保土ヶ谷公園アーカイブ: Studio YAMAKO

2024年3月25日

初夏のような保土ヶ谷公園 ① メジロ 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区

2月20日、初夏のように暖かくなるという予報のとおり、なんと横浜の気温は24℃まで上がったようだ。
 河津桜や梅園の梅が満開になるだろうと思い、またメジロの写真を撮ろうと保土ヶ谷公園へ出かけた。歩くと汗ばむ。越冬中のチョウも飛び出すかもしれない。

000_240220050 X700 ▲緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
白梅で蜜を吸っていたメジロが次の花へと移動する 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園 梅園

001_240220001 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.上池から流れるせせらぎ沿いの河津
明神台のバス停で降りて、バス通りから辻広場へ下りる。下池の方を見ると、前回2月9日に来た時には咲き始めたばかりだった河津桜が沢山の花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO1000 )
002_240220004 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.ほぼ満開の河津桜 -1
上池に近いほうの河津桜はほぼ満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 55mm ISO1000 )
003_240220010 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.ほぼ満開の河津桜 -2
河津桜は上池から下池へ流れる水路に沿って植えられている。上池側(手前)から順に花を咲かせていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
004_240220011 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.ほぼ満開の河津桜 -3
ソメイヨシノに比べると花色が濃い。青空をバックに映える、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO200 )
005_240220015 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.ほぼ満開の河津桜 -4
バス通りの向こう側は、高校野球神奈川県大会などが行われる保土ヶ谷球場である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO250 )
006_240220026 X900 〇冬空 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.飛行機雲
葉を落とした大木の上空に1本の飛行機雲が描かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 40mm ISO100 )
007_240220032 X900 〇キタテハ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.越冬キタテハ
思っていた通り越冬していたキタテハ秋型が飛び出した。この時期は花がないから、地面に止まって翅を開き、日光浴をする。近づくと敏捷に飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
008_240220034 X900 河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.上池から見る河津桜
保土ヶ谷公園で河津桜が植えられているのは、上池から下池へ流れるせせらぎ沿いだけだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO640 )
009_240220036 X900 〇オオイヌノフグリ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.オオイヌノフグリ 早春に咲く、その名にそぐわぬ可憐なオオイヌノフグリが咲いていた。チョウも吸蜜に来る花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
010_240220041 X900 佐橋紅 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.佐橋紅(サバシコウ)
上池の上まで行き、テニスコートのわきを通ってUターンし、梅園に来た。今まで目立たなかった品種の梅も咲いている。この佐橋紅は濃紅色の丸弁、一重咲き、小~中輪である。 2月中旬~3月上旬に咲く遅咲きだそうでまだ蕾も残っている。 幕末の江戸で作出された古品種の紅梅だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO250 )
011_240220044 X900 長谷川絞り 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 11.長谷川絞り(ハセガワシボリ) 佐橋紅の隣に長谷川絞りが咲いていた。付けられていた品種札には、「花は咲き始めは淡紅色、咲き進むにつれて白色になる八重咲で紅色の絞りが入る」と書かれていた。よく見ると白地の花びらに紅色が滲んでいるように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO400 )
012_240220046 X900 大湊 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 12.大湊(オオミナト)
GKZ植物辞典によれば、本種は、花梅の分類としては、野梅性(豊後性とする場合もある)一重咲き種として分類される。さらに、「花色は淡紅色で、萼片は紅茶色となる。本紅色で、抱え咲きとなる。蕊は紅色で長く、散開する。花底は黄茶色。萼は濃い焦げ茶色となる。」と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 50mm ISO500 )
013_240220054 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.メジロ -1
緑萼(リョクガク)にメジロが来ていた。次はどの花に行こうかと思案中のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
014_240220059 X900 〇緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.メジロ -2
「ちょっと待て」と反対側を見ているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
015_240220063 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.メジロ -3 ちょっと一休み。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
016_240220068 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.メジロ -4
隣の枝の花に嘴を伸ばす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
017_240220070x X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 17.メジロ -5
今度こそ次の花へ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO640 )
018_240220075 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 18.メジロ -6
咲き終わっている花もある。さかさまにぶら下がって辛くないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 125mm ISO400 )
019_240220089 X900 ▲緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.メジロ -7
飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO1600 )
020_240220091 X900 ◎緑萼 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.メジロ -8
メジロは春には、梅や桜の花の蜜を吸いに飛来する多くの個体を見ることが出来るが、夏になると姿を消してしまう。どこへ行ってしまうのかと疑問に思い、ChatGPTで聞いてみたところ次のような答えが返ってきた。「メジロは春には繁殖期を迎え、繁殖のためにさまざまな地域で活動します。しかし、夏になると繁殖が終わり、一部の個体は北の地域に移動することがあります。これは季節的な渡りとして知られています。夏の間、北の方へ移動するメジロは、より涼しい環境で過ごしたり、食物を求めて広い範囲を移動することがあります。そのため、夏になると見られなくなるメジロは、基本的には北の方へ移動している可能性が高いです。しかし、全てのメジロが移動するわけではなく、地域によっては夏にもメジロを見ることができる場合もあります。」と返ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 121mm ISO1000 )
021_240220109 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.メジロ -9
鉄棒にぶら下がって蜜を吸っているような姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO1250 )

2024年3月15日

梅咲き始めた保土ヶ谷公園 ② 2023年2月9日 横浜市保土ヶ谷区

人が多くなってきたが保土ヶ谷公園の梅園で、梅の花とメジロを撮り続ける。
 気が付くと、ツグミが人が多いところから少し離れたところの地面に下りてきていた。虫でも探しているのだろう。前にも同じころにこの場所でツグミを撮った。逃げないで3mくらいまで近寄らせてくれたが、さすがにそれ以上近づこうとすると、速足で離れていった。

