法事で京都へ サクラ咲く古都 3月26日・27日 - Studio YAMAKO

2022年4月 7日

法事で京都へ サクラ咲く古都 3月26日・27日

1月に亡くなられた娘の主人の父上の納骨式が、4月26日、京都にある興正寺というお寺で行われた。場所は二寧坂の近くだった。
 私たち夫婦は「大人の休日」を利用したので「ひかり」にしか乗れない。娘たち夫婦は、東京から「のぞみ」であり、京都駅で待ち合わせることとなった。京都駅からタクシーで興正寺へ向かう。
 納骨式は午後2時から1時間ほどで終了し、四国の丸亀から来られていた親戚のかたとご一緒に、予約されていた四条大橋の「東華菜館」というところで食事をした。「東華菜館」はとてもクラシックな建物だった。北京料理だったが味は良かった。
 そこからいったん、今夜の宿である高瀬川沿いの木屋町通りにある「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」というホテルに行った。8階がフロントであり、東山連山や清水寺が眺められるレストラン&バーになっていた。高瀬川には桜が咲き、ライトアップもされている。近くに名店「たん熊北浜」もあった。
 翌27日は、娘は仕事があるので27日中に帰るが、それまで京都で花見でもしようかということになっていた。娘のご主人が祇園で昼食を予約してくれていた。
 ホテルを出て、四条大橋を渡って左へ行く。少し鴨川上流方向へ行って右(東)に入ったところから祇園白川になる。辰巳大明神のところで白川に架かる巽橋を渡って、四条通に出る。四条通を左(東)へ歩き、八坂神社の石段を上がって西楼門から境内に入った。八坂神社の本殿にお参りして、南楼門を出て左へ、丸山公園へ行く。見事に咲いた枝垂れ桜が目に入った。
 そこから南へ下り、「寧々の道」を歩く、この日は日曜日とあってか人が多く出ていた。若い方が多い。高台寺の脇を歩く。10時になった。朝は何も食べていなかったので少々腹が減ってきた。店を開けたばかりの「京だんご 藤菜美」というお店に入る。冷たい抹茶とみたらし団子が美味かった。あっという間に店はお客でいっぱいになってきた。「ねねの道」を左に曲がり「維新の道」に入る。パークハイアットホテル京都があるところを右に折れると二寧坂だ。二寧坂を上がったところを右(西)へ、八坂の塔を見ながら歩く。そして、建仁寺のところで祇園花見小路へでた。
 花見小路を四条通に向かって進み、路地を右に入ったところに娘の主人が予約しておいてくれた「岩元」という料理屋があった。ビールで喉の渇きを癒し、日本酒、そして懐石料理を堪能した。
 ゆっくり食事をして、次の目的地にした錦市場に向けて歩き始める。四条通を烏丸の方へ歩き、四条河原町の先の寺町通を右に入った。錦天満宮のところを左へ錦小路通りに入った。390mのアーケードを往復して、四条通に戻り、四条大橋を渡ってホテルに戻った。一休みしてから、ぶらぶら歩いて、先斗町通りにあった蕎麦屋に入り、蕎麦寿司などをあてにして、また一杯飲んだ。
 娘とはそこで別れたが、娘の主人は明日、私たちと高野山へ行ってくれる。

000_220327154 X700 〇Gate Hotel Z50 18-140.jpg
高瀬川ほとりの桜 2022年3月26日

001_220326006 X800 京都 興正寺 G7X.jpg 1.興正寺 本堂
娘の主人の父が1月に亡くなられた。奥様は4年前に亡くなっているが、京都がお好きだったので、そのときに菩提寺をここに決められた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_220326017 X800 京都 東華菜館 G7X.jpg 2.東華菜館
wikipediaによれば、この建物はヴォーリズ建築事務所による設計で、1926年竣工という。同店のエレベータは1924年OTIS製で京都府内最古、日本に現存する最古級のエレベータでもある。このエレベータは手動式で、L字状に2箇所の出入り口を有していた。四条大橋のたもとに建っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
003_220326019 X800 京都 南座 G7X.jpg 3.南座
東華菜館で案内された席から鴨川の対岸に南座が見えた。松竹が経営している。近代建築に桃山風の意匠を取り込んだ地上4階地下1階の建物は国の登録有形文化財となっている。wikipediaによれば、江戸時代(慶長年間 1596-1615年)初期に起源を発し、元和年間に官許されたとされる劇場で、同一の場所で今日まで興行を続けてきたという意味では、日本最古の劇場である。名称の由来は、四条通の南側に位置しているため。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3640 ) 露出補正 なし
004_220326047 X800 京都 ホテル門 G7X.jpg 4.「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」と高瀬川に咲く桜
