岐阜駅周辺 7月8日 - Studio YAMAKO

2022年8月 8日

岐阜駅周辺 7月8日

母校の卓球部が男女とも、関東学連予選に勝って、7月6日~9日に、愛知県豊田市のスカイホール豊田で行われる全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)に出場することになった。コロナ感染症感染防止のため、ここ2年半、学生の試合も、関東学生リーグ戦をはじめ、そのほとんどがが中止になり、昨秋から試合が実施され始めたが、すべてが無観客で行われていた。
 名古屋在住の同期のOBより、仲間で毎月1回行っているZOOMミーティングの際、名古屋在住のOBで激励会もやるという話があった。久しぶりに現役の試合を応援に行ってみたくなり、また、その同期の親友ともゆっくり話をしたいと思って「俺も行っても良いか?」と手を挙げた。インカレを観戦・応援するためには、事前にワクチンの接種証明を主催者側にメールで送り、事前登録しなくてはならなかった。7/7 に試合が行われ、残念ながら母校は敗退してしまった。激励会から残念会に代わってしまったが、現地で行われた久しぶりの懇親会に参加してきた。
 せっかく西へ行くのだから、前の日(7月6日)の夕方、大阪に入り、STADIO Yamako の立ち上げの時からお世話になっている、現役時代に業界のコンピュータ2000年問題対応の協議会のリーダであった某製薬会社の情報システム部長と、もう一人、会社は違うが一緒に仕事した方と3人で会って昔話に花を咲かせた。これも楽しい宵だった。
 7月7日に名古屋駅で名古屋在住の親友と合流し、小一時間名鉄線に乗って、豊田に行った。現地OBと学生との懇親会の夜は、岐阜に泊った。  翌朝、早く目が覚めてしまい宿泊したホテルの周辺を散歩した。きれいに再開発れた駅前の一角に、古い繊維問屋街が残っていたのが印象に残った。親友が10時にホテルまで車で迎えに来てくれた。無理を言って、かねてより行きたかった岐阜公園にある「名和昆虫博物館」と「明治村」に連れて行って欲しいと頼んでいたのだ。途中、長良川沿いのやなに案内してくれて、あゆを食べる機会を設けてくれた、これが実に美味かった。

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JR岐阜駅北口広場に建つマスクを掛けた黄金の信長像 2022年7月8日 岐阜県

