2013年 CP+ 2月3日 - Studio YAMAKO

2013年2月18日

2013年 CP+ 2月3日


 1月31日~2月3日、今年もパシフィコ横浜で開催された CP+ (CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)の最終日に出かけた。入場料は1,000円とのことだが、ネットで事前登録すると入場無料になる。
 今年のCP+は各メーカーとも、画期的な新製品お披露目はほとんどなく、ちょっぴりパンチに欠けていたかなという印象を持ったのは私だけではないだろう。Nikon、Canon も参入してミラーレス機が出そろったが、とくに新しい方向性を感じることはなかった。ミラーレスはデジタル機の必然と思うが、そうなると、ビューファインダーの機能が競われると思う。

1.入場者の列
10:00 開場である。10時20分ごろ会場に着いた。昨年と同じようにわたくし同様年輩の方の来場が多い。列はできていたが、ほとんどの人が事前登録されていて、すぐに入場することができた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
入場者の列;クリックすると大きな写真になります。
2.カメラグランプリ30周年記念展
カメラグランプリは、毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間に日本国内で新たに発売されたスチルカメラの中から、設計思想・デザイン・機能・操作性・安全性・基本的要素を総合的に評価し、最も優れた製品に対して授与される。カメラグランプリの選出にあたる選考委員は、カメラ記者クラブ加盟誌の編集長(またはそれに代わる雑誌代表者)、および同クラブのメンバー、さらに実行委員会が委嘱した外部選考委員と特別選考委員だそうだ。30年前、その第1回のカメラグランプリは Nikon FA だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
カメラグランプリ30周年記念展;クリックすると大きな写真になります
3.各メーカーのブースでのプレゼンテーション
カメラメーカーやレンズメーカーは、それぞれブースを設けて、自社製品の展示とともに、著名な写真家によるプレゼンテーションが行われている。これは斉藤巧一郎さんによるハイエンド・コンパク・トデジタルカメラ Olympus STYLUS XZ-2 の「XZと旅するヨーロッパ」と題したお話である。Olympusは、昨年までは Pen 一辺倒という印象だったが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
各メーカーのブースでのプレゼンテーション;クリックすると大きな写真になります
4.Canon のブース
Canonの新製品は EOS 6D だが、あまり目立たない。総合力がアッピールされているようだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 15.7mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
Canon のブース;クリックすると大きな写真になります
5.試し撮りのモデルさん
各ブースには試し撮りのための実機が並べられ、来場者に、手に取らせて試し撮りをさせている。そのモデルさんを横から撮らせていただく。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
試し撮りのモデルさん;クリックすると大きな写真になります
6.男性のモデル
モデルさんというと女性ばかりと思ってしまうが、プロモーションの目的によっては、動きのある男性モデルも。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 13.8mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
男性のモデル;クリックすると大きな写真になります
7.カラーペンタックス
私が初めてのボーナスで、自分で買ったカメラはペンタックスSPだった。新宿のヨドバシカメラだったが、バナナのたたき売りのように、売られていたのを思い出す。デジタルの時代になって苦戦が続き、今はペンタックスリコーとなっている。今、力を入れているのは、Q10というレンズ交換式のミラーレス機だ。撮像素子を1/2.3にして、「小さな一眼」にしている。私はこのカメラの形が好きだ。いろいろなカラーリングが施されたQ10が目を引いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
カラーペンタックス;クリックすると大きな写真になります
8.海野和男さん推薦機材
昆虫写真家の海野和男さんの推薦撮影機材として 、マイクロフォーサーズで初めて一眼レフ並みの操作性を持つカメラが誕生したと LUMIX DMC-GH3 が展示されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
海野和男さん推薦機材;クリックすると大きな写真になります
9.SIGMAのブース
SIGMAのブースには、レンズ1本をほぼ完全に分解して、「レンズの解剖(Anatomy of Camera Lens)」という展示があった。私も使っているズームレンズの17-70mmF2.8-4 DC MACRO OS HSMを、レンズキャップやフードまで 徹底的にバラして、 その部品のひとつひとつに名称をつけて展示していた。シグマの狙いのひとつは、これらのたくさんの部品のほとんどが「Made in Japan」であることをアピールしたかったことと、小さな部品ひとつひとつの「精度」と、それを組みつけていく「技術」を確保しなければ高性能なレンズは作れない、ということを伝えたかったのだろうと評されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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10.CASIO
CASIOというと、計算機か、腕時計のメーカーというイメージが強いが、実は、平成7年に、今でこそ当たり前であるファインダー兼用の液晶モニターを初めて備え、かつ6万5千円という画期的な低価格で、 QV10 を発売している。「サクサク撮れる」をテーマにプロモーションが行われていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
CASIO;クリックすると大きな写真になります
11.みなとみらい臨港パーク
1時間余りでざっと見て回った。天気が良かったので海辺へ出てみた。ここはみなとみらい臨港パークという。ベイ・ブリッジが正面に見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
みなとみらい臨港パーク;クリックすると大きな写真になります

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