ホテルに着いてしばらくの間、四国の今治から来られていた方と一緒に、「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」の8階にあるレストラン&バーで歓談したあと、そのかたを送りがてら下へ下りた。高瀬川のほとりはまだ咲き始めだが桜に風情があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_220326050 X800 〇京都 ホテル門 G7X.jpg 5.高瀬川の桜
wikipediaによれば、高瀬川は、江戸時代初期(1611年)に角倉了以・素庵父子によって、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河である。開削から大正9年(1920年)までの約300年間京都・伏見間の水運に用いられた。名称はこの水運に用いる「高瀬舟」にちなんでいるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_220327151 X800 〇Gate Hotel Z50 18-140.jpg 6.小学校の名残り
翌27日の朝、1階へ下りて来ると1台のピアノが置かれていた。「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」は京都市立立誠小学校の跡地に建てられた。そのピアノは立誠小学校で長年愛用され、復元された Grotrian Steinweg のピアノだった。wikipediaによれば、学制創設以前の1869年に開校したいわゆる番組小学校のひとつであり、1927年に完成した鉄筋コンクリート造校舎が現在、立誠ガーデン ヒューリック京都として現存している。この京都市内に現存する最古の鉄筋コンクリート造校舎は元・立誠小学校と呼ばれ、1993年3月の閉校後にもさまざまなイベントに使用されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f1.8 1/100秒 27mm ISO6400 ) 露出補正 なし
007_220327160 X800 Gate Hotel Z50 18-140.jpg 7.旧京都市立立誠小学校正門と角倉了以翁顕彰碑  旧京都市立立誠小学校正門が在ったところに、角倉了以翁顕彰碑があった。角倉了以 ( 1614年~1554年)は、慶長12(1611年)京都二条から伏見に至る運河を計画、淀川に接続させる高瀬川の開鑿を,自費で困難な条件を克服して完成し、京都の町に木材,食糧,薪炭などの物資が運送された。幕府は高瀬川の通航料を徴収し,幕府と角倉の収益とし,角倉は代々淀川の河川交通や高瀬川を支配した。高瀬川の完成直後に病没している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220327164 X800 たん熊北店本店 Z50 18-140.jpg 8.朝のたん熊北店
すぐ近くにすっぽん料理でも有名な名店「たん熊」があった。すでに掃除がされたのだろうか店の前はきれいに掃き清められていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO280 ) 露出補正 なし
009_220327175 X800 四条大橋と南座 Z50 18-140.jpg 9.朝の四条大橋と南座
ホテルを出て、木屋町通りを南へ歩き、四条通に出た。四条通を東へ向かう。四条大橋を渡って右側の角が南座である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220327178 X800 京都 先斗町通り Z50 18-140.jpg 10.先斗町通りの朝
四条大橋の手前に先斗町通りへの入口がある。「先斗町通りは三条通南から四条通間に約500m続く京都でも有数の文化・遊興の中心地として発展し、品格と賑わいを合わせ持つ通りである。通りは本2階建てを中心とする間口3間程度の伝統的建造物が両側に立ち並び、連続する軒下の空間や、街並みに規則的に配される玄関戸、繊細なスケール感を特徴とした空間から構成されている(以下略)」と記され木の札が立っていた。その朝の風景である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO450 ) 露出補正 なし
011_220327181 X800 京都 鴨川 四条大橋から Z50 18-140.jpg 11.鴨川堤
朝の鴨川堤ののどかな風景である。向こうに見えるのは三条大橋だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 79mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220327190 X800 京都 祇園白川へ Z50 18-140.jpg 12.祇園白川沿いの桜 -1
