多摩動物公園 昆虫生態園(4・終)リュウキュウムラサキ 2月3日
園内をもうひと回りする。まだ、撮ってないチョウもいるはずだ。オレンジ色の鮮やかなチョウが現れた。メスアカムラサキの♀かなと思ったが、スジグロカバマダラだった。リュウキュウムラサキも飛び始めた。
この日は、17種を撮影した。撮らなかったが、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、スジグロシロチョウも見かけている。
昆虫生態園では、おおよそ1時間半、チョウの写真を撮って楽しむことが出来た。 昆虫生態園を出たときは汗ばんでいたが、外の空気が心地よかった。そのあと前にある昆虫館本館を見学した。
昆虫館本館の見学を終え、せっかく来たのだから、動物公園の園内を少し歩いてみよう思った。ところがアフリカ園は工事中でライオンなどは見ることが出来ない。牙の折れたアフリカゾウとチータ、サーバルなどをみて引き返すことにした。
49.ジャコウアゲハ♀ -4 立派なジャコウアゲハの♀だ。舞岡公園ではオカトラノオでこのように開翅して吸蜜する姿を時々見ることがある。広角端で被写体に寄って撮った。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
50.スジグロカバマダラ♀ 再び園路を巡っていると、メリハリのある生まれたばかりのようなスジグロカバマダラがランタナの花に来ていた。このチョウには沖縄本島や石垣島、竹富島で会っている。グァム島でも目撃した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
51.カバタテハ -4 カバタテハは翅が傷ついている個体が多かった。これは良いかと思ったがやはり少々擦れている。これは♀のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし | |
52.ツマムラサキマダラ♀ -1 ツマムラサキマダラの♀は、♂に比べ地味だが、前翅の先が紫色に輝く。しかし、光の加減ではこのように渋い。日本では以前は迷蝶であったようだが、1992年頃から沖縄本島で定着し現在では奄美大島から八重山諸島で継続的に発生しているという。私は沖縄県ではまだ会ったことがない。台北で街中で飛んでいるのを目撃した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1600 ) 露出補正 なし | |
53.ツマムラサキマダラ♀ -2 裏面
裏面は♂と紋様が異なる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし | |
54.ツマムラサキマダラ♀ -3 裏面 園路を背景にして広角端で撮った。チョウの好む環境が判る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし | |
55.ツマムラサキマダラ♀ -4 開翅 開翅を待っていたら紫色の輝く姿を見せてくれた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 なし | |
56.ツマムラサキマダラ♀ -5 開翅 翅を開いたり閉じたりするので開いたタイミングでシャッターを切る。ムラサキというより気品のあるブルーだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO1600 ) 露出補正 なし | |
57.ツマムラサキマダラ♀ -6 開翅 今度は反対側を向いて止まり、羽を開いた。この角度が気品のあるブルーの輝きはない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO1250 ) 露出補正 なし | |
58.イシガケチョウ -7 逆さになってランタナで吸蜜する。擦れのないきれいな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO640 ) 露出補正 なし | |
59.リュウキュウアサギマダラ♂ -2 リュウキュウアサギマダラがランタナの花で開翅して吸蜜していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし | |
60.リュウキュウムラサキ♂ -1 裏面 ランタナに来ていたリュウキュウムラサキの♂を見つけた。やや大型のチョウだ。この個体は擦れがない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
61.リュウキュウムラサキ♂ -2 半開翅
表は紫色に囲まれた白班がある。過去に訪れた石垣島、竹富島では見ることが出来なかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし | |
62.リュウキュウムラサキ♂ -3 裏面 同じ個体だが、背景がボケて撮れた。翅を閉じて止まることが多い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO320 ) 露出補正 なし | |
63.リュウキュウムラサキ♂ -4 半開翅 粘ってみたが、なかなか開始したところを見せてくれなかった。生息する地域によって♀はフィリッピン型、大陸型、パラオ型などの変異があるが、ここにいるのは大陸型のみと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
64.ツマムラサキマダラ 交尾 ♂と♀の裏面の班紋の相違が判る。上が♂。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし | |
65.タイワンキチョウ あまりきれいな個体ではなかったが、タイワンキチョウをちゃんと撮っておきたかった。これは♂だと思う。キタキチョウやミナミキチョウに比べて、後翅の外縁が弧状に丸くなる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
66.大温室の全容 wikipediaによると、自然物のある温室で生きた蝶を見ることが1970年代からイングランドで盛んになった。 世界初の蝶園の一つに、1988年アメリカ合衆国のフロリダ州・ココナッツクリークに建てられた「バタフライワールド」がある。と記されていた。世界初の蝶園のひとつとして、アメリカフロリダ州の「バタフライワールド」が紹介されているが、多摩動物公園の昆虫生態園が開園したのが1988年であるので、開園はほぼ同時期になる。日本最大級の蝶園であることは間違いない。写真は出口の近くから撮ったが、全体は捉えられなかった。入り口、出口はいわば1階にあり、園路を下りて、チョウの好む花が咲く、広くなったところは、地階にあたる。天井は高く、明るい。12時半すぎたところで退出した。参考:日本の蝶園 世界の蝶園
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし |
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