2012年6月アーカイブ: Studio YAMAKO

2012年6月29日

舞岡公園 6月4日 トップシーズン始まる


 舞岡公園が輝くシーズンが始まった。春先は少ないと思っていた蝶も、個体数こそ多くはないが、多くの種が発生している。とくに平地産ゼフィルスのシーズンで、その写真を撮りに来られる方も多い。すっかり、平地産ゼフィルスが見られる公園として、有名になったようだ。6月4日、この日、私はゼフィルスには会えなかったが、コムラサキを見ることができた。舞岡公園にいるとは聞いていたが、私にとっては、舞岡公園で初めて見るコムラサキだった。

テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ
路上で吸水をしているテングチョウがいた。なかなか落ち着かず、タッチ・アノド・ゴーを繰り返す。お陰で翅表が見えるようにカメラに収まってくれた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 2.コミスジ
コミスジも多く飛んでいる。コミスジはだいぶ擦れてきている個体が多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリは少なくなった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -1;クリックすると大きな写真になります 4.アカボシゴマダラ春型 -1
♀だと思う。春型はアカボシゴマダラという名の所以である後翅の赤いドットが現れない個体が多いが、この個体では薄らではあるが、はっきりと赤いドットが現れている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -2;クリックすると大きな写真になります 5.アカボシゴマダラ春型 -2
4.と同じ個体。春型のアカボシゴマダラは白いが、その'白さ'の程度は幅がある。この個体はちょうど中間ぐらいの'白さ'で翅表の黒い筋が濃い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.キタテハ
今年、成虫になったキタテハ夏型である。初々しい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.キタキチョウ
キタキチョウの個体数は多い。反面、今年は、モンキチョウが少ないように思う。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 8.コムラサキ
はじめ、道端の木に纏いつくにように飛んでいたので、サトキマダラヒカゲかと思った。しかし、飛びかたが少し違う。そのうち、谷戸に向かって伸びている枝に止まった。コムラサキの♂だった。良い位置に止まってくれているのだが、少々距離がある。私にとって舞岡公園初のコムラサキだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン飛翔;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン飛翔
蕾が下を向くハルジオンの花に、タッチ・アンド・ゴーするツマグロヒョウモンの♂。連写で撮った中の1枚だが、もう少し、ピントが合えばよかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカツメクサに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 10.アカツメクサに来たツマグロヒョウモン
羽化したばかりのピカピカの♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 11.モンシロチョウ
普段あまりカメラを向けることが無いモンシロチョウだが、とても初々しかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン開翅 12.ツマグロヒョウモン開翅
きれいな♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 13.コムラサキ
谷戸のあぜ道を歩いていると、再びコムラサキに出会った。鳥の排泄物を吸っているようだ、先ほどの♂と同じ個体かどうかわからない。良い写真ではないが、撮れたのはこの日の収穫だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA640 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 14.サトキマダラヒカゲ
この蝶も普段あまりカメラを向けることが少ないが、この個体は擦れのないきれいな個体だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA640 ) 露出補正 なし


2012年6月25日

田貫湖(富士山西麓)で撮った蝶たち 6月2日


 5月31日~6月2日に伊豆、富士五湖を巡るドライブ旅行をしたが、その最後の行程で、富士山の西麓にある田貫湖に寄った。最終日の6月2日は河口湖を出発して、本栖湖を見て、139号線で朝霧高原を走り、田貫湖へ着いた。田貫湖の北側の湖畔にキャンプ場があり、釣りをしている人たちがいた。その駐車場に車を停め、蝶はいないかと少し歩いてみた。すると、キャンプ場のバンガローがあるところで、ツマキチョウの♀を発見。そこにはノアザミの花もたくさん咲いていて、ウスバシロチョウや、ヒメキマダラセセリ、オナガアゲハ、ウラギンヒョウモンなどが飛んでいた。同行者を待たせているので、ほんの20分ほどだったが、蝶の写真を撮ることができた。

