Plantsアーカイブ: Studio YAMAKO

2026年8月13日

快晴の上高地を満喫 ② 田代池から穂高連峰を眺める 2026年7月23日 長野県松本市

大正池から田代池までは徒歩20分ほどだ。正午を過ぎて、ハイキングコースから左に外れた大正池の畔に咲いていたヒヨドリバナやアキノキリンソウに蝶が来ていた。見られた蝶はミドリヒョウモン、ヒメシジミ、オオウラギンスジヒョウモンだったが、2023年7月27日にここへ来た時はカラスシジミ、擦れてはいたがウラゴマダラシジミなども見ている。コムラサキも見かけたが撮影チャンスはなかった。

 そこで写真を撮っていたので、田代池に着いたのは12時半だった。田代池から見る穂高連峰は、岳沢を中心に左は西穂高岳から右は前穂高岳までの「つり尾根」が綺麗に見える。人が多かった。

 田代池から右へ行くと梓川の左岸を河童橋へ行く道だが、私は左へ行って、田代橋と穂高橋という梓川に架かる二つの橋を渡って、梓川の右岸を河童橋へ行くことにした。

000_260723011 X700 ◎大正池付近 ミドリヒョウモン・アキアカネ Z50 Z50-250.jpg
ヒヨドリバナで吸蜜するミドリヒョウモンとアキアカネ 2026年7月23日 上高地 大正池の畔

019_260723010 X900 大正池付近 ヒヨドリバナ・ミドリヒョウモン Z50 Z50-250.jpg 19.ヒヨドリバナへ飛来したミドリヒョウモン -1
大正池の畔に咲くヒヨドリバナにミドリヒョウモンが飛来し、吸蜜を始めた。元気な♂だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO900 )
020_260723013 X900 大正池付近 ヒヨドリバナ・ミドリヒョウモン Z50 Z50-250.jpg 20.ヒヨドリバナへ飛来したミドリヒョウモン -2
ヒヨドリバナは咲き始めたばかりでフレッシュだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO640 )
021_260723015 X900 大正池付近 ヒヨドリバナ・ミドリヒョウモン Z50 Z50-250.jpg 21.ヒヨドリバナへ飛来したミドリヒョウモン -3
ミドリヒョウモンは、ヒヨドリバナの花から花へ移動して吸蜜をしていた。少しずつ違う角度から撮れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO1000 )
022_260723027t X900 大正池付近 コチャバネ  Z50 Z50-250.jpg 22.コチャバネセセリ
ちょっと離れたところにコチャバネセセリがいた。横浜の舞岡公園にもいる蝶だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO2000 )
023_260723031m X900 大正池付近 ヒメシジミ♀・アキノキリンソウ  Z50 Z50-250.jpg 23.ヒメシジミ♀ -1
黒っぽい敏捷に飛ぶシジミチョウがアキノキリンソウの花に止まった。ヒメシジミのようだがこの裏面の黒さには驚いた。他にも飛んでいたが、どの個体も同じように黒っぽい。AIに尋ねてみたら、これは上高地の個体群では珍しくない地域的な傾向で、特に発生後期ほど黒化した♀が目立つそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO360 )
024_260723034mt X900 大正池付近 ヒメシジミ♀・アキノキリンソウ  Z50 Z50-250.jpg 24.ヒメシジミ♀ -2
これは別の個体だが、同じように黒化している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/1000秒 250mm ISO200 )
025_260723037 X900 〇大正池付近 ヒヨドリバナ・ミドリヒョウモン Z50 Z50-250.jpg 25.再びミドリヒョウモン
また、ミドリヒョウモンがヒヨドリバナにきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO1400 )
026_260723042 X900 ◎大正池付近 ミドリ・オオウラギンスジ Z50 Z50-250.jpg 26.ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン -1
そこへオオウラギンスジヒョウモンが飛来し、おなじヒヨドリバナの花序で吸蜜し始めた。花は沢山咲いているのになぜ、同じ花に来るのだろうかといつも思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO1400 )
027_260723044tm X900 ◎大正池付近 ミドリ・オオウラギンスジ Z50 Z50-250.jpg 27.ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン -2


Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO800 )
028_260723047 X900 大正池付近 オオウラギンスジ Z50 Z50-250.jpg 28.オオウラギンスジヒョウモン -1
ミドリヒョウモンは去り、オオウラギンスジヒョウモンが残った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO1000 )
029_260723050 X900 〇大正池付近 オオウラギンスジ Z50 Z50-250.jpg 29.オオウラギンスジヒョウモン -2
ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンは裏面こそ明らかに斑紋が異なるが、翅表はほとんど変わりがない。特に♀はよく似ている。食草はともにタチツボスミレなど各種のスミレ科植物だ。例えば、私が知るところでは、箱根の湿性花園でも両種は共存する。また、横浜の舞岡公園などでは発生する年としない年はあるようだが、両種が見られることがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO1600 )
030_260723058 X900 ◎大正池付近 ミドリ・オオウラギンスジ Z50 Z50-250.jpg 30.ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン -3
今度は別々の花序に止まって吸蜜する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO600
031_260723195 X900 大正池→田代池 クマベル G7X.jpg 31.「クマベル」
田代池への遊歩道には、ところどころに写真のような熊よけのベルが設けられていた。これだけ人が多いと熊も出て来られないだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO600
032_260723071s X900 ◎大正池付近 ノリウツギ Z50 Z50-250.jpg 32.ノリウツギの花とミドリヒョウモン -1
ノリウツギが咲いていた。そこへオレンジ色も鮮やかにミドリヒョウモンが飛来した。ミドリヒョウモンの好きな花だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO800
033_260723064tm X900 ◎大正池付近 ノリウツギ Z50 Z50-250.jpg 33.ノリウツギの花とミドリヒョウモン -2
ノリウツギの花もきれいだし、ミドリヒョウモン♂も鮮やかだった。トリミングした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO800
034_260723201 X900 〇田代池 G7X.jpg 34.田代池(田代湿原)から穂高連峰を望む -1
12時半に田代池に着いた。前が開ける。ここから見る穂高連峰は素晴らしい。何度見ても良い。西穂高岳の手前の独標(西穂独標2,701mを指す。測量用語としては独立標高点の略)というところから、明神岳連邦まで見られる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 10mm ISO125 )
035_260723072 X900 ◎田代池 Z50 Z50-250.jpg 35.田代池(田代湿原)から穂高連峰を望む -2
西穂高岳からジャンダルム、奥穂高岳、前穂高岳、そして明神岳と岩稜が続く。穂高岳という場合はそれら穂高連峰の総称であり、奥穂高岳はその主峰だ。奥穂高岳は標高3,190mで、富士山、北岳(南アルプス)に次ぐ第3位の高峰だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 50mm ISO200)
036_260723203t ◎ 田代池 アザミ G7X.jpg 36.田代池(田代湿原)から穂高連峰を望む -3
この絶景を撮らない人はいないだろう。このアザミの花に何かチョウが来てくれればよいのだが。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 )
037_260723206 X900 〇田代池 G7X.jpg 37.田代池(田代湿原)から穂高連峰を望む -4
行き届いた説明版には、「・・・これらの稜線は硬くて節理の発達した火山岩からなるため、激しい侵食作用に耐えてとがった峰や断崖絶壁を作っています。火山岩は約175年前に噴火していたカルデラ火山の中に堆積したもので、その主体は高温状態で火山灰が固まった凝灰岩からできています。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO200 )
038_260723075 X900 田代池 Z50 Z50-250.jpg 38.田代池(田代湿原)から穂高連峰を望む -5
西穂高岳を望む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 50mm ISO200)
039_260723210 X900 ◎田代池→梓川コースへ クマベル G7X.jpg 39.田代池から田代橋へ クマベル
また、気持ちのよい林間コースのここにもクマベルがあった。大正池〜田代橋などの遊歩道周辺で、早朝5時台〜6時台のツキノワグマの目撃例が複数あるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )
040_260723212 X900 ◎田代池→梓川コースへ キツリフネ G7X.jpg 40.田代池から田代橋へ キツリブネ(黄釣船)
船を吊り下げたような形が特徴で、wikipediaによれば、葉の下から細長い花序(花をつける枝)が伸び、その先に3-4 cmほどの横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっている。ツリフネソウに似るが黄色い花が名前の由来になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )

2026年8月 9日

快晴の上高地を満喫 ① 大正池 2026年7月23日 長野県松本市

6月中頃だったろうか、某旅行社の「JR特急あずさ利用 上高地4時間滞在 ゆったり散策 日帰り」というツアーを申し込んでいた。もちろんチョウの写真を撮るのも目的であった。当日の天気が心配だった。だが、その数日前に梅雨明けとなって、素晴らしい快晴に恵まれたのだ。

   八王子駅で乗車する「あずさ1号」は、8時30分発。横浜線で八王子までは1時間かかる。この列車に乗るためには自宅を5時半ごろには出なくてはならなかった。私は一人で参加したが、一人参加の人は、男性が多く、5~6人はおられたのではなかろうか。あずさでの隣の席の方も、一人参加でこのツアーに参加した人だ。

 松本に定刻に到着し、アルプス口といわれる西口のバスターミナルで我々が乗るバスが待っていた。ほぼ満席である。待ってくれていたバスは、地元の観光バスだったが、そのナンバーがなんと「333」だ。覚えやすいし、何より縁起が良い。

 現地は快晴だった。午前10時の松本駅は既に暑かった。バスはそこから1時間ほど走り釜トンネルを抜ける。釜トンネルを抜けると、わたくしの席は後方だったので見えなかったが、正面に穂高連峰が見えたようだ。車内に歓声が上がる。

