルロを多くブレンドするシャトーもある。メルロは日本の気候に合っており、山梨県や長野県などでメルロによる優れたワインが作られている。(wikipedia参照)。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 22mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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49.樽熟成
畑を見学してマイクロバスに戻り席に着くと後から乗ってきた女性に「こんにちわ」と声を掛けられた。誰かと思ったら、1994年にイタリア、96年にスペインへ私たち家族と一緒に旅行した娘の会社の友人だった。ご主人と一緒に来られていた。収穫し、除梗、選果され、発酵、圧搾されたされたワインはワインの個性に応じて、タンクや樽で熟成される。ここは樽熟成庫である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 0.77秒 14mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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50.各年度のワインの保存
各年度にできたワイン(瓶入り)が保存、展示されていた。貴腐ワイン「ノーブルド-ル」、赤と白の「登美」が最高級ワインである。そして、「登美の丘」というのがその次のクラスでこのワイナリーを代表する定番シリーズだそうだ。しかし生産量は限りがあり、一般のスーパーなどでは買うことができない。あとでショップで「登美の丘」の赤を1本購入した。3.7k

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/3秒 4mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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51.貯蔵庫の外見
何か要塞を思い起こさせるような重厚な石造りの貯蔵庫の外見だった。どなたかが「赤ワインと白ワインでは瓶の形が違うのはなぜですか」と質問された。赤ワインはボルドータイプのワインであるので、ボルドー・ワインの瓶の形になっている。一方、白ワインの「登美」「登美の丘」などの多くははシャルドネから造られる。有名なブルゴーニュのシャブリなどはシャルドネ種であるので、ブルゴーニュ・ワインの瓶の形になっているとの説明があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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52.ワインショップ
ワイナリーのガイド・ツアーはこのショップでお開きになる。最後に「登美の丘」の赤と白とをグラスに1/3位づつ試飲させてくれた。同行のご主人には申し訳なかったが、ブドウ・ジュースで我慢していただいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
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