コウゾリナで吸蜜するツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 1.コウゾリナで吸蜜するツマキチョウ♀
この春はあまりツマキチョウを撮るチャンスに恵まれなかったが、もう、6月というのに、ここではツマキチョウが飛んでいた。これは♀だが、♂もまだ飛んでいる。実はこの黄色い花の名前が解からなかった。n-shuhei さんに教えていただいた 「この花の名は?掲示板」というサイトにこの写真を投稿したところ、10分も経たぬうちに返事をいただくことができた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.ウスバシロチョウ
いまだにハルジオンかヒメジオンか良くわからないが、これはどうやらヒメジオンのようだ。ウスバシロチョウはこの花が好きだ。はじめは目に着かなかったが、数頭のウスバシロチョウが、あちらこちらで花に止まり吸蜜していた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメキマダラセセリ
ノアザミには沢山のヒメキマダラセセリがいた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.ダイミョウセセリ
きれいなダイミョウセセリだった。このレンズ(SIGMA 17-70mm macro)、開放でもなかなか写りが良い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンヒョウモン♂
新鮮なウラギンヒョウモンがノアザミに来ていた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン開翅;クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンヒョウモン開翅
5.と同じ個体。ウラギンヒョウモンも、ノアザミもピカピカだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ヒメキマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメキマダラセセリ♂
コキマダラセセリと良く似ているが、本種は表の前翅外縁が幅広く、鮮明なので区別できる。また、コキマダラセセリは分布が限られている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ニガナで吸蜜するウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ニガナで吸蜜するウスバシロチョウ
ツマキチョウが止まっていた黄色い花と同じように見えたが、良く見ると違う。そこで、この花の名も「この花の名は?掲示板」で教えていただいた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 9.ウスバシロチョウ♀
この位置から見ると、なかなか♂と♀の区別がつきにくいが、♀のような気がする。まだまだ傷んでないきれいな個体だ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 10.ウスバシロチョウ♂
ウスバシロチョウは多くの個体がいた。余裕があったので、G12でなんとか湖を背景に撮ろうと思った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年6月22日

富士山を左回りに一周 5月31日~6月2日 2/2 河口湖から本栖湖・田貫湖へ


 第3日目、6月2日の朝は4時半に目が覚めた。すでに空は明るくなっている。前の日に山中湖で立ち寄ったDOG Cafeの奥さんが、明日は朝早いうちは富士山が見えると思います・・・と言っていたが、その通り、富士山ははじめてその全容を見せてくれていた。朝食前に湖畔を歩いたが、湖面に映る富士山も見ることができた。
  この日はこれから本栖湖へ行き、朝霧高原、田貫湖を巡って、国道139号線(富士宮道路)を走って新富士ICから新東名に入る。駿河湾沼津SAはこの日も混雑していて素通りせざるを得なかった。海老名SAで給油して、順調に東京へ帰りついた。

11.姿を見せてくれた富士山
朝4時40分、'KUKUNA'の部屋から富士山が見えた。裾のほうに雲が流れているが、山頂は見えている。今回の旅行で初めて見る富士山の頂だ。ベランダから下を眺めると、ホテル、旅館、民宿に泊った人たちが、この富士山を見に湖畔に出てきている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
姿を見せてくれた富士山;クリックすると大きな写真になります
12.湖面に映る富士山
朝飯前に私も湖畔を歩いてみることにした。ボートに乗って釣りをする人がいる。富士山が湖面に映って揺れていた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
湖面に映る富士山;クリックすると大きな写真になります
13.魚が泳ぐ
湖畔を河口湖大橋の方へ歩いてみる。岸に近い湖の水は決して澄んでいるとは言えないが、30cmくらいの魚が泳いでいるのが見える。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
魚が泳ぐ;クリックすると大きな写真になります
14.富士山全容
河口湖大橋の方へ歩いて眺める富士山は、左手に見えていた手前の山裾が外れて、ほとんどその全容が見られる。時間は6時半ごろ。頂近くに少し雲が出てきた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
富士山全容;クリックすると大きな写真になります
15.ブラックバス
'KUKUNA'の前まで戻ってきた。岸辺で釣りをしていた人が、大きな魚を釣り上げた。ブラックバスのようだ。もっと低い位置から撮れば富士山が写し込めたかもしれない。後の祭りである。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ブラックバス;クリックすると大きな写真になります
16.富士山は雲に隠れる
8時10分過ぎ、宿の部屋に戻って富士山の方向を眺めると、富士山はすでに雲で姿を隠していた。この日はこの後、富士山を見ることは出来なかった。DOG Cafeの奥さんが、明日は朝早いうちは富士山が見えると思います・・・と言っていたことは正しかった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
富士山は雲に隠れる;クリックすると大きな写真になります
17.仏光山本栖寺
朝食を終え、河口湖大橋を渡って、本栖湖入口から、本栖湖を一周する道路に入った。途中に 仏光山本栖寺があった。このお寺は、台湾を本山とする仏光山の分院で、臨済宗仏光山本栖寺という。建物は、日本モーターボート競走会の研修施設として使用されているそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
仏光山本栖寺;クリックすると大きな写真になります
18.千円札の裏面
現行の千円紙幣の裏に、富士山と湖が画かれているが、そのビュー・ポイントがここだ。今日は残念ながら富士山を見ることはできない。

上:Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
下:Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
千円札の裏面;クリックすると大きな写真になります
19.本栖湖の湖底清掃
この日は、本栖湖周回道路のあちらこちらで、潜水服を来て、ボンベを背負った方々を見かけた。伺ってみると、ゴミ掃除をされているとのこと。富士山周辺は世界遺産登録を控え、富士山をきれいにするボランティア活動が行われている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
本栖湖の湖底清掃;クリックすると大きな写真になります
20.田貫湖
カーナビをセットして、 田貫湖 へ向かう。県道414号線から田貫湖に入る道路を進むと、田貫橋のところで通行止めになっていた。昨年9月の台風による被害だそうだ。工事事務所迄歩いて行って、迂回路を尋ねた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/200秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
田貫湖;クリックすると大きな写真になります
21.田貫神社
教えていただいた迂回路を行き、田貫湖畔に出た。田貫神社への道と、休暇村富士への道とに別れるが、田貫神社の方へ進んだ。その昔「炭焼き藤次郎」が沼を開墾し一財を築き炭焼き長者と呼ばれ、これに因み「長者ヶ池」と呼ばれていたそうだ。1384年に富士山本宮浅間大社神主の田貫次郎実長がこの地に隠居すると「田貫沼」と呼ばれるようになり、湖畔北側に祀られているのが、この田貫神社だ。「田貫沼」は、1935年になると灌漑用に貯水工事が始まり、1949年に「田貫湖」に改称されている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
田貫神社;クリックすると大きな写真になります
22.田貫湖畔
田貫湖は釣り人も多い。右手の奥がキャンプ場になっている。キャンプ場の方へ行って見た。事務所の裏側に空き地があり、ノアザミがたくさん咲いている。蝶が飛んでいた。かみさんと、かみさんの兄をしばらく待たせて写真を撮った。撮った蝶は後日、アップする。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
田貫湖畔;クリックすると大きな写真になります
23.田貫湖畔の散策路
湖畔では釣りをする人たちがいて、遊歩道が整備されている。しかし、車はキャンプ場が行きどまりで一周することは出来ない。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
田貫湖畔の散策路;クリックすると大きな写真になります
24.休暇村富士
家内がご近所の方から「田貫湖へ行くなら是非寄ってみよ」と薦められていた 休暇村富士 に行きたいという。場所が良くわからないのでキャンプ場の案内板を見る。キャンプ場からまっすぐ行くと近いのだが、車で入れないので、田貫湖をぐるっと回って到着した。立派な建物だ。この写真はティーラウンジから田貫湖を眺めたところ。この湖畔がダイアモンド富士の撮影ポイントだそうだ。ダイアモンド富士は4月と8月に見られるとのこと。是非一度、泊ってみたいところである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
休暇村富士;クリックすると大きな写真になります

2012年6月19日

富士山を左回りに一周 5月31日~6月2日 1/2 伊豆から河口湖へ


 毎年恒例になっている家内の兄、姉との2泊3日のドライブ旅行を今年も計画した。姉は不参加となり、私たち夫婦と家内の兄の3人となった。今年も戸田温泉の 「ときわや」 に泊るが、翌日、どこを廻ろうかと考えた結果、はじめてのところへ行って見ようと、河口湖畔の宿をネットで探し、予約した。コースは富士山を反時計まわりに一周することになる。
 東京→熱海→網代(昼食)→伊東→冷川峠→修善寺→戸田(泊)→三島→箱根峠→芦ノ湖スカイライン→箱根園(昼食)→御殿場→山中湖→河口湖(泊)→本栖湖→朝霧高原→田貫湖(昼食)→第二東名→東京 とおよそ500kmほどのドライブだった。

