秋は深まっていく。紅葉の進み具合はどうかとまたまた保土ヶ谷公園へ出かけた。
11月に入って注文していたNIKKOR Z DX 16-50mm付きのNikon D30 が届いた。愛用しているCanonのG7Xよりは大きくやや重いが、ハンドストラップで使用するカメラとして、発売当初から使ってみたいなと思っていた。この日初めて使用する。
11月3日にここに来た時から、10日経っている。辻広場のモミジバフウの紅葉が進んでいた。加えて、今まで黄葉・黄葉ということでは注意していなかった、ニシキギ、ヤマハギ、カツラなどが紅く、黄色くなってきていた。イチョウや、イロハモミジはまだこれからだ。

アメリカスズカケノキの黄葉 2025年11月14日 横浜市保土ヶ谷公園
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1.ニシキギ(錦木)
明神台バス停から保土ヶ谷公園の運動広場を抜けて、辻広場へと歩く。その道筋に真っ赤な葉を付けた木があった。何という木かわからず、PictureThisで検索してみるとニシキギと同定された。Wikipediaによると、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で庭木や生垣、盆栽にされることが多く、樹皮は薬用となるそうだ。和名の由来は、真っ赤で鮮やかな紅葉の美しさを錦に例え、「錦の木」となり転訛したことによる。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 83mm ISO350 )
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2.ヤマハギ(山萩)
マメ科ハギ属の顕花植物で秋の七草のハギは本種を指すという。ルリシジミやウラナミシジミなどの食草でありヤマハギの花に集まる。花が終わる秋には黄葉する。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 )
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3.モミジバフウ(紅葉葉楓) -1
辻広場のモミジバフウが紅葉し始めていた。既に落葉しているのもある。フウ科フウ属の落葉高木で、中国原産のフウのなかま。葉がモミジのように5裂から7裂するのが特徴で、和名の由来にもなっている。公園樹や街路樹にされる。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 70mm ISO200 )
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4.モミジバフウ -2
ここでレンズを16-50mmに付け替えた。モミジバフウは大きな木で、日本では高さ15 - 25mほどであるが、原産地では45mの巨木になることがあるそうだ。この保土ヶ谷公園のモミジバフウは15mくらいだろうか。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 18mm ISO220 )
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5.イチョウ
辻広場のイチョウは大きいな木ではないが、黄色くなっていた。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 50mm ISO200)
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6.イチョウの落ち葉とベンチ
ベンチの前のそのイチョウの木は落ち葉を地面に散りばめていた。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 42mm ISO220)
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7.モミジバフウ -3
紅と黄色が混じって紅葉している。日が当たるときれいだ。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 50mm ISO250)
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8.モミジバフウ -4
フードを付けて16mmで撮ると、四隅がけられてしまった。フードをはずす。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 50mm ISO250)
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9.モミジバフウの落ち葉
モミジバフウの落ち葉は黒ずんでしまっている。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO250)
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10.ユリノキ(百合の木・百合木・百合の樹)
辻広場から下池の方へ行く途中の広場に大きなユリノキがあることは前にも書いているが、モクレン科ユリノキ属に属する落葉高木の1種である。冬になると葉がすっかり落ちてしまう。黄葉するが、それはあまり鮮やかではない。5~6月ごろに花が咲くようなのだが、そのころ保土ヶ谷公園を歩くことはほとんどなく、私は見たことがない。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 32mm ISO200
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11.アメリカスズカケノキ
wikipediaによれば、日本でプラタナスとよばれる樹種(スズカケノキ、モミジバスズカケノキ、アメリカスズカケノキ)のうちのひとつで、この3種の中で葉の切れ込みが最も浅くて葉身が大きいのが特徴。和名の由来は、北アメリカの原産で、果実の姿が山伏が首からさげていた鈴飾りに似ていることによると概説されている。その実が写真に写っているが、「山伏が首から下げていた鈴飾り」は見たことがない。(亜米利加鈴懸の木)
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 50mm ISO280
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12.カツラ(桂)の黄葉
カツラの葉も紅葉する。今年は見事に紅葉していると思う。私は学生時代にピンポンをやっていたが、ラケットに使われる板は檜の一枚板が主流だった。ところが、檜より硬くて反発力があるということでカツラの一枚板が登場した。しかしその素材は重く、広まらなかった。今のラケットは5枚合板、7枚合板が主流のようだ。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 20mm ISO220
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13.バス通りのイチョウ -1
明神台から保土ヶ谷球場前の間のイチョウの並木は日当たりが良いためか黄葉が進んでいる。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 50mm ISO220
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14.バス通りのユリノキ
バス通りから少し入ったところのユリノキはきれいに黄葉していた。明神台の集合住宅(コンフォール明神台)が聳える。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO200)
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15.イチョウと銀杏(ぎんなん)
帰路、明神台バス停でバスを待つ間、イチョウの木の下にあるその落葉とぎんなんをローアングルで撮った。16-50mmレンズを付けたD30はこういう写真は撮りやすい。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 16mm ISO200)
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16.バス通りのイチョウ -2
明神台バス停より、保土ヶ谷球場前を眺める。
Nikon Z30 NIKKOR Z DX 18-50mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 16mm ISO220)
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