2日前に舞岡公園へ行って、ウメの花が咲き始めているのを知った。ここのところ、オミクロン株の感染拡大で運動不足でもあるので、保土ヶ谷公園の梅園にでも行って見ようと、新しく手に入れたZ50を持って散歩に出かけた。
梅園のウメは、特に「八重寒紅」と「八重野梅」という品種がそこそこ咲いていた。例年2月10日ごろに行くことが多いが、その頃には「道知辺」、「大湊」、「白加賀」、「幾夜の寝覚め」、「無類絞り」、などが咲いているが、この日は、まだ少し早かったようだ。その代わり、今まで咲いているのを見たことがなかった「養老」、「佐橋紅」、「白牡丹」がチラホラではあるが咲き始めていた。保土ケ谷公園は約40品種、約120本のウメがある、県内有数の梅の名所として知られているが、同じタイミングで40品種すべての花は見られない。
写真 ウメ開花 品種名 「八重野梅(ヤエヤバイ)」 2022年2月3日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園
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1.ハクセキレイ
保土ヶ谷公園の辻広場から下池、上池を歩いて、賑わい広場までいく。そこから右へ上がり、テニスコート脇の道へ出るたが、その手前に、上池への水を注ぐところがある。そこにハクセキレイがいた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
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2.白い梅の花がチラホラと -1
テニスコートの脇を、ボールを打つ音とプレイヤーの嬌声を聞きながら、梅園へと歩く。右側に、上池から下池へのせせらぎ沿いの遊歩道が見える。ウメの木が数本あり、白い花を咲かせ始めていた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
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3.白い梅の花がチラホラと -2
咲いている花はまだほんの僅かであり、固い蕾が沢山ついていた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.「養老」
梅園に入った。まだまだ咲いている花は少ないが、花を咲かせている木もある。これは「養老」という品種だ。「養老」は野梅(ヤバイと読む)系で、園芸品種だが、良い実の成る実梅だそうだ。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
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5.「佐橋紅」 -1
ここで初めて「佐橋紅」の花を見た。「佐橋紅」は緋梅系の園芸品種。木に吊るされた札には、花は濃紅色一重で結実すると書かれていたが、八重のように見える。次回に訪れたときに咲いていたら確認してみる。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.「佐橋紅」 -2
日当たりの良い、この枝だけが開花していた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.「桜鏡」
豊後系の園芸品種で花は淡紅色の八重咲。日本のウメで最大の花を咲かせる品種のひとつだそうだ。wikipediaによれば、ウメは、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できるそうだ。また、ウメには500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるという。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
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8.「白牡丹」
「白牡丹」は豊後系の園芸品種だそうだ。アンズとの関わりが深い品種群。花は大ぶりで、淡紅色が多い。成長が良い。遅咲きが多い。八重咲で
明治時代の名花のひとつだそうだ。遅咲きのようである。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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9.「紅梅」 -1
この花が咲く幹には「紅梅」の札が掛けられていて、「ウメの園芸品種。花は紅~赤一色で一重や八重がある。枝の芯まで紅色に染まる。」と書かれていたが、「紅梅」というのは紅~赤の花が咲くウメの総称なのだろうか?
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.「紅梅」 -2
NIKKOR 18-140mm は「なかなかいいな」と気に入っている。ボケも良い。開放で撮ることが多いが、周辺光量不足もほとんど感じさせない。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.「緑顎春日野」
蕾が緑色である。まだ、一輪も咲いていなかったが、花は白色の中輪である。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 45mm ISO110 ) 露出補正 なし
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12.「八重寒紅」
「八重寒紅」は野梅系園芸品種である。花は紅色の八重咲で花弁が波打つ。正月用切り花にされるそうだ。いま、「八重野梅」とともに満開の一歩手前まで来ていた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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13.「八重野梅」 -1
「野梅」はヤバイと読む。野生に近く、比較的早咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・野梅性の白い八重咲きの大輪(花径30mmから40mm)である。八分咲きというところだった。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
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14.「八重野梅」 -2
このレンズは望遠端の140mmで40cm迄寄れる。梅の花の大きさはシジミチョウくらいの大きさかと思うが、マクロ的にも使えそうだ。ボケもきれいだ。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
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15.「八重寒紅」と「八重野梅」 -1
梅園の東側には「八重寒紅」と「八重野梅」の木が数本づつあり、この時点では共に一番進んでいた。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/200秒 69mm ISO110 ) 露出補正 なし
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16.「八重寒紅」と「八重野梅」 -2
白を背景に紅色の花が際立つ。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/200秒 63mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.「八重寒紅」と「八重野梅」 -3
梅園の東側から北側を見る。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/200秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
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18.「八重寒紅」と「八重野梅」 -4
梅園の南側から東側を見る。良く咲いているので、メジロでも来ないかと待ってみたが、チャンスは来なかった。来週にでももう一度来てみよう。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 43mm ISO110 ) 露出補正 なし
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19.ナンテンの葉
噴水広場から駐車場へ入る道の両脇に、高さ1m弱の植木があり、赤い葉が見えた。ドウダンツツジかと思い近くへ行って見たが、違う。最近スマホに、植物の写真を撮ると、スマホが検索してくれて、その名称を教えてくれるというアプリケーション・ソフトをインストールした。そこで、この赤い葉を撮って検索すると「ナンテン」と結果が出てきた。その場でわかるので便利である。デジカメで撮った写真をパソコンのモニターに表示し、それをスマホのカメラで検索することもできるので、自宅に戻ってからでも出来る。ウメも品種が分かるかと試してみたが、「ウメ」としか結果は出なかった。
Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 125mm ISO110 ) 露出補正 なし
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