1.熱海港
「ときわや」のおかみが日本橋「うさぎや」のどら焼きが好きだというので、兄をピックアップした後、その「うさぎや」に回り、開店15分前に予約しておいたどら焼きを受け取り、首都高にのった。いつもは東名で沼津まで行って、伊豆中央道を修善寺に向かうが、今回は網代で昼食にしようと考え、小田原厚木道路で小田原に出て、海岸沿いに熱海に出ることにした。熱海で車を停め、港から海を眺めた。こんなにクルーザーが停められているとは思わなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 12.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
熱海港;クリックすると大きな写真になります
2.網代「笑ぎょ」
往路の目的は、網代の 「笑ぎょ」だ。ここは昨年帰路に寄ったところ。とても新鮮でおいしく、かつリーズナブルな値段で気に行っていた。熱海から伊東へ向かって左側にある。駐車場も十分あって、停めやすい。この日は、いかの活き造り、地魚の刺身、サザエの壺焼、鯵フライ、いとよりの煮付けなど3人で腹いっぱい食べた。いかの活き造りに添えられたコロ(きも)が旨かった。新鮮でなくては食べられない。酒が飲めないのが残念。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
網代「笑ぎょ」;クリックすると大きな写真になります
3.伊東マリンタウン
昼飯で腹いっぱいになって、腹ごなしをと伊東のマリンタウンで車を停めた。ここもクルーザーやヨットが沢山碇泊している。初島が見えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 17.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊東マリンタウン;クリックすると大きな写真になります
4.第2日目 箱根峠
伊東のマリンタウンで一休みし、冷川峠へ上がり、修善寺から戸田へ抜けた。「ときわや」に入る前に、 「丸吉食堂」に寄った。ほんとはここでも食事をしたいのだが、「ときわや」に泊ると近すぎて具合が悪い。お土産を手渡し、しばらく話をして、お土産をいただいて去った。「ときわや」ではタカアシガニが出されたが、旬は1月~3月だそうだ。月が変わり、6月1日、第2日目は、河口湖泊である。芦ノ湖スカイラインから御殿場に出る予定なので、まず、沼津から国道一号線を箱根峠に上がった。トイレ休憩をとった箱根峠エコパーキングに新箱根八里記念碑(峠の地蔵)なるものがった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
第2日目 箱根峠;クリックすると大きな写真になります
5.芦ノ湖スカイライン 三国峠
雄大な富士山を眺めようと芦ノ湖スカイラインを走ったが、あいにくの曇天。晴れていれば、この手前の杓子峠や、ここ三国峠から、御殿場を挟んで素晴らしい富士山が望めるのだが残念だった。路線バスもほとんどお客が乗っていない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
芦ノ湖スカイライン 三国峠;クリックすると大きな写真になります
6.山中湖畔
御殿場からは一般道を走り、須走、篭坂峠を抜けて、山中湖畔の旭ケ丘へ出た。ひっそりとしている。山中湖畔には母校体育会の山荘があり、泊ったこともある。なつかしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
山中湖畔;クリックすると大きな写真になります
7.DOG Cafe WILD★WAN
一休みして、コーヒーでも飲もうと湖畔の道を走りながら店を探していると、 DOG Cafe WILD★WANという看板が目に付いた。愛犬を連れて入ることができるCafeのようだ。店内に入ってふと振り返ると、まっ黒い大きな犬が立ちあがっていて、びっくりした。名前はJ.J.という。グレートデンの♂8歳だそうだ。大型犬のドッグイヤーは8年とのことで、もうシニアであるとのこと。ブログに載せさせてくださいとお願いした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
DOG Cafe WILD★WAN;クリックすると大きな写真になります
8.河口湖畔から
午後4時に今宵の宿泊先である 'KUKUNA'に到着した。4階の部屋は河口湖に面していて、富士山が眺められた。到着した時の富士山は雲で覆われていた。しかし、5時20分、富士山はその大部分の姿を現した。頂は薄らと雲の笠をかぶっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
9.6時10分、もう少し、夕焼けがきれいかと期待したが、この程度だった。江の島で見た富士山は西側に見えるのでシルエットになるが、ここでは太陽が右後ろにある。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
10.河口湖夜景

'KUKUNA'の部屋から河口湖の夜景がきれいだった。この向こうに富士山があるが、雲に覆われている。明日の朝を期待しよう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/2秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
河口湖夜景;クリックすると大きな写真になります