四条大橋を渡って少し北へ歩き、鴨川の注ぐ白川沿いに右へ行く。ここが桜の名所である祇園白川の始まりだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_220327195 X800 〇京都 祇園白川へ Z50 18-140.jpg 13.祇園白川沿いの桜 -2
五分咲きというところだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 44mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220327200 X800 京都 祇園白川 Z50 18-140.jpg 14.祇園白川沿いの桜 -3
午前9時すぎ、まだ人は少ない。和服姿の二人が自撮りをしているが、何故か二人ともスマホを掲げている。さらにもう一人左手の女性もスマホで二人を撮っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 76mm ISO180 ) 露出補正 なし
015_220327204 X800 〇京都 祇園白川 Z50 18-140.jpg 15.祇園白川沿いの桜 -4<br> 白川のほとりに建つ本二階というのだろうか町屋風の木造建築に趣がある。京町屋は江戸時代半ばには現在残る形になったとされる。外観は、紅殻格子(べんがらこうし)と呼ばれる色の濃い塗料で塗られた格子、虫籠(むしこ)窓(目の細かい縦の格子が等間隔に並ぶ虫籠格子をつけた窓)、犬矢来(軒下にある柵。 犬の放尿よけと言うことで、犬矢来と言う。 道路との境界を表している物でもあり、泥はねや、砂利がはねて傷が付くことから外壁を守ることもできる。)などが特徴的であるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR<br> プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 28mm ISO220 ) 露出補正 なし
016_220327220m X800 〇京都 祇園白川 Z50 18-140.jpg 16.辰巳大明神
白川南通と新橋通の分岐点に当たるところに 辰巳大明神という小さな神社があった。祇園の辰巳大明神(辰巳神社)は、その名のとおり、御所の辰巳の方角(東南)の守護神として祀られたそうだ。祇園の芸妓や舞妓が芸事の上達を願う神として、また、商売繁盛の神として信仰されているという。地域の守り神として町民が毎日交替で奉仕に当たり、初午など年4回の神事には、伏見の稲荷大社から神官が来られるそうだ。辰巳大明神の横に巽橋という橋があるが、そこに狸が住んでいて、橋を渡る人を騙して川の中を渡らせるという悪戯をするため、困った人々が狸を祀る祠を建てたところ悪戯が収まったのだという言い伝えがあるそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
017_220327225 X800 京都 祇園白川 Z50 18-140.jpg 17.巽橋
祇園白川の中心である巽橋。ここを渡って細い路地を通って四条通に出た。橋で写真を撮る観光客が絶えない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 29mm ISO180 ) 露出補正 なし
018_220327236 X800 京都 祇園白川 Z50 18-140.jpg 18.花見小路通り
四条通に出て八坂神社の方へ少し進むと右手(南側)に花見小路通りの入り口が見えた。花見小路通りは四条通の反対側(北)から続いている。この時間はまだ歩く人は少ないが、花見小路は観光客で賑わう。wikipediaには「四条通以南はもともと建仁寺の領地であったものが明治以降発展した。由緒ある茶屋や料理屋が立ち並ぶ。2001年に電線類地中化、石畳の整備が完成し、情緒ある町並みへと生まれ変わった。」とある。花見小路をまっすぐ進むと建仁寺だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220327238 X800 京都 八坂神社 Z50 18-140.jpg 19.八坂神社 正面
四条通の正面が八坂神社の西楼門だ。京都を象徴する代表的な顔のひとつである。「祇園」さんとして古くより京都の人々に親しまれてきた八坂神社は、本殿(国宝)をはじめ境内外に多数の摂社、末社を有し、その多くが重要文化財に指定されている。世界的にも有名な祇園祭は日本三大祭でもあり、疫病が鎮まるようにとの祈りを込めて約1150年前(平安時代)にはじまった八坂神社の祭礼である。(八坂神社ホームページ参照)境内に入り、まず本殿にお参りする。コロナ禍でどの神社でも取り外されていた鈴の緒が復活していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
020_220327249 X800 京都 祇園 八坂神社 Z50 18-140.jpg 20.八坂神社 出店
