RALLY YOKOHAMA 2018 (1) スタート前 5月19日
5月19日(土)~20日(日)に「横浜開港200年に向けて」と銘打って、クラシック・カーのラリー RALLY YOKOHAMA 2018 が開催されることを知った。今年で6年目だそうだ。
RALLY YOKOHAMA 2018 のHPでその概要をみると、参加するクラシック・カーは、1974年12月31日までに製造された車両で、約80台だそうだ。5月19日 10時半に横浜山下ふ頭をスタートし、相模原の愛川町にある服部牧場で昼食をして、その日の午後に山中湖のホテルに到着、一泊する。翌5月20日は、朝8時に山中湖のホテルを出発、カーイベントが良く行われる「車の聖地」ミュゼオ御殿場で昼食をし、午後2時に山下ふ頭に戻り、午後2時15分から元町のショッピング・ストリートで展示されるという段取りのようだ。
是非見たかった。山下ふ頭でスタートするところを見るか、2日目の午後、元町で展示される車両を見るか、どちらにしようかと思ったが、20日はほかにも予定があり、1日目(5月19日)に山下ふ頭へ行くことにした。
山下ふ頭を10時半にスタートということだったが、スタート前に出場する各車両の写真を撮りたいと思い、9時40分ごろに到着した。すでに各車勢ぞろいしていて、順次、写真を撮らせていただいた。すべてはここに掲載できないが、普段見られない名車の数々を見せていただき、楽しいひと時を過ごさせていただいた。
私はクラシック・カーについてはほとんど何も知らない。wikipedia等のインターネット情報を収集し勉強しながら記述していった。
1.山下ふ頭に集合する名車 みなとみらい線を元町中華街で下りて、元町川出口から海に向かって歩く。山下公園と隣接して山下ふ頭があった。その荷捌き地にはすでに名車が集まっていた。スタートしてしまう前までに各車の写真を撮っておきたかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
2.BUGATTI T-35B 1927年式 2018 RALLY YOKOHAMA に参加した中で、最も古い1927年生の名車だ。まだゼッケン番号は貼られていないが、ゼッケン1である。ブガッティは、 1909年にイタリア人技術者のエットーレ・ブガッティ氏が設立したフランスの世界的なスポーツカーメーカー 。wikipediaによれば、タイプ35(Type35、T35 )とはブガッティの最も成功したレーシングカーの傑作シリーズとある。エットーレ・ブガッティによる独創的な設計で、1926年のグランプリ・チャンピオンを含む1,000勝以上の勝利を記録した。2年間で47の記録、351戦優勝は週当たり14戦勝利という驚異的なペースである。モナコグランプリでは1929年第1回と1930年第2回の連続優勝、タルガ・フローリオでは1925年から1929年まで、5年連続優勝をタイプ35によって達成した。これらの記録だけでなく、機能性を根拠とした美しい造形も極めて評価が高い。タイプ35シリーズの最後となる35Bは1927年に登場した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
3.LAGONDA LG45 1936年式 wikipediaによれば、ラゴンダ (Lagonda) は、イギリスの高級車ブランド。1906年に設立された。1947年以降はアストンマーティンの傘下となる。ラゴンダのブランド名は1995年から2008年、2010年から2013年まで使用されていなかった。 4.5リッタークラスはLG45となったが、ボディは重く、LG45Rラピードも生産された。LG45にはサンクション1、2、3と呼ばれる3つのバージョンがあり、それぞれベントレーが手がけたエンジンを搭載したという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
4.RALLY N.C.P 1931年式 この車はRALLY N.C.Pという1931年式の車だ。ラリー社は1910年、フランスのコロンバスで生まれたスポーツカーメーカーでサルムソンのD.O.H.Cエンジン・4速ギア・ボックスの供給を受け、自社製シャーシーに載せたのがこのN.C.Pだそうだ。ここR号荷捌き地の7号、8号荷捌き上の山下公園側の対岸には氷川丸が係留されている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
5.FIAT BALLILA SPORTS 508 S 1934年式 ゼッケン番号6番、1934年式のフィアットだ。フィアットは有名なイタリア最大の自動車会社で、FIATのロゴが付いた車は街でよく見かける。wikipediaによると、アルファロメオ、ランチア、マセラティ、アバルト、そしてフェラーリも現在、フィアットの包括管理下にあるという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
6.MG PA 1934年式 MGとはMorris Garagesの略で、モーリス車のスポーティ仕様を製造するメーカーとして設立されたモーリス ガレージ社がMGの始まりだった。1924年に製作された最初の量産車はモーリス オックスフォードのスポーティ仕様だった。1930年代のMGの屋台骨を支えたヒット作、ミジェットの第三世代を担ったPシリーズは、1933年に発表されたPAでスタートした。この車は1934年式である。1935年には939cc・43PSにエンジンを拡大したPBに進化する。イギリス車。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし | |
7.LAGONDA V12 1939年式 ゼッケン番号14のこの車は 1939年イギリス製のラゴンダV12という。1937年に新型エンジンを搭載した傑作、V12が開発された。エンジンは4480cc、12気筒、200馬力といわれた。1938年から1940年に製造された。見るからに大きな車だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
8.JAGUAR XK 120 19053年式 ゼッケン番号17番はイギリスの自動車メーカー・ジャガーが1948年から1954年まで生産した2座席のスポーツカーである。wikipediaによると、第二次世界大戦後では初のジャガー・スポーツカーの新型車として、1948年10月ロンドンショーでジャガー・マークVと同時に発表され、翌1949年に発売された。車名の「XK120」はこの車で初めて用いられ、1980年代まで生産された直列6気筒DOHCエンジンの型式名「XK」と、公称最高速度が120mph(193km/h)を超えることを意味する。性能・デザインとも高い完成度を実現したことで、米国市場をはじめとする各国で、ジャガーの国際的名声を確立したモデルといわれる。約12,000台が生産された。 この車は1953年式。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
9.AC ACE 1954年式 この車は雅楽演奏家の東儀秀樹さんの愛車だそうだ。他社製のエンジンを取り入れていたが、イギリスのACというメーカーが1954年に製造。ACコブラの前身となった。世界でたった3台しかないという。流線型のデザインと軽量アルミ製ボディが特徴である。ACはAuto Carriers の略だそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
10.TRIUMPH TR3 1957年式 ゼッケン番号30のトライアンフ。wikipediaによれば、トライアンフ・モーター・カンパニー (Triumph Motor Company) は、イギリスにかつて存在した自動車メーカーおよびブランド。現在「トライアンフ」の商標はBMWが所有している。この車は1991cc 直列4気筒のTR3で、1957年製である。見るからによく手入れされているなと思える車だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
11.ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER 1958年式 私も若いころ、アルファ・ロメオにあこがれた。死ぬまでに一度は乗ってみたいと思ったものだが、叶わぬままでいる。wikipediaによると、 第二次世界大戦以前から自動車レース界の強豪でもある高性能車メーカーとして名声を得、戦後もランチアと並びイタリアを代表する上級車メーカーとして知られたが、経営難に陥った後の現在はイタリア最大手のフィアット傘下にあって、ブランドイメージのスポーツ性を前面に出した車の開発、生産を担っている。この車は1958年式のピニン・ファリーナデザインのエレガントな2シーターオープンモデルと言われるジュリエッタ スパイダーだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
12.MAZDA FAMILIA PRESTO ROTARY COUPE -1 1970年式 1970年式、ロータリーエンジンを搭載したマツダ・ファミリアのクーペだ。 FAMILIAは、1963年10月から2003年10月まで、マツダ(旧東洋工業)が製造生産していた小型自動車であるが、1967年、ファミリアにとって初のモデルチェンジが行われた2代目ファミリアクーペには、ロータリー・エンジンが搭載された。マツダといえばロータリー・エンジンだったが、ロータリー・エンジン搭載車第1号はマツダ・コスモ・スポーツで、第2号はこのファミリア ロータリー クーペだった。Prestoとは「さらに上の」といったような意味なのだろう。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
13. MAZDA FAMILIA PRESTO ROTARY COUPE -2 1970年式 ボンネットを開けて、最終点検されているマツダ ファミリア プレスト ロータリー クーペ。2ローターのロータリー・エンジンが見える。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
14. ALFA ROMEO GIULIETTA 750D 1958年式 ゼッケン番号35は、1958年式のアルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダーだ。アルファ・ロメオは今回7台エントリーされていて、そのうち、ジュリエッタが4台ある。これは750系というようだが、ゼッケン番号27の101系に比べ少し小さいという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO200 ) 露出補正 なし | |
15.DATSUN FAIRLADY SPL212 1960年式 1960年式、ダットサン・フェアレデー1200だ。このころはダットサンブランドである。フェアレディには1952年に発売されたダットサン スポーツ DC-3というその源流がある。フェアレディ(当時の表記はフェアレデー)の名がつけられた最初の車がこのSPL212型だそうだ。wikipediaによれば、 車名はミュージカル「マイ・フェア・レディ」に由来するもので、当時の日産の社長、川又克二が前年に渡米した際、ブロードウェーで同ミュージカルを観覧し、感銘を受け命名したとのこと。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