2012年6月16日

舞岡公園 ゼフィルスのシーズンが始まる 5月26日


 そろそろ平地産ゼフィルスが出てきてはしないかと思い、舞岡公園へ出掛けた。この日は土曜日で、駐車場の車は多く、公園は親子連れが多かった。このシーズンになるとゼフィルスの写真を撮る大勢の方が来られるが、今日も何組かのグループに会った。この方々にアカシジミ、アカボシゴマダラ、開翅しているヒメジャノメなどの居場所を教えていただくことになる。ゼフィルスはやはりアカシジミの発生が最も早いようだ。

田植え 体験農作業;クリックすると大きな写真になります 1.田植え 体験農作業
田植えのシーズンだ。谷戸の田んぼではお母さんたちが田植えの体験農作業をしている。ウツギの花が咲いている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 2.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメが多く飛ぶようになった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.アカシジミ
古民家へ向かって歩いて行くと、4~5人の方が何かにカメラを向けられている。近づいてみると葉上にアカシジミが止まっていた。今シーズン最初のゼフィルスはやはり、アカシジミだった。「撮らせてください」と一声かけて、数ショット撮るが、カメラが安定せず、ぶれた写真が多くなってしまった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
羽化したてのアカボシゴマダラ -1;クリックすると大きな写真になります 4.羽化したてのアカボシゴマダラ -1
今度は谷戸のあぜ道を歩いていいると、先ほどのグループの方々が、何か話しながら交代で撮影している。カメラの先には羽化したてのアカボシゴマダラの春型が止まってじっとしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
羽化したてのアカボシゴマダラ -2;クリックすると大きな写真になります 5.羽化したてのアカボシゴマダラ -2
4.と同じ個体である。動かないでじっとしているので、G12でも撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ開翅;クリックすると大きな写真になります 6.ヒメジャノメ開翅
瓜久保の池のそばへ行く。ひとりの方が下草にカメラを向けている。ミドリシジミが出ているのかなと思ったが、その割には、あっさりと立ち去ろうとされる。「なんでしたか」と尋ねるとヒメジャノメが開翅していると教えてくださった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.イチモンジチョウ
この日はイチモンジチョウを多く見ることができた。このあと、ウラゴマダラシジミを探してみたが、見つけることができず、帰路に着いた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし

2012年6月12日

東海の旅 5月22日~23日 2/2 関谷醸造と航空自衛隊浜松基地見学


 奥三河湯谷温泉の「はず別館」の湯は少しぬるめながら、なかなか良かった。地元のメンバーが手配してくれた天然鮎の塩焼きに舌鼓を打ち、これから訪れる関谷醸造で注文生産という「空」という酒を楽しんだ。
  翌日は早めの朝食になり、出発までの時間、しばらく周辺を歩いた。宿の前を流れる宇連川は鳳来峡と呼ばれ、良い眺めだった。出発の時間となり、バスに乗り込み、関谷醸造へ。社長自ら醸造工程見学の説明をしてくれたが、講堂にあった東郷青児さんの絵が画かれた酒樽の木の蓋に興味を持った。試飲もさせていただいて、バスで奥浜名湖は引佐町の「鰻いしかわ」で、昼食となった。
 このあと訪れる航空自衛隊浜松基地の見学では、酒気は遠慮してほしいということだったので、控えめにビールで喉を潤した。航空自衛隊浜松基地の見学を終え、帰路に着いた。とても、賑やかで楽しい旅行であったことは言うまでもない。

