4月16日にはいろいろな蝶に会えたので、気を良くして、4月22日に再び舞岡公園に出かけてみた。この日は NIKKOR 18-200mm に Kenko の CLOSE-UPレンズ No.1 を付けた D300 持って出た。これは旅行でレンズ1本(18-200mm)で済まし、蝶が現れたときに、 CLOSE-UPレンズをアタッチして撮ることのテストをして見たかったからである。結果は蝶に、より近くまで寄ることが出来、ボケもきれいだった。ただし、CLOSE-UPレンズを付けたままでは遠くにピントを合わすことが出来ないので、やはりマクロレンズのほうが使いやすい。
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1.ヒメウラナミジャノメ
地味な蝶である。日本全国どこにでもいるし、春から秋まで、年3~4回世代を繰り返し、いつでも見られる。しかし、翅を開いたときの蛇の目模様は可愛らしい。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 アクティブD-ライティング標準 |
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2.コチャバネセセリ
この蝶も春4月に第1化が発生する。熱心にハルジオンで吸密する。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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3.コチャバネセセリ翅表
翅を開いたところを見ると、広げられた後翅が主翼で、立った前翅が尾翼のジェット機のような姿である。実際、飛翔スピードは、弾丸のように速い。18-200mmの80mmくらいのところで撮っているが、多少トリミングしているものの CLOSE-UPレンズ装着により大きく写る。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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4.コジャノメ
木々の茂ったところに多く、あまり人前に姿を現さない。バックライトが当たりきれいだった。良く似た蝶にヒメジャノメがいるが、ヒメジャノメより見る機会は少ない。D-ライティングが効果的で翅の模様が見える。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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5.春の定番 ベニヒカゲ
この蝶も年5~6回発生を繰り返す。夏に発生するものは橙色の部分が黒ずむ。この春型のほうが美しい。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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6.ツバメシジミ
雄の翅表がブルーに輝くシジミチョウのなかで、都会でも見られるのは、ルリシジミ、ヤマトシジミとこのツバメシジミであるが、前2種に比べ個体数は少ない。終齢幼虫で冬を越し、4月に第1化が発生する。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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7.コミスジ
駐車場へ戻る途中の道端に新鮮なコミスジが現れた。D300のライブビュー撮影は、モニターが動かず使いづらい上、まだ練習不足であり、急ぐときは間に合わない。従って、地面に止まられると上から撮るしか仕方なく、こんな愛想のない写真になってしまう。
Nikon D300 NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
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8.コンデジで撮ったコミスジ
同じ個体を、ポケットに入れておいた可動式モニター付きのコンデジでローアングルで撮った。もっと左側によって、道の奥行きを出せると良かったが、7.の写真よりは良さそうだ。
Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 )
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