2025/6/21-24 関西旅行 ⑤ 大阪関西万博_1 2025年6月23日 大阪市此花区夢洲 - Studio YAMAKO

2025年8月28日

2025/6/21-24 関西旅行 ⑤ 大阪関西万博_1 2025年6月23日 大阪市此花区夢洲

万博へ行く日の朝、御堂筋の様子を見ようと窓に近づくと、覚悟はしていたが、窓ガラスには雨のしずくが付いていた。しかし、激しい降りではない。

 前回、大阪万博を見にいったのは、娘がまだ2歳になるかならないかの頃だったと記憶している。凄い混雑で、おんぶしたり抱っこしたりして、パビリオンなどほとんど見ることが出来ないまま、2~3時間ほど滞在したのを思い出す。

 前回の万博は、1970年(昭和45年)の「日本万国博覧会」、通称「大阪万博」だった。アジアで初めて開催された本格的な国際博覧会であり、77の国と4つの国際機関が参加した。その時のガイドブックを持っていたが、何回かの引越しでどこかに紛れ込んでしまった。その時の会場は大阪府吹田市の千里丘陵で、会期は1970年3月15日から9月13日までの183日間だったそうだ。入場者数は約6400万人で、2010年の上海万博まで万国博覧会史上最多の記録だったということだった。

 今回、当初参加を表明した158の国と地域、9つの国際機関が参加している。ただし、一部の国・地域で辞退があったほか、インド、ネパール、ベトナム、ブルネイの4か国は、内装工事が間に合わず、展示工事の遅れにより開幕後もパビリオンが開館できていなかった。

 入場するには、IDを登録したり、見たいパビリオンは予約が必要であったり、難しそうだった。誘ってくれた婿殿と娘に一任であったが、アメリカ、フランスなど人気のあるパビリオンはすべて、予約できなかった。
 大屋根には興味があった。上がってみたい。あとは、行ったときに入れたところに入ろうということに、せざるをえなかった。まあ、雰囲気を感じて来ようということにしたのだ。

 3回に分けて、約60枚の写真を載せる。

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大屋根リンク 「多様でありながら、ひとつ」 2025年6月23日 大阪関西万博 大阪市此花区夢洲

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アメリカ館の外観 2025年6月23日 大阪関西万博 大阪市此花区夢洲