9.奥三河湯谷温泉「はず別館」
昨夜到着した時はすでに薄暗くなっていて、良くわからなかったが、宇連川(鳳来峡)の河岸に建つ立派な旅館だった。中は階段多く、やや迷路のような造りになっていて、高齢の方々(自分たちもそうであるが)には上がり下りがちょっと辛いかなと思った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
奥三河湯谷温泉「はず別館」;クリックすると大きな写真になります
10.JR飯田線 湯谷温泉駅
「はず別館」からサンダル履きで付近を歩いてみる。宇連川と反対側へ行くと、JR飯田線の湯谷温泉駅があった。もちろん無人駅で人影はない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/2000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
JR飯田線 湯谷温泉駅;クリックすると大きな写真になります
11.JR飯田線の列車
8時29分湯谷温泉発の列車だ。湯谷温泉駅を出発して豊橋方面へ向かう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 8.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
JR飯田線の列車;クリックすると大きな写真になります
12.鳳来峡
浮石橋というつり橋のところまで歩いた。この写真はそこから宇連川の上流を眺めたところ。見えていう滝は大滝という。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/160秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
鳳来峡;クリックすると大きな写真になります
13.関谷醸造
「はず別館」に別れを告げ、バスは151号線、257号線を1時間ほど走って、関谷醸造に到着した。ここはもう岐阜県に近い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F10 1/400秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
関谷醸造;クリックすると大きな写真になります
14.酒樽の蓋の絵(東郷青児画伯)
関谷醸造では、醸造工程の説明を受けたが、最初に通された講堂の入口に、絵が描かれた酒樽の木の蓋がいくつか掲げられていた。中には東郷青児画伯がえがかれたものや、二科展に出展されたものもある。旅行から戻ってきて、関谷醸造に電話をして、その説明を聞いたところ、毎年開催され、我々が訪れた関谷醸造本社も会場の一つになっている奥三河アートフェスタに出展されたものだとのことだった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/125秒 32mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
酒樽の蓋の絵(東郷青児画伯);クリックすると大きな写真になります
15.オナガアゲハ♀
同じく講堂の壁に写真のようなものが展示されていた。酒樽の蓋の絵の件で関谷醸造に電話した際に、これについても聞いてみたが、電話を受けてくれた女性は「申し訳ありませんが、社長に聞いてみないとわかりません」との返事で、社長が不在だったため、そのままになってしまった。これは酒瓶を入れる化粧箱の意匠だろうか?尾状突起の感じが少し違うが、正確に描かれている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/125秒 34mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
.オナガアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります
16.うなぎ
旨かった。「いしかわ」のおかみさんが昼食会場の座敷へ挨拶に来られて、浜名湖の特に肉厚の鰻をご賞味くださいとの口上があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
うなぎ;クリックすると大きな写真になります
17.F86F セイバー
アルコールを控えめにした昼食の後訪れたのは航空自衛隊浜松基地だ。広報館の入り口では、ブルーインパルスで活躍した名機F86Fが出迎えてくれた。私が子供のころは、まだプラモデルというものがなく、おおよその形に削り出された木型をナイフ、彫刻刀、紙やすりで形を整えて行くソリッドモデルというのがあった。セイバーのスマートな機体はソリッドモデルで造り易く、人気があった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F13 1/640秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
F86F セイバー;クリックすると大きな写真になります
18.最新鋭戦闘機 F-2 について説明を聞く
航空自衛隊浜松広報館では、若いお嬢さんが展示されている航空機等の説明をしてくれた。これは航空自衛隊の新鋭機F-2だ。三菱重工業でライセンス生産されている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F2.8 1/125秒 17mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
最新鋭戦闘機 F-2 について説明を聞く;クリックすると大きな写真になります
19.展示格納庫
展示格納庫には実物の航空機が19機も展示されている。コクピットに座ってみることもできる。天井からつるされているゼロ戦はグアム島の海から引き揚げられたとか。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.2 1/125秒 21mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
展示格納庫;クリックすると大きな写真になります
20.練習機の離陸
平和だなと思う。外の滑走路では、今まさに練習機が離陸しようと前輪が地面を離れている。そして手前のランプウェイをジョギングしている人がいる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
練習機の離陸;クリックすると大きな写真になります


2012年6月10日

東海の旅 5月22日~23日 1/2 久能山東照宮と豊川稲荷


 大学時代の体育会各部同期の集まりで、今年も一泊旅行が開催された。行先は東海地方で、新宿から東名、第二東名を走る。バスの中で宴会が始まったのは言うまでもない。
 まず最初に、久能山東照宮へ。清水で昼食をとり、豊川稲荷をお参りした。一行25名の宿泊は、奥三河の湯谷温泉。
 翌日は、この旅行で毎回恒例となっている酒蔵深訪で、今年は愛知県北設楽郡設楽町の関谷醸造さんにお邪魔し、社長自ら案内してくださった。工場見学後、試飲もさせていただき、昼食は引佐町の鰻屋さんで肉厚の美味しい鰻を食べた。
 航空自衛隊の浜松基地の見学をした後、バスの中での最後の宴会を楽しみながら、予定通り、夜8時前に無事、新宿駅西口に帰着した。

