10月の日比谷公園 その後のリュウゼツラン 2024年10月18日 東京都千代田区 - Studio YAMAKO

2024年11月16日

10月の日比谷公園 その後のリュウゼツラン 2024年10月18日 東京都千代田区

10月18日は、毎月1回の句会が内幸町である日だった。7月から、句会へ来るついでに、少し早い時間に家を出て、リュウゼツランの変化を見に日比谷公園を訪れている。7月に見事な花を咲かせたアオノリュウゼツランだが、先月は、花は終わってしまっていたものの、支えを施されて7mの高さそのままに立っていたのだが、どうなっただろうか。
 日比谷通りの幸門から入って、日比谷公会堂から第二花壇を見ながら第一花壇へと歩く。第二花壇の芝生はきれいになっていた。次の日の10月19日か~27日まで「日比谷公園ガーデニングショー2024」が行われるようで、その準備の車が大噴水の向こう側に入ってきていた。
 さて、第一花壇の向こう側のペリカン噴水の方を見ると、リュウゼツランは立っていなかった。サービスセンターへ行って何時切られたかを聞いてみたところ10月9日・10日に伐採したとのこと。伐採された跡には後継のこじんまりした根が生え、綺麗に整備されていた。
 第一花壇のキミガヨランも咲き終わっていたが、4つある円形花壇にはきれいな花が植えられていた。咲く花にはアオスジアゲハが来ていた。
来るたびに、更新される公園の姿は、来月も来てみようと思わせる。  

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伐採されたアオノリュウゼツランの子株 2024年10月18日 日比谷公園 ペリカン噴水

001_241018001 X900 日比谷公会堂 G7X.jpg 1.日比谷公会堂と「にれの木広場」
日比谷公会堂は1929年10月19日に完成した日本で最初の本格的なコンサートホールである。「にれの木」広場には、20数本のニレノキが立ち並んでいたが、2021年3月に伐採されてしまったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO500 )
002_241018003 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 2.第二花壇
「にれの木広場」から第二花壇の広大な芝生を眺める。公園のサービスセンターでいただいたパンフレット「日比谷公園 歴訪ガイド」によると、「大噴水や第二花壇の一帯は、かっては運動場(大広場)として、スポーツとともに、様々な国家的行事の舞台にもなりました。」と記され、明治42年伊藤博文の国葬の様子の写真が掲載されている。正面に大噴水、小音楽堂があってその向こうが第一花壇である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO200 )
003_241018011 X900 日比谷公会堂 大噴水 G7X.jpg 3.大噴水
大噴水が勢いよく水を上げ、背後には日比谷通り、晴海通りのビル街が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 )
004_241018013 X900 日比谷公会堂 第二花壇 G7X.jpg 4.第一花壇
左回りで第一花壇に入った。9月に来た時は大きなキミガヨランの白い花が咲いていたが、それに代わり、南米原産のオオバコ科のアンゲロンソウが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
005_241018015 X900 日比谷公会堂 第一花壇と第二花壇 G7X.jpg 5.第一花壇 -1
第一花壇では、10月19日か~27日まで開催される「日比谷公園ガーデニングショー2024」の準備が行われていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_241018016 X900 日比谷公会堂 第一花壇 G7X.jpg 6.第一花壇 -2
「日比谷公園歴訪ガイド」には、「開園当時の姿を今に残す洋風花壇。今となっては珍しくないチューリップ、パンジー、バラ、ダリアなどの洋花も、当時の市民にとっては驚きを持って迎えられました。」と記されちぇいる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 17mm ISO250 )
007_241018017 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン G7X.jpg 7.ペリカン噴水
第一花壇の奥にあるペリカン噴水の囲いの東側に、伐採されたアオノリュウゼツランの子株が生えてきている。写真では見にくいが右隅にそれが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_241018021 X900 日比谷公会堂 第一花壇 リュウゼツラン子株 G7X.jpg 8.リュウゼツランの子株
これが、高さ7mもの花茎をのばしていたアオノリュウゼツランの子株である。10月の9日か10日に伐採されたようだが、枯れた部分は整理され、瑞々しい子株が生えている。エネルギーを蓄えて、また、数十年後に花をつけるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
009_241018029 X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 9.花壇のアオスジアゲハ -1
第一花壇の北側を抜けていくと、花壇の花にアオスジアゲハが来ていた。都会のアオスジアゲハだ。花はヒャクニチソウのようだが、背が低い。園芸的に多く利用されているハーゲアナ(メキシコヒャクニチソウ)という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
010_241018033tm X900 〇日比谷公園 第一花壇 アオスジ G7X.jpg 10.花壇のアオスジアゲハ -2
低いところに咲く花で吸蜜しようとしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO160 )
011_241018045m X900 〇日比谷公園 ハナミズキ G7X.jpg 11.ハナミズキの紅葉
大きなハナミズキの木が紅葉しはじめていた。薄日を透過して美しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO400 )
012_241018049 X900 日比谷公園 鷗 G7X.jpg 12.鷗の噴水 -1
彫刻は1986年淀井敏夫の「鷗」と題された作品である。彫刻の下の方の噴水が霧のように吹きだして、彫刻を引き立てていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 )
013_241018056 X900 〇日比谷公園 鷗 G7X.jpg 13.鷗の噴水 -2
wikipediaによると、作者の淀井敏夫(1911年2月15日 - 2005年2月14日)は文化勲章受章者。 「削げたような形態と岩のような質感のユニークな作品で知られる。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

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