午前10時20分前、八坂神社の境内には多くの出店が並んで、開店の準備をしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 63mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220327263 X800 〇京都 円山公園 Z50 18-140.jpg 21.円山公園  祗園しだれ桜 -1
八坂神社の南楼門から出て東に歩くと、誘い込まれるように丸山公園に入った。ここは京都の桜の名所である。まず、この枝垂れ桜が視界に入った。明治19(1886年)に開園した京都市内で最も古い公園だそうだ。祗園しだれ桜に代表される桜の名所であり、古くから市内随一の行楽地として発展してきた。ホームページによると、この桜の名は 一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在は二代目だそうだ。「初代のシダレザクラ」は、根回り4m、高さ12m、樹齢200年余で、昭和13年、天然記念物に指定されたが、昭和22年枯死した。現在ある桜は、これに先立つ昭和3年に、15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから種子を採取し、畑で育成したものを、同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したもの。現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mであると。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_220327267 X800 京都 円山公園 Z50 18-140.jpg 22.新緑の柳
すぐ前に瓢箪池という池があり、その淵に立っている柳の葉の新緑の輝きに目を奪われた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_220327269 X800 京都 円山公園 Z50 18-140.jpg 23.円山公園  祗園しだれ桜 -2
青空を背景にこの桜を見ることが出来てラッキーだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 32mm ISO110 ) 露出補正 なし
024_220327299 X800 〇京都 寧々の道 岡林院 Z50 18-140.jpg 24.ねねの道 岡林院入り口
ねねの道は、この時間になり人通りが多くなってきた。二寧坂のほうへ向かって歩いて行き、ふと左手を見ると、写真のような静かな道があった。岡林院(こうりんいん)の入り口である。岡林院は豊臣秀吉と北政所(ねね)ゆかりの高台寺の塔頭寺院として、1608年久林元昌禅師によって創建された。通常非公開だそうだ。その先の「藤菜美」という京団子の店に入り、冷たい抹茶とお団子を食べた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO140 ) 露出補正 なし
025_220327325 X800 京都 二寧坂 Z50 18-140.jpg 25.ねねの道 二寧坂へ
ねねの道を南へ進み、維新の道を少し左(東)へ歩き、パークハイアット京都(ホテル)の角を再び右へいくと二寧坂になる。若い方々を中心に人通りが多い。二寧坂は清水寺に続く道で京都土産のお店が軒を並べる、石畳の風情ある京都観光のスポットになっている。二寧坂とは産寧坂の下にある道になる。二寧坂は産寧坂伝統的建造物群保存地区に含まれており、石段や石畳など環境保全が行われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 33mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_220327336 X800 〇京都 二寧坂 Z50 18-140.jpg 26.二寧坂坂上
二寧坂の上に出た。まっすぐ進むと産寧坂だが、私たちは清水寺への参拝は割愛して、左(西)へ曲がって、八坂の塔の方向に進む。昼食の予約時間があるのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 103mm ISO140 ) 露出補正 なし
027_220327342 X800 〇京都 八坂の塔 Z50 18-140.jpg 27.八坂の塔へ
八坂の塔への道はだらだらと下る道になっている。和服姿のふたりにカメラマン(女性)が付いて写真を撮っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 79mm ISO140 ) 露出補正 なし
028_220327347 X800 〇京都 八坂の塔 Z50 18-140.jpg 28.八坂の塔と枝垂れ桜