001_220708013 X800 JR岐阜駅の前朝 G7X.jpg 1.JR岐阜駅北口駅前広場の朝
北口駅前広場はバスターミナルになっている。写真の左側が高架になっているJR岐阜駅だ。駅前広場は歩道橋で囲われていて、岐阜駅に通じ、バスターミナルへも下りられる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO 125) 露出補正 なし
002_220708005 X800 JR岐阜駅の前朝 G7X.jpg 2.通勤通学の朝
駅前広場を取り囲むように設けられた歩道橋から、バスターミナルを見下ろす。多くの高校生らが整列してバスを待っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 16mm ISO 125) 露出補正 なし
003_220708016 X800 JR岐阜駅の前朝 G7X.jpg 3.JR岐阜駅と名鉄車両
歩道橋を歩いて、正面にJr岐阜駅が見えるところに来た。手前には名鉄の車両がモニュメントとして置かれていた。今から60年ほど前の学生時代に、今回も世話になった名古屋在住の同期の友のところへ遊びに行ったことがある。その時は多分木曽川でナマズをご馳走になったぼんやりとした記憶があるのだが、その時に濃緑に塗られたこの丸窓の車両に乗ったように思う。この車両は1926(大正15)年に製造されてから、2005年に名鉄の路面電車が廃止されるまで街を走っていたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO 125) 露出補正 なし
004_220708017 X800 岐阜駅の前朝 G7X.jpg 4.金華橋通り
開発された駅前通りから縦に北へ伸びる金華橋通りである。繁華街である柳ケ瀬を通る。右側が名鉄岐阜駅だ。長良川にかかる金華橋へ向かって、岐阜市中心部を南北に横断する道路である。電線類の地中化が進められ、街の景観は広々として落ち着いた雰囲気である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 26mm ISO 125) 露出補正 なし
005_220708021 X800 名鉄岐阜駅の前朝 G7X.jpg 5.名鉄岐阜駅 -1
名鉄の岐阜駅まで歩いてみた。ターミナルとして、もっと大規模な駅と思っていたが、名鉄名古屋本線と各務原線の2つのホームに4本の電車が入ってくる行き止まりの駅だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO 160) 露出補正 なし
006_220708022 X800 名鉄岐阜駅の前朝 G7X.jpg 6.名鉄岐阜駅 -2
時刻は8時5分前、到着した電車からは、通勤、通学の人たちが降りてくる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO 200) 露出補正 なし
007_220708025 X800 JR岐阜駅の朝 G7X.jpg 7.丸窓電車 -1
さっき、歩道橋の上から見た名鉄の車両を傍で見てみたくなった。モ510形とある。wikipediaによると、美濃電気軌道セミボ510形電車は、美濃電気軌道(美濃電)が1926年に新製した半鋼製四軸ボギー車。後にモ510形と改称された。その後身会社である名古屋鉄道に引き継がれ、度重なる改造を受けながら21世紀初頭まで営業運転に充てられていた。戸袋窓が楕円形状、いわゆる「丸窓」であったことが特徴で、「丸窓」「丸窓電車」の愛称で親しまれた。高速電車規格の台車を履いた高床構造車であり、アメリカにおいて1900年代から1920年代に盛んだった「インターアーバン」と言われる市内・郊外直通の電車群同様の設計がなされていた。(wikipedia参照)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 22mm ISO 125) 露出補正 なし
008_220708029 X800 JR岐阜駅の朝 G7X.jpg 8.丸窓電車 -2
1926年(大正15年)に新製されて以来、岐阜周辺で実に80年近くにわたって現役を続け、極めて長命を保ったモ510形であったが、2005年(平成17年)3月31日の岐阜600V線区全廃に伴い、同日付で2両とも除籍され、形式消滅した。その特徴ある形態や手頃な大きさが買われ、比較的多数の車両が保存もしくは他用途へ転用された。特にモ510形は2019年時点でも5両中3両が保存され、2019年(令和元年)11月16日、岐阜駅前北口駅前広場の完成10周年記念イベントの一環として復元作業の上移設された。ここに置かれていた車両の内に入ることができた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 22mm ISO 125) 露出補正 なし
009_220708038 X800 JR岐阜駅南口 G7X.jpg 9.繊維問屋街 中問屋町
JR岐阜駅を背にして、駅前通りの反対側(北側)に、およそ再開発されたきれいになった周囲にはそぐわない、写真のような「中問屋町」というところがあった。戦後まもなく問屋街が誕生し、全盛期は問屋街全体で1800軒もの店が並ぶほどになったという。次の写真を含め、記述は「アパレルの町・岐阜」の誕生と歩みなど、ネットで検索して、参照させていただいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO 160) 露出補正 なし
010_220708039 X800 JR岐阜駅南口 G7X.jpg 10.中問屋町の路地
昭和21~23年頃、戦争で焼け野原となった国鉄岐阜駅前(現・JR岐阜駅)に、北満州(今の中国東北部)からの引き揚げ者たちが中心となってバラック小屋を作り、古着や軍服などの衣料を集めて売り始めた。これはハルピン街とよばれ、岐阜問屋街の始まりとなった。昭和23年頃からは、古着ばかりでなく、布を一宮や羽島から仕入れ、新しい服を作って売るという、岐阜の既製服産業(アパレル産業)が始まった。昭和36~39年頃、日本が経済成長する中で、岐阜アパレル産地ではまわりの毛織物産地から仕入れた織物や、合成繊維を使った新しい商品作りが進んで行われ、ますます発展していったという。平成8年にJR岐阜駅周辺は鉄道高架が全面開通したのをきっかけに、駅周辺の開発整備が進んだ。JR岐阜駅の新駅舎や駅前広場などが完成し、岐阜の玄関口が大きく変わってしまったのだ。しかし、いよいよ、この中問屋町も、岐阜駅北口中央西地区再開発計画として、2025年に現ビルの取り壊しを始め、28年の完成を目標に掲げている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 29mm ISO 160) 露出補正 なし


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