000_240209187tm X700 ◎保土ヶ谷公園 ツグミ RX10M4.jpg
地面に下りて来たツグミ 2024年2月9日 県立保土ヶ谷公園 梅園

017_240209095 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 17.大輪緑萼(タイリンリョクガク)
本種は枝を切断した時に中が緑色をしている所謂「青軸性」種の中で、一般に梅の萼片は茶褐色であるが、写真のように緑色のため、開花時に清楚な感を受ける品種といわれる。花は大輪の抱え咲きの八重である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO160 )
018_240209099 X900 〇保土ヶ谷公園 緑萼春日野 RX10M4.jpg 18.緑萼春日野(リョクガクカスガノ)
緑萼と名の付く品種はほかにもある。この緑萼春日野は前者に比べ花は小さいが、並べて見ないと区別がつかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 128mm ISO250 )
019_240209104 X900 保土ヶ谷公園 八重野梅 RX10M4.jpg 19.八重野梅(ヤエヤバイ)
花は白色で大輪の八重咲である。早咲きの梅で、梅園に数本あるヤエヤバイの花にメジロが蜜を吸いに来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 9mm ISO100 )
020_240209110 X900 保土ヶ谷公園 八重寒紅RX10M4.jpg 20.八重寒梅(ヤエカンバイ)
早咲きの紅梅である。春の早い時期に保土ヶ谷公園の梅林では、この八重寒梅と八重野梅の紅梅と白梅が彩る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 93mm ISO320 )
021_240209117 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.梅の花を啄むメジロ
メジロにとっては幸せな時なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 190mm ISO200 )
022_240209120 X900 保土ヶ谷公園 寒紅梅 RX10M4.jpg 22.寒紅梅
さっきメジロが来ていた寒紅梅だ。メジロを待ったがほかの花で吸蜜に忙しかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 114mm ISO640 )
023_240209125 X900 〇保土ヶ谷公園 ツグミ  RX10M4.jpg 23.ツグミ(鶇) -1
梅園の梅の木から少し離れたところの地面に何か野鳥が下りた。ツグミだった。wikipediaによれば、ツグミはスズメ科の鳥だが、夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 102mm ISO500 )
024_240209131 X900 〇保土ヶ谷公園 ツグミ  RX10M4.jpg 24.ツグミ -2
体長は24cmほどで、越冬地ではまず山地の森林に群れて生息し、その後に平地へ移動し分散する。福井県の指定の鳥であり、秋になるとシベリア方面から渡来するという。また、岐阜県中津川市ではツグミの粕漬が名物であった。1947年(昭和22年)にカスミ網による野鳥の捕獲は禁止され、鳥獣保護法によってツグミは保護鳥となった為、食用としての捕獲は禁止となったが、昭和40年代まで、依然密猟が行われていたという。(wikipediaによる)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO400 )
025_240209139 〇保土ヶ谷公園 鹿児島紅  RX10M4.jpg 25.鹿児島梅(カゴシマウメ)
この梅園には1本だけ深紅の花を咲かせる鹿児島の木がある。今年も見事に花をつけていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 37mm ISO400 )
026_240209141 X900 〇保土ヶ谷公園  RX10M4.jpg 26.メジロ翔ぶ
連写で撮っていると羽を拡げて飛ぶ姿が撮れることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 210mm ISO320 )
027_240209160 X900 ◎保土ヶ谷公園  RX10M4.jpg 27.梅とメジロ -1
春を告げる梅の花にはメジロが良く似合う。「とりあわせのよいもの。美しく調和するもののたとえ」として使われる「梅に鶯」と言われるウグイスは梅の花で見たことがない。ウグイスの食性は雑食だそうだが、夏場は主に小型の昆虫、幼虫、クモ類などを捕食し、冬場は植物の種子や木の実なども食べるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO400 )
028_240209163t X900 〇保土ヶ谷公園  RX10M4.jpg 28.梅とメジロ -2 ウグイスの食性は雑食だそうだが、夏場は主に小型の昆虫、幼虫、クモ類などを捕食し、冬場は植物の種子や木の実なども食べるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO400 )
029_240209173tm X900 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 RX10M4.jpg 29.梅とメジロ -3
次はどの花にいこうか。一杯あって迷ってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
030_240209178 X900 ◎保土ヶ谷公園 八重野梅 RX10M4.jpg 30.梅とメジロ -4
八重野梅の木から離れようとしないで、その花から花へ渡っていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
031_240209183 X900 保土ヶ谷公園 ツグミ RX10M4.jpg 31.ツグミ -3
最初にツグミを撮ったときから15分経っている。まだ、ここから離れないでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 213mm ISO640 )

2024年3月11日

梅咲き始めた保土ヶ谷公園 ① 2023年2月9日 横浜市保土ヶ谷区

2月4日~5日に横浜でも雪が降った。その4日後の2月8日、9日と晴天となり、そろそろ梅が開花するのではないかと思い、保土ヶ谷公園へ出かけた。バス通りから辻広場に下りて、下池の方へ歩いていくと、桜ケ丘の北側の日陰のところではまだ、雪が残っていた。
 上池の河津桜はやっと咲き始めである。
 テニスコートのわきを通って、梅園へ行く。全体を見た感じでは、まだ三分咲きというところである。しかし早咲きの白梅は、瑞々しい花を咲かせていた。その花を求めてメジロたちがやってきている。梅の樹の下にはツグミもいた。

000_240209048 X700 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
早咲きの梅が咲き、メジロたちが蜜を吸いに来る 2023年2月9日 県立保土ヶ谷公園

001_240209002 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.雪が残る保土ヶ谷公園
この4日、5日に降った雪は5㎝くらいは積もったのだろうか。しかし、この日は街にはもう雪は残っていない。保土ヶ谷公園の下池の南側は市立桜ケ丘高校がある丘になっていて、その北側の坂は人が歩かないので雪が少しだけ残っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 21mm ISO400 )
002_240209005 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.河津桜の蕾
昨年の11月8日に来た時は、2~3輪だが河津桜が咲いていて狂い咲きに驚いたが、開花が近いこの日はまだほんの数輪しか咲いていなかった。今にも開きそうな蕾がたくさんあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO500 )
003_240209006 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.咲き始めた河津桜
まだ、数輪であるが河津桜が開花していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 17mm ISO200 )
004_240209021 X900 保土ヶ谷公園 梅園 RX10M4.jpg 4.梅園 咲き始めた梅
この梅には玉光枝垂(ギョクコウシダレ)という品種札が掛けられていた。梅は種としての分類は梅として1種であり、学名をPrunus mume という。wikipediaによれば、「梅(学名: Prunus mume)には、500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できる。梅は、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できる。」と記されている。この玉光枝垂は、花梅で緋梅系の枝垂れで紅の一重咲きである。また、CKZ植物辞典では、この玉光枝垂の学名として Armeniaca mume 'Gyokkō-shidare' (=Prunus mume 'Gyokkō-shidare ')と記されていた。

