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46.ソメイヨシノの並木
午後1時。満開のソメイヨシノの並木の木陰では、来園者の皆さんがそれぞれの過ごし方をされている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO160 )
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47.散るソメイヨシノの花びら
ソメイヨシノはそろそろ終わるのだろう。地面にはピンクの花びらが散っている。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 13mm ISO320 )
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48.オオバベニガシワ(大葉紅槲)
小石川植物園の本館の西側に植えられたオオバベニガシワの柿色の大きな葉は、よく目立つ。この時期にここにツマキチョウの写真を撮りに来るたびに、この柿色の大きな葉を撮りたくなる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 105mm ISO640 )
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49.キリシマツツジ(霧島躑躅)
Wikipediaによると、鹿児島県下の霧島山の山中に自生するツツジの中から江戸時代初期に選抜されたもので、関東の土壌が生育に適していたこともあって江戸を中心に爆発的に流行したそうだ。これから小ぶりの花を開花させる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 105mm ISO1250 )
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50.精子発見のソテツ
本館の前のだらだら坂を下りていく途中に「精子発見のソテツ」というのが植わっていた。明治29年(1896年)、当時は東京帝国大学農科大学助教授であった池野誠一郎博士は、裸子植物のソテツに精子が存在することを初めて明らかにした。wikipediaによれば、「裸子植物は、胚珠が心皮によって包まれず、露出状態になっている種子植物である。3.8億年前の中期デボン紀に出現し、種子植物の中で、祖先的な特徴を持つ。」と説明されていた。池の博士は、1912年にはソテツ精子発見により帝国学士院恩賜賞を受け、1913年には学士院会員に選出された。正門近くにあるこのソテツの株は、池野博士が研究に用いた鹿児島市に現存する株の分株で、鹿児島県立博物館のご厚意によって分譲されたものだそうである。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 22mm ISO1600 )
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51.モチツツジ(黐躑躅)
wikipediaによれば、本州(静岡県・山梨県~岡山県)と四国に分布する。花びらは5枚あり、濃紅色の斑点などがみられる。葉は秋を迎えると紅葉し、芽を囲む一部を除き、大きく茂った葉は落葉するという特徴があるそうだ。また、花の萼や柄、葉(両面)、若枝、子房、果実に腺毛が多く見られ、そこから分泌される液滴によって粘着性を持つ。野外ではここに多くの昆虫が粘着してとらえられているのが観察される。この腺毛は花にやってくる、花粉媒介にあずかる以外の昆虫を捕殺して、花を昆虫に食害されるのをふせぐために発達したものらしく、実験的に粘毛を剃ると、花は手ひどく食害される。また、粘りのあるとりもちに由来してモチツツジと呼ばれるそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO640 )
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52.アザレア
西洋ツツジ、オランダツツジとも呼ばれ、大輪八重咲きの豪華な花を咲かせる。品種名が見つからなかったので、和名がア分からないが、PictureThisで検索した。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 85mm ISO1000 )
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53.セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
和名は、葉がセリに似ていること(セリバ)と花姿がツバメが飛ぶ姿に似ていること(ヒエンソウ)に由来している。明治時代に日本に渡来したとされ、現在では本州の一部で野生化している。環境省によると、群馬県では絶滅危惧種の植物への影響が懸念されているそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f13 1/500秒 105mm ISO720 )
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54.ジュウニヒトエ(十二単)
シソ科。地面に小さな紫の花が咲いていて踏みつけそうになった。花が重なって咲く姿を古代の女官の装束に見立てて、和名が付けられたそうだ。茎は数本が束になって生え、花が咲く時に直立または斜上して、高さは10-25cmになり、写真で見るように全体に白い長毛が密生する。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 105mm ISO1250 )
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55.ツマキチョウ♂ -1
午後1時40分、やっとツマキチョウの撮影チャンスがきた。近づく前にまず1枚。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 151mm ISO320 )
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56.モンシロチョウ♂
春の羽化してくるモンシロチョウの、特に♂は小さいので、飛んでいる時はツマキチョウと見紛う。ショカツサイに止まったのはモンシロチョウだった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 140mm ISO320 )
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57.ツマキチョウ♂ -2
菜の花は葉の基部が茎を抱き、茎を巻き込むように葉が出るのが特徴で、カラシナは葉の基部が茎を抱かず、ギザギザの葉を付けるという。同定は難しいが、これはカラシナのように思う。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO400 )
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58.ツマキチョウ♂ -3
前の写真と同じ個体だが、向きを変えてくれた。傷一つないきれいな個体だった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO400 )
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59.セイヨウタンポポに来たツマキチョウ
ツマキチョウはタンポポにも来て、吸蜜する。低い位置に泊まるので撮影はしにくい。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO400 )
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60.ツマキチョウ♂ -4
ツマキチョウは年1回、4月に発生するスプリング・エフェメラルである。スプリング・エフェメラルはツマキチョウのほかに、ギフチョウ、ヒメギフチョウ、ミヤマセセリ、スギタニルリシジミ、コツバメ、少し遅れてウスバシロチョウといったところである。春が近づくとこれらのチョウたちが飛び始めるのが楽しみである。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f13 1/500秒 105mm ISO720 )
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61.アゲハ 春型♂ -1
羽化したばかりのようなきれいなアゲハがカラシナの花に飛来して吸蜜を始めた。小さくて可愛らしい。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 201mm ISO400 )
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62.アゲハ 春型♂ -2
しばらくの間花から花へと飛び回っていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f13 1/500秒 105mm ISO640 )
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63.ショカツサイ((諸葛菜)
オオアラセイトウ(大紫羅欄花)というのが正式和名かもしれない。また、ムラサキハナナ(紫花菜)とも呼ばれ、これは「紫色の菜の花」の意である。この花はアブラナ科であり、ツマキチョウの食草の一つである。ハナダイコン(花大根)(カブ)とも呼ばれることがある。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f13 1/500秒 105mm ISO1800 )
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64.シナレンギョウ(支那連翹)
中国原産種。 株立ちして枝が立ち上がる樹形になる。 春に公園などで見られるいわゆるレンギョウは、このシナレンギョウが多く、レンギョウ類では最もよく植えられている。 植栽されているのもののほとんどは、枝が刈り込まれ形が整えられている。春は、ロウバイに始まり、マンサク、サンシュユ、ナノハナ、タンポポ、ヤマブキ、ミモザ、そしてこのシナレンギョウなど黄色い花が多い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラムオートで撮影 ( f13 1/500秒 105mm ISO1250 )
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65.ハルサザンカ(春山茶花)
始めて見る椿が咲いていた。CKZ植物事典によれば、サザンカはツバキ科の常緑樹である。サザンカとヤブツバキとの交雑種と推測されている。花形は、ヤブツバキに近いものから山茶花に近いものまで多様であるが、いずれも両者の特徴を併せ持っている。ハルサザンカ群には50品種程度の園芸品種が知られている。と記されていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO1600 )
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