古民家の庭で、ダイダイの実や、ウメモドキの赤い実など、秋の訪れを感じた後、木道が設けられた谷戸のあぜ道を宮田池へと歩く。ツマグロヒョウモンの♂が元気に翔んでいた。チョウの数が多くないのでじっくり撮っていく。
瓜久保の入り口にカラタチの植え込みがあるが、アゲハが2頭、産卵に来ていた。しばらくするとまた違う個体が飛来する。カラタチは大きな実を付けていた。かっぱ池へ向かう道の右手の田んぼには古代米が実っていた。
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27.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモン♂が翔んできて、葦の葉に止まった。比較的小さな個体で精悍な感じがする。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
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28.ツマグロヒョウモン♂ -2
同じ個体、いったん翔び立ったがすぐ戻ってきて木道の杭に止まった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
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29.ツマグロヒョウモン♂ -3
きれいな個体だった。羽化したばかりであろう。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
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30.カラタチにアゲハ -1
北門を出て、火の見櫓のある瓜久保の家の前に、カラタチの植え込みがある。カラタチ(枳殻、枸橘)はミカン科カラタチ属の落葉低木である。柑橘系の仲間である。アゲハが産卵に来ていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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31.カラタチにアゲハ -2
ホバリングしているのでピントも合わせやすい。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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32.カラタチにアゲハ -3
アゲハの♀は黄色味を帯びた翅表だが、なかには♂と見紛うような白っぽい翅の色をした個体もある。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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33.カラタチにアゲハ -4
カラタチの新芽を探して産卵をこころみる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 なし
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34.カラタチの実
実はユズよりも大きい。さっき古民家の庭で見たダイダイほどある。白い花が咲いたあとには、直径3~4cmの球形で軟毛に覆われた緑色の果実をつけ、秋には熟して黄色くなる。果実は食用になるというが、種が多く強い酸味と苦味があるため、そのままでは食用には向かないようだ。和名カラタチは唐橘(からたちばな)が詰まったものである。別名でもカラタチバナともよばれる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
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35.古代米
瓜久保の家からかっぱ池へ行く道の右側の田んぼに黒い稲穂を付けた稲が育っていた。古代米に属する品種の範囲は必ずしも明確でないそうだが、古代米とは名前の通り、現在食べられている米の先祖だそうだ。 古代米の中でも米の色が「赤」や「黒」といった色がのっている種類や葉に色がある種類など様々あるという。古くからある古代米が現代でもまだ栽培されている理由は神事におけるお供物として使用されてきた縁起のいい米だからという。wikipediaには、日本では1989年以降進められた農林水産省によるプロジェクト研究「スーパーライス計画」により、品種改良が進められたとあった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
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36.古代米の田んぼに翔ぶシオカラトンボ
wikipediaによれば、シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)は、湿地帯や田などに生息する中型のトンボである。平地の湿地やため池にいるごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つである。胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになってツートンカラーの色彩となる。この粉を塩に見立てたのが名前の由来である。塩辛との関係はない。♀はムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)である。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
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37.竹製昆虫の案山子
「NPO法人小谷戸」の里の竹細工指導員さんの作品なのだそうだ。竹細工のカマキリ、クワガタ、トンボ、そして右下にはカブトムシを付けて装われている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.8 1/1000秒 25mm ISO720 ) 露出補正 なし
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38.竹の顔の案山子
眼、鼻、口が竹で造られ、素通しの顔の案山子。アイデアも見事と思う。これも里の竹細工指導員さんの作品なのだろう。但し、この2つの案山子はコンテストのエントリー外だそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 39mm ISO500 ) 露出補正 なし
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39.赤い麦?
離れたところに少し背の高い赤い穂を付けた稲?が生えていた。穂先を見ると稲ではなく麦のようだ。撮った写真をPictureThisで検索するとイネ科エゾムギ属エリムス・グラウクスと同定された。 よくわからない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1800 ) 露出補正 なし
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40.アキアカネ
wikipediaなどで調べてみると、アキアカネ(秋茜、学名:Sympetrum frequens )は日本特産種である。同様に人里でよく知られた赤とんぼにはナツアカネ (夏茜、学名:Sympetrum darwinianum )がある。アキアカネは夏に一旦低地から姿を消し、秋に成熟成虫が大挙して出現するのに対して、ナツアカネは生活史を通じて低地から姿を消さない。そのために夏にも低地で見られる方にナツアカネの和名が与えられたのであり、活動時期自体は両種にほとんど差はない。ナツアカネは胸までも赤くなっているが、アキアカネはそこまで赤くはならないという。同定は難しいがこの個体はアキアカネだと思う。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
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41.キツネノマゴ(狐の孫)
いまいち、ピントがシャープでないが、小さな花が咲いていた。道端に生える小柄な雑草である。夏に赤紫の小さな花をつける。キツネノマゴというのは良いネーミングだ。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説もあるが、名前の由来はよく分かっていないそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
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42.カラタチにアゲハ -5
瓜久保の家の入口へ戻ってくると、まだアゲハが産卵行動をしていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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43.カラタチにアゲハ -6
実が成っているカラタチの上を産卵するところを探して翔び回る。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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44.カラタチにアゲハ -7
産卵する葉を定めて、尾端を曲げる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
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45.オクラ(秋葵)
アオイ科トロロアオイ属の植物、またはその食用果実である。wikipediaによれば、日本語名オクラは、英語名 "okra" (オクラ)からの借用語(外来語)で、その語源はアフリカのガーナで話されるトウィ語の "nkrama" に由来するという。淡黄色に中央が赤色のトロロアオイに非常に似た花をつける。開花は夜から早朝にかけてで、昼には萎んでしまうというが、そろそろ正午というのにまだ開いていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.0 1/1000秒 110mm ISO5000 ) 露出補正 なし
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46.マンシュウタムラソウ(満州田村草)
PictureThisで検索してみたところ、マンシュウタムラソウとでた。wikipediaによれば、マンシュウタムラソウ(Serratula coronata subsp. coronata )はタムラソウの分類上の基本種で、タムラソウはその亜種で(Serratula coronata subsp. insularis )だそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f5.0 1/1000秒 62mm ISO900 ) 露出補正 なし
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47.オミナエシ(女郎花)
ご存じ、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。オミナエシは絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの食草である。以前に訪れた兵庫県の生息地では、シカの食害によってダメージを受け、ボランティアの方々が鹿除けのネットを張ったり、オミナエシを植えたり保護を計っていると聞いている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.0 1/1000秒 125mm ISO800 ) 露出補正 なし
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48.アズキ(小豆)の花
PictureThisで調べてみると、餡子(あんこ)の原料になる食用の小豆の花だった。始めて見る。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
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49.アカボシゴマダラ -4
この日はアカボシゴマダラを多く見ることが出来た。人為的に持ち込まれた外来種のようだが、美しいチョウである。レンズが暗く、露出がアンダーになってしまったが、ソフトで補正した。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
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