ちょっとわき道にそれるが、亜種と品種はどう違うのかなと疑問がわいた。チョウなどでは、分類学上基本単位である種に派生する別種としては区別できない差異のあるグループを亜種という。例えば、学名コムラサキ(Apatura ilia Denis)の黒色型は、通称クロコムラサキと呼ばれるが、学名はコムラサキの亜種として (Apatura ilia Denis et Schiffermuller)という。亜種は、ある種のうち、分類学的な基準に基づいて別種として区別できるほど大きな差異が認められるわけではないものの、ある程度の識別可能な差異が認められる個体の集団を指さす。一方、品種というのはある種のうち、人工的に改良が加えられ、その形質が固定化された個体の集団を指すのだそうだ。あくまですべての品種は分類学上の基準は種「ウメ」Prunus mumeなのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO200 )
005_240209026 X900 〇保土ヶ谷公園 梅園 呉服枝垂 RX10M4.jpg 5.呉服枝垂(クレハシダレ)
梅の品種群の中では野梅系八重咲きの品種として分類されている。まだ咲き始めである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO640 )
006_240209029 X900 保土ヶ谷公園 梅園 別角晩水 RX10M4.jpg 6.別角晩水(ベッカクバンスイ)
早咲き。野梅系園芸品種。花は淡紅色で花弁の裏が濃い色になる八重咲である。中国の品種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO640 )
007_240209033 X900 保土ヶ谷公園 梅園 田毎の月 RX10M4.jpg 7.田毎の月(タゴトノツキ)
左側に咲いている白い花が田毎の月である。見頃 2月上旬~2月下旬というから早咲きなのだろう。 野梅性一重で 花の大きさは 2.5~3cm 程度 の中大輪、花の色は白色。 咲き出しは花形も丸く、信州更科の棚田の小さな水田の一つ 一つに映る月にまつわる「田毎 (たごと)の月」を思わせるのでこの名があるそうだ。明治時代に、「月の三銘花」(満月・田毎の月・滄溟の月)のひとつとされた。microsoftのcopilotで検索した見たところ、「月の三銘花とは、日本の伝統的な呼び名で、3月に咲く代表的な花を指します。これらの花は、春の訪れを告げる美しい花々で、日本の文化や季節感に深く根付いています。」とあり、3月に咲く花として桜、梅、菜の花が挙げられていた。「月」の意味、MoonとMonthの違いだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 62mm ISO250 )
008_240209038 X900 保土ヶ谷公園 梅園 桜鏡 RX10M4.jpg 8.桜鏡(サクラカガミ)
豊後系の品種で、花は薄紅色の八重で、花が最も大きいウメの一つという。花は2月下旬~3月中旬というから遅咲きなのだろうが、多くの花が開いていた。実はならないそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO320 )
009_240209041 X900 保土ヶ谷公園 長谷川絞り RX10M4.jpg 9.長谷川絞り(ハセガワシボリ)
野梅系の園品種。花は八重咲で咲き始めは淡紅色で咲き進むにつれ白色になり、紅色の絞りが入る。江戸初期に既に「長谷川梅」が有り、それに絞りを現した梅を開発したのであろうと言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 128mm ISO250 )
010_240209045mt X900 〇保土ヶ谷公園 ハクセキレイ RX10M4.jpg 10.ハクセキレイ(白鶺鴒)
決して多くはないが家の近くでも、よく見かける野鳥である。wikipediaで調べてみると、日本では、かつては北海道や東北地方など北部でのみ繁殖が観察されていたが、20世紀後半より繁殖地を関東・中部などへと拡げ、現在は東日本では普通種になっているのだそうだ。都市部などの乾燥した環境にも適応しており、分布域の広がった近年では、コンビニの駐車場やガソリンスタンド、公園や駅のホームなどで餌を食べる様子も観察されている。近所では帷子川の堤や、保土ヶ谷公園上池付近などでもしばしばみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
011_240209055 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 11.待機するメジロ
メジロがヒマラヤスギ?の枝に止まって、何やら梅の花が咲く方向を見て、何処へ行こうかと待機しているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 207mm ISO400 )
012_240209069 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 12.梅の花に来たメジロ -1
この梅は八重野梅(ヤエヤバイ)という品種だと思う。早咲きの品種で見頃であり、葉蜜も豊富なのだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO400 )
013_240209071t X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.梅の花に来たメジロ -2
次はどこの花へ行こうか構えているようだ。メジロの目は怖い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO320 )
014_240209083 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.梅の花に来たメジロ -3
時刻は11時。快晴。気温も12℃くらいまでは上がってきていた。メジロも活発に活動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO400 )
015_240209082t X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.梅の花に来たメジロ -4
この八重野梅には3羽のメジロが来ていた。前の写真と同じ個体である。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO320 )
016_240209090 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.紅梅に来たメジロ
メジロが来ていた紅梅に付けられた品種札を見ると寒紅梅(カンコウバイ)となっていた。咲いている花が少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 151mm ISO500 )

保土ヶ谷公園,梅園,河津桜,玉光枝垂,呉服枝垂,別角晩水,田毎の月,桜鏡,長谷川絞り,ハクセキレイ,メジロ,八重野梅,寒紅梅,

2024年2月17日

シーズン最後のチョウ撮り 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

この先、ムラサキツバメや、ウラギンシジミなどの越冬個体を見ることがあるかもしれないが、チョウの撮影はそろそろ終了と思い、ここのところ頻繁に通っていた保土ヶ谷公園へ行ってみた。まだ、セイタカアワダチソウは咲き残っていて、相変わらずの秋のチョウたちが集まっていた。傷のないアオスジアゲハが元気に飛んでいた。

000_231108086 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに飛来したアオスジアゲハ♀ 2023年11月8日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

001_231108031 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.カタバミの花とヤマトシジミ♂
高温期には縁の黒い部分が広くなっていたが、秋深くなると、その黒い部分は細くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
002_231108032 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型♀ -1
キタテハはほとんどの個体が傷や擦れのない完全な姿だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
003_231108035 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型♀ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
004_231108041 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.イチモンジセセリ 2頭
イチモンジセセリの裏面の銀色の紋は個体差があるようだが、この写真では上の個体は前翅の紋が明瞭であり、下の個体は後翅の斑紋が明瞭である。擦れて色が落ちてしまうこともあるのだろうが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
005_231108044 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.ウラナミシジミ♀ -1
とっさに雌雄を判別するのは難しい。この個体も♂かと思ったが♀だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
006_231108054 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.ウラナミシジミ♀ -2
ウラナミシジミは傷んだ個体が多くなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
007_231108062 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ秋型
翅の表側からは雌雄の判別が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
008_231108066 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.ベニシジミ -1
セイタカアワダチソウには多くのベニシジミが吸蜜に来ていた。雌雄の識別は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
009_231108072 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -2
ベニシジミも擦れた個体が多くなっていた。夏型の名残りを残すオレンジ色に重なる黒い部分が多い。特に春と秋遅くに出てくるベニシジミは、オレンジ色が明るく、黒い部分が少ないので美しい。ベニシジミは1997年(平成9年)11月28日発売の30円普通切手の意匠になった。その切手は2015年(平成27年)9月30日に販売を終了している。切手に描かれている橙色が鮮やかな個体は、添えられている花の絵から春型かと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 78mm ISO160 )
010_231108074 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニとウラナミ RX10M4.jpg 10.ベニシジミとウラナミシジミ
キタテハとともに、セイタカアワダチソウのフィールドで、多く見られた2種だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 81mm ISO400 )
011_231108089 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
11.アオスジアゲハ♀
2023年11月の気温は高く、1日から9日までは連日20℃を超える日だった。この日も暖かくて、日差しの強い日だったのを記憶している。アオスジアゲハも元気だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
012_231108097 X900 ◎保土ヶ谷公園 ムラサキシジミ RX10M4.jpg
12.ムラサキシジミ
保土ヶ谷公園でムラサキシジミを見るのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO400 )
013_231108098 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.ウラナミシジミ♀ -3
裏面と表面を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO800 )
014_231108109tm2 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
14.ベニシジミ 2頭 -1
オレンジ色が鮮やかな個体だった。寒くなってから育った個体であろう。上の個体は翅頂が尖っているので♂だと思う。下の個体はお腹が太く♀なのか。眼は上の個体に向け4ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO500 )
015_231108112 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
15.ベニシジミ 2頭 -2
♂の方が♀の後ろに回った。♀は吸蜜に夢中だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO400 )
016_231108116 X900  ◎保土ヶ谷公園 求愛 RX10M4.jpg
16.ベニシジミ 2頭 -3
後に回った♂が、腹端を曲げて求愛をしている。だが♀の方はストローを伸ばしてまだ吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 200mm ISO500 )
017_231108130 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
17.ウラナミシジミ♂
コセンダングサで吸蜜するウラナミシジミの♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO160 )
018_231108133 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツバメ RX10M4.jpg
18.ツバメシジミ♂
擦れてはいるが尾状突起はしっかり付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO200 )
019_231108151 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
19.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンも秋に多く見られるようになるチョウだ。北へと分布を拡大してきているが、20年~30年くらい前からだろうか、神奈川でも普通に見られるようになっている。昨年(2023年)の夏には上高地でこのチョウを見かけ、驚いたものだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 200mm ISO320 )

