早春の舞岡公園 ジョウビタキ 2月3日 - Studio YAMAKO

2021年2月20日

早春の舞岡公園 ジョウビタキ 2月3日

この日は天気は良いが、北風が吹き、少々寒さを感じる日だった。ここのところ陽に当たることが少なかったので、久しぶりに舞岡公園を歩いてみようと思い立つ。 カッパ池の脇に咲く1本のロウバイが花を付けていると思い、それを見るのがひとつの目的である。 水車小屋の前には、野鳥写真愛好家のかたがたが三脚を立てて、大きな望遠レンズでスタンバイされているが、シャッターの音は聞こえない。「きざはしの池」はきれいに草刈りがされている。しばらく、目を凝らして探してみたが何も見つけられなかったので、瓜久保へ進む。「かっぱ池」でロウバイを見たあと、ジョウビタキの♂とシジュウカラを撮影できた。
 この日、2月3日は立春である。チョウが舞う春が訪れるのが待ち遠しい。

1.「かっぱ池」のロウバイ
「かっぱ池」のそばにたった1本だけど、この季節にここを訪れると、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようなロウバイの花が咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_210203005 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
2.ジョウビタキ♂ -1
池に張り出した葉の落ちた木の枝に止まっていた。止まり方が似ていたのでカワセミかと思ったがどうも違う。愛鳥家らしきご夫人が傍におられたので聞いてみたところ、ジョウビタキの♂と教えてくださった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_210203021 X800 〇ジョウビタキ♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg
3.ジョウビタキ♂ -2
少し位置を換えて撮る。本種は10月から4月初めまで見られる冬鳥だそうだ。チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、冬は日本などへ渡ってくるという。こんな小さな鳥が凄い力だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_210203031 X800 〇ジョウビタキ♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ジョウビタキ♂ -3
ジョウビタキが飛び立ち、行ってしまうのかと思ったら、より近いすぐそばの枝に止まってくれた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210203038 X800 〇ジョウビタキ♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg
5.ジョウビタキ♂ -4 また移動した。背の白い紋がきれいだ。手振れしないよう池の柵に肘を置いて撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
005_210203054 X800 〇ジョウビタキ♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.紅梅
早咲きのウメが咲いていた。品種は定かではないが、早咲きの紅梅は「八重寒紅」が代表的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_210203060 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
7.シジュウカラ -1


スズメかなと思ったらシジュウカラだった。この鳥もきれいだ。さっきのジョウビタキは冬鳥だそうだが、wikipedia によれば本種は留鳥で、ごく普通に見られ市街地の公園や庭などを含む平地から標高の低い山地の林、湿原などに生息するという。通常は渡りを行わないが、寒冷地に分布する個体や食物が少ない時には渡りを行うこともあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
007_210203077 X800 〇シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg
8.シジュウカラ -2
地面に下りた。虫でも探しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
008_210203080 X800 〇シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg
9.シジュウカラ -3
写真を撮りやすいところに止まってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 190mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段  
009_210203089 X800 〇シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg
10.シジュウカラ -4
雌雄同色だそうで、一見区別がつかない。山と渓谷社文庫版の「くらべてわかる野鳥」(写真・文 叶内拓哉)」によると、喉から腹部中央にかけてネクタイのように黒く、♂ではそれが太いとあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 190mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
010_210203094 X800 ◎シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg
11.タイワンリス
「きざはしの池」を何かいないかと探していると、黒い大きなものが動いた。タイワンリスのようだ。何かエサを探しているのだろう。wikipediaによれば、ニホンリス(ホンドリス)によく似ているが、タイワンリスの腹部は灰褐色や栗色のような色をしていて、ニホンリスのように白くないので見分けることができるという。日本では1935年に伊豆大島の公園から逃げ出したのを皮切りに、神奈川県南東部、静岡県東伊豆町(熱川)、岐阜県岐阜市(金華山)、大阪府大阪市(大阪城)、和歌山県和歌山市(友ヶ島・和歌山城)、長崎県、熊本県など日本各地に観光用として放されたり、逃げ出したりして広く定着している。1980年代になり、個体数が増えて分布が拡大したことで在来種であるニホンリスと競合し、ニホンリスの地域的な絶滅要因になる可能性が懸念されているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
011_210203103 X800 〇リス 舞岡公園 RX10M4.jpg
12.マンサク
南口へ戻ってきた。マンサクの黄色い花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
012_210203109 X800 マンサク 舞岡公園 RX10M4.jpg


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