戻り道はすっかり日が暮れていた。往きも通った汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部に向かって歩いて行くと、右手に高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」が、時々色を加えながら鮮やかな色を放ち輝いている。
その左側に、漆黒となった空を背景に、クィーンズ・スクエア3棟のビル、そしてランドマークタワーが、その窓の明かりを縁取るように輪郭を見せる。空気が澄んでいて気持ちが良い。
左手に行き交うゴンドラを眺め歩いているうちに、日本丸のマストが見えてきた。
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20.ホテル「ナビオス横浜」の開口部
1号館から赤レンガパークの西側から左に歩き、来た時と同じように赤レンガ倉庫前の交差点を渡り、汽車道へ戻るべくホテル「ナビオス横浜」を目指して歩く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.新港中央広場
右手に新港中央広場を見ながら、万国橋へ歩く。まだまだ、人通りが多い。いや、まだ宵の口である。新港中央広場は横浜赤レンガパークや横浜新港に隣接した新しく整備された公園で、まだ整備中だが、昼に見ると緑が広がる四季の花々が美しい公園と広場になっている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.ランドマークタワーの灯かり
汽車道と呼ばれる鉄道廃線跡をまたぐように建設された「ナビオス横浜」は「横浜国際船員センター」とも呼ばれ、一般財団法人日本船員厚生協会が運営する船員・海事関係者のための福利厚生施設であるが、一般の人も利用可能であるという。その鉄道配線跡の開口部の下をくぐると、正面にランドマークタワーの灯かりが見えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.汽車道
線路のあとが見える。ここから汽車道がはじまるようだ。設けられた六角形のライトをくぐって、赤レンガ倉庫方面を振り返った。汽車道は、1911年(明治44年)に敷設された旧横浜駅(現在の桜木町駅)と新港埠頭を結ぶ臨港線(税関線)の廃線跡を利用した約500mのプロムナードであり、桜木町駅前と新港地区とを結ぶ、鉄道廃線跡を利用して1997年に開通した遊歩道である。 汽車道は土木学会による「土木学会デザイン賞2001」において最優秀賞を受賞した。特に汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部によって確保された汽車道から赤レンガ倉庫への見通し景観を、優れた動線設計として評価したとされている。(wikipedia参照)
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/25秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -1
ロープウェイの運河パーク駅付近より桜木町方面を眺める。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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25.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -2
少し引いて撮る。汽車道の左側を万国橋から大さん橋の方へ流れる運河の水にみなとみらいの灯が映る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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26.ランドマークタワーの灯かり
汽車道で右(北側)と左(東側)に分かれる運河(大岡川)の汽車道の右側、よこはまコスモワールドから横浜港に流れる運河に映る灯かりは、彩りがある。正面には日本丸のマストが見えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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27.みなとみらいの灯かり
カメラを右に振る。 高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」は、この時赤く輝き、時計は 17:35 をを示していた。 「コスモクロック21」の放つ色は変わるのだが、この時はしばらく赤い光のままだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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28.ヨコハマナイトビュークルージング
汽車道の第三橋梁のたもとに、ヨコハマナイトビュークルージング のボートが停泊していた。小さな船である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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29. ヨコハマナイトビュークルージング 乗り場
ここがチケット売り場のようだ。そのサイトを見ると「コスモクロック21・海上保安庁・赤レンガ倉庫・大桟橋・氷川丸・マリンタワー・ベイブリッジを眺めます」とあった。30分間で大人1300円だった。40分ごとに運行していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/50秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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30.海辺の遊歩道<br>
第三橋梁を渡り汽車道から右側に離れて、水辺を歩く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br>
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/50秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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31.ランドマークタワーとクィーンズタワーA.B.C棟<br>
行きがけに写真を撮ったナナカマドのところへ戻ってきた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br>
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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32.輝く「コスモクロック21」
この時、「コスモクロック21」の光に青が加わり、赤と青のグラデーションになっていた。「コスモクロック21」は、1989年に開かれた「横浜博覧会Yes'89」のアトラクションとして誕生した。直径100m、台座を含めた全高は112.5m。8人乗りのゴンドラは時計の秒針と同じ60台ある。乗ったことはないが、眼下に広がる横浜港や街並みなど雄大なパノラマに目を奪われていると、1周15分の空中遊覧はあっという間だという。毎日、日没ごろから始まる、約1670万色が表現できるフルカラー発光ダイオード(LED)の光のアートは、毎時0分、15分、30分、45分から約6分間行われ、花火のように横浜の夜空を彩るそうだ。時計は17:48と表示されている。17:45から始まった光の6分間のアートだ。左側のビルはホテル パシフィック だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/50秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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33.日本丸 ライトアップ -1
日本丸は時々見に来ているが、ライトアップされているときにまじかで見ることはなかった。第一橋梁を渡って、右手に下り、停泊している旧横浜船渠第1号ドックの傍へ行って見た。白い船体が目映い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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34.日本丸 ライトアップ -2 船尾
停泊している旧横浜船渠第1号ドックを右回りに一回りしてみ折る。これは船尾側から見たところ、向こう側は桜木町駅前方面で、神奈川県民蔵座ビルやコレット・マーレがある。月に一度ほど、普段はたたんでいる全ての帆を広げる総帆展帆が行われる。現在の日本丸の帆(セイル)は全部で29枚あるそうだ。すべて手作業で広げている。この作業は訓練を終えて登録されているボランティアの人たちの協力で行われるが、約2,000人あまりの人が登録されていて総帆を展帆するためにその中から毎回100人ほどのボランティアの人たちが参加しているそうだ。総帆展帆も見に行ったことがある。http://n-shuhei.net/studio_yamako/2016/05/19_1609.php
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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35.日本丸 ライトアップ -3 船尾
右舷の方へ回る。帆船 日本丸 は国指定重要文化財である。平成30年度から2か年かけて、帆船日本丸の大規模修繕が行われた。20年ぶりにドック内の海水をすべて排水し、ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕が行われた。この大改修中の帆船 日本丸 も見に行った。 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2019/01/13_1317.php
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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36.日本丸 ライトアップ -4 船尾
「日本丸」ではなく「にっぽん丸」という船もある。母港は東京で、商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。初代のにっぽん丸は1958年竣工で、総トン数 は 10,770トン、全長:145mだった。現在のにっぽん丸は3代目で、竣工時の総トン数は21,903トン、全長は166.65m である。 「コスモクロック21」の時計は 18:00 になった。1時間半、歩いて、夢中で写真を撮っていたときは寒さを感じなかったが、ランドマークタワーから桜木町駅への動く歩道(英語では、moving walkway などと呼ばれる)で歩かずに海の方を眺めていると寒くなってきた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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