2024年2月13日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その3 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区

撮影を続ける。セイタカアワダチソウの群落に飛来したのは、やや大型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハで、あとは小さな、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、そしてシャッターを押せなかったクロマダラソテツシジミの10種だった。

000_231103212tm X700 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg
ウラナミシジミ 交尾 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園

017_231103125 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ斑紋変化 -1
ヤマトシジミの♀。この程度では斑紋異常とは言わないのだろうが、後翅前縁下の2つの黒斑がつながっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
018_231103126 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト斑紋異常 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ斑紋変化 -2
前翅の黒斑も滲んでいるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
019_231103137m x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.ベニシジミ -5
ベニシジミは多くみられた。擦れてしまっている個体も多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
020_231103147m X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -4
♀。越冬して春には産卵し、次世代につなぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231103158tm x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.ベニシジミ -6
これはきれいな個体だった。♂のように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
022_231103160tm X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミの個体数は多かった。関東南部以南の暖かいところで成虫越冬し、6月に産卵、成虫になって発生を繰り返し、秋に向け北上し個体数を増やしていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
023_231103173 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -5
やっと裏面を見れば雌雄が判るようになった。これは♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 )
024_231103188m X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.ウラナミシジミ -2 ♀
綺麗な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 192mm ISO100 )
025_231103199 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -6
ポートレート写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 155mm ISO100 )
026_231103206 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 26.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -1
秋のチョウはコセンダングサにも良く飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
027_231103209 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 27.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
028_231103216t X900 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg 28.ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミの交尾シーンは多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
029_231103226 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 29.キタキチョウ
 従来キチョウとされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ Eurema hecade、南西諸島に分布)とキタキチョウ(Eurema mandarina、本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難である。成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。いつでも、どこにでもいる蝶だ。秋型は翅表は翅頂の黒斑がほとんどなくなり、黄色一色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 220mm ISO100 )
030_231103239tx X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 30.コセンダングサとウラナミシジミ♀
コセンダングサにはウラナミシジミも来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO640 )
031_231103261 X900 〇保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 31.小型犬の集い
梅の開花が待たれる梅林で、若い奥様方4人が小型の犬の散歩の途中で立ち話をされていた。憩いのひとときなのだろう。この秋は甲斐犬、ダルメシアン、など大型犬を散歩させていた女性にも会う機会があり、お声がけして撮らせていただいたが、このグループには声をかけづらかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO2000 )
032_231103266 法性寺 X900 ジュウガツザクラ DSC08135.jpg 32.法性寺 ジュウガツザクラ
この日は保土ヶ谷公園までバスで来ていたので、いつものように帰りは歩いて帰る。法性寺では、毎年、この時期にはジュウガツザクラが咲いている。だが、花の数は少なくちょっと寂しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO1000 )
033_231103272 X900 〇法性寺 カキと鐘楼 DSC08135.jpg 33.法性寺 鐘楼と柿
鐘楼の前に植えられている柿の木には柿がたくさん実っていた。食べられるのかどうかわからない。秋を満喫した一日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO1000 )

2024年2月11日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その2 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区

翌日の11月3日も良い天気だった。一昨年(2022年)も最後にチョウの写真を撮ったのは11月3日保土ヶ谷公園だった。そろそろ、チョウも飛ばなくなると思い、この日も保土ヶ谷公園へ出かけた。ひょっとしたら、民家の庭に植えられたソテツにクロマダラソテツシジミがいるのではないかと思い、星川駅から保土ヶ谷公園の南側の道を歩いて行ったが、その姿はなかった。

000_231103033 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカワダチソウで吸蜜するキタテハ秋型 2023年11月3日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_231103005 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 1.キタテハとコセンダングサ
星川から国道1号へ抜ける道を進み、右の方へ入ると、右手に保土ヶ谷公園が位置する。横浜市立桜ケ丘高校の下に保土ヶ谷公園への入り口がある。そこを入ったところから下池、上池への散策路がある。入ってすぐのところにコセンダングサの群落があり、キタテハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 98mm ISO320 )
002_231103007 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型 -1
  キタテハは雌雄の同定が難しいが、この個体は♂である。日本チョウ類保全協会編のフィールドガイド「日本のチョウ」を見ると、♂は後翅裏面の外側は内側に比べ淡黄色になっているとある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 94mm ISO320 )
003_231103010 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -2
翅表では同定が難しいが、♂の方が縁や斑点の黒と地の緋縅色とのコントラストがはっきりしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 90mm ISO320 )
004_231103012 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 4.キタテハ秋型 -3
前の写真と同じ個体である。どちらかというと♀のような気がする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/500秒 90mm ISO320 )
005_231103025 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.キタテハ秋型 -4
少し下池の方に歩いた。吸蜜に飽きたのか木の幹に止まって開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 155mm ISO400 )
006_231103030 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.キタテハ秋型とセイタカワダチソウ -1
下池から上家へかけての散策路の右側の土手にはセイタカワダチソウが真っ黄色に咲いていた。今が盛りで、虫媒花である花は虫たちを呼び寄せる。黒い斑点がはっきりしていて、これは♂と思える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO160 )
007_231103032 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -2
この個体は♀だ。後翅外縁部が淡黄色にならないで濃い褐色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
008_231103033 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -3
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO250 )
009_231103041 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 9.木に止まるキタテハ秋型 -1
夏型とは異なるこの裏面が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 210mm ISO320 )
010_231103048 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 10.木に止まるキタテハ秋型 -2
前の写真と同じ個体。♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 190mm ISO400 )
011_231103057 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -1
私にとって、この季節にベニシジミを見る機会は今まであまり多くなかった。暖かい地方では念い4~6回発生するというから、珍しいことではないのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
012_231103067 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 12.ベニシジミ -2
裏面は春に見るベニシジミのように鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
013_231103071 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 13.ベニシジミ -3
このチョウも雌雄同定が難しい。♂は♀に比べて前翅頂が尖るというので、これは♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
014_231103091 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンもセイタカワダチソウに来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
015_231103109 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 15.ベニシジミ -4
この個体は少々傷があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
016_231103115 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.セイタカアワダチソウの群落
ご覧の通り、日当たりのよい土手にはびっしりとセイタカアワダチソウが育ち、虫たちが集まって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 14mm ISO100 )