1.久能山東照宮 楼門
バスは日本平の駐車場に止まり、日本平ロープウェイに乗って、久能山東照宮へ向かった。ロープウェイを下りて左に曲がると楼門への石段が続く。バスの中で飲んだアルコールが身体を駆け巡る。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
久能山東照宮 楼門;クリックすると大きな写真になります
2.楼門から拝殿へ
楼門を抜けるとさらに石段があり、鼓楼、唐灯篭の上に唐門と拝殿が見える。それらは、降り始めた小雨に映えて、返って落ち着いた色彩となっている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/160秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
楼門から拝殿へ;クリックすると大きな写真になります
3.本殿・石の間・拝殿
元和3年(1617年)に建立された。本殿、石の間、拝殿の三棟からなる、いわゆる権現造りの形式を持つ複合社殿で、江戸幕府大工棟梁中井大和守正清の代表的な遺構の一つであるとのこと。最古の東照宮建築として、平成22年、国宝に指定された。国宝に成り立てほやほやというところだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.3 1/125秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
本殿・石の間・拝殿;クリックすると大きな写真になります
4.日本平ロープウェイ
昭和32年(1957年)に営業運転が開始された。駐車場のあった海抜308mの日本平山頂と海抜270mの久能山東照宮を結ぶ全長1050mのロープウェイである。日本平から久能山へ上るのではなく、下るロープウェイだった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/320秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
日本平ロープウェイ;クリックすると大きな写真になります
5.豊川稲荷 大本殿
夕方4時半である。この季節ではまだまだ日が落ちる時間ではないが、この日は雨模様で薄暗い。この大本殿は昭和5年に落成した。豊川稲荷は、境内の鎮守として祀られる吒枳尼天(だきにてん)のことである。豊川吒枳尼天が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることからいつしか「豐川稲荷」が通称として広まり、現在に至っているという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
豊川稲荷 大本殿;クリックすると大きな写真になります
6.豊川稲荷 大本殿正面
昨年2月にもバスツアーで豊川稲荷を訪れ、Studio YAMAKOにもアップしたが、その時は大勢の参拝者があった。この本殿の写真には人影がない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 10.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
豊川稲荷 大本殿正面;クリックすると大きな写真になります
7.豊川稲荷 景雲門
この門は景雲門といい、安政5年(1858年)の建立で、旧奥の院の拝殿であったが昭和5年大本殿の落慶にあたり、ここに移築して奥の院参詣の門となった。この門にも名匠諏訪ノ和四郎の優れた彫刻を見ることができる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
豊川稲荷 景雲門;クリックすると大きな写真になります
8.豊川稲荷 総門
豊川稲荷への参詣はこの門から境内に入り、この門から外へ出る。夕方5時10分前、私たちもお参りを終えて総門を出た。これから一路、奥三河湯谷温泉の今宵の宿「はず別館」" へ向かう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
豊川稲荷 総門;クリックすると大きな写真になります

2012年6月 6日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 2/2 大雄山最乗寺


 午後は夕日の滝から大雄山最乗寺へ向かった。天候が悪くなる。大雄山最乗寺もツツジは終わりに近付いているようだった。一方フジの花はまだ少ししか咲いていない。シャクナゲは、咲き終わっている木もあれば、まだ、蕾をいっぱい付けている木もあった。蝶の影は少ない。飛んでいるのはジャコウアゲハの♂だけのようだ。最乗寺を引き上げて、帰りがけに丸太の森というところへ寄ってみた。特に何もなく期待外れに終わる。

