例年ならまだミドリシジミの♀なども見られる時期である。今シーズン、舞岡公園では平地産ゼフィルスの発生が極めて少なく、平地産ゼフィルス以外のチョウも見かけることが少ない。キマダラセセリやアカボシゴマダラ、キタテハの夏型なども姿を見せても良いが、この日も見られなかった。コムラサキはどうかといそうなところを歩いてみたがいない。キアゲハも見かけない。
結局この日に撮影できたチョウは、ベニシジミとツバメシジミ、ヤマトシジミだけだった。野に咲く花たちは例年通りに咲いているのだがいったいどうなってしまったのだろうか。
ベニシジミを相手に露出ブラケットによる撮影を勉強した。
ヒメジョオンで吸蜜するベニシジミ 2024年6月17日 横浜市戸塚区舞岡公園
|
1.ヤマトシジミ
一旦はすっかり刈り取られていた南の丘の草も、また、生えてきている。その中でヤマトシジミが飛んでいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒220mm ISO1250 )
|
|
2.南の丘
春に刈り込まれた南の丘の草むらは活き活きとと茂ってきた。ヤマトシジミの食草であるカタバミが、黄色い小さな花を咲かせている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒9mm ISO640 )
|
|
3.ツバメシジミ産卵 -1
南の丘に咲くアカツメクサ(赤詰草)にツバメシジミが産卵していた。レンゲソウ(ゲンゲ)と似ているが、レンゲソウの花は4月~6月に咲き、アカツメクサはそれより遅れ花期は5~8月である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒43mm ISO640 )
|
|
4.ツバメシジミ産卵 -2
前の写真と連写。トリミングした。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒44mm ISO640 )
|
|
5.ツバメシジミ産卵 -3
谷戸の畔道では、まだ花が開かないアカツメクサに産卵していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒218mm ISO250 )
|
|
6.ツバメシジミ産卵 -4
アカツメクサの花期を迎え、ツバメシジミの産卵シーンが多くみられた。他にチョウが飛んでいないので、ツバメシジミばかりが目に付く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒9mm ISO200 )
|
|
7.ヒメジョオン(姫女菀
ハルジオンの花期が終わり、花期が6~10月のヒメジョンに移り変わったようで、ヒメジョオンが元気よく咲いている。原産地はハルジオンと同じく北アメリカで、国立環境研究所の「侵入生物データベースによると、観賞用としてヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)などの名で江戸時代末(1865年ごろ)に渡来,明治初年には雑草化した。虫媒花であり、チョウも好んで飛来する。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒15mm ISO500 )
|
|
8.コシアキトンボ ♂
私はトンボのことは良く知らない。宮田池の水面から飛び出した草の葉先に、縄張りを監視するように止まっていた。Wikipediaなどを見ると、成熟した♂は腹部の付け根が白色、♀と未成熟のオスは黄色。黒色で、腹の上部だけが白いトンボ。白い部分が空いているように見えるのでこの名がついたそうだ。溜め池などで普通に見られ、池の水面近くを活発に飛び回る。複数個体でなわばり争いをしていることも多い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒81mm ISO500 )
|
|
9.ヒメジョンにいたベニシジミ 露出ブラケット 1
露出ブラケットで撮ったので、その5コマを見てみる。まず、カメラが判断した適正露出。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒12mm ISO250 )
|
|
10.ヒメジョンにいたベニシジミ 露出ブラケット 2
-0.7段の露出。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒12mm ISO100 )
|
|
11.ヒメジョンにいたベニシジミ 露出ブラケット 3
-1.4段の露出。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒12mm ISO100 )
|
|
12.ヒメジョンにいたベニシジミ 露出ブラケット 4
+0.7段の露出。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒12mm ISO400 )
|
|
13.ヒメジョンにいたベニシジミ 露出ブラケット 5
+1.4段の露出。このシーンの場合、12.の写真の+0.7段の露出が良いように思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒12mm ISO640 )
|
|
14.ヒメジョンにいたベニシジミ -5
背景を入れて撮ろうとしたが、今一つ被写体に近寄れなかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒27mm ISO500 )
|
|
15.ヒメジョンにいたベニシジミ -6
構図の練習のモデルになってもらった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒20mm ISO500 )
|
|
16.ヒメジョンにいたベニシジミ -7
露出ブラケットで撮った。このショットはカメラが判断した適正露出。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒198mm ISO500 )
|
|
17.ヒメジョンにいたベニシジミ -8
このショットは前の駒の+0.7段。 ISO感度を上げて調整されている。ベニシジミはこれがベストだったと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒198mm ISO800 )
|
|
18.ヒメジョンにいたベニシジミ -9
これはカメラが判断した適正露出。9.-17.までの写真は、+ー0.7段単位で露出を変えていたが、これを+-0.3段単位でけることもできる。このショットの場合は+0.3段くらいで良いのかと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒198mm ISO800 )
|
|
19.トモエソウ(巴草)
始めて見る黄色い花に出会った。PictureThisで検索したところ、トモエソウと同定された。Wikipediaでは、「茎は、高さ50-130cmくらいになり、直立し、分枝する」とあるが、咲いているとよく目立つ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒132mm ISO1250 )
|
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)