2024年2月 7日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その1 2023年11月2日 横浜市保土ヶ谷区

11月に入ってから近所で撮ったチョウの写真のアップを後回しにしていたが再開する。   昨年11月上旬、横浜は暖かい日が続く。この日も日中は25℃近くになるほどで快晴の日だった。
 保土ヶ谷公園は鮮やかな黄色のセイタカアワダチソウが真っ盛りだった。コセンダングサも咲いている。例年なら、保土ヶ谷公園の近くの明神台公園で、キバナコスモスに来るチョウを撮って楽しむのだが、昨秋はすっかりそのキバナコスモスが公園の整備で刈られてしまっていて、花がないのが残念だ。
 しかし、保土ヶ谷公園の下池、上池の近くの土手に咲くセイタカアワダチソウには秋のチョウが多かった。

000_231102022 X700 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
セイタカアワダチソウに来たキタテハ秋型 2023年12月2日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_231102003 X900 保土ヶ谷公園 イチョウ G7X.jpg 1.イチョウ坂の銀杏
特に日当たりのよいところのイチョウは黄色くなっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO160 )
002_231102005 X900 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 2.キタテハ秋型 -1
バス通りから下りて来て、下池の少し手前には、コセンダングサが咲くところがある。秋にはこの花に、キタテハや、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミなどが集まって来る。晩秋に入ると赤銅色の秋の装いになったキタテハ秋型が多くなる。私はこのキタテハの秋型が好きだ。コセンダングサ(小栴檀草)は空き地などでよくみられる黄色い小さな雑草の花だが、チョウが好む。花が終わると先端にある棘が衣服などに付きやすく、ひっつき虫である。今シーズンは花が咲くのが少し遅かったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_231102006 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -2
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は花粉症の元凶であるブタクサと似ているため間違えられることが多いが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く、形状も風で飛ぶのには不適であるため花粉症とは無関係であると考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO200 )
004_231102014 X900 保土ヶ谷公園 ウラナミ RX10M4.jpg 4.ウラナミシジミ(上)とベニシジミ
セイタカワダチソウには、シジミチョウの仲間も吸蜜に来る。クロマダラソテツシジミの寒冷期型と思しき姿も目撃したのだが、撮りそこなってしまい、二度と現れてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 192mm ISO160 )
005_231102017 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 5.キタテハ秋型 -3
セイタカワダチソウの黄色はレモンイエローではなく、タンポポ色である。鮮やかな黄色であり、キタテハ秋型の赤銅色を浮き立たせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 250mm ISO250 )
006_231102018 X900 △保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 6.飛び立つウラナミシジミ
ウラナミシジミも秋になると多くなるチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
007_231102034 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 7.ウラナミシジミ -1
吸蜜するウラナミシジミ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 160mm ISO200 )
008_231102036 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 8.キタテハ秋型 -4
表も裏も魅力的だ。雌雄を同定するのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
009_231102038 X900 〇保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -1
いままで、ベニシジミをこの時期に見ることは多くなかった。暖かいところでは年3〜4回の発生だが、夏型は橙色の部分が黒くなる。だが、この個体のオレンジ色は明るい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
010_231102039 X900 〇保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 10.ベニシジミ -2
ベニシジミもセイタカアワダチソウによく似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
011_231102046 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニシジミ RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -3
前の写真の個体と色彩が異なる。前翅の形から♀のように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
012_231102058m X900 〇保土ヶ谷公園 河津桜 RX10M4.jpg 12.河津桜開花
まだ、11月の初めである。上池から下池へと流れるせせらぎの傍に植えられている河津桜が開花していた。wikipediaを見ると「東京の花期は通常は2月から3月上旬で、稀に早い年には12月に開花することもある。」と記されていた。11月初めの開花は「狂い咲き」であろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 13mm ISO800)
013_231102061 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンもセイタカアワダチソウの花に来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO200)
014_231102068t X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 14.キタテハ秋型 -5
コセンダングサにも来た。裏面にも味がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO125)
015_231102069 X900 △保土ヶ谷公園 チャバネ RX10M4.jpg 15.チャバネセセリ
チャバネセセリやイチモンジセセリもセイタカアワダチソウに集まって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 190mm ISO200)
016_231102072 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 16.キタテハ秋型 -6
キタテハの雌雄の判定は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO125)
017_231102078 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツバメ RX10M4.jpg 17.ツバメシジミ♂
ブルーの美しいチョウだ。ヤマトシジミやルリシジミに比べると見る機会は少ない。裏面の尾状突起あたりの橙色の斑紋が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO180)
018_231102084 X900 ◎保土ヶ谷公園 ベニ RX10M4.jpg 18.ウラナミシジミ -2
キタテハの秋型とともに平地の秋を代表するチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 31mm ISO160)
019_231102086 X900 保土ヶ谷公園 マユミ RX10M4.jpg 19.マユミ(檀・真弓)
上池から下池へ流れるせせらぎの途中に、マユミの小さな木がある。淡紅色の実が成っていた。美しい色だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels 絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 50mm ISO1600)
020_231102091 X900 保土ヶ谷公園 セイヨウマユミ RX10M4.jpg 20.マユミの実
wikipediaによれば、「淡紅色の果実は熟すと4つに裂けて、中から赤い種子が現れる。秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木としても親しまれ、盆栽に仕立てられることもある。果実は有毒であるが、春の新芽は山菜として利用される。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 196mm ISO1600)

2024年1月28日

保土ヶ谷公園のカワセミと、横浜ビジネスパークのプラタナスの紅葉 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

