, ,
1月15日 日曜日、かみさんが毎月のように友人たちとお参りしている川崎大師に出かけた。かみさんは帰りにはいつも宝くじを買ってきているが、300円以上当たったためしがない。
私自身は福岡へ転勤する前、前厄、本厄、後厄と3年続けて川崎大師にお参りし、本堂でお祓いを受け御札を納めて以来、お参りしていなかった。
この日は日曜日、まだ正月ということで人出が多い。午前中に川崎大師のお参りは終え、川崎の新しい商業施設であるラゾーナ川崎プラザへ行き、元祖ハヤシライスの早矢仕で昼食にした。
1.川崎大師 参道
1899年(明治32年)大師電気鉄道が川崎駅(後の六郷橋駅) - 大師駅(現・川崎大師駅)間 (2.0km) 開業したのが始まりという京浜急行大師線は、開業から3年後の1902年に現・京急川崎駅へ延長、乗り入れした。その京急川崎駅から4っつ目、川崎大師駅で降りる。駅前の表参道厄除門をくぐって、川崎大師へ歩く。参道の両側には屋台が並ぶ。今日は日曜日だ。人出が多い。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
2.仲見世
参道を500m~600m進み、右手に曲がると、その右手に仲見世通りがあり、名物の飴を切るトントンという音が聞こえてくる。仲見世の先に見えるのが大山門である。仲見世通りは賑やかだ。この日は混雑のためか、ここ仲見世通り側からは大山門に行けない。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
3.不動門
先に進んで右手に見える、境内からの出口となっている不動門の前を、さらに右へ曲がって、大山門に出る。そこから境内に入る。これは不動門。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
4.不動門から境内を眺める
この不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県のゆかりの地から、戦災によって失われた川崎大師(平間寺)旧大山門の跡地にその山門として持ってこられた。そして、現在の大山門建立に伴い不動門としてこの場所に移設されたとのこと。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
5.大山門
この新大山門は1977年(昭和52年)11月に、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像を模刻安置し、また、上層部分は経庫になっており、この寺で行われる「写経会」で写経された経文や、奉納された写経が収められているという。上層部分に安置されていた薬師如来像は、薬師殿完成にともない、遷座されたとのこと。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
6.香献所と大本堂
大山門から大本堂への間に香献所があり、お線香の煙が漂っていた。前後してしまったが、通称川崎大師で知られる平間寺(へいけんじ)は真言宗智山派の大本山の寺である。山号は金剛山。院号は金乗院。高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山のひとつであるという。1813年(文化10年)に徳川幕府第11代将軍、家斉が厄除に訪れた事から厄除け大師として広まったとのこと。 毎年の正月には全国で五指に入る初詣の参拝客で大変な賑わいとなる。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成。本尊厄除弘法大師が祭られている。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
7.香燃所?
香献所にあげられた線香はいっぱいで、燃えている。参拝者は手をかざして自分の身体に煙をかざしている。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
8.しょうづかの婆さん
大本堂に向かって左側に不動堂があるが、その先の西解説門の手前に「しょうづかの婆さん」の像があった。葬頭河の婆が訛って「しょうづかの婆さん」と呼ぶようになったらしい。脱衣婆、葬頭河婆、正塚婆(しょうづかのばば)とも言われる奪衣婆(だつえば)は、三途川(葬頭河)の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆のこと。民間信仰における奪衣婆は、疫病除けや咳止め、特に子供の咳止めに御利益があるといわれたようだ。ここの立て札には、「昔から歯の痛みをいやし、容貌を美しくすると信じられ、そのほかにも健脚や諸願をかける人が多く、香華たゆることがない。」と記されていた。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
9.八角五重塔
多くの屋台が埋める境内のほぼ中央に中興塔(八角五重塔)があった。この五重塔は1984年(昭和59年)、弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として落成したという。私が福岡転勤の前に厄払いにお参りした時は、この塔はなかった。少し露出補正をし過ぎてしまった。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
|
|
10.大山門前 名物久寿餅
川崎大師久寿餅組合というのがあって、十数件の店があるようだ。その中でここ「住吉」は大山門のすぐ横で立地条件は最高である。創業は大正6年。一方、表参道に面したところに「住吉総本店」というのがあった。ここの創業は明治20年。伝統の味を継承している最も古い老舗だそうだ。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 7.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
11.せき止め飴
久寿餅とともに川崎大師ではせき止め飴が有名だ。この写真の「松屋総本店」は明治初年、深川門前仲町で創業し、昭和11年に川崎大師仲見世通りに出店したとされ、創業141年の老舗とのこと。仲見世にはのれん分けされた「松屋の飴総本舗」という店もあった。また、昭和53年に出店した「評判堂」というのもある。
Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)