八坂の塔は、京都市東山区八坂上町にある臨済宗建仁寺派の法観寺(ほうかんじ)という寺院にある塔。そびえ立つ五重塔は通称「八坂の塔」と呼ばれ、周辺のランドマークとなっている。境内は狭く、塔以外に目だった建築物がないことから、「八坂の塔」は寺自体を指す通称ともなっている。伝承によれば五重塔は崇峻天皇5年(592年)に聖徳太子が如意輪観音の夢告により建てたとされ、その際仏舎利を三粒収めて法観寺と号したという。現存する五重塔は15世紀の再建であるが、創建時の塔跡に建てられており、古代寺院に特有の地下式の心礎(心柱の礎石)が残っている。(wikipediaを参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 54mm ISO110 ) 露出補正 なし
029_220327377 X800 京都 花見小路 Z50 18-140.jpg 29.花見小路通り
何処をどう通ったかは、定かではないが、娘のスマホにより建仁寺の脇に出た。四条通から花見小路を来ると建仁寺に突き当たる。建仁寺へ入っていく人は多くない。花見小路は車が通る。警備員が観光客に、両端を歩いてもらうのに苦労している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
030_220327381 X800 京都 花見小路 Z50 18-140.jpg 30.花見小路の路地
花見小路の路地は静かだ。路地に入っての撮影は禁止されている。料亭も多く、人が集まると騒がしくなるからだろうか? 私たちは娘の主人が納骨式参列のお礼にと予約してくれていた「岩元」という料理屋に上がり、懐石料理を楽しんだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 59mm ISO180 ) 露出補正 なし
031_220327386 X800 京都 花見小路 岩元 Z50 18-140.jpg 31.料理屋の2階から
この写真は料理屋で案内された2階の部屋から、すだれ越しに下に見える路地を撮った。京町屋が美しく並ぶ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO180 ) 露出補正 なし
032_220327393 X800 京都 鴨川 四条大橋 Z50 18-140.jpg 32.鴨川の流れ
2時ごろ、食事を終え、これからどうしようと相談した結果、錦市場へ行こうということになった。再び四条通に出て、西へ歩き、四条大橋を渡った。鴨川上流を眺める。午後の光は朝とは違う。鴨川は京都市北区の雲ケ畑に建つ金光峯寺志明院(岩屋不動)境内に在る洞窟からの湧水から始まり、最初の一滴とされ祀られている。そして、一級河川鞍馬川と合流後、北区上賀茂で京都盆地に出る。上賀茂神社(賀茂別雷神社)、下鴨神社(賀茂御祖神社)脇を南南東に流れ、賀茂大橋(加茂大橋)手前で一級河川高野川と合流する。そこから京都市内を真南に流れ、四条大橋上流で一級河川白川と合流したのち南西へ流に振り、五条大橋から再度南下していくそうだ。(wikipediaを参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 47mm ISO110 ) 露出補正 なし
033_220327400 X800 京都 錦市場 錦小路通り Z50 18-140.jpg 33.錦小路通り 錦市場
四条河原町の先を右に寺町通りに入る。この寺町通りも立派な商店街だった。やがて右手に錦天満宮が現れた。そこから左に折れると錦小路通りで錦市場である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 93mm ISO2800 ) 露出補正 なし
034_220327425 X800 〇京都 錦市場 錦小路通り Z50 18-140.jpg 34.錦市場
錦市場の390mのアーケードには、いろいろな店がある。家内と娘はゆばを買ったり、お茶を買ったりしていた。こんな店があった。酒屋さんなのだろうが、どうも立ち飲みで飲めそうな店だ。若い頃、退社後、東京駅から帰宅の電車に乗るのに、八重洲口へ歩く途中に、仲間で「バー・タチ」と呼んでいた立ち飲み酒屋があったのを思い出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/320秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
035_220327430 X800 〇京都 錦市場 錦天満宮 Z50 18-140.jpg 35.錦天満宮
錦市場の390mのアーケードの、ほぼ先端まで歩いてまた錦天満宮まで戻ってきた。錦天満宮もまた天満天神(菅原道真)を祀る。京の台所といわれる錦市場の東の端にあり、学業に加え商売繁盛も御利益があるという。wikipediaによれば、その歴史は長保5年(1003年)、菅原道真の父親である菅原是善の旧邸菅原院跡地にあった歓喜寺を源融の旧邸・六条河原院の跡地に移築し、その鎮守社として天満天神を祀った天満宮として創建されたのに始まる(菅原院の地には菅原院天満宮神社が建てられる)。と記されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO450 ) 露出補正 なし


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