 私は大正池で降りて、そこから河童橋へ歩く。時刻は11時30分。これから4時間が自由時間だ。快晴の大正池の湖畔を歩き始めた。

000_260723178s X700 ◎大正池・穂高連峰 G7X.jpg
大正池の畔から穂高連峰を望む 2026年7月23日 松本市 中部山岳国立公園 上高地

001_260723154 X900 あずさ車窓八ヶ岳 G7X.jpg 1.特急「あずさ」から八ヶ岳連峰を望む
特急「あずさ1号」は小淵沢駅に停車し、8時54分に発車する。しばらくして、右側に八ヶ岳連峰が見え隠れする。雲ひとつない快晴だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO160 )
002_260723158 X900 松本駅西口アルプス口 G7X.jpg 2.松本駅西口バスターミナル
松本城は東口側にある。そして繁華街も東口側だ。西口は上高地側で、アルプス口とも呼ばれる。その西口のバスターミナルで我々の乗るバスが待っていてくれた。真ん中に見える黄色いバスだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO160 )
003_260723163 X900 松本駅・福富観光NO333 G7X.jpg 3.上高地までのバス
ナンバープレートを見ていただきたい。333、なんと「あらしのかぶ」だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 16mm ISO125 )
004_260723166 X900 大正池・焼岳 G7X.jpg 4.大正池から仰ぎ見る焼岳
バスが釜トンネルを抜けてほどなくすると、私には見えなかったが、悠然と横たわる穂高連峰の全景が目の前に姿を現わす。初めて訪れたときの感動を思い出す。大正池の左に見える焼岳は大正4年(1915)に噴火。噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められて出現したのが大正池である。当時は広大な面積だったことから「梓湖」といわれていたようだが、いつしか「大正池」と呼ばれるようになったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 29mm ISO125 )
005_260723001 X900 大正池から Z50 Z50-250.jpg 5.大正池から見る穂高連峰
焼岳から右を見ていくと穂高連峰の山並みが続く。写真左から西穂高岳2,909m、間の岳2,907m、奥穂高岳3,190m、そこから、壁のように聳えるつり尾根と続く。この写真ではそこまでした見えないがその右側は前穂高岳3,090mへだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 50mm ISO200 )
006_260723167 X900 大正池・焼岳 G7X.jpg 6.焼岳と大正池
大正池の向こうに見えるのは活火山の焼岳2,455mだ。かって見られた立ち枯れの木は、全く見られなくなっている。2003年に訪れたときの写真を見ると、この辺りに立ち枯れの木が何本も立っていた。だが、2019年に来た時には、ほとんど見られなくなっていた。大正池の立ち枯れ木は、1915年(大正4年)の焼岳噴火による水没以降、特定の一時期になくなったわけではなく、風雨や腐食、自然倒木、土砂の堆積によって100年以上の長い年月をかけて少しずつ減少し、現在はほとんど残っていないのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO160 )
007_260723002 X900 大正池から Z50 Z50-250.jpg 7.焼岳 -1
wikipediaを参照すると、山頂部には噴火口の一つである正賀池があり、これを挟んで南側に南峰(2,455m)、東側に北峰(2,444m)があり、その周囲に複数の噴火口がある。1962年(昭和37年)水蒸気爆発を起こし松本市で降灰し、旧焼岳小屋を火山灰が押しつぶし4名の負傷者が出た。1995年(平成7年)には、中部縦貫自動車道安房トンネルの長野県側トンネル工事に関わる取り付け道路の工事現場において、火山性ガスを含む水蒸気爆発が発し、直後に泥流が噴出し、工事に従事していた作業員ら4名が死亡した。2017年(平成29年) 8月10日の午前0時 - 午前2時までに空気の振動を伴う地震が6回観測され、同時間帯に山頂のおよそ400mの斜面から小規模な白い噴気を監視カメラにて確認、気象庁は噴火警戒レベル1を継続。また、2018年(平成30年)11月23日焼岳付近で有感地震が増えた。現在、北峰は登頂可能だが南峰は崩落等で危険なため立ち入り禁止となっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 50mm ISO200 )
008_260723170 X900 大正池 G7X.jpg 8.大正池から西穂高岳方面を眺める
大正池でバスを降りた人たちが、河童橋へ向かって続々と歩いてくる。立ち枯れの木は見られない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO200 )
009_260723174 X900大正池・焼岳 G7X.jpg 9.焼岳 -2
1915年(大正4年)焼岳の噴火により一夜にして姿を現した大正池。原生林は水没し、当初は田代橋のあたりまで湖になっていたともいわれている。100年以上経った現在では面積も半分以下にまで小さくなり、立ち枯れの木々もほとんど見られなくなっている。景観が少しずつ変化していくのも時の流れで仕方ないこと。今もこの静かな佇まいが美しい。焼岳は大正池から南西の方角にあるが、北峰の登山は可能だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 )
010_260723181 X900 ◎大正池・穂高連峰 G7X.jpg 10.大正池と穂高連峰
正面に岳沢の雪渓が見える。その上に見える「つり尾根」といわれる岩稜の右側が前穂高岳だが、その右側に見えるのは明神岳2,931mだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125 )
011_260723003 X900 大正池から釣り尾根 Z50 Z50-250.jpg 11.つり尾根
穂高連峰の奥穂高岳と前穂高岳を結ぶ「つり尾根(つりおね)」は、両峰の間にかかる全長約1.5kmのダイナミックな岩稜帯の縦走路である。北アルプスを代表する上級者向けの憧れのルートといわれている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.3 1/1000秒 250mm ISO200 )
012_260723004 X900 大正池から岳沢 Z50 Z50-250.jpg 12.岳沢
右側に見えるやや大きい雪渓のある沢が岳沢である。穂高連峰の上高地からの登山ルートは、この岳沢を経て重太郎新道で前穂高岳(紀美子平)へ登り、そこから吊り尾根を経て奥穂高岳へ縦走するそうだ。岳沢には、クモマベニヒカゲやタカネキマダラセセリが生息する。そこへは上高地から片道およそ4km、登りは2時間半かかるという。2003年に来た時に行きたいと思ったが、断念した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO200 )
013_260723186 X900 ◎大正池→田代池 G7X.jpg 13.大正池の立ち枯れの木 -1
大正池の北側の端にさしかかった。立ち枯れの木が1本あった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
014_260723188 X900 ◎大正池→田代池 立ち枯れ G7X.jpg 14.大正池の立ち枯れの木 -2
今となっては貴重な立ち枯れの木である。記念に撮っておこう。梓川の上流(河童橋・田代池の方)から流れ来る砂礫や、雨が降るたび焼岳の沢から流れ込む土砂が毎年大量に堆積しているという。自然のままにしておけば、いずれ大正池は埋まってしまうことが懸念されている。この素晴らしい景観を守り次世代に継承していくため、シーズンも終わりに近づいた毎年11月、大正池に流れ込む土砂を取り除く浚渫(しゅんせつ)作業が行われているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
015_260723005 X900 大正池から Z50 Z50-250.jpg 15.大正池の立ち枯れの木 -3
田代池に近くなってきた。立ち枯れの木が折れた跡が残っていた。この時は気が付かなかったが、その折れた跡からひこばえが生えている様だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 50mm ISO200 )
016_260723006 X900 大正池から涸沢 Z50 Z50-250.jpg 16.西穂高岳・間ノ岳・ジャンダルム -1
つり尾根の左側(西側)の山々だ。少々見にくいが、ジャンダルムというのは、奥穂高岳の西側にある標高3,163メートルのドーム型の岩峰だ。フランス語で「憲兵」を意味し、日本屈指の最難関・危険度を誇る一般登山道(奥穂高岳~西穂高岳の縦走路)の象徴として多くの登山者に知られているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 115mm ISO200 )
017_260723007 X900 大正池から涸沢 Z50 Z50-250.jpg 17.西穂高岳・間ノ岳・ジャンダルム -2
左の尖った山が間ノ岳2,907mと思う。その右側が天狗岩で、その右側の雲がかかってきているところが、ジャンダルムと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 250mm ISO200 )
018_260723191 X900 〇大正池→田代池 孤独なカメラマン G7X.jpg 18.倒れた立ち枯れの木の枝
倒れた立ち枯れの木や枝がとどまっている。ここは大正池では上流に位置するが、風向きや湖面・川の淀み、浅瀬に引っかかることで、下流へ流れ切れない枝や流木が、比較的上流側の水際や浅いエリアに取り残され、下流側(池の端)に設置された堰や水深の浅い地形が理由だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 19mm ISO125 )

2026年8月 5日

夏の訪れ 日比谷公園 2026年7月17日 東京都千代田区

定例の五七五の句会が7月17日にあった。朝から暑い。
 地下鉄内幸町の駅から国会通りに上がって、日比谷クロスパークプロジェクトのサウスタワービルの建築工事の進み具合を見る。順調に進んでいるようだ。

 日比谷公園の幸門から入って芝庭広場に出ると、周りにテントが用意されているのが見える。週末にまた何かイベントがあるのだろうと思い、調べて見ると明日18日から20日までの3日間、アメリカ合衆国建国250周年のお祝いで、アメリカン・フェスティバルが開催される。
 1776年に英国の占領から解放され独立宣言が公布され7月4日は全米各地で盛大なイベントが開催さる独立記念の祝日である。
 あすからここ日比谷公園では、本格的なアメリカン・バーベキューと新鮮な・クラフト・ビールに加え、バーボンのカクテルや多彩なアメリカ農産物を楽しめる3日だそうだ。模擬店の準備なのだろうか白いテントが設営されていた。

 もう一度、ユリを見たいと思っていたのだが、既にそのほとんどが咲き終わっていた。

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かもめの広場の噴水と彫刻「鷗」 2026年7月17日 日比谷公園 西幸門