イチョウ坂の黄葉と、辻広場のカエデの紅葉は見応えがあった。そして上池へ歩いていく途中、河津桜の枝にポツンと小さなサクランボが付いていたのに驚いた。
 上池でカワセミでもいないかと目を凝らすと期待に応えてくれた。どこからか飛んできたカワセミが池の向こう側に茂る枯れた水草の枝にとまったのだ。いったん飛び立ったが、また近くでとまった。エサを探しているようだったが、池にダイブすることはなかった。
 上池からテニスコートの脇に上がり、梅林の方へ歩く。そこからは上池から下池への遊歩道が見下ろせるが、そこで絵を描いている人もいた。もう一度、辻広場へ下りてカエデの紅葉を撮って、バス通りの下を潜る地下道を通って駐車場へ戻った。昼の時間になったので、横浜ビジネスパークへまわり、昼食にした。ここで見たプラタナスの紅葉は真っ赤に染まり、例年になくきれいだった。この日は充実した散策となった。

000_231213147 X700 ◎保土ヶ谷公園 上池 ガマ・ミズクサ RX10M4.jpg
池の周囲に生えるガマにとまったカワセミ 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

001_231213101 X900 保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 1.上池に来たカワセミ♀ -1
下池から河津桜の傍を歩いて、上池へと歩いていたら、後ろからカワセミが弾丸のように飛んできて、池の周りに自生するガマ(蒲、香蒲)にとまった。急ぎ足で近づき、まず飛び立たないうちに撮った。背中がメタリックブルーに輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 94mm ISO200 )
002_231213102tm X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 2.上池に来たカワセミ♀ -2
ズームレンズを伸ばして、さらに近づく。じっとして池の水面を見ている。エサを探しているのだ。旨くすると池の飛び込むところが撮れるかもしれない。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
003_231213109 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 3.上池に来たカワセミ♀ -3
ガマの茎にしっかりとまっている。池や沼、川の岸辺などの浅い水辺に自生するガマの花期は夏の6 - 8月であるが、wikipediaによれば、花が終わると、雄花は散って軸だけが穂の上に立ち、雌花穂は茶褐色になって太さも1.5 - 2cmと太くなり、ソーセージに形が似たいわゆる「ガマの穂」になる。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は、長い果柄の基部に穂綿となる白い毛がつき、先端の花柱が色づくと記されている。ガマは水生植物のうち、水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが、茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ているガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。別名、ミズクサともいい、古くはカマとも呼ばれていたそうだ。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。花粉は蒲黄(ほおう)とよばれ、薬用にされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
004_231213120 X900 △保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 4.上池に来たカワセミ♀ -4
脚の位置を変えて腹側のオレンジ色を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
005_231213125 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 5.上池に来たカワセミ♀ -5
脚の位置を変えた後、すぐ飛び立ったが、また戻ってきて近くのガマにとまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 178mm ISO125 )
006_231213131m X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 6.上池に来たカワセミ♀ -6
この個体は嘴の下がオレンジ色の♀である。♂は嘴の下側が黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
007_231213138 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 7.上池に来たカワセミ♀ -7
保土ヶ谷公園の上池でカワセミに遭遇するのは2度目である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
008_DSC09479 X900.jpg 8.上池から下池を眺める
手前の上池からせせらぎが下池へと流れる。上池にはカルガモが住み着いていたが、この日は見られなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
009_DSC09491 X900.jpg 9.イロハモミジ
上池の先を右へ上がってテニスコートのわきの道を、上池を見下ろしながら梅林の方へと歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO250)
010_X900 DSC09494 X900.jpg 10.暖かい日差しを浴びて -1
梅林の先を下池へと下りる。時刻は11時半を過ぎていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100)
011_DSC09498 X900.jpg 11.暖かい日差しを浴びて -2
あまり鮮やかではないが、紅葉した木々を眺めながら木製の階段を下る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250)
012_DSC09501 X900.jpg 12.暖かい日差しを浴びて -3
南側の丘の上には横浜市立桜ケ丘高校がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 9mm ISO100)
013_DSC09507 ミズキ X900.jpg 13.ミズキ(水木)の黄葉
PictureThisで検索してみると、これは落葉広葉樹のミズキだった。5月~6月には白い花を咲かせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125)
014_DSC09511サクア X900.jpg 14.桜の黄葉
この秋の桜の葉はきれいに黄葉している。PictureThisでは桜の品種までは同定できない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO125)
015_DSC09526 X900.jpg 15.辻広場の紅葉 -1
辻広場からバス通りの下を潜って噴水広場に抜けるトンネルがある。その前に紅葉をもう一度眺めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 42mm ISO320)
016_DSC09529 X900.jpg 16.辻広場の紅葉 -2
既に落葉も多くなり、地面を覆っている。そろそろ紅葉の季節も終わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO250)
017_DSC09539 X900.jpg 17.ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星躑躅)
和名の漢字は難しいが、「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものだ。満天星の表記は本種の中国語名の表記をそのまま引用し和名のドウダンツツジの読みを充てたものだそうだ。低木の落葉広葉樹で、大きくても3mほどというが、この2本のドウダンツツジは、よく道路わきなどで見かけるそれより大きかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 46mm ISO250)
018_DSC09543 ナンテン X900.jpg 18.ナンテン(南天)も真っ赤に紅葉
南天は常緑広葉樹の低木であるが、園芸種では形や色に変化があり、冬にはこのように葉が赤くなる品種がある。駐車場の入り口に植えられていたナンテンは高さは50cm~60cmであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 174mm ISO200)
019_DSC09546 X900.jpg 19.横浜ビジネスパーク(YBP)
昼どきになったので、車で天王町の横浜ビジネスパークへ行って、昼食にした。ここのプラタナスの紅葉がどうなっているかも見たかったのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO100)
020_DSC09551 X900.jpg 20.プラタナスの紅葉 -1
6~7本のプラタナスが植えられている。その中で2本ほどがまだ、真っ赤になった葉を付けていた。プラタナスはスズカケノキ科の落葉高木で街路樹・庭園樹として広く用いられている。wikipediaによれば、プラタナスは外来種であり、和名はスズカケノキ。スズカケとは篠懸、もしくは鈴懸とも書き、山伏の装束のことであるとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO100)
021_DSC09558 X900.jpg 21.プラタナスの紅葉 -2
葉の紅葉も変化がある。下から見上げるようにして撮った。こんな見事なプラタナスの紅葉を見るのは初めてである。毎年ツマキチョウを撮りに行く小石川植物園に背の高いプラタナスの木があるが、そこではどのようになっているのか見てみたかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 24mm ISO125)
022_DSC09577 X900.jpg 22.プラタナスの紅葉 -3
クロスフィルターを付けて撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 31mm ISO100)
023_DSC09585 X900.jpg 23.キッチンカー
プラタナス並木の前にキッチンカーが止まっていて、お客さんも来ている。11時半から午後2時まで出店しているようで、日を変えて何店かがエントリーしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 39mm ISO125)

