外付けの2TBのHDDを使っているが、そのディスクの保存データ読み出しの具合いが悪くなった。ファイルを開くのに時間がかかりすぎる。バックアップを試みるが、データ移行に時間がかかり、途中で応答なしになる。時間がかかっても何とか読みだしてバックアップを取ろうと購入してあった3TBのHDDに移行を行うが、どうにもこうにも時間がかかりすぎる。
仕方なく、メーカーのデータ復旧サービスセンタに現物を持ち込み、対応を依頼した。診断の結果、物理的な障害があり、私の想定以上の費用が見積もられた。どうしようかと思ったが、自分で選んだチョウの写真の5,000ファイルほどは、別のHDDに取り出してあるので、故障したHDDのデータ移行はあきらめることにした。メーカーのデータ復旧サービスセンタから返送されたそのHDDから、これは残しておきたいと思うフォルダーおよびファイルを時間をかけて大分取り出すことができたが、限界である。やがてそのHDDにアクセスできなくなった。
やはりこまめにバックアップを取っておかねばいけないと痛感した。
そんなことをしていたので、Studio YAMAKO のアップが遅れてしまった。
さて、秋晴れの温かい一日、毎年この時期に出かける近所の保土ヶ谷公園と、明神台公園へZ50に105mmマクロを付けて出かけた。保土ヶ谷公園には新しい植栽がなされていた。明神台児童公園のキバナコスモスは、株が少し減っていたが今年も咲いていた。チョウも個体数は例年より少ないと感じた。
保土ヶ谷公園の植栽に咲く花に来たクロアゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 保土ヶ谷公園
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1.キタキチョウ
秋のキタキチョウは裏面の黒点がより明瞭に現れる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
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2.タイワンシュウメイギク(台湾秋明菊)
保土ヶ谷公園には新しく植栽が整備され、新しい花が咲いていた。Picture This で検索するとタイワンシュウメイギクと出てきた。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間だそうだ。中国、台湾原産の帰化植物。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
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3.アネモネ シルベストリア
タイワンシュウメイギクの隣で咲いていた。これもアネモネの仲間だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
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4.セイヨウマユミ(西洋檀)
セイヨウマユミの鮮やかなピンク色の果物は食べてみたいなと思わせる。しかし、それらは危険な強心配糖体、アルカロイド、カルデノリドを含んでいて、摂取すると、肝臓や腎臓を損傷し、死に至ることもあるという。マユミも秋になると、茶色がかったオレンジ色に紅葉する、とても美しい落葉低木だが、それにもまして美しいのが、朱色がかった赤色の四角い果実で、熟すと中から、紅オレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に覆われたタネが現れ、落葉後も残る。マユミとセイヨウマユミの区別がつかない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
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5.クロアゲハ♂ -1
噴水広場には花壇があって園芸品種の花が咲いている。ここでクロアゲハ、モンキアゲハなどを見たことはなかったが、この日、ケロアゲハが花壇を訪れ、花から花へ移動し吸蜜していた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
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6.クロアゲハ♂ -2
羽化したばかりのようなきれいな個体だった。花壇に植えられたペンタスという花を翔び回りながら吸蜜していた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
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7.ウラナミシジミ
保土ヶ谷公園から、明神台公園へ移動した。広場の向こうにキバナコスモスが咲いているのが見えた。キバナコスモスの近くで咲くヤマハギには複数のウラナミシジミが翔び回っていた。同種はマメ科のハギも食草にしている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
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8.アゲハ♂ -1
この日キバナコスモスには複数の、しかも新鮮なアゲハが訪れていた。しばし夢中でカメラを向けた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
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9.アゲハ♂ -2
まだ蕾の多いキバナコスモスに口吻を伸ばす。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
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10.アゲハ♂ -3
キズ一つないきれいな個体だった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
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11.アゲハ♂ -4
一頭が離れると、また次の個体が飛来する。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
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12.アゲハ♂ -5
近寄っても逃げようとしないで撮らせてくれる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 140 ) 露出補正 なし
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13.アゲハ♂ -6
緑の中にキバナコスモスの橙色が鮮やかである。昔の湘南電車を思い起こす。こんなにアゲハを夢中で撮ったのは初めてだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
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14.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンはいつもより少ない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f7.1 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
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15.ヒメアカタテハ -1
アカタテハと同様に斑紋の違いがないので雌雄の同定がむつかしい。♀は♂に比べ前翅の幅が若干広く、丸みを帯びている。しかし、この個体の雌雄の区別は出来なかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
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16.ヒメアカタテハ -2
気が付かなかったが、この個体は右後翅に鳥に食いちぎられた傷があった。11時40分になった。そろそろ帰路につく。往きはバスの乗ってくるが、帰りは法性寺にお参りをして歩いて下る。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
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