001_260717001 X900 日比谷公園 内幸町交差点 G7X.jpg 1.建築が進むサウスタワービル
内幸町交差点から日比谷通りに建築中のサウスタワービルを見る。先月19日に見たときに比べると上に伸びている。2029年3月竣工予定だそうだが、完成すると地上46階だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
002_260717003 X900 日比谷公園 日比谷通り  G7X.jpg 2.建築中の日比谷通り
日比谷通りのNTTビルの辺りの工事が始まっている。日比谷クロスパーク構想は、東京都千代田区内幸町一丁目に位置し、北地区(帝国ホテル)、中地区(NTT日比谷タワー)、南地区(内幸町一丁目街区南地区)の3つの地区で構成されている。日比谷公園の東側、日比谷通りとJRの線路に挟まれたエリアだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO250 )
003_260717005 X900 内幸町交差点 サンゴジュ G7X.jpg 3.サンゴジュ(珊瑚樹)
芝庭広場に入ると、写真のような木が見えた。葉が紅いのか、花が咲いているのか遠目では分からない。近くへ行って見ると、実だった。ガマズミ科の常緑広葉樹のサンゴジュという。和名サンゴジュは、盛夏から秋に真っ赤に熟す果実が柄まで赤く、この姿をサンゴに見立てたのが由来だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO640)
004_260717010 X900 日比谷公園 ケヤキ並木の下 G7X.jpg 4.コリウス(金襴紫蘇・きんらんじそ、錦紫蘇・にしきじそ)
3月には、チューリップが植えられ、4月には、ネモフィラが咲いていた、芝庭広場のケヤキ並木の下は、また何かを植える作業がされていた。シソ科のコリウスという観葉植物である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO250)
005_260717012 X900 日比谷公園 キキョウ G7X.jpg 5.白い桔梗
白花桔梗(シロバナキキョウ)」は、一般的な紫色の花を咲かせるキキョウ(桔梗)の白い花を咲かせる品種(色変わり)だそうだ。別種ではなくキキョウである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO250)
006_260717015 X900 日比谷公園 カサブランカ G7X.jpg 6.カサブランカ -1
6月19日にユリロードを歩いた時は、ユリは見頃であった。その時にはっきりこれがカサブランカと判ったユリは無かったが、これはカサブランカだ。先月見たのは、雄ずいと呼ばれる6本の雄しべは、赤黒い部分がもっと黒かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO250)
007_260717016 X900 日比谷公園 カサブランカ G7X.jpg 7.カサブランカ -2
wikipediaによれば、カサブランカは1975年ごろアメリカで交配して作られ、オランダに渡って品種が固定された。オランダでは、交配した植物に都市名をつけることが多かったので、カサブランカもそれにならってモロッコ王国内で最大の(家々の壁が白い)都市の名前がつけられたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f7 1/1250秒 9mm ISO250)
008_260717022 X900 日比谷公園 プロローグ G7X.jpg 8.バラ園 プロローグ
第一花壇の周りのバラはまだまだ元気に咲いていた。当たり前だろうがローズ色のバラが多い。「plologue独:コルデス 2005年作出」 という札があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125)
009_260717024 X900 日比谷公園 アキレス G7X.jpg 9.バラ園 アキレス
これは日本のバラだそうだ。「Achiles:木村 卓功 2013年作出」。赤系ローズ色とアイボリーの複色 美しい強香のシュラブローズだそうだ。シュラブローズとは、木立ち性(ブッシュ)とつる性(クライミング) 中間に位置する半つる性のバラで、モダンローズの系統の一つ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125)
010_260717026 X900 日比谷公園 ヒーリング  G7X.jpg 10.バラ園 ヒーリング
「Hearling」:小松 孝一郎 2013年作出」。日本のバラ育種家・コマツガーデンが2013年に作出発表した、淡い桃色にライラック色が混ざる美しい四季咲きのバラの品種(ハイブリッド・ティー)だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125)
011_260717029 X900 日比谷公園 アガパンサス・プラエコス  G7X.jpg 11.アガパンサス・プラエコス
Agapanthus praecoxは、アガパンサス属に含まれる植物の総称だそうだ。南アフリカ原産のヒガンバナ科アガパンサス属の常緑性多年草。和名はムラサキクンシラン(紫君子蘭)というらしいがあまり用いられない。初夏に青や薄紫、白の美しい花を咲かせ、丈夫で育てやすいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125)
012_260717030 X900 日比谷公園 ローズうらら G7X.jpg 12.ローズうらら
「Roseurara:平林 浩 1995年作出」。鮮やかなショッキングピンク色の中輪花を咲かせる、四季咲きのバラの園芸品種(フロリバンダ)だそうだ。プロパガンダというのは「東京ローズ」:(日本軍が連合国軍向けに行った英語で懐柔した女性アナウンサー)を意味するのだろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 24mm ISO125)
013_260717032 X900 日比谷公園 イタリアン・グレーハウンド 通称イタグレ G7X.jpg 13.イタリアン・グレーハウンド
汗を吹きふき愛犬を散歩をさせている女性がおられた。その愛犬は格好の良い中型犬である。イタリアン・グレーハウンドだろう。イタリアン・グレイハウンドは、イタリア原産の小型のグレイハウンド犬種。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 24mm ISO125)
014_260717019 X900 日比谷公園 ワタチョロギ G7X.jpg 14.ワタチョロギ(綿草石蚕)
一般的にはラムズイヤーという英名で呼ばれるそうだ。車馬道沿いに置かれたプランターに植えられていたが、葉や茎は白い綿毛で覆われ、ビロード状にみえた。英名のlamb's-earは、葉の形や質感が子羊の耳に似ていることに由来するそうだ。遠くから見るとハンゲショウかなと思った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125)
015_260717034 X900 日比谷公園 モンシロチョウ オオキンケイギク G7X.jpg 15.モンシロチョウ -1
プランターで咲くオオキンケイギクの花にモンシロチョウ♂が来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO160)
016_260717035 X900 日比谷公園 モンシロチョウ オオキンケイギク G7X.jpg 16.モンシロチョウ -2
花から花へと移る。7月8日に白内障手術をしたので、G7Xのモニターが見やすくなった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO160)
017_260717041 X900 日比谷公園 G7X.jpg 17.「鷗」
噴水の水を浴びる1986年淀井敏夫作の彫刻「鷗」。「うかぶ雲、海鳥たち訪れ、時の流れを告げる古い貝殻。」という作品銘板があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125)

2026年8月 1日

猛暑の箱根湿性花園 ② 2026年7月14日 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原

園内を行ったり来たりして、11時になった。暑いし、少々疲れたので、休憩所に入り自動販売機で冷たい飲み物を買ってのどを潤した。

   20分ほど休んで腰を上げた。ミヤマカラスシジミのピンボケ写真1枚では、3時間以上かけてここまで来た甲斐がない。一層気温は上がっていると思うが、もう1周してみようと歩き始めた。
 池には、ヒツジグサやコウホネが花を咲かせている。ノリウツギの花をチェックしながら歩くがチョウの姿はない。仙石原湿原植生復元区へ行くとオカトラノオに来て吸蜜しようとする1頭のオオウラギンスジヒョウモンがいた。じっと目で追っているとやっとオカトラノオの花に止まってくれた。この1頭をしばらく撮る。例年なら、オオウラギンスジヒョウモンは飽きるほど飛んでいるのだが、他に蝶の姿はない。

 午後1時に退出した。いつも寄って蕎麦を食べる 「湿性茶屋」 によって、ざるそばと冷たいビールで癒す。  バスに乗って強羅駅に着いたのは午後2時半だった。前回は、強羅から箱根湯本へ行き小田原まで乗り継いでJR東海道線で横浜へ戻ったが、今回は箱根湯本から小田急ロマンスカーで海老名まで行こうと考えていた。丁度都合よく海老名に停まるロマンスカー「はこね14号」があって、空いてもいたので乗ることができた。箱根湯本から海老名まで1時間弱だった。

000_260714144 X700 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg
オカトラノオに飛来したオオウラギンスジヒョウモン♂ 2026年7月14日 箱根湿性花園

019_260714033 X900 〇箱根湿性花園 ニオイヒツジグサ G7X.jpg 19.ヒツジグサ(未草)
さっきも別の池でヒツィジグサを見たが、水面からポッコリ顔を出しているように咲く。wikipediaには、ヒツジグサの名の由来は、未の刻 (午後2時) 頃に花が咲くためとされることが多いが、この頃に花が閉じ始めるためともされる。中国名は睡蓮または子午蓮であるが、日本語での睡蓮 (スイレン) はスイレン属の総称として用いられると記されていた。PictureThisで検索すると、ニオイヒツジグサと同定された。ニオイヒツィジグサというのは北アメリカおよび中央アメリカを原産とする外来種で、花の直径は15〜23cmほどと、ヒツジグサ(花の直径3~7cm)に比べてかなり大きくて目立つそうだ。写真の花の直径10cmほどに見えた。AIに尋ねてみたところ、箱根湿性花園に咲くのは日本に自生する在来種との答えだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO160 )
020_260714119 X900 〇箱根湿性花園 セイヨウコウホネ RX10M4.jpg 20.コウホネ(河骨)
コウホネもスイレン科コウホネ属に属する水草である。池の底の泥の中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、水面より上に葉を立ち上げる。また水中の沈水葉は細長い。夏になると、長い花柄の先に直径3-5cmほどの黄色い花を咲かせる。wikipediaには、「コウホネ (河骨)」の名の由来は、底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるためとされることが多い (異説もある)。この地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、生薬とされる。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 60mm ISO160 )
021_260714122 ジャコウソウ 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 21.ジャコウソウ(麝香草) ジャコウソウは、シソ科ジャコウソウ属の多年草。これはgoogleのレンズで画像検索した。よく似た名前のイブキジャコウソウというのもあるそうだ。ジャコウソウは筒状で先端が少し唇状に開く淡いピンク色の上品な花を咲かせるというが、その通りの写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 160mm ISO3200 )
022_260714125 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 22.ハンゲショウ(半夏生・半化粧)
総状花序の花が咲いているが、ハンゲショウは開花期になると茎の先端に近い数枚の葉の表面が、半分ほど真っ白に変化する。花の代わりに虫を引き寄せるためと考えられているそうだ。今年は、近所のお宅の庭や、日比谷公園の鉢植えなどでもすでに見て来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 147mm ISO1600 )
023_260714132 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 23.湿原植生復元区を翔ぶオオウラギンスジヒョウモン -1
殆どチョウの姿を見ることなく、再び湿原植生復元区に来た。オオウラギンスジヒョウモン1頭がそこに咲くオカトラノオの花に飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 62mm ISO500 )
024_260714134 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 24.湿原植生復元区を翔ぶオオウラギンスジヒョウモン -2
♂のきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO400 )
025_260714136 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 25.湿原植生復元区を翔ぶオオウラギンスジヒョウモン -3
裏面を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO320 )
026_260714140 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 26.湿原植生復元区を翔ぶオオウラギンスジヒョウモン -3
同じ花の総状花序で移動せずに吸蜜を続けていた。こちらを向いてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO400 )
027_260714150 X900 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 27.湿原植生復元区を翔ぶオオウラギンスジヒョウモン -4
オカトラノオの総状花序は、長さ10〜30cmの穂のような形で、多数の白い小さな花を下方から先端へ向かって順に咲かせます。オオウラギンスジヒョウモンは移動することなく、いくつもの花から吸蜜しているのだろか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO640 )
028_260714154 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 28.キタキチョウ
いつもはもっとたくさん見かけるキタキチョウだが、この日はほとんど見かけなかった。暑いのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO500 )
029_260714156 X900 箱根湿性花園 RX10M4.jpg 29.絵を描く人
木陰のある園内の散策路で絵を描いている方がいた。画面には1本の草か木の立ち姿が描かれている。ボタニカル・アートなのだろか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 56mm ISO1800 )
030_260714157 X900 箱根湿性花園 RX10M4.jpg 30.ハマナス
再びハマナスが咲くところへ戻ってきた。たくさんの実を付けている。ハマナス(浜梨)の実は、8月〜9月頃に赤く熟す直径約2cm〜3cmのバラのローズヒップである。ローズヒップとはバラの花が咲き終わったあとにつく赤い果実で、ビタミンCやポリフェノールが豊富で、ジャムや果実酒、お茶などに使われるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 73mm ISO160 )
031_260714159 X900 箱根湿性花園 RX10M4.jpg 31.ヒメアジサイ(姫紫陽花)?
ホンアジサイと思うが、いろいろ検索しているとヒメアジサイではないかと思った。ヒメアジサイは、澄んだ青色の手まり咲きが特徴の日本古来のアジサイの品種で、植物学者の牧野富太郎が1928年に長野県で発見・命名したとの記述があった。花も小ぶりであり、その特徴がヒメアジサイによく似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 30mm ISO640 )
032_260714162 X900 〇箱根湿性花園 RX10M4.jpg 32.売店の鉢植えの花
この日はこれ以上は無理だろうと諦め、そろそろ引き上げようと出口に来た。出口に近いところにある売店で写真のような鉢植えの花が販売されていて。花の形は紫陽花に似ている。まさか紫陽花の品種かと思い、傍に行ってみよく見るとそうではなさそうだ。山丹花という小さな札が付いていた。サンタンカは南方系のアカネ科の低木で、wikipediaには、中国南部からマレーシアにかけてを原産とする。現在では九州南部までに帰化した例がある。 沖縄や久米島では古くより逸出して野生状態でも見られると記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 29mm ISO640 )
033_260714162 X900 〇箱根湿性花園 G7X.jpg 33.開園50周年
昭和51年3月21日開園の箱根湿性花園は開園50周年になる。もっと前に開園されていたのかと思った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 29mm ISO400 )
034_260714044 X900 箱根湿性花園  G7X.jpg 34.軒先に咲くガクアジサイ
蕎麦屋「湿性茶屋」の軒先に色彩豊かなガクアジサイが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
035_260714045 X900 箱根湿性花園 帰路強羅駅  G7X.jpg 35.強羅駅
強羅駅のホームに入って来る折り返しの登山電車。外国人観光客が多かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 30mm ISO200 )
036_260714049 X900 箱根湿性花園 登山電車 旧型車両 G7X.jpg 36.すれ違った旧型電車
箱根登山鉄道で現在運用されている旧型電車とすれ違った。モハ1形とモハ2形を合わせた計3両(モハ1形2両・モハ2形1両)だ。中でもモハ1型2両は1919年製だそうだ。定期運行する普通鉄道の電車として国内最古級であり、2028年1月での引退が発表されているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )
037_260714056 X900 箱根湿性花園 箱根湯本駅  G7X.jpg 37.久しぶりに乗る小田急ロマンスカー
今回は箱根ロマンスカーで帰ろうと思っていた。箱根湯本に着いて次のロマンスカーの時間を見たところ、それほど待たずに便がある。自動販売機で指定席券を買って、待っていると、ロマンスカーが入ってきた。折り返しの為、清掃が行われ、車内に入る。東海道線のグリーン車より心地良い。海老名で下車し、相鉄線に乗り換えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )

2026年7月28日

猛暑の箱根湿性花園 ① 2026年7月14日 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原

今年もミドリシジミ、ミヤマカラスシジミの写真を撮りたくて箱根仙石原の湿性花園に出かけた。台風の影響もなく、天気も良さそうだ。ところがその「天気の良さ」が仇となってしまった。最近の温暖化傾向もあるのだろうが、箱根と言えども日差しが強いと気温は30℃を越える。

   運転免許を返納したので、昨年から公共交通機関を利用してきている。湿性花園の開園は午前9時である。強羅発8時半のバスに乗ろうと思ったが、間に合わず9時のバスに乗り、9時半に着いた。既に暑い。

 さっそく園内を歩き始める。園路の途中にノリウツギの木がある。昨年は7月22日に訪れたがノリウツギの花は既に咲き終わっていたし、ミドリシジミの姿もなかった。そこで今年は10日ほど早く行ってみたのだが、ノリウツギの花は咲いていた。ミドリシジミは吸蜜に来ていなかったが、ミヤマカラスシジミを見つけた。これは期待が出来ると思ったが、この日はそこまでだった。途中でミドリシジミらしき個体を見たという人がいたが私は1頭も見つけられない。

 やはり、気温が高すぎるのか。それと発生初期なのだろ。気温が上がる前の朝早い時間に入園できれば良いのだが、それは出来ない。

 活動している蝶は少ない。ミヤマカラスシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモンを撮ったが個体数は少ない。気温が高いためだろう。9時前には入園できないし、閉門も午後5時である。夕方活動するミドリシジミを見ることもできない。来年は曇りの日を見つけてチャレンジしてみたい。

000_260714017 X700 〇箱根湿性花園 コオニユリ G7X.jpg
コオニユリ 2026年7月13日 箱根湿性花園

001_260714002 X900 箱根湿性花園 沿線の紫陽花 G7X.jpg 1.登山鉄道沿線の紫陽花
箱根登山鉄は線路に沿って咲くアジサイの花でも有名である。今回は少し時期が遅かった。それと線路のすぐ脇に咲いているので、走行する車内から写真を撮るのは難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )
002_260714006 X900 〇箱根湿性花園 登山電車強羅駅 G7X.jpg 2.強羅駅前 -1(ガクアジサイ)
登山電車の終点、強羅で降りてバス停に向かう。8時半発のバスに乗りたかったが、間に合わなかった。次のバスは9時丁度だ。強羅駅周辺をうろうろしていたら、変わったガクアジサイを見つけた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO200 )
003_260714012 X900 箱根湿性花園 強羅駅 タケニクサ G7X.jpg 3.強羅駅前 -2 タケニクサ(竹似草)
バス停の方へ歩いて行くと線路わきに線香花火のような花が咲いているのが見えた。何だろうと思い近づいて写真を撮る。PictureThisで検索してみるとタケニクサと同定された。wikipediaによると、「タケニクサは伐採地や崩壊地の先駆種となり、都市の空地などにも多く見られる。世界に2種のみで、日本原産種と、中国大陸,台湾原産の小果博落廻(Macleaya_Microcarpa)のみである。」とあった。日本名は、果実の様子が、平たく薄い竹の葉のような形状で、竹に似ている様子から、竹似草と名付いたと記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 23mm ISO160 )
004_260714060 X900 箱根湿性花園 ワスレグサ RX10M4.jpg 4.ワスレグサ(忘れ草)
箱根湿性花園に着いた。入園料が100円値上げされていた。順路に従って進むと右側に、日比谷公園でも見たワスレグサが咲いていた。ワスレグサとは広義にはワスレグサ属(別名キスゲ属、ヘメロカリス属)のことを指し、その場合は、ニッコウキスゲなどゼンテイカもユウスゲもワスレグサに含まれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 42mm ISO1600 )
005_260714061 X900 箱根湿性花園 ヒツジグサ RX10M4.jpg 5.ヒツジグサ(未草)
ヒツジグサは、スイレン科スイレン属に属する多年生の水草の1種である。水底に根を張った地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に円形の葉を浮かべている。花期は6月から9月、長い花柄の先についた1個の花が水面上で咲く 。(wikipedia参照)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 42mm ISO1600 )
006_260714064 X900 箱根湿性花園 ノリウツギ RX10M4.jpg 6.ノリウツギ(糊空木・糊樹)
アジサイ科アジサイ属の落葉低木だそうだ。花がガクアジサイそっくりだが、木は背が高く育つのでアジサイとは思えない。ここにあるガクアジサイの木とは、ずいぶん長い付き合いになる。ここには、多い時は5頭くらいのミドリシジミが吸蜜していることがあった。ところがここ数年、ここを目当てに行くとノリウツギが咲いていなかったり、ミドリシジミの発生時期と合わなかったりで、会え無いことが多くなった。だが、この日ノリウツギは見事に咲いてくれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
007_260714065 X900 箱根湿性花園 ミヤマカラウシジミ ノリウツギ RX10M4.jpg 7.ミヤマカラスシジミ発見
前の写真のところに立ち、ミドリシジミはいないか目を凝らして探した。ミドリシジミはおろか、オオウラギンスジヒョウモンなども発見できなかった。午前9時50分、気温はおそらく30℃に近くなっていると思う。チョウも暑さで活動できないのだろう。また後で来てみることにして、ノリウツギを通り過ぎながらふと左を見ると、なんと、ミヤマカラスシジミが吸蜜していた。取り敢えずシャッターを切って、これからしっかりピントを合わせようとうごいたところ、飛び去られてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 217mm ISO1250 )
008_260714070 X900 箱根湿性花園 オカトラノオ RX10M4.jpg 8.オオウラギンスジヒョウモン
オカトラノオにオオウラギンスジヒョウモンが飛来した。なかなか落ち着いて吸蜜してくれない。この♂は後翅が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 181mm ISO500 )
009_260714072 X900 箱根湿性花園 マツモトセンノウ RX10M4.jpg 9.マツモトセンノウ(松本仙翁)
マツモトセンノウは鮮やかな朱色の花を咲かせるナデシコ科の多年草である。江戸時代から日本で親しまれ、茶花や庭植えに好まれている。マツモトセンノウの仲間には、フシグロセンノウ、センジュガンピ、エンビセンノウなどがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 147mm ISO500 )
010_260714020 X900 箱根湿性花園 ハマナスの実 G7X.jpg 10.ハマナス(浜茄子・浜梨) ハマナスはバラ科の植物で、濃いピンクや紅紫色の良い香りの花を咲かせる。残念ながら花はもう終わっていて、赤い実が成っている。余談だが、急行「はまなす」という列車があった。青森と札幌を結んでいた日本最後の寝台・座席急行列車である。2015年の5月、某旅行社が企画した「日本一周鉄道の旅」というツアーに参加し、2日目に、まず最北の宗谷岬まで行ってそこから南に下り始める。宗谷から青森に向かった。当時のStudio YAMAKOを繰って見るとーー「スーパー宗谷4号」は21時55分に札幌駅に着いた。札幌で5分間の待ち合わせで出発する「急行はまなす」にあわただしく乗り込む。添乗さんは乗ってきた「スーパー宗谷4号」の到着が遅れはしないかと心配していた。無事、2段式のB寝台に落ち着く。一つの区画に2段ベッドが2組ある。私たちは友人夫婦と同じ区画だったが、知らないご夫婦同士の「同室」はお互い気を使うことだろう。この列車の終点青森には明日の朝5時39分に到着予定だ。ーーと綴っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 )
011_260714079 X900 箱根湿性花園 ミドリヒョウモン RX10M4.jpg 11.再びノリウツギ
もう一度さっきのノリウツギのところへ戻った。ヒョウモン蝶が来ている、ミドリヒョウモンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 140mm ISO125 )
012_260714082m X900 〇箱根湿性花園 ミドリヒョウモン RX10M4.jpg 12.ミドリヒョウモンの♂と♀
そこへミドリヒョウモンの♀が飛来して♂が吸蜜していたのと同じ花に止まった。♂はびっくりしたのか飛びあがったように見えた。♀は悠然と吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 147mm ISO100 )
013_260714087t X900 〇箱根湿性花園 ヒロオビトンボエダシャク RX10M4.jpg 13.ヒロオビトンボエダジャク(広帯蜻蛉枝尺蛾)
これはシャクガ科のガの仲間だ。初夏にあたる6月から7月頃に発生する。黒と白のまだら模様の翅と、トンボのように細く黄色い輪紋のある腹部が特徴的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 140mm ISO500 )
014_260714092 X900 〇箱根湿性花園  RX10M4.jpg 14.ノハナショウブ(野花菖蒲)
ぱっと見た時はカキツバタかと思ったがどうやらノハナショウブのようだ。ノハナショウブとカキツバタと大きな違いは、花びらの根元の模様だ。ノハナショウブは黄色い筋、カキツバタは白い筋が花びらにある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 168mm ISO500 )
015_260714097 X900 箱根湿性花園 カセンソウ RX10M4.jpg 15.カセンソウ(歌仙草)
湿性花園の一番奥は仙石原湿原植生復元区になる。見るからに広々とした草原である。木道が敷かれいている。ここには黄色いカセンソウが咲き、多くのチョウが訪れる。オオウラギンスジヒョウモンがカセンソウの花から花へと乱舞する。少し時期が早かったのだろうまだ多くは咲いていなかった。オオウラギンスジヒョウモンも暑さのためか飛んでいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 21mm ISO160 )
016_260714029 X900 〇箱根湿性花園 ノハナショウブ G7X.jpg 16.ノハナショウブ
ノハナショウブは、アヤメ、カキツバタと同じアヤメ科である。一般的にショウブ(菖蒲)と呼ばれている、端午の節句で菖蒲湯に使われる本当のショウブは、ショウブ科(サトイモ科?※)の全く別の植物とのこと。また、ハナショウブはノハナショウブが原種だそうだ。※サトイモ科とショウブ科は、昔は同じグループとされていたが、現在の遺伝子研究(APG分類体系)ではショウブ科が独立した別の科になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 21mm ISO160 )
017_260714098 X900 箱根湿性花園 モンシロ RX10M4.jpg 17.モンシロチョウ♀
これだけ蝶がいないとモンシロチョウでも撮っておこうという気になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 172mm ISO160 )
018_260714104 X900 箱根湿性花園 サラセニア プルプレア 瓶子草RX10M4.jpg 18.食虫植物
事務所、売店、展示場などがある入口へ戻ってきた。毎年、夏休みの頃は食虫植物展が行われているが、今年も7月18日から8月31日まで、夏の企画展「世界の食虫植物展」が開催される。その展示場の近くに食虫植物であるサラセニアが地植えされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 65mm ISO250 )