078_250623234 X900 ▲朝の御堂筋 ロイヤルパークホテル G7X.jpg 78.雨の御堂筋
ホテルの窓から見る御堂筋のビル群は雨模様だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 29mm ISO125 )
079_250623236 X900 〇朝の御堂筋 G7X.jpg 79.一方通行の御堂筋
雨は、ほとんど止んでいた。10時過ぎにホテルを出て、御堂筋を南へ下る。この写真の先に地下鉄の本町駅へ下りるエレベーターが設置されていた。車の動きを見ると、なんと一方通行だ。御堂筋は南行きの一方通行になっている。御堂筋は、1970年の大阪万博を機に、交通渋滞緩和と事故防止のために一方通行になったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO250 )
080_250623239 X900 〇御堂筋 本願寺津村別院 G7X.jpg 80.本願寺津村別院
しばらく歩いて行くと右側に大きな寺院の建物があった。浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺の別院で通称は北御堂と呼ばれる。wikipediaによると、天満にあった天満本願寺が京都の堀川六条に寺基を移した後(西本願寺)、大坂の門徒たちにより天正20年(1592年)に楼の岸(ろうのきし、現・中央区天満橋京町の八軒家浜近辺)に集会所が設けられた。これが津村別院の始まりである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO320 )
081_250623241 X900 〇地下鉄中央線 本町駅 G7X.jpg 81.地下鉄 本町駅
本町駅は御堂筋線と四ツ橋線と中央線が走っている。万博が行われている夢洲(ゆめしま)は中央線の終点である。案内に示されたルート従って、その乗り場に出た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
082_250623250 X900 〇地下鉄中央線 夢洲駅 G7X.jpg 82.夢洲駅
それほど混雑はせずに、本町から20分ほど乗って、夢洲に着いた。Osaka Metro中央線の夢洲駅は2025年1月19日に開業したばかりだ。中央線がコスモスクエア駅から夢洲駅まで延伸され、万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートとなった。エスカレータで地上へ上がる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
083_250623252 X900 〇地下鉄中央線 夢洲駅 G7X.jpg 83.夢洲駅地上出口
梅島駅地上出口から、上がってきた下を見る。夢洲駅の階段下に掲げられている大きな「夢洲」の文字の書家について、AIに聞いてみたが、「公開されている情報から特定できませんでした。」という回答だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 )
084_250623254 X900 〇大阪関西万博東ゲート G7X.jpg 84.夢洲駅の地上に出る
ここは東エントランス広場。ここから、行列は参加各国の国旗が立ち並んだ前を万博会場東ゲートへぞろぞろと進んでいく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 16mm ISO125 )
085_250623259 X900 〇大阪関西万博東ゲート G7X.jpg 85.東ゲートへ
傘をさしている人と、さしていない人がいる。その程度の雨だ。陽が照っていれば、日傘に変わるだけだ。ゲートの近くになると、列が複雑になる。写真など撮っていられなくなった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 16mm ISO125 )
086_250623263 X900 〇万博 パナソニック館 G7X.jpg 86.入場
婿殿が4人の分をまとめて処理してくれて、何事もなく入場することが出来た。住友館、三菱未来館やパナソニックグループのパビリオンが見える。住友館に入ってみようかと列に並んだが、整理している係の人に聞くと入るのに30分かかるという。止めた。この調子だと入れるところはあるのだろうかと心配になる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO125 )
087_250623265 X900 〇万博 大屋根 ミャクミャク G7X.jpg 87.ミャクミャク
案内書の前に、大阪・関西万博のシンボルとしての公式キャラクターであるミャクミャクの前で写真を撮っている人が大勢いる。 EXPO2025の公式ぺージには、ミャクミャクは「細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。」という説明があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
088_250623268 X900  〇万博 大屋根 G7X.jpg 88.大屋根リンク -1
左手に日本館があって、住友館、電力館の向こうに、今回万博会場に来て、私が一番楽しみにしていた大屋根が見えた。この大屋根の上に上がって会場を見渡すことだった。大屋根リンクは、大阪・関西万博の会場デザインの理念「多様でありながら、ひとつ」を表すシンボルとして2023年6月に着工、2025年2月に竣工した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 )
089_250623271 X900 〇万博 大屋根 G7X.jpg 89.大屋根リンク -2
大屋根リンクの下に来た。今回の万博のシンボルとして建設され、wikipediaによれば、世界最大の木造建築物、建築面積 (61,035.55㎡)としてギネス世界記録に認定されたそうだ。デザインは藤本壮介氏が手掛け、基本設計は東畑建築事務所・梓設計JV(ジョイント・ベンチャー 複数の企業が、それぞれの資源やノウハウを出し合って、特定の事業やプロジェクトを共同で進める事業形態)が担当、工事は3組のJVが分担して施工した。建設費は約350億円だそうだ。大屋根リンクに上がる前に会場を歩き、パビリオンの外観を見て回ることにする。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )
090_250623274 X900 〇万博 大屋根 G7X.jpg 90.フランス館
大屋根リンクの下を抜けて、フランス館の前に出た。一週間ほど前に婿殿が予約を入れてみてくれたが、残念ながらダメだったらしい。フランスのパビリオンのテーマは「「愛の讃歌」だそうだ。フランス館は予約なしでも入れるようだが、待ち時間が計り知れない。外観のみだが、雰囲気を感じ取っていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 26mm ISO160 )
091_250623279 X900 〇万博 アメリカ館 G7X.jpg 91.アメリカ館
フランス館の右隣はアメリカ館だった。ここも来場日の1週間前に行われる「7日前抽選」を入れてみたようだったが、取れなかったらしい。入場は諦めた。入り口の正面両側のスクリーンには、この時は「アメリカ・イリノイ州・シカゴの美しい景色が広がっていた。パビリオンの内部は5つのエリアにわかれていて、アメリカ旅行や宇宙探査などを疑似体験できる没入型展示が見どころだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
092_250623275 X900 〇万博 大屋根動かず G7X.jpg 92.大屋根リンク -3
ここで、大屋根リンクを振り返って見ると、なんとエスカレーターは動いていない。リンクの上には人影がない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 14mm ISO125 )
093_250623281 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 93.モザンビーク展示館
アメリカ館の隣がフィリッピン館で、そこを左に入ると、左手にモザンビークの展示館が、右手にコモンズAが見えた。モザンビークの展示館は、複数の国が共同でパビリオンを設ける形式の展示施設のようだ。たくさんの国が同じ建物の中でブースで展示を行う共同館(コモンズ)も人気を集めている。コモンズ館はA~Dと、このモザンビーク展示館のある共同館とで、全部で5つある。このモザンビーク展示館の前にはコモンズAがある。モザンビークという国は何処にあるのか分からなかかった。アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家で首都はマプトという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 )
094_250623288 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 94.ペルー展示館
前に戻って、モザンビーク展示館が入っているコモンズにはチリ展示館もある。ここはこの後で入ったコモンズAとは違い、それぞれの国が独立した展示スペースを設けているようだ。南米はチョウも多くいるので、行って見たいと思っていた。結局行けなかったが「インカ帝国の失われた都市」マチュピチュの看板が目立つ。ペルーの首都クスコはアンデス山脈の標高3,400mにある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO3200 )
095_250623284 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 95.コモンズA キルギス共和国
モザンビーク展示館の前にコモンズAがあった。入場を並んで待つ人が少ないので、入った。ブースが沢山あって、それぞれにアジア、中近東、アフリカ、中南米などの30か国くらいの展示ブースがあった。キルギスは中央アジアに位置する共和制国家でかつての正式国名はキルギスタンだが、改称以降も現地語での通称として公式に認められている。首都であり最大の都市はビシュケクという。展示を見ると美しい国だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )
096_250623285 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 96.コモンズA マラウイ共和国
Wikipediaによれば、マラウイは、アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家。イギリス連邦加盟国のひとつ。旧称ニヤサランド。首都はリロングウェである。北・北西はタンザニア、東・南・南西はモザンビーク、西はザンビアと国境を接している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 )
097_250623286 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 97.コモンズA ガーナ共和国
同じくwikipediaによれば、ガーナは、西アフリカにある共和制国家。イギリス連邦加盟国。東はトーゴ、北はブルキナファソ、西はコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はアクラ。カカオは世界有数の産出量を誇る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 )
098_250623289 X900 〇万博 コモン館G7X.jpg 98.コモンズA館の外観
入場したコモンズA館の建物には、展示ブースを出して参加している国が、30か国くらいあるのだが、その国々の国旗が描かれていた。しかし、大変失礼だが、ほとんどどこの国の国旗か解らなかった。しかし、中に入ってみると興味ある展示が多かった。コモンズ館は人気を集めているという。 Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO3200 )

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