2024年1月24日

保土ヶ谷公園 銀杏並木と紅葉 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

昨年の12月13日、良い天気だった。保土ヶ谷公園の銀杏並木と、辻広場あたりの紅葉も良いころだと思い行ってきた。いつもはバスに乗っていくのだが、この日は杖を突く奥さんを乗せて、マイカーで行った。駐車場は十分広い。
 駐車場に車を入れ、まずバス通りのイチョウ坂と呼ばれている銀杏並木を見に行く。見頃のときで、散策路は銀杏の落ち葉で埋め尽くされていた。
 この日は光の筋を表現できるクロスフィルターを試してみた。光源に対して光の筋が、例えば上下左右の4方向に写し込める。太陽に向けて撮ると、その効果が出た。
 バス通りから、辻広場の紅葉を見て、下池、上池へと歩いた。辻広場の紅葉はきれいだった。11月8日に来た時は河津桜が咲いていて驚いたが、この日はそのサクランボを初めて見た。
 上池ではカワセミがいた。

000_231213083 X700 ◎保土ヶ谷公園 辻広場 RX10M4.jpg
辻広場のカエデの紅葉 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区 県立保土ヶ谷公園

001_231213001 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 1.イチョウ坂の銀杏並木 -1
横浜新道の入り口を左折して明神台の方へ上がっていくと、右側にこの銀杏並木が現れる。保土ヶ谷公園の駐車場に車を置き、まず、イチョウを見ようと戻ってきた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 31mm ISO100 )
002_231213007 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 2.イチョウ坂の銀杏並木 -2
樹の下は落ち葉で黄色くなっている。写真で左側に見える遊歩道から、3頭の中型犬をリードを付けて散歩させている女性が上がってこられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 18mm ISO125 )
003_231213009 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 3.イチョウ坂の銀杏並木 -3
バス通りは写真の左側にあり、右側の道を上がっていくと保土ヶ谷公園に入る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO160 )
004_231213011 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 4.イチョウ坂の銀杏並木 -4 クロスフィルター
クロスフィルターを試してみた。思い切ってお日様を画面に入れてみる。露出はカメラ任せだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 21mm ISO100 )
005_231213035 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 5.イチョウ坂の銀杏並木 -5 犬の散歩
先ほどの3頭の犬が、飼い主さんに連れられて上がってきた。何という犬種だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 37mm ISO320 )
006_231213021 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 6.甲斐犬2頭
飼い主の方とお話しした。写真を撮らせてもらうお許しもいただく。3頭の愛犬は、この2頭が甲斐犬で、もう1頭は3頭の中で一番若い甲斐犬と秋田犬とのハイブリッドだそうだ。甲斐犬は、元来、山梨県南アルプスの山岳地帯でイノシシやカモシカなどの獣猟、それに伴う諸作業に使用されていた敏捷な犬だという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO400 )
007_231213027 X900 保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 7.甲斐犬と秋田犬のハイブリット
こちらは甲斐犬と秋田犬のハイブリットだそうだ。体格は甲斐犬よりも大きい。落葉の上に座って気持ちよさそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO320 )
008_231213046 X900 〇保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 8.イチョウ坂の銀杏並木 -6 犬の散歩
リードは付いているものの愛犬たちは行きたい方向へ行こうとするので、飼い主さんも大変なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 13mm ISO100 )
009_231213045 X900 〇保土ヶ谷公園バス通り RX10M4.jpg 9.イチョウ坂の銀杏並木 -7 幼稚園の子供たち
先生に引率されておしゃべりをしながら銀杏の下を上がっていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 9mm ISO100 )
010_231213059 X900 保土ヶ谷公園 ドウダンツツジ RX10M4.jpg 10.ドウダンツツジの紅葉 -1
イチョウ坂を上がり、バス通りの横断歩道を渡る。小さな運動広場を抜けて、辻広場に出る。途中、ドウダンツツジが見事に紅葉していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 20mm ISO100 )
011_231213056 X900 〇保土ヶ谷公園 ドウダンツツジ RX10M4.jpg 11.ドウダンツツジの紅葉 -2
例年になく色濃く紅葉したドウダンツツジを見ることが出来た。糖とアミノ酸が化学反応を起こす形でアントシアニンという色素が作られるからと聞き及んでいるが、アントシアニンは光合成をすることで進んでいくので日光浴ができないといけない。横浜地方気象庁の資料を見ると、この秋は気温が高く、日照時間が多かった。また、台風が来ると葉が傷み黒ずんで落ちたりして、紅葉の時に葉が淋しい状態になる。今シーズンの紅葉が綺麗なのは、気温、日照条件に加えて、台風の影響が少なかったことも、きれいな紅葉が見られることにつながっているのではないだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 26mm ISO100 )
012_231213061 X900 〇保土ヶ谷公園 辻広場 イロハモミジ RX10M4.jpg 12.辻広場 カエデの紅葉 -1
辻広場は紅葉が綺麗な憩いの場であるが、カエデの紅葉が美しかった。これはイロハモミジである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 12mm ISO100 )
013_231213067 X900 ◎保土ヶ谷公園 辻広場 イロハモミジ RX10M4.jpg 13.辻広場 カエデの紅葉 -2
いつもはベンチに座って読書をしたりする人がいるのだが、この日は人がいなかった。すでに落葉が始まっていて、地面を染めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 )
014_231213078 X900 ◎保土ヶ谷公園 辻広場 ダルメシアン RX10M4.jpg 14.辻広場 カエデの紅葉 -3 愛犬の散歩
ここでも自慢の愛犬を散歩させているご婦人がおられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/500秒 9mm ISO100 )
015_231213085tm X900 保土ヶ谷公園 辻広場 ダルメシアン RX10M4.jpg 15.ダルメシアン
写真を撮らせてくださいとお願いした。このワンちゃんの犬種はダルメシアンだそうだ。原産はクロアチアのダルマチア地方と考えられている。映画「101匹わんちゃん」で有名で、活動的な大型犬である。誕生時には真っ白な被毛で、徐々にスポット(斑)模様が現れるそうだ。遺伝的に難聴になりやすく、難聴の場合は臆病になりやすいという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 217mm ISO400 )
016_231213087 X900 ◎保土ヶ谷公園 下池 RX10M4.jpg 16.下池
下池、そこから上池方面を眺める。小さなカエデの木が池の水に映って絵になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO200 )
017_231213093 X900 〇保土ヶ谷公園 下池 RX10M4.jpg 17.木漏れ日
木漏れ日というにはお日様の光が強すぎる。クロスフィルターで虹色が出た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 36mm ISO100 )
018_231213098 X900 〇保土ヶ谷公園 上池 河津桜の実 RX10M4.jpg 18.河津桜のサクランボ
見たとき「あれ、何だろう」と思った。この木は、ここに10年位前に植えられていて、いまは立派に花を咲かせている河津桜の木である。10月27日に来た時には、数輪の花を咲かせていたので驚いたものだ。wikipediaによれば、河津桜は「オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑した種であり、オオシマザクラ由来の大輪の花と、カンヒザクラ由来の紫紅の花弁の色と早咲きが大きな特徴である。東京の花期は通常は2月から3月上旬で稀に早い年には12月に開花することもある。」と記されている。 「LOVEGREEN」という園芸、ガーデニングの情報サイトに、河津桜のサクランボについての記述があり、それによると「河津桜は花後に実がなることもありますが、たわわに実るというようなことはありません。よく見ると少しだけさくらんぼができていた、というくらいです。」とあった。花後に実が成るのなら、10月27日に咲いていた花の跡に実が成ったのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 220mm ISO160 )

