残波岬から、車で15分ほどのところにある真栄田岬へ向かった。そこは人気NO.1のシュノーケリング・体験ダイビングのスポットだそうだ。青の洞窟と呼ばれる洞があり、内部に差し込む太陽光線の反射によって海面が神秘的な青色に輝く。イタリアの青の洞窟のようにボートでは入れない。崖の上から、海を眺めるにとどめたが、風が強く長居は出来なかった。
途中、「琉球村」というテーマパークのようなところに寄り、次の目的地は焼物(壺屋焼)の窯が集まる「やちむんの里」というところだ。そこは沖縄を代表する焼き物の里として、多くの窯が集まり、店もある。私は焼物にはあまり興味がないのだが、かみさんと娘は熱心に見て歩いた。猫が多く、人になついているのに驚いた。フォトジェニックな登り窯も見られた。
「やちむんの里」には2時間ほどいた。この日の行程はそこまでで、読谷村のホテルに戻る。この日は天気が良い。サンセットが期待できる。「集いの館」へ行って、ソファに座り、スパークリング・ワインを飲みながら、落日を待った。5時過ぎに陽は落ちて来た。プールの先端の椅子に座って、しばしサンセットを眺めた。残念なことに、お日様の前に暑い雲があり、その隙間からしか、水平線に落ちる太陽は見られなかった。
今日の夕食は、部屋食を頼んでくれていた。夕日を見ている間に娘たちの部屋に、コンロと食材が届けられていた。まずは、シャルドネを飲みながら、蛤とムール貝をボイルして味わい、そのスープを味わう。沖縄最後の夕食をエンジョイした。
食事を終え、自分たちの部屋に戻ると、海の上に月が輝いていた。

「やちむんの里」のシーサー 2025年1月4日 沖縄県中頭郡読谷村座喜味
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129.「琉球村」のシーサー
「琉球村」は、沖縄県読谷村にあるテーマパークで、沖縄の伝統文化や歴史を体験できる観光スポットである。沖縄の古民家や街並みを再現した施設の中で、伝統工芸や音楽、踊りを楽しむことができるところだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 36mm ISO560 )
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130.琉装(りゅうそう)
沖縄の伝統衣装である琉装を着て写真を撮ったり、琉装を着たまま琉球村を散歩することもできる。琉装体験料金は、2,000円。琉装体験には、着付けと散策が含まる。着付けはスタッフが行い、女性用、男性用、キッズ用などがあるそうだ。髪飾りや花笠などを身に着けることもでき、記念撮影をすることができる。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 32mm ISO200 )
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131.琉球王国時代の古民家のエリア
琉球王国時代の古民家が移築、再現されており、実際に歩きながら沖縄の昔ながらの風景を楽しめるところだ。ここからは入園料2,000円を払わなくてはならない。おおよそ10棟の移築された古民家が並ぶエリアがある。国登録有形文化財である琉球王国時代や、明治時代、昭和初期に建てられた古民家がある。入園は辞退した。1986年の8月に親子3人で与論島と沖縄を旅行をしたのを思い出した。娘は中学生で、今から40年ほど前の話だが、ここ琉球村で撮った写真があった。素朴なところだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO800 )
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132.「やちむんの里」登り窯 -1
「琉球村」から「やちむんの里」は、山間を10分ほど走ってすぐ近くだった。「やちむん」とは沖縄の方言で焼き物のことだそうだ。「やちむんの里」は70以上の陶房が集結する沖縄の焼物の聖地。駐車場に車を止めて、両側に焼き門の店が並ぶ道をのんびり歩く。しばらく行って、小高くなった所にこの登り窯があった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 35mm ISO110 )
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133.「やちむんの里」登り窯 -2
この登り窯は、松田米司さん、松田共司さん、宮城正享さん、與那原正守さんという4名の窯元による共同窯だそうだ。読谷山焼の各工房で修行をしたこの4名の親方が独立し、平成4年(1992年)に開窯した。13連房の登り窯は沖縄県内最大級であり、威風堂々とした佇まいをしている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO6400 )
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134.「やちむんの里」の猫 -1
「やちむんの里」には、いたる所に野良猫がいる。自然に繁殖しているのだろう。しかし、中には「やちむん」(焼物)の工房やギャラリーの「看板猫」もいるらしい。この猫はその「看板猫」かもしれない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO160 )
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135.「やちむんの里」の猫 -2
人懐こい猫たちだ。観光客が触れても嫌がらない。餌を待っているのかもしれない。この猫などは、人前で平気で腹を見せている。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 80mm ISO100 )
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136.リアルなシーサー
ちょっと疲れたので一休みしたくなった。何処かないかとスマホで探すと、登り窯の少し先を左に入ったところに「GLAY」というCafeがあった。混んでいて、少し待たなければならなかった。あたりに蝶でもいないかと歩いていると、これは個人の住宅だろうか、ちょっと風変わりなシーサーがあった。とてもリアルなシーサーだったが、獅子にしては、左右ともに鬣がない。猫かと思ったが、顔付きは猫のように優しくはなかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 53mm ISO140 )
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137.Café「GLAY」
CLAYとは土のこと。実はここは、今見て来た登り窯の4人の親方の一人である工房「北窯」の松田共司さんがプロデュースするギャラリー兼カフェだった。写真は「GLAY」店内のギャラリーである。早くは13世紀から起源を持つと言われる色鮮やかな「琉球びんがた」の織物と「やむちん」(壺屋焼)が展示されていた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒21mm ISO3200 )
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138.ポインセチア
何の花かと思ったら、花ではなくポインセチアだった。学術上の標準和名はショウジョウボク(猩々木)というそうだ。wikipediaによれば、クリスマスが近くなると花屋に鉢物が出回ることから「クリスマスフラワー」とも呼ばれる。そのため、(大雪から小寒の前日まで)の季語とされている。この建物の上には小さな十字架があった。実はポインセチアが植えられていたのは、「ヘブンズチャーチ」というキリスト教の教会だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO100 )
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139.屋根の上のシーサー 屋根獅子
シーサーは、 屋根の上、門柱の上、玄関の前、玄関の中などに置かれる。屋根の上に置かれるシーサーは、魔除けや守り神として、災いをもたらす悪霊を追い払う意味があるという。また、風水的な信仰にも関連しており、吉兆をもたらすと考えられているそうだ。沖縄の伝統的な屋根瓦は、沖縄の土(クチャ)に含まれる鉄分が酸化して赤く変色する「琉球赤瓦」と呼ばれる。沖縄の気候に適しており、通気性や断熱性に優れているのが特徴という。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO100 )
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140.夕日 -1
今日は良い天気だったので、東シナ海に沈む夕日を見るのが楽しみだった。しかし、あいにく雲が現れ、夕日はその雲の隙間からしか見ることが出来なかった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/1250秒20mm ISO200 )
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141.夕日 -2
意地悪な雲が、両手、両脚を広げて、お日様を隠しているように見えた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 63mm ISO100 )
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142.月光
夜9時過ぎに海を眺めるとその上には月が出ていた。星の光も拾っているが、シャッタースピードは1.6秒。窓枠に固定して撮ったが、残念ながら少し手ぶれしてしまった。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1.6秒 30mm ISO6400 )
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