2026年7月24日

伐採された小さな公園のソメイヨシノ古木 2026年3月17日~7月7日 横浜市保土ヶ谷区

横浜市で桜の開花宣言がされたのは平年より3日早い3月22日だった。
 近くの公園に樹齢60年を超えるソメイヨシノの古木がある。開花宣言が出される5日ほど前の3月17日に開花状況を見に行ってみた。

 まだ開花していなかった。その日、そのソメイヨシノの幹に何やら大きな札が巻き付けられていた。もしかしてと思っていたが、それには「~さくら伐採のお知らせ~ この桜は樹木診断の結果、キノコな等の腐朽菌の進行が進み、根本付近の幹の空洞率が高くなっていることが分かりました。残念ですが、倒木の危険性がるため撤去いたします。ご理科いただけますようお願いいたします。 横浜市保土ヶ谷土木事務所」と書かれていた。
 確かに根元近くに大きな割れ目打が出来ているのを見てきている。

 いつ伐採されるのかなと思い、その札の掲示されていた土木事務所の電話番号に電話してみた。丁寧の応対してくださったが、伐採の日はまだ決まってなく、その業者社さんも決まっていないとのことだった。今年この古木最後の花を見ることになる。

 3月24日にそのソメイヨシノがある小さな公園へ行ってみた。日当たりの良い枝で数輪の桜が開花していた。

000_260324022 X700 3-24 ○ソメイヨシノ 峯小学校 Z50-250.jpg
今年も花を咲かせていた小さな公園の樹齢60年を超えたソメイヨシノ古木 2026年3月24日 横浜市保土ヶ谷区

001_260317007 X900 3-17  桜古木伐採予定 G7X.jpg 1.3月17日 ソメイヨシノ古木に巻かれていた伐採予定の掲示板 小さな公園は駅方面へ行くときの通り道だが、この日、小さな公園のソメイヨシノの古木を、そろそろ蕾が膨らんでいるかなと見ていたところ、伐採予定の掲示板がその幹に付けられていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200)
002_260317008 3-17 桜古木伐採予定 G7X.jpg 2.3月17日 まだ開花していないソメイヨシノ古木
この日はまだ開花していなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 )
003_260324004 X900 3-24 伐採予定のソメイヨシノ 峰岡公園 Z50-250.jpg 3.3月24日 開花
11時ごろ行ってみたところ、小さな枝に数輪が開花していた。瑞々しい。昨年は開花宣言が行われた3月27日に開花を確認していたので、それより早い開花だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 98mm ISO320 )
004_260324014 X900 3_24 ○伐採予定のソメイヨシノ 峰岡公園 Z50-250.jpg 4.3月24日 まだ、ごく一部しか開花していない
花はごく一部しか咲いていなかった。「伐採予告掲示板」の下、古木の根元に裂け目が入っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 72mm ISO200 )
005_260324002 X900 3-24 伐採予定のソメイヨシノ 峰岡公園 Z50-250.jpg 5.3月24日 蕾がいっぱい
開花しているのは日当たりの良い枝の一部だが、蕾は沢山スイタンバイしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 170mm ISO200 )
006_260324016 X900 3-24 伐採予定のソメイヨシノ 峰岡公園 Z50-250.jpg 6.3月24日 開花している枝は少ないが
この日は天気が良かった。青空を背景にソメイヨシノ独特の淡いピンク色が輝いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 87mm ISO200 )
007_260324020 X900 3-24 ◎ソメイヨシノ 峯小学校 Z50-250.jpg 7.3月24日 淡いピンクが輝く
蕾もたくさん見える。今年が最後のこの古木の花見かと思うと何か淋しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 250mm ISO200 )
008_260329002 X900 3-29 伐採を待つ古木 峰岡公園 G7X.jpg 8.3月29日 開花が進む -1
大分咲き進んできた。蕾も開きかけている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f11 1/1000秒 37mm ISO1000 )
009_260329004 3-29 伐採を待つ古木 峰岡公園 G7X.jpg 9.3月29日 開花が進む -2
しかし、まだまだ3分咲きにも満たないようだ。たしかに木の勢いは衰えているように見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f11 1/1000秒 9mm ISO1000 )
010_260402002 X900 04-02 伐採予定ソメイヨシノ Z30 Z16-50.jpg 10.4月2日 ほぼ満開 -1
4日後、ほぼ満開となった。

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/200秒 16mm ISO200)
011_260402005 X900 04-02 伐採予定ソメイヨシノ Z30 Z16-50.jpg 11.4月2日 ほぼ満開 -2
だが若い木のように花がギューギューにつまっているようには見えない。

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/200秒 16mm ISO200)
012_260402005a X900 04-02 伐採予定ソメイヨシノ Z30 Z16-50.jpg 12.4月2日 幹の裂け目
幹の根元から地表に露出している根の部分にかけての裂け目は大きい。ソメイヨシノに生えるキノコなどの腐朽菌による病気は、幹や根の内部を朽ちさせ、木を空洞化させる深刻なトラブルだそうだ。代表的なものとして、ベッコウタケ、コフキタケ、ナラタケがある。その中で、この小さな公園のソメイヨシノの古木は、その形状からベッコウタケの仕業に見えた。幹や根から感染して内部を激しく腐らせ、茶色いキノコ(子実体)を発生させる。倒木のリスクが非常に高まるという。

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/100秒 40mm ISO100)
013_260402005b X900 04-02 伐採予定ソメイヨシノ Z30 Z16-50.jpg 13.4月2日 緑の葉も出てきた
角度を変えて見ると、花と共に緑の葉が多く出てきているのも目立つ。

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/27秒 40mm ISO400)
014_260703001 X900 07-03 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 14.7月3日 枝払い
それからしばらくの間、通るたびにどうなっているかを確認していたが、この日、枝払いが行われたのを確認した。まだ幹は残されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 10mm ISO200 )
015_260703006 X900 07-03 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 15.7月3日 伐採工事の予定
根元の部分に、写真のような「公園内の草刈・剪定・伐採作業を行っています。令和9年3月18日まで」という看板が置かれていた。まだ、これから長くかかるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
016_260703012 X900 07-03 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 16.7月3日 枝払いのあと
枝払いをした際のノコギリの木くずがなまなましく残っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 15mm ISO250 )
017_260706012 X900 07-06 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 17.7月6日 幹の伐採 -1
7月6日に見たときは、幹が伐採されていた。切株ののように伐採され、根も残っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 14mm ISO250 )
018_260706012 X900 07-06 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 18.7月6日 幹の伐採 -2
伐採の跡の切断面は生々しかった。面取りがしてあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 14mm ISO125 )
019_260706012 X900 07-06 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 19.7月6日 幹の伐採 -3
小さな公園のグランドへ下りるところに立っていたソメイヨシノが無くなったので開けた感じがする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
020_260706012 X900 07-07 桜古木伐採 峰岡公園 G7X.jpg 20.7月6日 幹の伐採 -4
翌日行って見ると、子供たちがその切株に上がって遊ばないように「きりかぶの上にのぼらないで!」とかかれたパイロンが置かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 22mm ISO250 )
021_260329011 X900 3-29 もう1本のソメイヨシノ 峰岡公園 G7X.jpg 21.3月29日 後継のソメイヨシノ -1
この小さな公園には他にもソメイヨシノがある。これは3月29日に撮影した。同じ公園内のソメイヨシノだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f11 1/1000秒 9mm ISO1000 )
022_260402005 X900 04-07 もう一本のソメイヨシノ Z30 Z16-50.jpg 22.4月2日 後継のソメイヨシノ -2
4月2日には、そのサクラの木は散り始めていた。以上小さな公園の樹齢60年を過ぎたソメイヨシノの伐採の顛末である。今後、根も掘り返して撤去するのだと思われる。

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/200秒 16mm ISO400)

2026年7月20日

イシガケチョウ 舞岡公園に現る 2026年6月30日

今年になって舞岡公園にイシガキチョウがいたというネット情報があった。そのブログを拝見すると、5月の中頃からイボタの花などで頻繁に観察されていた。終齢幼虫の写真もアップされている。

 イシガキチョウの生息範囲は、ツマグロヒョウモンと同じように北上を続けていて、埼玉県でも観察されているという。

 今年のゼフィルスのシーズンは余り舞岡公園へ足を運べなかったが、ゼフィルスに限らず、蝶が少ないように思う。この日、ゼフィルスはもう終わっているが、トラフシジミなどが出てきていないかと思い、電車・バスを乗り継いで、行ってみた。しかし、蝶の数は極めて少なかった。

 北門の方へ歩いていると、途中で会った方からイシガキチョウが飛んでましたよと教えていただいた。一旦、瓜久保まで行ってみたが、ここでは何の成果も得られなかった。帰路、散策路を歩いていると、路上をひらひらと飛んでいる白いチョウがいた。もしやと思い近づいてみるとイシガキチョウだった。  今後も発生が続くのか興味深い。