2023年12月15日

星川駅から保土ヶ谷公園南側へ 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区

 10月21日に保土ヶ谷公園の東側に位置する家内の姉がいる施設の近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。ひょっとして保土ヶ谷公園、あるいはその周辺にもいるのではないかと思い、この日、歩いてみることにした。
 まずは、先日見かけたソテツの木が植えられているところへ行ってみたが、その姿はなかった。そこをまっすぐ先へ歩くと保土ヶ谷公園のバス通りの下の辻広場や、下池、上池のあるエリアに入れる。
 コセンダングサが咲き、しばらく行くと、下池の先の右側の土手にはセイタカアワダチソウの群落がある。濃い黄色鮮やかに咲いていた。

000_231027031 X700 河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg
せせらぎに植えられた河津桜が開花 2023年10月27日 横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷公園

001_231027004 X700 柿と崖 星川 G7X.jpg 1.崖と柿の木
保土ヶ谷辺りは起伏の多いところである。大雨が降った際には、土砂災害の避難勧告が出されるところもある。この写真の右上の高いところは、保土ヶ谷公園の方向だと思う。しっかりとコンクリートの擁壁で保護されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO160 ) 
002_231027007t X900 ウキツリボク 星川 G7X.jpg 2.ウキツリボク(浮釣木)
星川から相鉄線を超えて進むと、沿道に建つ家の庭に植えられた数々の花が眺められる。これは、ウキツリボクで、まっすぐ吊り下げたランタンに見立てられる赤と黄色のコントラストが鮮やかな花を咲かせ、温室栽培や、鉢植え・地植えの庭木として観賞用に栽培される。花弁の一部にも見える鮮赤色の部分が見える萼の写真の状態から、筒状で5つに裂けるその萼の中から、5枚の鮮黄色の花弁がのぞく。写真は、赤い萼が裂ける前だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
003_231027012 X900 〇ツバメ 星川 G7X.jpg 3.ツバメシジミ♂
ヤマトシジミかと思ったら尾状突起があり、ブルーも鮮やかだ。ツバメシジミだ。ヤマトシジミより見る機会は少ない。G7Xでチョウの写真を撮るのにだいぶ慣れてきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
004_231027017 X900 ソバ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 4.ソバ(蕎麦)の花
保土ヶ谷公園の南西端にあたる公園では最も低いところに入った。野生化しているソバの花が咲いていた。畑に真っ白に咲くソバの花は見る機会があるが、ポツンと咲いているのは初めて見た。ソバの花は茎頂や枝先に短い総状花序を出し、白色か淡紅色で、花には、花弁がなく、萼が深く5つに裂けて、短期間で開花結実するという。 ソバの実は三角錐形。花期は8〜10月。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO200 )
005_231027021 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 5.キタテハ秋型 -1
きれいな秋型のキタテハがいた。コセンダングサで吸蜜する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
006_231027023 X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 6.キタテハ秋型 -2
夏型に比べて翅が大きくくびれた形をしていて精悍な感じがする。シータテハの秋型を想起させる。この個体は多分♂だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_231027029 X900 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 7.赤い帽子の子供たち
引率された子供たちが下池から上池へと歩いている。その右側に、季節外れに数輪咲いたカワズザクラの木が数本ある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_231027037 X900 〇河津桜 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 8.季節外れに咲いたカワズザクラ
このカワズザクラの木がここに植えられたのはそれほど前のことではない。10年位前だろうか。はじめのころは目立たなかったが、毎年どんどん成長して高さ4〜5mになっている。通常2月に開花するのだが、今、数輪が開花していた。自宅近くのソメイヨシノといい、このカワズザクラといい、今年は少し変である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 10mm ISO125 )
009_231027046 X900 〇ウラナミ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 9.キタテハ秋型の裏面
キタテハの秋型は夏型に比べて、色が濃く、赤銅色は逞しく見える。好きな姿だ。セイタカアワダチソウが良く似合う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
010_231027053 X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 10.ウラナミシジミ♀ -1
上池のバス通り側(テニスコート側)の斜面にセイタカアワダチソウが咲いていて、そこに秋のチョウが集まってきていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
011_231027054t X900 ◎ウラナミ セイタカアワダチ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 11.ウラナミシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いてくれた。♂との違いがよくわかる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
012_231027066t X900 ◎キタテハ 保土ヶ谷公園 G7X.jpg 12.コセンダングサのキタテハ秋型 -1
この個体は♀のように見える。キタテハ秋型の裏の模様のグラデーションは繊細だ。♀の方が色が濃いように思える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
013_231027078 X900 ◎保土ヶ谷公園 ツマグロ G7X.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂
セイタカアワダチソウにはツマグロヒョウモンも来る。この花は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で、虫媒花である帰化植物だそうだ。よく似ているといわれるブタクサとは違う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
014_231027083 X900 〇保土ヶ谷公園 キタテハ G7X.jpg 14.コセンダングサのキタテハ秋型 -2
いずれも黄色い花だが、キタテハはセイタカアワダチソウとこのコセンダングサが好きなようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )
015_231027088 X900 星川 トキワサンザシ G7X.jpg 15.トキワサンザン(常磐山査子)の実
星川へ戻る道筋で、見たことのない黄色い実をつけた木があった。似た仲間にタチバナモドキやカザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)があり、合わせてピラカンサと呼ばれるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250)
016_231027092 X900 峰岡公園 ヤマト G7X.jpg 16.ヤマトシジミ♀
いつもの小さな公園に寄った。チョウの数は少ない。裏面が黄色味を帯びたヤマトシジミがいた。♀だろうと思う。この小さな公園のヒャクニチソウとセンイチコウもそろそろ終わるのか。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO250)