3月14日の横浜の気温は、17.4℃と発表されていた。午前11時、暑くもなく、寒くもなく、心地よい春の1日だった。
カワヅザクラの見事に咲き、見頃だった。河津桜の木の下で、散歩をさせていた愛犬の写真を撮っているご婦人がいた。河津桜の花の下を流れるせせらぎに、架かる小さな橋での上でパピヨンという犬種の愛犬をモデルに、ポーズをとらせていた。パピヨンとはフランス語で蝶のことで、耳が蝶の羽のように見えるところから、名付けられた。英名をバタフライ・スパニエルと呼ばれる。
今度は、トイ・プードルを連れたご婦人が現れた。お二人は、いつも、この公園で会われている顔馴染みのようだった。
河津桜には、メジロ、ヒヨドリ、そしてアゲハが蜜を求めてやってきた。みんなを幸せにする河津桜だった。

満開の河津桜 2025年3月14日 神奈川県横浜市 県立保土ヶ谷公園
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20.ピンクのユキヤナギ(雪柳)
ユキヤナギの花の色は、雪というから白いのだと思っていたが、こんな色の花をつけるユキヤナギがあった。ChatGPTにたずねてみたところ、ピンクの花を咲かせるものは、改良品種や別種のシモツケ属が多いということだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
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21.オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢),br.
何でこんな酷な名前が付いたのだろうか。Wikipediaによれば、オオイヌノフグリは、オオバコ科のクワガタソウ属のイヌノフグリに似ていて、それより大きいことから付けられた和名で、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いたとのこと。気の毒なことだ。地表近くにこの花が敷き詰められるようになると、春本番を感じる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
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22.セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
セイヨウタンポポは元気が良い。モンキチョウなど、いろいろなチョウが吸蜜に来る。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 96mm ISO200 )
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23.シュナウザー
シュナウザーを散歩させていた情勢がいた。花の周りの怪我長いのがこの犬の特徴だ。wikipediaによると、サイズに依って、ミニチュア・シュナウザー、スタンダード・シュナウザージャイアント・シュナウザーに分けられ、ともに共通の祖先に由来するものの、性格としてはそれぞれ異なった個性をもっている。この犬がどれなのか分からない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 45mm ISO200 )
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24.カワズザクラの花びら
ソメイヨシノに比べて色が濃く、はっきりとしている。花びらは先端がわずかにくぼんだハート型で、丸みがあるり、やや大きめで存在感がある。開花時期は2月上旬〜3月初旬だが、今年の開花は少し遅かった。今年は今が満開だ。ひなが比較的長く楽しめるのも特徴だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 )
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25.桜の花の下で愛犬の撮影
カワズザクラの木の下でせせらぎに架かる木橋に愛犬のパピヨンを座らせ、とっておきの写真を撮ろうとされていた。愛犬もよく言うことを聞いてポーズをとる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 36mm ISO220 )
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26.トイ・プードルが仲間入り
もう一人、顔馴染みらしいトイ・プードルを連れた女性が現れた。パピヨンの女性が、「こう撮るといいですよ」と教えているように見えた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 28mm ISO220 )
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27.トイ・プードル
教えてもらった通りにポーズをとっている?
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 45mm ISO220 )
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28.パピヨン
パピヨンは、ご褒美をもらいながら、立ち位置を変えてポーズをとり続ける。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 40mm ISO220 )
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29.小さなアゲハ
小さなアゲハが飛来した。今日羽化したばかりかな? 3月14日にアゲハを見られ菟とは思っていまかった。だが、その個体はとても小さい。夏型のアゲハの半分の大きさもないようだ。河津桜の花に止まり、吸蜜を始めた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 )
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30.メジロが2羽
メジロが数頭まとまって、カワヅザクラの花に飛来し吸蜜をする。人の動きに驚いてか1羽が飛び立つと、一斉にみんな飛び立ってしまう。しばらくするとまたやってきた。ちょっとピントが甘いが、画像に2羽を取り込めた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 )
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31.メジロの吸蜜
蝶は長いストロー(口吻)を延ばし花の蜜を吸う。メジロはどうやって蜜を吸い取るのかなと思った。細長いくちばしを花の中央に差し入れ、先端がブラシ状になった舌を使って吸蜜するのだそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 )
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32.ヒヨドリ(鵯、白頭鳥)
Wikipediaをみると、ムクドリは日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られる。里山や公園でよく見られる身近な野鳥である。頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと甲高く鳴く。ヒオヨドリという和名はこの鳴き声に由来するという説があるそうだ。名前は可愛らしいが、姿は地味で、私はあまり好きではない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 )
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33.サンシュユ(山茱萸)
サンシュユは、中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつける。この時期は黄色い花が咲く木が多い。なぜ春に黄色い花が多いのかAIに尋ねてみた。その回答は次ようであった。 1. 目立つ色としての「黄色」=春先は、まだ周囲の植物が芽吹いておらず、背景が茶色や灰色の状態である。そのため、黄色の花は非常に目立ちやすく、昆虫に見つけてもらいやすいという利点がある。受粉者(ミツバチなど)に効率よく花粉を運んでもらうには、まず花の存在に気づいてもらう必要がある。 2. 虫の視覚との相性=昆虫(特にハチ)は、黄色や紫外線を反射する色に敏感である。黄色い花は、彼らにとって特に認識しやすい色のひとつとされている。そのため、黄色の花を咲かせることで、昆虫との相互関係が強化される。 3. 早春の限られた資源を活かす戦略=早春は、まだ気温が低く、他の競合する花も少ない時期だ。この時期にいち早く目立つ花を咲かせて受粉を済ませることで、他の植物との競争を避けつつ繁殖のチャンスを広げることができる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 )
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34.コヒガンザクラ(小彼岸桜)
近所の公園まで戻ってきた。そこに小さなサクラの樹が小さな花を咲かせ始めていた。この木はコヒガンザクラと思われる。Wikipediaによると、コヒガンは広義ではマメザクラとエドヒガンが交雑した種間雑種の総称であり、狭義ではそのうちの特定の栽培品種のことであり、標準和名をコヒガンザクラ(小彼岸桜)というとあった。狭義のコヒガンの花期が早く彼岸頃に咲き始めるためにこの名前がついたといわれている。別名にヒガンザクラ(彼岸桜)、センボンヒガン(千本彼岸)。なお、エドヒガンの別名もヒガンザクラ(彼岸桜)であり、更にカンヒザクラをヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ぶこともあるため混同に注意が必要であるとされている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 )
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