000_260630076 ◎イシガケチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg
路上でストローを伸ばすイシガケチョウ 2026年6月30日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_260630013 X900 〇ネムノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ネムノキ(合歓木)の花 -1<br> ネムノキの花が谷戸の園路沿いに一斉に開花していた。淡い、ソフトなピンク色の花が見事に咲き揃っていた。wikipediaによると、和名のネムノキは、「眠る木」を意味し、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO640 )
002_260630151tm X900 ◎ネムノキ 舞岡公園 G7X.jpg 2.ネムノキの花 -2<br> 谷戸と園路の間に何本ものネムノキがあり、園路から眺めると谷戸の緑を背景に美しく咲いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO250 )
003_260630135 X900 ネムノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ネムノキの花 -3
ネムノキはマメ科ネムノキ属の落葉高木。花をアップで撮るのにどこにピントを合わせようか迷う。ネムノキの花は、十数個の小さな花が集まり、1つの大きな花(頭状花序)のように咲く。花弁に見えるピンク色のフワフワした部分は雄蕊だ。写真では良く判らないが、花びら(花冠)は雄蕊の根元にあり、薄緑色の小さな筒状(ろうと状)で先が5つに裂けている。萼は花冠のさらに下部にある薄緑色の筒状の部分。雌蕊は雄蕊の束の中心に1本だけあり、雄蕊よりも少し長く突き出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1000 )
004_260630001 X900 ハゼノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 4.ハゼノキ(櫨の木・黄櫨の木)
訪れる季節によって、こんなところにこんな木が在ったのだと思うことがある。ハゼノキは初夏に新しい葉を展開するが、その中で一部の古い葉や特定の枝先の葉や、春先に出たばかりの柔らかい新芽や若葉が、強い日差しや急激な気温の変化によって、秋を待たずに真っ赤に紅葉することがあるそうだ。これは季節外れの現象ではなく、樹木の生理的な特徴によるものという。ウルシ科ウルシ属。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO2500 )
005_260630138 X900 オカトラノオ 舞岡公園 G7X.jpg 5.オカトラノオ(丘虎の尾) 園路沿いのオカトラノオの花は、まっ盛りだった。群落の範囲はまた広がっているように思う。地下茎で増えるため、条件の良い場所では数十株から10数mにわたる見事な群落を形成し、蝶などを引き寄せる。たしかにチョウが好きな花なのだが、この日は蝶の姿は一つもなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
006_260630139 X900 コムラサキ 舞岡公園 G7X.jpg 6.コムラサキ(小紫)
シソ科ムラサキシキブ属である。よく似たムラサキシキブというのもある。鉢植用あるいは庭木用で「ムラサキシキブ」の名で流通しているもののほとんどがこのコムラサキであるとみられている。秋には直径約3mmほどの球形の果実が紫色に熟す。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO125 )
007_260630019 X900 サカサガクアジサイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 7.古民家の庭のガクアジサイ -1
装飾花が裏返しになってついていた。AIに写真を見てもらったところ、これは装飾花の形状+咲き進み+環境の組み合わせで起きた自然な現象と考えるのが妥当で、品種によるものではなさそうだ。ガクアジサイは装飾花の"向き"が個体差として出やすいので、こうした発見は園芸家でもよく話題になるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO640 )
008_260630028 X900 サカサガクアジサイ 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.古民家の庭のガクアジサイ -2
このガクアジサイは開花してから時間が経過しているようだが、花柄が伸びて、装飾花が垂れ下がっているように見えた。AIに画像を送って見ると、この姿はガクアジサイではときどき見られる現象で、品種というより、花柄の角度と重さによる自然な変化という説明だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 136mm ISO320 )
009_260630035 桔梗 X900 舞岡公園 RX10M4 DSC00856.jpg 9.キキョウ(桔梗)
桔梗が一輪ポツンと咲いていた。内部には5本の雄蕊と1本の雌蕊があり、自家受粉を避けるために雄蕊が先に熟して花粉を出し終えた後に、雌蕊の柱頭が5つに開く「雄性先熟」の巧妙な構造を持っているそうだ。キキョウの花にはキアゲハなどが吸蜜に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 201mm ISO500 )
010_260630045 X900 〇ベニ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.ベニシジミ -1
春に出てくるベニシジミの前翅のオレンジ色部分はとても明るい色をしている。ベニシジミは年4~6回発生するという。夏型はそのオレンジの部分に黒の地色が混じるようになり、黒い斑紋も大きくなって、地味な色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1000 )
011_260630047 X900 ◎ベニ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ベニシジミ -2
谷戸の畦道に咲くヒメジョンの花によく来ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO1250 )
012_260630052 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.モンシロチョウ
いつもなら見向きもしないモンシロチョウだが、蝶が少ないので撮りたくなる。しかし、こうしてみるとモンシロチョウも捨てたもんではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 172mm ISO320 )
013_260630059 X900 イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4 のコピー 2.jpg 13.イシガケチョウ発見
園路を歩いていると、路上をひらひらと飛んでいる白いチョウが見えた。イシガケチョウだとすぐ気が付いた。舞岡公園でみた初めてのイシガケチョウだった。幸い通る人はいなかった。慎重に近づいてまずシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 172mm ISO320 )
014_260630061 X900 〇イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 14.路上のイシガケチョウ
今度はこちらを向いて止まってくれた。ほとんど傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO320 )
015_260630072t X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 15.吸水するイシガケチョウ
羽化したてのイシガケチョウは、路上などの湿った地面で吸水する習性があるようだ。これは、主に羽化して間もない♂が行う行動で、水分だけでなく繁殖活動に必要なミネラルや塩分を補給するためだそうだ。この個体が羽化して間もない♂ということに合点がいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO160 )
016_260630076 X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.イシガケチョウ
路上にとまるチョウを上から撮るのはあまりいい絵にならないが、それを察してか、撮りやすい位置で半開翅してくれた。北上してきていて、時間の問題と言われてた舞岡公園にも到来したようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO160 )
017_260630102m X900 〇イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 17.リョウブの花に来たイシガケチョウ -1
トラフシジミでもいないかと、リョウブの木に向かった。二人の方が、花が咲き始めたリョウブの花にレンズを向けておられた。私が興味深く見ながら近づいたのを見て、一緒に来られていた奥さまらしき方が「沖縄蝶だそうです」と教えてくれた。「失礼します。一緒に撮らせてください」と声をかけて撮り始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
018_260630104m X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 18.リョウブの花に来たイシガケチョウ -2
イシガケチョウは吸蜜を続ける。これから咲く蕾の向こうで吸蜜しているので、それが邪魔になるのだが、それもいいかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 220mm ISO100 )
019_260630111mt X900 ◎イシガキチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.リョウブの花に来たイシガケチョウ -3
この個体がさっき路上で撮ったのと同じかどうかは分からないが、これも傷のないきれいな個体だった。本種は年3~5回発生するという。ここではどうなるの分からないが、今後もフォローしてみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100 )
020_260630149 X900 七夕 舞岡公園 G7X.jpg 20.七夕
古民家の前庭には縁側の前に七夕さんの笹飾りが立てられていた。明日はもう7月だ。この日は蝶の数が少なく、モンキアゲハが悠然と飛んでいくのを見たくらいで、他はツマグロヒョウモンやアカボシゴマダラすら飛んでいなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO250 )

2026年7月16日

身近なところで咲く花 2026年6月22日・29日 横浜市保土ヶ谷区

ここのところ遠出をすることが少なくなった。近所へ買い物などで出かけるときや、お世話になっているホームクターの診察や、歯医者さんの定期検診、また、床屋さんへ行くときなどはG7Xを持って出て、チョウがいないか、何かきれいな花が咲いていないかと、被写体を探して歩いている。

