日本列島に大雨を降らせ、京都の桂川の氾濫など、大きな被害をもたらした台風18号が通り過ぎた翌日の9月17日は、久しぶりにさわやかな青空が広がった。舞岡公園へ出かける。
この日も、先日、新規購入した、FINEPIX HS50EXR のみを携行し、蝶の写真を中心に、撮ってみようと思った。
コンパクトデジカメではあるが、図体は大きく、小さな一眼レフほどある。重さは比較的軽い。ハンドストラップを付けて右手首に回し持つ。基本的な機能を使うが、どうも色ののりが淡白である。露出補正を試してみた。次回は、フィルムシュミレーション(発色設定)をPROVIA(スタンダード)から、Velvia(ビビッド)に切り替えて撮ってみようと思う。広角端での撮影も、試してみたが問題ない。このカメラは蝶を画面に捕えるのは不自由はない。少し慣れれば、ファインダーを見ながらAF枠を上下、左右に移動することが出来る。わたくしにとっては使いやすいカメラだ。
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1.富士山
久しぶりに、自宅から、富士山がくっきりと見えた。望遠端(185mm:Equiv.135≑1000mm)で撮ってみる。自宅から富士山までの距離は80kmくらいだろうか。F5.6開放で、少し、周辺光量が落ちるようだ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F5.6 1/800秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100)露出補正 なし
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2.スズメバチ警報
公園のあちらこちらに「ハチに注意」の札が立てられていた。確かにキイロスズメバチが多い。札の手前にアカボシゴマダラがいたが、撮りようがない。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 16mm〈Equiv.135≑87mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
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3.アカボシゴマダラ -1
この日はアカボシゴマダラを多く見かけた。発生ピークなのだろう。新鮮な個体だった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 31mm〈Equiv.135≑170mm〉 ISO800 ) 露出補正 なし
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4.ヒメジャノメ
右後翅が羽化不全の個体。右前翅が透きとおってきれいに見えたが、うまく撮れなかった。露出補正すべきだった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 42mm〈Equiv.135≑228mm〉 ISO2500 ) 露出補正 なし
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5.アカボシゴマダラ -2
これも、きれいな個体だった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 20mm〈Equiv.135≑110mm〉 ISO1600 ) 露出補正 なし
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6.アカボシゴマダラ -3
広角端の4.4mmで撮ってみた。G12で撮るのとほとんど変わりはない。ISO100で撮れた。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
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7.ナガサキアゲハ
この日も黒いアゲハを見ることは少なかったが、ナガサキアゲハの♂がひらひらと飛んできて、梢の葉に止まった。破損している。まだ、この公園で新鮮な美しいナガサキアゲハに、出会えたことがない。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
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8.ウラギンシジミ
比較的きれいな個体だった。銀色が飛んでしまう思い、思い切って露出補正を試みた。いい感じに撮れたと思う。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.4 1/250秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.3段
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9.アカボシゴマダラ -4
この日は多くのアカボシゴマダラを見た。そのほとんどが、破損の少ないきれいな個体だった。狐久保の、水飲み場があるあたりで。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.2 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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10.アカボシゴマダラ -5
帰り道、長久保の池の炭焼き小屋入り口に、植えられている柿の木の熟した実で、アカボシゴマダラが2頭、入れ替わりながら吸汁していた。写真を撮られていた先客お二人がいて、聞けば、ゴマダラチョウもいたという。ここではゴマダラチョウの方がはるかに貴重だ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135≑583mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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11.ヒカゲチョウ
第二化なのだろうか、きれいな個体のヒカゲチョウが多い。スポットライトを浴びて、舞台挨拶でもしているようだ。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO800 ) 露出補正 -1.0段
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12.コミスジ
梢の葉に止まったコミスジは、翅が光に照らされて誇らしげだった。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 40.8mm〈Equiv.135≑222mm〉 ISO320 ) 露出補正 -1.0段
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13.アオスジアゲハ
「きざはしの池」の淵に咲くヤブガラシにアオスジアゲハが来ていた。しかし、今年は、ツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハが少ないのとともに、アオスジアゲハも少ないように思う。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135≑583mm〉 ISO160 ) 露出補正 -1.0段
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14.キタテハ秋型
キタテハは秋型が発生していた。秋型は夏型より色が濃くなり、精悍になる。プログラムオートの連写で撮る。シャッタースピードは1/250秒を超える高速で、ISO感度が400に上がっている。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 160mm〈Equiv.135≑870mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし
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