例年、私は正月は旅行はせず、元旦は家族と過ごし、2日か3日には氏神様である橘樹神社と保土ヶ谷神明社に初詣するのが習わしになっていた。
ところが、昨年の秋に娘たち夫婦から沖縄へ旅行しようと誘われた。二つ返事で「行こう」といことになった。
彼らは、どこかのリゾートホテルに泊まって、仕事の疲れを癒したいのだろうが、私たちはせっかく沖縄へ行くのだから、あっちこっち見て回りたいというズレはある。しかし、今回は彼らにお任せである。
沖縄は冬でも気温が20℃近くになるような暖かい日にはチョウが飛ぶ。それも楽しみである。
今回は沖縄本島のみの4泊5日である。はじめの二晩は那覇に泊まる。3日、4日は残波岬のリゾートホテルだ。天気予報はあまり芳しくなく、晴れる日は1日だけのようだ。
元旦、京浜急行で羽田へ行く。かみさんの脚が不自由なので、少々早めに家を出たが、横浜から着席できるほど電車は空いていた。羽田発11:25の那覇行の便は満席だった。14:25に那覇空港に着き、モノレールの「ゆいレール」に乗って、旭橋というところへ行く。国際通りの入り口のごく近いところにあるホテルが予約されていた。
ホテルにチェックインして、近くを少し散策した後、4人で食事に出た。沖縄名物のアグー豚のしゃぶしゃぶの店を予約してくれていた。あっさりした味わいの豚で、いくつかのタレで楽しむことが出来た。海ブドウ、もずくも上手かった。今夜はゆっくり休むことにする。

暖かさを感じる元旦 14:25 那覇空港に到着 2025年1月1日 沖縄県那覇市
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1.黄色い京浜急行
羽田空港へは横浜から京浜急行で行く。丁度直通の羽田空港行急行が来て、それに乗ることが出来た。車内は空いていてゆっくり座っていけた。京浜急行の車両の塗色は、赤と白を基調としているが、時たま、全面黄色や、スカイブルーの編成に出会うことがある。羽田空港第2旅客ターミナル開業を機会に2005年3月14日から運行している「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」で、この黄色い編成は2014年5月1日に運航開始された「幸せを運ぶ。KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」と呼ばれている。その黄色い編成に乗る機会が巡ってきた。何かいいことがあるかもしれない。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )
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2.元旦の羽田空港
「謹賀新年」の文字も見当たらない、普段と変わらない羽田空港出発ロビーだった。ここで同行する娘たち夫婦と合流した。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 )
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3.離陸する飛行機の眺め
私たちはANAに搭乗するが、搭乗開始までの間、滑走路の風景を眺めていた。良い天気で気持ちが良い。離陸するJAL機の機首辺りに、2012年に開通した東京ゲートブリッジが見える。江東区若洲と大田区城南島間約8kmを結ぶ東京港臨海道路の一部で、全長2,618 m(陸上部アプローチ橋を含む)のトラス橋である。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
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4.ゆいレール(モノレール)
那覇空港から二晩泊まるホテルがある旭橋というところまで、ゆいレールというモノレールに乗車した。wikipediaによれば、ゆいレールは、現時点で沖縄県内に存在する唯一の軌道路線」となっている。2003年に「首里」まで開通し、その後浦添市前田の「てだこ浦西駅」まで延長された。路線距離は17.0 kmだそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 )
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5.黄色いハイビスカス
ホテルにチェックインをして、夕食までの時間、旭橋の足りを歩いてみた。黄色いハイビスカスが咲いていた。沖縄に咲いているハイビスカスはいろいろな品種がある。ところが、フヨウ属の学名の英名がHibiscusであることから、この名前は類似のフヨウ属植物を漠然と指すこともあって、複雑なアオイ科の園芸種群の総称ともなっている。wikipediaによれば、ハイビスカスは、アオイ目アオイ科の下位分類フヨウ属 Hibiscus のこと、またはそこに含まれる植物の総称と説明されている。ところが、ハイビスカスをPictureThisで検索すると、ブッソウゲ(仏桑花)と同定される。ブッソウゲは、アオイ科フヨウ属の一つの品種名である。(ブッソウゲはハイビスカスの下位)。ブッソウゲは極めて変異に富み、8000以上の園芸品種が知られている。ややこしい。何故かISOが12800に設定されてしまっていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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6.旭橋界隈の飲食店 -1
旭橋の辺りは、国際通りにも近く、また、那覇バスセンターもあって飲食店も多くある。沖縄はステーキが有名で店も多い。ここは「キャプテンズ・イン」東町店という。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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7.旭橋界隈の飲食店 -2
「海さんから市」という店。食べログを見ると、「地産地消こだわった沖縄料理・新鮮活魚の逸品が自慢」とうたっていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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8.店先の水槽
店先の水槽には夜光貝の貝殻が並べられていた。夜光貝はwikipediaによれば、インド太平洋のサンゴ礁域に生息する大型の巻貝である。重厚な殻の裏側に真珠層があり、古くから螺鈿細工の材料として利用されてきた。ここにはそれほど大きな貝殻はなかったが、大きなものは、成体の重さは2kgを超え、大きなものは直径20cm以上に達するそうだ。軟体部は刺身、寿司、海鮮丼などの具にされる。食感はコリコリしているが、柔らかい部分もあり、色も白い部分と黒い部分がある。硬いのだそうだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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9.旭橋界隈の飲食店 -3
この店は、炭火焼専門の居酒屋串角(くしかど)という。串角という店の名だが、串揚げのほかにも、しゃぶしゃぶとか、おでんなどいろいろなメニューがある居酒屋のようだった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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10.沖縄名物 アグー豚のしゃぶしゃぶの店
娘の主人が予約してくれていたのは沖縄名産のアグー豚のしゃぶしゃぶの店で奥まった落ち着いた場所にある「久米家」というところだった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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11.沖縄名物 アグー豚のしゃぶしゃぶ
私はあまり食べ物の写真を撮らないので、どう撮ったら良いのか難しい。アグーは、沖縄県の琉球在来豚。またそれを原種とした沖縄県の琉球在来豚、またそれを原種としたと豚のこと。島豚、黒豚ともいうが、現在飼育されている黒豚はイギリス原産のバークシャー種と交配させたもので、全身真っ黒ではなく、足先、鼻、尾の6箇所が白い。出された肉には「島黒」の札があった。肩ロースとバラ肉を食べたのだと思うが、肉質は柔らく、あっさりした味だった。いくつかのタレで食べたが堪能した。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 37mm ISO12800 )
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12.賑やかな食事処
食事を終え、夜8時過ぎに、もと歩いて来た道をホテルに戻った。キャプテンズ・インも大勢の客が入り、賑やかな店内の活気が伝わってきた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO12800 )
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