 花などでも、毎年、そこに咲いていたのだろうが、気が付かないでいて、新鮮に感じることもあった。

000_260622014 X900 ホンアマリリス 峰岡公園 G7X.jpg
小さな公園で咲くホンアマリリス 2026年6月22日 横浜市保土ヶ谷区

001_260622001 X900 嶺小前のお宅 ハンゲショウ G7X.jpg 1.ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
近所の顔見知りのお宅の玄関わきには小さな花壇があり、いろいろな花が咲いている。丹精に育てられている。これは花ではないが、鉢植えにされた半夏生だ。ハンゲショウの花期は6月~7月ごろで、香りがある小さな花が多数集まり長さ 10-15 cm の総状花序(穂のような)を形成する。その頃になると花序に近い数枚の葉が白くなり送粉者を呼び込むが、花期が終わると再び緑色になる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO160 )
002_260622003 X900 AEONの前 ヤマボウシ G7X.jpg 2.ヤマボウシ(山法師)
週に一度ほど買い物に行くスーパーマーケットへ道筋に、ヤマボウシの花が咲いていた。ヤマボウシの花は、下からしか撮れないことが多いが、この木はまだ背が低く、バリアングルのモニターで上から撮ることができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 15mm ISO125 )
003_260622004 X900 帷子川 マイカイ G7X.jpg 3.マイカイ
帷子川沿いの高層住宅の敷地に、日比谷公園でも見たマイカイ(バラ)が咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
004_260622005 X900 帷子川 トウネズミモチ G7X.jpg 4.トウネズミモチ(唐鼠黐)-1
wikipediaによれば、中国中南部原産で日本では明治時代初期渡来した帰化植物であるそうだ。大気汚染公害に強いことから、都市部を中心に公園緑化樹などに利用される。よく見ることがあるが地味な木と地味な花なので、カメラに収めることもなかった。花期は6~7月頃。よく目にする生け垣に植えられているのは国産の近縁種ネズミモチだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO250 )
005_260622005 X900 帷子川 トウネズミモチ G7X.jpg 5.トウネズミモチ -2
これもトウネズミモチのようだ。AIに尋ねて見ると、「ネズミモチとトウネズミモチの最大の違いは、葉を光に透かしたときの葉脈の見え方と実の形です。トウネズミモチの方が全体的に大形で、葉脈が網目状にはっきりと透けて見えます。」とあった。気を付けて見ないと解らない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO250 )
006_260622006 X900 帷子川 タイワンツクバネウツギ G7X.jpg 6.ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)アペリア
この花には蝶も吸蜜に来る。公園や街路樹でよく見かける。写真は園芸種のハナゾノツクバネウツギ(アベリア)と思われる。PictureThisによれば、その交配親であるタイワンツクバネウツギは、日本の自生地では絶滅危惧種に指定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO180 )
007_260622008 X900 帷子川 G7X.jpg 7.帷子川の親水公園 工事中 -1
横浜市の帷子川では、大雨への治水安全度向上と緑化推進の一環として、川辺公園〜柳橋〜常盤橋エリアで護岸改修と親水緑道の整備が進められている。川辺公園(プールのある公園) とその前の帷子川親水護岸は、2年ほど前に一度修復され、水辺に近づける状態に戻っていた。しかし現在、再び大規模な護岸工事が実施されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
008_260622009 X900 帷子川 G7X.jpg 8.帷子川の親水公園 工事中 -2
「直したばかりなのに、なぜまた壊して大規模な工事をしているのか」という疑問の背景には、「治水の目標(対応できる雨量)の大幅な引き上げ」があるそうだ。治水基準の引き上げ(時間雨量50mmから60mmへ)に対応し、時間雨量60mmの水を安全に流すためには、川の断面積(流せる水の量)を大幅に増やす必要があるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO180 )
009_260622011 X900 帷子川 G7X.jpg 9.帷子川の親水公園 工事中 -3
そのため、「川の底をさらに深く掘り下げる」、あるいは「護岸をこれまで以上に高く補強する」という工事を行う必要があり、前回の工事で一度きれいに整備した親水護岸の土台部分を含め、もう一度大きく作り直す必要が生じてしまった。「公園・プール全体の再整備」を一体のプロジェクトとして同時に完了させる計画に切り替わったため、今回のような大規模な形になっているのだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO200 )
010_260622017 X900 チャイナローズ 峯小学校 G7X.jpg 10.チャイナローズ
小学校の給食の調理場がある裏側に小さな花壇が造られていた。そこでチャイナローズが咲いていた。花びらの重なりが綺麗だし、色も落ち着いたバラ色である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 34mm ISO125 )
011_260629019 X900 サルスベリ 下星川橋 G7X.jpg 11.サルスベリ(百日紅)
ニュースでは、"ヨーロッパで猛暑続くが続きドイツなどで最高気温を更新し 死者相次ぐ"と言ったことが報じられた日、また、サッカーのワールドカップでは、決勝トーナメントに進出した日本が初戦でブラジルに1-2で惜しくも敗れた6月29日のこと。駅前まで買い物に行って、戻る途中、下星川橋のたもとでサルスベリらしき花が咲いていた。私の認識では、近所の公園や、内幸町の国会通りに咲いているサルスベリの花が見られるようになるのは夏の終わりから初秋にかけてだと思っていた。AI に尋ねてみたところ、写真は確かにサルスベリの花であり、サルスベリは「秋の花」ではなく、初夏(6月下旬)から咲き始めるのが普通だとの回答があった。非常に花期が長く、初夏から秋にかけて次々と新しい花を咲かせ、そのため「百日紅」という漢字の通り、約3ヶ月にわたって色鮮やかな花(ピンク、赤、白、紫など)を楽しむことができる。黒っぽく見える実のようなものは、昨年の果実が残ったものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )
012_260629020 X900 星川駅・帷子川 G7X.jpg 12.ガクアジサイ
駅に沿った帷子川沿いの遊歩道にはガクアジサイが咲いていた。昨年よりもきれいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 )
013_260629022 X900 ムクゲ 星川駅・帷子川 G7X.jpg 13.白いムクゲ(木槿)
あれ!ハチスかなと思って見た。改めてわかったのだが、別名ハチスは本種ムクゲの古名だったのだ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
014_260629024 X900 星川駅・帷子川 G7X.jpg 14.ハツユキカズラ(初雪カズラ)
テイカカズラ属のつる性常緑低木。遠目から見ると花が咲いているように見えたが、近くで見るとピンクや白に染まっている部分は花ではなく葉の新芽だそうだ。成長の段階によって葉の色のグラデーションが変化していく。ピンク→班入りの白→白と緑の斑模様→成葉になると落ち着いた緑一色になるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 )
015_260629025 X900 ハチス 峰岡町 G7X.jpg 15.青いムクゲ(木槿)
これはハチスだとばかり思っていたが、それはムクゲの別名だった。ムクゲの花色は、白、薄紫、ピンク、赤紫、濃い紅色など非常に多彩である。これは大徳寺祇園守(だいとくじぎおんまもり)あるいはブルーサテンという品種に似ている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 )

2026年7月 7日

蝶が少ない舞岡公園 2026年6月16日 横浜市戸塚区

お近くにお住まいの方で、毎日のように舞岡公園を歩き、ブログを更新されている方もおられ、そのブログを拝見すると舞岡公園のその時の状況を推察することができる。
 平地産ゼフィルスを撮りたいと思い、私も5月25日に行ってみた。しかし、会えたのはミズイロオナガシジミだけだった。時期的にタイミングを外してしまったのだが、せめて、ミドリシジミの♀くらいは撮りたいと思い、出掛けた.だが、ゼフィルスはおろかチョウの姿をほとんど見ることが無かった。ツマグロヒョウモンも見かけないし、アカボシゴマダラの姿もない。時々モンキアゲハが悠々と飛んでいるくらいだ。カメラに収めた蝶は、モンシロチョウ、ヒカゲチョウ、ベニシジミだけだ。
 撮るチョウも現れないので花の写真を撮りながら歩いた。

000_260616035 ◎瓜久保 舞岡公園 RX10M4.jpg
萼の色が白から赤紫に変わったガクアジサイ 2026年6月16日 横浜市舞岡公園 瓜久保

001_260616002 X900 リョウブ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.リョウブ(令法)<br> そろそろリョウブの花が咲きはじめ、もしかしたらトラフシジミにでも会えないかと思い、リョウブの木のあるところへ行ってみた。花は咲き始めていたが、トラフシジミの姿はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 106mm ISO2000 )
002_260616005 X900 ミツバウツギ 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ミツバウツギ(三葉空木)の実
花はもう終わったが、そのあと2~2.5cmの袴のような形をした実をつける。現在は緑色だが、これから熟して茶色に変色していく。その袴のような形をした袋の中に光沢のある淡黄白色の硬い種子が数個入っている。また、見に来てみよう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 50mm ISO3200 )
003_260616006 X900 キノコ テングダケ科 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.テングダケ(天狗茸)科のキノコ
何というキノコかと思い、レンズで画像検索してみたら、テングダケ科のキノコだそうだ。笠の部分が直径5~6cmあった。一般には有毒キノコとして知られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 97mm ISO2500 )
004_260616008 X900 オカトラノオ 舞岡公園 RX10M4.jpg 4.オカトラノオ(丘虎の尾)
古谷戸の里への園路の脇にはオカトラノオの群落が出来ている。年々広がっているように見える。蝶も好きな花だと思うが、その姿は全くなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 46mm ISO1000 )
005_260616009 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ホタルブクロ(蛍袋)-1
舞岡公園にはあちらこちら園路の脇などにホタルブクロが咲いている。Wikipediaによると、和名のホタルブクロは、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来するという。また、「火垂る袋」で提灯の意味から、提燈花(チョウチンバナ)の別名もあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 155mm ISO800 )
006_260616065 X900 ホタルブクロ 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.ホタルブクロ -2
G7Xの持ち替え、カメラを下げてモニターで、"ふくろ"の中を覗いてみた。柄があってぶら下がるように花冠がある。花冠は浅く5裂し、内側に濃紫色の斑点がある。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多いそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO250 )
007_260616012t X900 ◎モンシロ 舞岡公園 RX10M4.jpg 7.モンシロチョウ♀
さすがにモンシロチョウだけは多く見られた。きれいな個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO250 )
008_260616014 X900 ◎オオシオカラトンボ♀または三青樹の♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.オオシオカラトンボ♀
♂は青みが強い黒色、♀は黒地に鮮やかな黄色い斑紋を持つのが特徴である。シオカラトンボと比べると、オオシオカラトンボは体がひと回り大きく、翅の先が黒ずみ、目は黒褐色。一方、シオカラトンボは翅の先が透明で、目は鮮やかな青緑色をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO400 )
009_260616017 X900 ◎ベニバナッユゲショウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.ユウゲショウ(夕化粧)
小さな濃いピンク色の小さな花だ。アメリカ大陸原産で日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが関東地方以西に野生化して、道端や空き地でもよく見かける。舞岡公園でも数は多くないがあちらこちらで見られる。和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 210mm ISO250 )
010_260616019 X900 〇クサフジ舞岡公園 RX10M4.jpg 10.フジクサ
クサフジはソラマメ属に属する多年草だそうだ。和名の由来は、葉と花がフジに似ていることからである。wikipediaによれば、食べられる野草のひとつで、柔らかい新芽や葉を摘んで食用にできるという。和え物やおひたし、酢の物にしたり、クセはなく生のまま天ぷらやサラダの付け合わせなどにする。花の花弁だけを摘んで、軽く湯通しして酢の物にもできるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 136mm ISO2500 )
011_260616020 X900 ハキダメギクorコゴメギクorコセンダングサ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ハキダメギク(掃溜菊)
カメラで画像を検索するとハキダメギクまたはコゴメギクとの回答。PictureThisではコセンダンギクと回答された。花はまだ開ききっていないので難しいが、葉っぱの付き方からはハキダメギクのように思えた。ハキダメギクは道ばたや庭などに生える雑草。熱帯アメリカ原産で、日本では帰化植物のひとつで牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついたといわれている。コセンダンギクは「ひっつき虫(種子)」をつける雑草だが、ハキダメギクは「ひっつき虫」ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 132mm ISO640 )
012_260616026 X900 ◎ガクアジサイ 瓜久保 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ガクアジサイ(額紫陽花) 装飾花の色の変化
瓜久保の家の近くに咲くガクアジサイは、前回訪れたとき、その装飾花(萼)はまだ白かった。しかし、今回見たときは大部分が赤紫になっていた。AIに尋ねてみたところ、装飾花が白 → 赤紫に変化するのは、アントシアニン(赤〜紫の色素)が日数とともに合成されるためだそうだ。これはアジサイ特有の「成熟に伴う色変化」で、土壌のpHだけでは説明できない"生理的な変化"が関わっているといわれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO1000 )
013_260616035 X900 ◎瓜久保 舞岡公園 RX10M4.jpg 13.赤紫色が濃くなったガクアジサイ
ここには多くの株があるが、装飾花の赤紫色への変化は程度の違いがる。AIに品種名を訊ねてみたが、品種名を特定するのは難しく、園芸品種のガクアジサイに典型的な特徴だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO160 )
014_260616032m X900 ◎ヒカゲチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ヒカゲチョウ
羽化したばかりのような美しい個体だった。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO3200 )
015_260616037 X900 ピペリウム・ヒルキヌム 舞岡公園 RX10M4.jpg 15.ヒペリクム・ヒルキヌム(Hypericum hircinum)の蕾
AIに尋ねたところ、1本の枝にたくさんの蕾を付けるそうだ。蕾が開き始めたら一気に開花するという。ほんの数日で花びらと萼が散ってしまい、その中心に実をつける。花は数日で散ってしまうが、実は徐々に色濃く大きくなり1ヶ月半~2ヶ月色の移り変わりを含め、楽しむことができる植物だそうだ。頻繁に通えれば観察してみたい気にさせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 140mm ISO1000 )
016_260616043 X900 〇ネムノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.ネムノキ(合歓木)
マメ科の植物である。このとき舞岡公園には園路と谷戸の田んぼの間に合歓木の花が多く咲いていた。和名のネムノキは、「眠る木」を意味し、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来するそうだ。wikipediaによれば、ネムノキ属は主として熱帯に150種ほどが分布するが、その中でネムノキは飛び抜けて耐寒性が強く高緯度まで分布する。温帯で広く栽培され、一部で野生化しているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO320 )
017_260616045m X900 〇キキョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg 17.キキョウ(桔梗)
いま、桔梗が初々しく舞岡公園のあちこちでポツンポツンと咲いている。キキョウの花の雌蕊は咲き始めは雄しべに覆われているが、成長して受粉できる状態になると、中心部に先端が5つにくるりと開き、まるで小さな白い星のような形になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO640 )
018_260616067m X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.キキョウの蕾
キキョウの蕾は、まるで紙風船のようにぷっくりと膨らみながら、先端の合わせ目が少しずつ離れて星型に開花していくという。完全に開花するまでには「花びらが開く」「雄しべが開く」「雌しべ(柱頭)が開く」という3段階のユニークなプロセスをたどるのが特徴。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )
019_260616048 X900 古民家 舞岡公園 RX10M4 のコピー 2.jpg 19.古民家の庭の紫陽花 -1
古民家の母屋の裏庭の縁側で一休みした。古民家の庭にも紫陽花が咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO160 )
020_260616054 X900 古民家 舞岡公園 RX10M4.jpg 20.古民家の庭の紫陽花 -2
これはちょっと変わった色をした装飾花だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 125mm ISO800 )
021_260616052 X900 ◎ナンテン 古民家 舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ナンテン(南天)の花
ナンテンの花を見るのは初めてだった。きれいな花だ。和名ナンテンの由来は、中国語の音読みで、「南天」は南天竺(なんてんじく 主にインドを指す)からの渡来の意味だそうだ。赤い実がお正月の花材として欠かせないナンテンはこの時期に花が咲くのだ。ナンテンは「難が転じる」という意味合いで、縁起の良い植物と言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO640 )
022_260616059 X900 〇ベニシジミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 22.ベニシジミ -1
ベニシジミが現れた。この日は貴重な被写体だ。ベニシジミは日本に産するシジミチョウの中で特異な色をしている。ベニシジミはベニシジミ亜科(Lycaninae)はユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布し、種類も多い。しかし日本ではこのベニシジミのみである。年数回発生するが、春に出てくる本種はオレンジ色が明るく鮮やかである。夏型は前翅の黒い黒斑が大きくなり、全体的に暗い感じになる。この個体は第二化と思われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO400 )
023_260616061 X900 ベニシジミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 23.ベニシジミ -2
ヤブマオの大きな葉に止まって静止し、開翅している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 220mm ISO400 )

