?14.?鹿野(ろくや)大仏 -1
寶光寺本堂へのお参りは失礼して、その先の駐車場に車を止めた。小雨が降っている。鹿野大仏への坂道をゆっくりと登っていくと、鹿野大仏の姿が見えてきた。鹿野は「ろくや」と読む。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
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15.鹿野大仏のお顔
目長0.8m、耳長2m、口長0.8m というお顔はニュース番組などでイケメンと話題になっているとのこと。 大きな耳たぶが印象的だった。大きく垂れていて、ピアスの穴のようなものも見える。この穴は「耳朶環状」という仏の身体的な特徴の1つで、かつてお釈迦様が王子だったころに豪華で重たいイヤリングをしていたために空いたものという説があるそうだ。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
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16.鹿野大仏 -2
台座があるところへ到着した。同じ露座の大仏である鎌倉長谷の大仏より、やや大きいとのことだが、そうは感じなかった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.鹿野大仏 -3
正面に回ってお参りをした。施工 株式会社翠雲堂、仏師(仏像を制作する人)は渡邉雅文、鋳造 鈴木鋳造所による大仏本体は、なかなか上品な姿だった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.日の出町一望
大仏様も日の出町を眺めている。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO160 ) 露出補正 なし
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19.鹿野大仏 -4
駐車場に戻る途中から見上げる大仏様は、傍で見るより大きく、立派に見えた。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
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20.日の出山荘へ
鹿野大仏の駐車場から車で15分くらい走っただろうか。坂本という交差点を左に入って川に沿って進むと、左側に日の出山荘入口の看板があった。そこから日の出山荘までの道は車1台が通れるほどの道だった。日の出山荘の駐車場に車を止める。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.日の出山荘 中曽根康弘・ロナルド レーガン 日米首脳会談記念館
中曽根康弘元内閣総理大臣の書による大きな看板があった。この先から入って受付をする。この日の見学者は少なかった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels ?プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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22.日の出山荘へ入る
受付で65歳以上200円の入館料を支払って、中に入る。受付の方に、中曽根元総理はおいくつになられましたかと聞いたところ、今年の5月で100歳を迎えられたそうだ。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.青雲堂
左手に古民家風の古い建物があった。青雲堂と呼ばれる。パンフレットによれば、昭和58年11月11日、12時過ぎに山荘に到着したレーガン大統領夫妻に、青雲堂の囲炉裏を囲み中曽根首相が自ら抹茶を立ててもてなした場所だそうだ。この青雲堂はもともと、長井義一という人の自宅で、寛永3年(1850年)頃に建てられたという。昭和37年に中曽根氏が購入し、離れ座敷として改修したそうだ。案内板には、故郷 高崎市にある政治運動の拠点「青雲塾」から名付けられたとあった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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24.青雲荘 座敷
座敷の戸は閉まっていたが、そっと引いてみたら、開けられた。「波静太平洋」のと書かれた額が掛けれたいた。中曽根元総理の書のようだ。まさに日米会談にふさわしいというところか。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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25.青雲堂 居間
右側の玄関に行くと、ここは開いていた。自在鉤のある居間には、そうそうたる顔ぶれの方々が、杯を上げている写真が置かれていた。日米会談の日、ここ日の出山荘「青雲堂」では、囲炉裏を囲んで中曽根氏自らお茶を振舞ったと言う。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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26.天心亭
天心亭は昼食後中曽根首相とレーガン大統領が日米友好協力、世界の安全保障について、「ロン・ヤス会談を行った歴史的な場所である。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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27.天心亭を守るシーサー
当初は青雲堂だけだったが、秘書や運転手などお付の人も宿泊が必要となり、天心亭は後に中曽根夫妻の居間・寝室として建てた茶室だそうだ。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
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28.天心亭 居室
中曽根氏はここで俳句、座禅、読書、ラジオといった趣味を楽しみ、必ず寝泊まりをしていたそうだ。天心亭は明治の美術家 岡倉天心から由来しているとのこと。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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29.書院 玄関
平成元年に建てられた迎賓館だそうだ。したがって、ロン・ヤス会談の時にはなかった。総理退任以降、政治経済界の要人との会談も増えたこともあって、建てたという。海外出張前には月に2、3度来て、人に左右されずに事前勉強していたそうだ。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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30.書院 展示
レーガン大統領夫妻との写真や、総理大臣時代の各国首脳との写真、日の出町を訪れたゴルバチョフ元ソヴィエト連邦大統領夫妻の写真など、各国来賓や日の出山荘での中曽根首相の写真など、約50点、書画7点、各国首脳からの贈答品等が展示されていた。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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31.書院の窓から
雨が降り、しっとりとした新緑の緑が洗われていた。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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32.書院 客間
ベランダに面して大きな客間があった。ソファに座って写真も撮らせていただいた。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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33.書院 食堂
客間の隣には食堂があった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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34.書院 各国首脳からの贈り物
2階への階段を上がっていくと、各国からの贈答品が飾られていたが、どなたからの贈り物かはよくわからなかった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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35.書院 居間 -1
「心気堂々」という書が掛けられていて「甲子晩秋 康弘」との銘があった。wikipediaを見ると、「西暦年を60で割って4が余る年が甲子の年となる。」とあった。 甲子とは1984年のことか・・・
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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36. 書院 居間 -2
部屋には立派な碁盤が置かれていた。ここは掘りごたつになっているのだろう。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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37.書院 書斎
庭の緑に面して机が置かれた書斎。ここで心休まる時間を過ごされたのだろう。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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38.書斎 青年代議士時代の自画像
書斎には青年代議士時代の自画像があった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし |
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39.天心亭の佇まい
書院を退出して入口へと戻る。ロン・ヤス会談が行われたのは、このこじんまりとした建物だったのだ。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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40.書院を振り返る
歴史のあるホテルを思わせるような建物だった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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41.小さな池
天心亭と青雲堂の途中に、小さな池があった。小さいながら真っ赤な鯉が泳いでいる。右側の樹には何か白い綿のようなものが付いている。モリアオガエルの泡巣(卵)かもしれないが、確認しなかった。 モリアオガエルは東京都準絶滅危惧に指定されている。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO2000 ) 露出補正 -0.7段
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42.半鐘
入館するときは気が付かなかったが、これは1996年5月27日、韓国 の全斗煥大統領から贈られた友好の半鐘だった。
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SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
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