大雄山最乗寺境内のフジ棚;クリックすると大きな写真になります 14.大雄山最乗寺境内のフジ棚
昨年5月18日に訪れた時は、フジの花が満開だった。その時、そのフジ棚の花にきたジャコウアゲハの♂の写真を撮ったが、満足な写真が撮れなかったので、今年こそと思ってやってきたが、これでは難しい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
白いツツジの花とジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 15.白いツツジの花とジャコウアゲハ♂
境内の左手奥の鐘楼の奥に白いツツジが咲いていた。このツツジは今が盛りである。その白い花に黒いジャコウアゲハの♂が訪れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
大天狗;クリックすると大きな写真になります 16.大天狗
最乗寺は天狗が守る寺の伝説がある。結界門の両脇に天狗の像がある。これは向かって右手の大天狗で、左手には小天狗の像がある。了庵慧明禅師(りょうあんえみょうぜんじ)の弟子だった道了尊者は、師匠の了庵慧明禅師が最乗寺を建立することを聞いて、近江の三井寺から天狗の姿になって飛んできて、神通力を使って谷を埋めたり、岩を持ち上げて砕いたりして寺の建設を手伝ったという。そして、了庵慧明禅師が75歳でこの世を去ると、寺を永久に守るため天狗の姿に化身して舞い上がり、山中深くに飛び去ったと言われ、以来、寺の守護神として祀られているとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/25秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
多宝塔;クリックすると大きな写真になります」 17.多宝塔
文久3年(1863年)に建立された多宝如来を奉る。方形層上円形木造の二重の塔で、南足柄市の重要文化財に指定されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/20秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
蕾のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります 18.蕾のシャクナゲ
すでに咲ききっているシャクナゲも多かったが、このようにまだ蕾のシャクナゲもあった。この日はシャクナゲに寄ってくる蝶もいない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
コジャノメ 丸太の森;クリックすると大きな写真になります 19.コジャノメ 丸太の森
帰りがけに寄った丸太の森での収穫はなかったが、その古民家のあたりにコジャノメがいた。良く見ると、前翅裏面のジャノメもようが、鍵穴のようになっていた。この後、帰路に着き、午後4時前には自宅に戻っていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし

2012年6月 4日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 1/2 夕日の滝あたり


 5月16日、今年もウスバシロチョウと黒いアゲハを撮ろうと南足柄へ出かけた。ポイントに着くとさっそくフワフワ、スーとその特徴のある飛びかたで、ハルジオンの咲く草原にウスバシロチョウを見つけることができた。しかし、ほとんど吸蜜をしないで飛びまわるので、なかなか写真が撮れない。
 一方、ツツジはすでに盛りを過ぎていた。黒いアゲハは、そのほとんどがジャコウアゲハの♂である。しばらく撮影して、夕日の滝のキャンプ場へ行き、持参したおにぎりを食べる。夕日の滝は、いつもより水の量が多かった。午後は、昨年と同じく大雄山最乗寺へ廻った。

ジャコウアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります 1.ジャコウアゲハ♂ -1
夕日の滝の入口にあたる地蔵堂の駐車場に車を停める。花が少なくなったツツジにジャコウアゲハが来ていた。腹部の赤が鮮やかだ。近くにお茶の工場があり、見学もさせてくれるという。3.11の原発被害で、一時話題となった南足柄の放射能などに付いて話をしてくれた。全く問題はないとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 2.オナガアゲハ♂
時間はまだ9時半になっていない。今度はオナガアゲハの♂がツツジを訪れた。花から花へ、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す。連写で撮った中の1枚。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります 3.ジャコウアゲハ♂ -2
同じく地蔵堂の駐車場で撮影。1.とは別の個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.モンキチョウ♀
さて、ウスバシロチョウのポイントに着いた。ウスバシロチョウは飛んでいるが、なかなか止まってくれず撮影のチャンスがない。取りあえず、傍のハルジオンに止まったモンキチョウ♀を撮る。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 5.ウスバシロチョウ -1
やっとウスバシロチョウが写真を撮らせてくれた。翅がやや黒ずんだ個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -2
5.と同じ個体。前翅の中室にある黒い縞模様の幅が太く、より黒く見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ♀ -1
ハルジオンの花に止まるウスバシロチョウは♀が多かった。交尾済みの♀の腹端には茶色っぽい交尾嚢が見られる。これは交尾中に雄が粘液を出して、自分の尾端の毛とともに塗り固めて、他の♂と交尾ができないようにするためのものだ。この写真では交尾嚢が良くわかる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ウスバシロチョウ♀ -2
7.とは別の個体だが、この♀にも交尾嚢がある。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 9.コツバメ
コツバメが、近くの民家のツツジの周りを飛んでいた。落ちたツツジの花に止まって、露を吸ってているようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります 10.ジャコウアゲハ♂ 裏面
コツバメがいた民家のツツジにジャコウアゲハの♂が訪れた。後翅の赤い紋と、腹部の赤が毒々しく見えるが鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ウスバシロチョウ♂
この個体はどうやら♂のようだ。右側前翅が透けて後ろにあるピンクのハルジオンの花が見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ツバメシジミはマメ科の植物を食草とするが、このツバメシジミも産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 13.夕日の滝
酒匂川の支流、内川に架かる高さ約23mの滝で、足柄山の金太郎はこの滝の水を産湯の使い、育ったと伝えられる夕日の滝は昨年来た時より、水の量が多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段