この日、アオバセセリ狙いで裏高尾へ行った、晴れそうで晴れない空模様は気温も低い。だがラッキーなことに、本命のアオバセセリに早々に会うことが出来た。1頭のみであったが、撮影を楽しんだ。
しかし、それ以外のチョウには会うことが出来なかった。木下沢へも行ってみたが、花もなく、チョウも飛ばない。そこで、いつものように八王子城跡へ廻ることにした。
昼頃に八王子城跡の駐車場に着いた。駐車している車は少ない。車の中でパンと牛乳で昼食にする。晴れ間が広がってきて、気温も上がってきた。ウスバシロチョウが飛んでいるのが見える。運が良ければ、ここでもアオバセセリを見られるチャンスがある。
例年よりウスバシロチョウの数が多い。ヤマツツジがきれいに咲いている。これは良さそうだと思って、歩き始めた。
ウスバシロチョウは後で撮るとして、まず、渓谷沿いに歩いてみることにする。昨年は、2019年秋の台風19号で崩壊したところの修復工事で通行止めになっていたところも、先に進むことが出来た。
期待どおり、ミツバウツギの花が咲いていて、アオバセセリを見ることが出来た。適期だったのだ。さらに、ハルジオンの咲く原っぱへ戻ってくると、何やらヒョウモンチョウの姿が見える。クモガタヒョウモンだった。まだ4月である。通常の出現期は5月中旬のはずだが、ずいぶん早い出現だと驚いた。思わぬ成果に満足して帰路につく。
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16.ウスバシロチョウ -1
ウスバシロチョウが多い。こんなに多いと反って集中して撮れない。後でゆっくり撮ることにして、先に進む。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.ニホンカワトンボ
窪地になったところに小さな川が流れているが、カワトンボが飛んでいた。ニホンカワトンボと思う。wikipediaによれば、「未成熟な個体はメタリックな青緑色で、成熟した個体は腹全体に白い粉を吹く。雄の翅は橙色翅、淡橙色翅、無色翅の3タイプがあり、雌の翅は淡橙色翅と無色翅の2タイプがある。生息する地域によって翅色のタイプが異なる。未成熟のものは淡橙色翅型に近い色合いで縁紋は白色。」とある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.リュウキュウツツジ(琉球躑躅) -1
スマホの「Picture This」で検索したら、リュウキュウツツジと結果が出た。白い大きな花だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO160 ) 露出補正 なし
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19.リュウキュウツツジ -2
ググッてみると、大輪の白い花を咲かせるツツジの代表種であり、花付きがよいため江戸時代から栽培され、広く庭木として使われる。 その起源には諸説あり、かつては中国からの渡来品とされたが、現在ではキシツツジとモチツツツジの交雑種とする説が根強いとあった。花弁の内側に見られるピンクの柄が見事だった。これはリュウキュウツツジの「絞り」の一種だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 187㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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20.ヤマツツジ( 山躑躅)
金子曲輪の方へ向かう園路を歩いて行くと、ヤマツツジの群落があった。この時期には何回か来ているが、こんなに見事に咲くヤマツツジを見るのは初めてだった。今年は、舞岡公園に始まり、武蔵嵐山、そしてこことヤマツツジを多く見ることが出来た。余談だが、「ツツジ= 躑躅」は難しい漢字で書けない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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21.シャガ(射干、著莪)とクロアゲハ -1
沢沿いに歩いて行くと、シャガの花にクロアゲハ雌が来ていた。以前、この場所でやはり、シャガの花にきたモンキアゲハを撮っている。舞岡公園でもシャガの花は咲いているが、チョウが来ているのを見たことがない。wikipediaを見ると、シャガは人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生するとある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193㎜ ISO200 ) 露出補正 なし
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22.ルリタテハ
雌だと思う。産卵をしようとしてるのか、茂みの中に入って行こうとする。上手くピントを合わせることが出来た。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129㎜ ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.アオバセセリ
日当たりの良いところにミツバウツギが咲いていた。そして、アオバセセリを見つけることが出来た。活き活きとしている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO200 ) 露出補正 なし
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24.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -1
陽光が右前から燦燦と降りそそぐ。アオバセセリは日が当たる裏側を撮ることになってしまうが、向こう側は沢になっていて回り込むことが出来ない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 125㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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25.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -2
金属光沢のある青緑色の地に細い黒のラインが良い。肛角部の赤橙斑が輝く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190㎜ ISO320 ) 露出補正 なし
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26.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -3
露出が難しい。+0.7段にして撮ったら、花は白くとんでしまった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196㎜ ISO320 ) 露出補正 +0.7段
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27.アオバセセリ ミツバウツギを離脱
吸蜜していたミツバウツギを連写していたら、こんな写真が撮れた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196㎜ ISO250 ) 露出補正 +0.7段
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28.シャガとクロアゲハ -2
そろそろウスバシロチョウが翔ぶ原っぱへ戻ろうと来た道を引き返すと、さっきのシャガの花咲くところに、またクロアゲハが来ていた。翅を開いて見せてくれた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO640 ) 露出補正 +0.7段
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29.クモガタヒョウモン雄 -1
金子曲輪から駐車場へと戻る園路にさしかかったとき、ハルジオンで吸蜜するヒョウモンチョウを見つけた。慎重に近づいたが翔んでしまい、斜面の高いところへ行ってしまった。だが、幸運なことに、もう1頭がすぐ近くのハルジオンで吸蜜中だった。近づいてみるとクモガタヒョウモンだった。ずいぶん早い発生だなと驚いた。食草はタチツボスミレなどスミレ科である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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30.クモガタヒョウモン雄 -2
羽化したばかりのピッカピカの個体だった。翅表は縁取りのない独特なの紋様である。前翅にはっきりとした黒い性標がある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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31.クモガタヒョウモン雄 裏面
特徴ある雲形模様の裏面を撮ろうと思い、下から狙ったが、イマイチだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO160 ) 露出補正 なし
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32.ウスバシロチョウ 飛翔
ウスバシロチョウはたくさん翔んでいた。午後になると、ハルジオンなどによく止まり、吸蜜するようになる。飛翔は緩やかだが、なかなか翔んでいるところの写真は撮れない。これは偶然に撮れたハルジオンから飛び立つところである。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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33.ウスバシロチョウ -1
3日前に武蔵嵐山へ行ったときもたくさんのウスバシロチョウを見た。今が最盛期なのだと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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34.ウスバシロチョウ -2
ほとんどが傷の全くないきれいな個体だった。。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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35.ウスバシロチョウ -3
園路の傍に広がるハルジオン咲く原っぱに個体数が多かった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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36.ウスバシロチョウ -4
これは白色の強い個体である。ウスバシロチョウは襟元(前胸部)の黄色が目立つ。一度だけ撮影したことがある北海道特産のヒメウスバシロチョウは、その部分は黄色くない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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37.ウスバシロチョウ -5
ウスバシロチョウはここのところ毎年、南足柄へ撮りに行っていたが、数が少なくなり、環境も変わってきていた。今年は、3日前の武蔵嵐山と、ここで充分、代替することが出来た。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
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