日帰りツアーの入笠山ハイキング ② 2025年7月13日 長野県富士見町 - Studio YAMAKO

2025年9月17日

日帰りツアーの入笠山ハイキング ② 2025年7月13日 長野県富士見町

30分ほどゴンドラ頂上駅のそばにあるCaféで水と冷たいコーヒーを飲んで一休みした。ツアコンさんが心配してくれて、「しばらくここで休んでいてください」と言ってくれたが、「ここは何回も来ていますので」と言って、すずらん山野草高原で1時間ほど写真を撮った。

 ここへ来るのは7月後半が多く、今回はいつもより少々早い。それなりにいつもと違ったチョウに会えるかと期待したが、逆だった。飛んでいるチョウの種類が少ないのだ。クジャクチョウやシータテハなどは全く姿を見せないし、スジボソヤマキチョウもいない。

 すずらん山野草公園の中ほどにある四阿の近くへ行くと、アサギマダラが飛ぶ姿があった。数はそれほど多くは無いが、楽しませてくれた。

000_250713034 X700 ◎すずらん山野草公園 八ヶ岳 G7X.jpg
八ヶ岳連峰を背景に咲き始めたヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ
 2025年7月13日 長野縣富士見町 入笠山すずらん山野草公園

021_250713177 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 21.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -1
右側にスキーのゲレンデでがあるすずらん山野草公園を歩いて行くと、ヒヨドリバナが白い花を咲かせ始めていて、そこにアサギマダラを見つけた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO200 )
022_250713178 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 22.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -2
これは前の写真と同じ個体だが、少し翅が切れている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 )
023_250713089 X900 ◎アサギマダラ 山野草公園 RX10M4.jpg 23.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -3
これは別の個体で、ほとんど破損は無く綺麗だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 168mm ASA1000 )
024_250713184 X900 〇山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 24.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -4
これは♀のようだ。アサギマダラはヒヨドリバナとそれによく似たフジバカマが大好きである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 )
025_250713186 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 25.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -5
多い時には、もう写真を撮るのが飽きてしまうほど飛んでいるが、この日は数は多くなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 )
026_250713097m X900 ◎ウラジャノメ 山野草公園 RX10M4.jpg 26.ウラジャノメ
地味なチョウだが、本州では山地性の蝶で、標高1500m~2000mのところで見られる。蓼科の八島湿原では羽化したばかりのような本種が10頭近く、林縁部で止まっていたのを見たことがある。入笠山でも何度か見ているが、個体数は多くはないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600 秒 206mm ASA1600 )
027_250713100 X900 〇ミドリヒョウモン 山野草公園 RX10M4.jpg 27.ミドリヒョウモン -1
ミドリヒョウモンやウラギンヒョウモンもヒヨドリバナの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 106mm ASA400 )
028_250713103m X900 ◎ミドリヒョウモン 山野草公園 RX10M4.jpg 28.ミドリヒョウモン -2
ミドリヒョウモンは♂しか見なかった。♀が出てくるのはこれからなのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000 秒 151mm ASA500 )
029_250713106 X900 〇甲斐犬mix 山野草公園 RX10M4.jpg 29.愛犬とともに
すずらん山野草公園の中ほどに四阿がある。ここで一休みしようと思ったら先客がいた。男性の飼い主さんと一緒にゴンドラで登ってきた大型犬だ。犬種を伺ってみると甲斐犬のMIXだそうだ。「写真を撮らせてください」とお許しをいただいてカメラを向けると、こっちを向いてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1600 秒 28mm ASA400 )
030_250713203 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 30.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -6
再びアサギマダラである。後翅の肛角部に黒い性標があり、これは♂である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO200 )
031_250713020 X900 すずらん山野草公園 G7X.jpg 31.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -7
環境を写し込みたいと思い、ポケットからG7Xを取り出して撮る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 )
032_250713205 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 32.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -8
ヒヨドリバナに取り付いて口吻を延ばしているアサギマダラは、指でつまめるほどじっとしていている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO200 )
033_250713215 X900 ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 33.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -9
なかなか気に入った写真が撮れないまま、そろそろアサギマダラにカメラを向けるのも飽きてきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 105mm ISO220 )
034_250713029 X900 ◎すずらん山野草公園 八ヶ岳 G7X.jpg 34.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -10
八ヶ岳連峰を背景に撮りたかったが、パンフォーカスにできなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 9mm ISO125 )
035_250713031mt X900 ◎ すずらん山野草公園 八ヶ岳 G7X.jpg 35.飛び立ったアサギマダラ
タイミング良くシャッターを切ることが出来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 9mm ISO125 )
036_250713220 X900 ◎ウラギンヒョウモン 山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 36.ウラギンヒョウモン -4
ヒヨドリバナに飽きたのだろうか。切株に静止した。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO200 )
037_250713225m X900 ◎イカリモンガ 山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 37.イカリモンガ
チョウ目イカリモンガ科に分類されるガの1種。まるでチョウのようだが、セセリでもないしシジミでもない「蛾」なのだ。蝶と同じようにヒヨドリバナで吸蜜をしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3 1/500秒 105mm ISO320 )
038_250713235t ◎山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 38.ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ -11
これほど近寄って撮っても飛び立たない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/500秒 105mm ISO280 )
039_8250713239 X900 ◎ヒメキマダラセセリ 山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 39.ヒメキマダラセセリ♀ -3
本種の♀は♂に比べて、前後翅表の黒い縁が太く濃いので両者を区別できる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/500秒 105mm ISO220 )
040_8250713241 X900 ◎ツマグロヒョウモン 山野草公園 入笠山 Z50 105mc.jpg 40.ツマグロヒョウモン♂
ウラギンともミドりとも違うヒョウモンがヒヨドリバナで吸蜜していた。かっては暖地性の蝶が2000m近いところでも元気に生息している。本種は、自宅の傍や、日比谷公園にも多いし、一方、上高地や、浅間山系の池之平でも見ているので、もはやどこにでもいる蝶になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3 1/500秒 105mm ISO320 )
041_250713041 X900 富士見駅 八ヶ岳 G7X.jpg 41.中央本線富士見駅 -1
Wikipediaによると、富士見駅は1904年(明治37年)12月21日に中央本線 韮崎駅と当駅間が開通して延伸、同時に開業した。今から120年も前のことだ。標高は955mある。レトロな駅舎だが、何時建築されたかは不明とのこと。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 9mm ISO125 )
" rel="lightbox[250713]">042_250713043 X900 富士見駅 G7X.jpg 42.中央本線富士見駅 -2
駅舎の中に入ると、富士見駅開業120年周年&富士見町制70周年記念「暮らしを見つめて~富士見駅の歩み↓」というパネルがあり、昔の写真が20点近く表示されていた。16時30分発の「あずさ44号」に乗車した。富士見に停車する「あずさ」は1日3本しかない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO200 )

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