2026年6月21日

上野公園へ 日本画院展 2026年5月31日 上野恩賜公園

家内の友人に日本画院の会員で、毎年東京都美術館で開催される日本画院展に出品されている方がいる。今年も5月29日から6月4日までの間、上野公園にある東京都美術館で開催されている。家内はいつもその友人たちと同行し鑑賞しているが、今年は都合がつかなかったようだ。というわけで私がお供をして上野公園へ出かけることになった。

 横道にそれて恐縮だが、日本画にはチョウを題材にした絵がよくある。田中一村画伯もそうだ。前回も日本画展を見に来た時に、4~5点のチョウをテーマにした作品が出展されていた。蝶がリアルに描かれていてその種名が明確にわかる絵や、抽象的にデフォルメされた絵もある。今回もそういう絵を見たいと思っていた。

 受付で「絵の写真を撮らせていただいよろしいでしょうか」と尋ねたところ、OKの返事をいただけた。順路に沿って鑑賞させていただく。家内の友人の作品は雪のスキー場の絵だった。一本のリフトの両脇に立ち並ぶ樹々に雪が積もったスキー場の風景を淡白ではあるが、空の色や木々の影がうまく表現されていた。

 上野動物園はパンダがいなくなったためか並ぶ人もなく、静かだった。

000_260531 X700上野公園 国立西洋美術館 G7X.jpg
国立西洋美術館 2026年5月31日 東京 上野恩賜公園

001_260531001 X900 上野公園 野口英世像 G7X.jpg 1.上野恩賜公園の野口英世像
日本や世界各地には世界的な細菌学者である野口英世を称える「野口英世像」が複数存在する。この上野恩賜公園の野口英雄像はその中でも有名で、医学者らしく右手に試験管を持ち、思索にふける姿を表現したもので、1951年に建立された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 )
002_260531003 X900 上野公園 国立博物館 G7X.jpg 2.東京国立博物館
略して「トーパク」というらしい。1872年(明治5年)に創設された日本最古かつ最大の博物館であり、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。2025年4月時点で、国宝89件、重要文化財653件を含む収蔵品の総数は約12万件だそうだ。(wikipedia参照)

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 16mm ISO160 )
003_260531005 X900 上野公園 G7X.jpg 3.憩いの森
大噴水の広場を横切って、東京美術館へ向かう。上野駅の公園口からまっすぐ動物園に行く広い道や、右手の噴水広場がありその正面が東京国立博物館があるところは人が多いが、写真のような木陰の憩いの場所もある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
004_260531005 X900 上野公園 G7X.jpg 4.黒門
東京都美術館の入口は左側だが、その通りの右を見ると大きな黒い門が見えた。東京国立美術館の黒門である。黒門は、正式名称を「旧因州池田屋敷表門」といい、もともとは丸の内(現在の丸の内3丁目)にあった。江戸時代末期の大名屋敷の構えを伝える国の重要文化財である。東大の「赤門」と並び称されることもある重厚な建築物である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO200 )
005_260531008 X900 上野公園 東京都美術館 G7X.jpg 5.東京都美術館の側面
黒門を右に見て左に東京都美術館の建物に沿って進むと右手に正門入口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )
006_260531010 X900 上野公園 東京都美術館 G7X.jpg 6.東京都美術館入口
正門を入ったところ、鏡のような大きな球体のモニュメントがある広場を進むと、東京都美術館は下がったところにあった。1926年(大正15)に日本初の公立美術館として開館した東京都美術館は、「石炭の神様」と呼ばれた北九州出身の実業家、佐藤慶太郎氏の寄付によって誕生した。地下3階から地上2階までの構造となっていて、エントランスやメインとなるホールは地下1階に設けられていた。建物の高さ(地上高)を低く抑えた構造になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
007_260531023 X900 上野公園 蝶 日本画院展作品 G7X.jpg 7.蝶をテーマにした出展作品 -1
「日本画院展」はロビー階 第1・2展示室で行われていた。作品を出展している家内の友人から頂いた案内状で展示会場へ入る。この作品は小沼育子さんという方の「山ゆり」という作品の左上に描かれた部分だ。勝手に部分どりしたことをお詫びしなくてはいけないが、ミヤマカラスの♂と思われる蝶がほぼリアルに描かれていた。この作品は「喜屋賞」を受賞されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 )
008_260531024 X900 上野公園 蝶 日本画院展作品 G7X.jpg 8.蝶をテーマにした出展作品 -2
これは田邊典子さんという方の「夜を籠む」という作品である。8種類のチョウが描かれている。右からジャコウアゲハ♀、クロアゲハ、アゲハははっきりと同定できる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 )
009_260531025 X900 日本画院展作品 G7X.jpg 9.蝶をテーマにした出展作品 -3
「夜を籠む」という作品の右下に描かれたクロアゲハが気に入った。丁度この頃に咲くどくだみの花も良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 16mm ISO3200 )
010_260531066 X900 蝶 日本画院展作品 G7X.jpg 10.蝶をテーマにした出展作品 -4
これは牧野有希子さんという方が描かれた「月光浴―月白―」という作品で、大きく描かれた白馬の右下に、これはデフォルメされたカラスアゲハのような蝶が描かれていた。月夜にカラスアゲハガ飛ぶわけないー荒唐無稽だなどということを言うつもりはない。作者の思いが込められた作品だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 16mm ISO3200 )
011_260531035 X900 ○上野公園 日本画院展作品 G7X.jpg 11.会場風景 -1
どれも力感のある作品が展示されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
012_260531050 X900 ○日本画院展作品 G7X.jpg 12.会場風景 -2
正面左側の絵が家内の友人である宇都宮和子さんの作品である。前段にも記したが、雪のスキー場の絵「湯沢スキー場」だった。ご主人はスキーがお好きで一緒に湯沢へ行かれた時の思い出だそうだ。一本のリフトの両脇に立ち並ぶ樹々に雪が積もったスキー場の風景だが、空の色や木々の影がうまく描かれているなと思った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 9mm ISO2000 )
013_260531051 X900 ○日本画院展東京都美術館 G7X.jpg 13.my sky hole 85-2 光と影
外に出た。東京都美術館の正門前広場にある球形のモニュメントは、彫刻家の井上武吉氏の代表作(my sky hole 85-2 光と影)という。表面はステンレススチールで磨き上げられており、空、木々、美術館の建物や自分の姿などが歪んで映り込んでいる。井上武吉氏が1985年に同美術館で開催された自身の個展のために制作した野外彫刻で、終了後もシンボルとしてそのまま設置され続けているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 32mm ISO250 )
014_260531052 X900 ○上野動物園 G7X.jpg 14.パンダのいない上野動物園
今年の1月25日の最終観覧日が終り、双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ(雄)」と「レイレイ(雌)」が1月27日に中国へ返還され、上野動物園にはパンダがいなくなった。動物園の前も心なしか静かである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 )
015_260531053 X900 ○上野公園 G7X.jpg 15.紫陽花
上野公園の紫陽花も咲いていた。今年はどこの紫陽花もきれいに咲いているように思える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒33mm ISO160 )
016_260531054 X900 ○上野公園 G7X.jpg 16.小松宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)騎馬像
動物園を背にしてJR上野駅の公園口に向かうところの右側に立派な騎馬像があった。調べて見るとこの像は明治維新の功労者であり、皇族の伏見宮邦家親王の第8王子として生まれた陸軍大将。会津征討の総督や日本赤十字社の初代社長を務めた人物である小松宮彰仁親王の騎馬像だった。1912年(明治45年)2月完成、3月18日除幕式が挙行された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒16mm ISO200 )
017_260531058 X900 ○上野駅公園口 G7X.jpg 17.JR上野駅公園口
この日の東京の気温はどんどん上昇して30℃になったと伝えられる。美術館の中は涼しかったが、少々歩き疲れた。上野では食事もしないで、上野東京ラインで横浜へ帰り、横浜の高島屋に入って2時過ぎに食事をした。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒9mm ISO200 )