16.FERRARI DINO 246GT 1971年式 フェラーリは1947年に設立されたイタリアの高級スポーツカーやレーシングカーのみを製造している自動車メーカーである。F1世界選手権のみならずFIA 世界耐久選手権やル・マン24時間レース、ミッレミリアやタルガ・フローリオなどのレースで活躍し数々の伝説を残していることもあり、イタリアのみならず世界的にも高い人気とブランドイメージを持つ。このゼッケン番号41のディーノ 246GTは1971年式である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
17. ALFA ROMEO GIULIA SPRINT 1600GTV 1967年式 ゼッケン番号56番は、1965年には109馬力となりトルクも増強された高性能版の1967年式のアルファ・ロメオ ジュリア SPRINT 1600 GTV (ベローチェ) である。私があこがれたとても好きなデザインで、デザインはジョルジェット・ジウジアーロとのこと。かって、愛用したカメラ、Nikon F3 のデザイナーだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
18.PORSCHE 911 1966年式 911初期の1966年式。1963年以来、ポルシェを代表する車であり続けてきたのが911である。当時開発された空冷水平対向6気筒 1,991ccで、 リアエンジン、リアドライブ方式である。2018年10月には、 新型ポルシェ911の992型のフルモデルチェンジが行われ、価格は1500万円前後と予想されているとか。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
19.TOYOTA 2000GT 1967年式 wikipediaを検索して、TOYOTA 2000GTは、ヤマハ発動機への生産委託で1967年から1970年までトヨタブランドで生産されたスポーツカータイプの乗用車であることを知った。トヨタ自動車は、日産自動車と並んで日本を代表する最大手自動車メーカーでありながら、1960年代前半にはスポーツカーを生産していなかった。はじめて トヨタ・スポーツ800が1965年から市販された。しかしこれは1000cc未満のミニ・スポーツカーであり、2000cc超の乗用車を生産する自動車メーカーであるトヨタのイメージリーダーとしては格が不足していたという事情があった。このTOYOTA 2000GTは1967年に市販が開始されている。当時の2000GTの価格は238万円で、トヨタ自動車の高級車であるクラウンが2台買えるような価格だったそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
20.LAMBORGHINI ISRERO 1968年式 ランボルギーニの名は知っていたが、見たことはなかった。1962年に農業機械(トラクター)製造で成功を収めていたフェルッチオ・ランボルギーニが設立したイタリアの自動車メーカーで、1999年以降フォルクスワーゲングループに属しているそうだ。ゼッケン番号59番のこの車は1968年式
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
21.MAZDA COSMO SPORTS 1969年式 wikipediaによれば、 コスモ(:Cosmo )は、1967年(昭和42年)5月から1996年(平成8年)にかけて、マツダが生産・発売していた乗用車である。1967年5月に国産車初のロータリーエンジン搭載車として発売した。 世代によって車名が異なる。この車は1969年式で初代のコスモスポーツである。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし | |
22.LOTUS 7 1969年式 LOTUS 7 はイギリスのロータス・カーズが生産・発売していたスポーツカーで、1957年から1970年代にかけて生産、販売されていた。ロータス・セブンは、サーキットまで自走してクラブマンレースを楽しむために設計された量産 キットカー であった。ベーシックモデルは「ロータス・セブン」と呼ばれ、フォード100E、116Eや、BMC・Aタイプなどのエンジンが積まれていた。さらにチューンアップされたエンジンを積んだ高性能バージョンも用意され、これを「スーパーセブン」という。ゼッケン64番のこの車は1969年式である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
23.JAGUAR E-TYPE SR Ⅲ 1973年式 1968年式ジャガー イスレロだ。 E-タイプはイギリスの高級車メーカー ジャガーより、1961年から1975年の間販売されたスポーツカーである。現在はランドローバーとともに、インドのタタ・モーターズ傘下に属し「ジャガーランドローバー」を構成するというから驚きだ。調べていくと、いろいろなことを知る。 このイスレロ(Islero)はランボルギーニにより1968年から1970年まで生産された、V12エンジンを持つ2+2シートのグランツーリスモである。凄い車だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし |
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