昨年は3月11日から14日まで開かれたCP+(Camera & Photo Imaging Show)が、今年は2月9日~12日に、昨年と同じパシフィコ横浜で開催された。
パソコンで事前入場登録をして、2月10日に出かけた。会場に入った印象は、昨年とほとんど変わりはなく、むしろ少し控え目かなという感じがした。大きなブースを構えるのは、Nikon、Canon、Olympus、Sony、Fujifilm、Panasonic、Pentax、Ricoh、Casio といったところと Sigma、Tamron、Tokina(Kenko) のレンズメーカーであった。
その中で少々目立ったのは、SonyとFujifilmで、Sonyは昨年後半に発売されたα55の実機を10台ほど並べて手に取らせ、トランスルーセントミラー・テクノロジーなるファインダーを覗かせ、連写機能を訴えるデモをしていたのと、FujifilmのレンジファインダータイプのX100というクラシカルなデザインの高級コンデジの実機に触るために列が出来ていたことだった。X100は実物に触るまで50分待ちとのことで、並んだ人にはパンフレットを手渡してくれる。並ばないとパンフレットはくれない。
その他、各メーカーのブースではプロカメラマンによるトークがあった。また、日本カメラ博物館による「電子カメラ 誕生30周年展」という展示があったが、これもよい企画だと思った。
午前中で見学を終え、みなとみらいから赤レンガ倉庫方面へ歩き、日本大通りからみなとみらい線に乗って横浜に戻った。
1.会場のパシフィコ横浜
今年もここが会場になった。ただ、去年は3月開催だったのが、今年は2月開催である。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1250秒 7.2mm ISOオート )
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2.パシフィコ横浜展示場
今日は午後から天気が崩れるという。みなとみらいには10時少し過ぎたころに着いたが、会場に入るまでに、外の写真を撮っておこうと展示場の周りを歩いてみた。建物の幾何学的な窓に周囲のビル群が写りこんでいた。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート )
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3.Sonyブース
会場の入り口を入ってすぐ右手にSonyのブースがあった。特設舞台でマウンテンバイクに乗るモデルが行き来し、それを並べられたα55の実機を手に取らせ、一眼レフでありながら、トランスルーセントミラーの採用で、画像がファインダーから消えることなく、かつ、ピントを合わせ続けることによって得られる10コマ/秒の高速連写撮影を体験させようとしている。α55はこのほかに、フルハイビジョン動画、3D撮影、GPS機能を備えており、エントリークラスのデジイチであるものの、バリアングルモニターと0.34倍まで寄れる18-55mmレンズのマクロと共に、いま私がいちばん興味のあるカメラである。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.9mm ISOオート )
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4.日本カメラ博物館による「電子カメラ 誕生30周年展」
展示されていたこのカメラは1981年、今から30年前のソニーによる最初のデジカメ試作機である。画素数は28万画素、記録媒体はフロッピーディスクだった。デジカメが一般化されたのは、1995年に発売されたカシオVQ-10による。25万画素で価格は6万5千円だった。「撮ったあとですぐ楽しむ」というコンセプトのもと、ファインダー兼用の液晶モニターが付いた。ここから、デジカメはどんどん進化して行ったのは言うまでもない。今や1,000万画素を超えるコンパクトデジカメが1万円台で買える。私が初めてでデジカメを買ったのは、2002年の1月で、Olympus E-10だった。定価は198,000円であったが、これを価格ドットコムで112,000円で購入した。当時としては400万画素の高級機だった。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート )
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5.「ゆる鉄」
11時からNikonブースで、プロカメラマンでTVにも登場する中井精也さんのスライド・プレゼンテーションがあった。「ゆる鉄」という新しい鉄道写真のジャンルを生み出し人気がある。さすがに、50席ほどの椅子はすでに占拠されており、約1時間、立って聞くことになった。IXY30Sの感度をオートからISO800に変えた。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISO 800 )
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6.Canonブース
Canonは Eos Kiss 5 と Eos Kiss 50 の発売を発表した。Eos Kiss 50 はKissシリーズのさらなるエントリーモデルとのこと。手をあげたらモデルさんが目線をくれた。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 10.1mm ISO 800 )
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7.Fujifilmブース
APS-CサイズのCMOS撮像素子を持つクラッシクなフォルムのX100は凄い人気で、実機を触るのに50分待ちという。ちょっと興味はあったが、50分も待ちたくなかった。このモデルさんはレンズが2つある3Dデジタルカメラのデモだ。この領域ではFujifilmが最初に商品化している。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 11.4mm ISO 800 )
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8.Pentaxブース
ネイチュア撮影のプレゼンが行われていた。パンフレットを配っていたチャーミングなお嬢さんがいたので、1枚撮らせていただいた。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISO 800 )
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9.観覧車とランドマークタワー
12時半ごろ会場を後にした。まだ晴れ間が出ていたので、赤レンガ倉庫の方へぶらぶら歩いてみた。平日の昼で人影は少ない。観覧車越しにランドマークタワーが見えた。残念なのは時計の電光掲示板で、文字が読めない。もっとシャッタースピードを工夫しないと正しく見える写真にならない。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/2000秒 8mm ISOオート )
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10.巡視船「しきしま」
赤レンガ倉庫の傍の埠頭に、海上保安庁の巡視船「しきしま」(PLH31)が停泊していた。1992年に就役し、全長150m、総トン数は7,175t の世界最大の巡視船だそうだ。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1600秒 14mm ISOオート )
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11.横浜のキング・クイーン・ジャック
塔のある3つの建物で、キング・クイーン・ジャックとして親しまれている。1番上の写真がクイーンで横浜税関の建物。中がキングで神奈川県庁、下がジャックで横浜市開港記念会館である。
上:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/1250秒 4.9mm ISOオート )
中:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート )
下:プログラムオートで撮影 ( F5 1/150秒 14.4mm ISOオート )
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12.C.J.CAFE
大桟橋の方へ左に曲がる手前に、英語しか書いていない看板の店がった。みなとみらい線の日本大通り駅から徒歩1分のところ。帰宅してホームページを見てみると、「昔ながらの横浜を残すビンテージな海岸通りの建物、戦後の横浜を感じる店内で良い音楽とお食事やドリンクをお楽しみ下さい。70年代の音楽が響き渡り、アメリカの田舎にあるカフェにトリップしたような気分を味わっていただけます」というコピーがあった。ちょっとそそのかされる。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/640秒 6.6mm ISOオート )
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