ユネスコ世界遺産に登録されたイスタンブールの歴史地区の見どころは旧市街のスルタンアフメット地区に集中している。トプカプ宮殿の見学を終え、次にアヤソフィアに向かった。徒歩移動である。さらにスルタンアフメット公園を挟んでアヤソフィアの向かい側にはブルーモスクがある。地下宮殿もすぐ近くにあるが、今回のツアーでは残念ながら見学コースに含まれていない。
111.アヤソフィア
アヤソフィアはビサンチン時代の360年に、コンスタンチヌス2世により、コンスタンチノーブル総主教会として建てられた。404年に焼失、415年に再建されているが、523年にふたたび崩落している。537年に新聖堂は完成する。その後、地震で大ドームが崩れるなど変遷を繰り返す。そして、1453年にコンスタンチノーブルを征服したオスマン帝国のメフメット2世はここでイスラムの金曜礼拝を行った。アヤソフィアはモスクに改められ、偶像崇拝を禁じたイスラムの教えに従って、モザイクは漆喰で塗り込め、代わりにイスラム装飾が施された。トルコ共和国となった1934年、アヤソフィアは博物館として開放され、漆喰が取り除かれモザイクが蘇った。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
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112.モザイク 「祝福を与えるイエス」
このモザイクはアヤソフィアのドームへの入口である皇帝の門の上にある。右手の書物には「汝に平和を、我は世界のひかりなり」と書かれているという。ISO3200が威力を発揮する。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/100秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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113.大ドーム 内陣
教会の中心部の広大な空間は、大ドームによってつくり出されている。直径約31m、高さ約56mで世界最大級だそうだ。幾何学模様で飾られたリブはモスクになった後の装飾とのこと。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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114.大ドームの天井
大ドームはロードス島の軽石で造られたという。モスクに改修される前はキリストを中心に弟子や祖先たちが描かれたモザイクがあったと言われている。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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115.鏡に映るモザイク
見学を終え、外へ出る通路へ来ると、ガイドさんが前方上を見よという。門の上に大きな鏡があり、そこに聖母子のモザイクが映っていた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
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116.ユスティニアヌス1世が聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク
振り返るとそのモザイクがくぐり抜けてきた通路の上にあった。前の鏡がないと気がつかないで外に出てしまう。なるほどと感心。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
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117.似顔絵描き
アヤソフィアを出てブルーモスクへ徒歩移動する。途中で似顔絵描きに書いてもらっている女性がいた。時間は午後4時を過ぎた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
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118.夕陽を浴びるアヤソフィア
ここはアヤソフィアとブルーモスクの間にあるスルタンアフメット公園である。観光客で溢れている。振り返るとアヤソフィアが夕陽を浴びて美しかった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
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119.ブルーモスク
ブルーモスクは逆光だ。イスタンブールを代表する巨大モスクであるブルーモスクの正式名称はスルタンアフメット・ジャミイという。モスクの内部を彩る青いイズニック・タイルの美しさで知られ、ブルーモスクの愛称で呼ばれているそうだ。アフメット1世が1609年に建造を命じ、7年の歳月を経て完成した。モスクを建造するスルタンにとってミナレットの本数や高さは権力の象徴である。ミナレットの本数は最大級のモスクでも4基であるという。6基あるのは例外的で他にはメッカの総モスクしかなかった。しかし、メッカと張り合うようなことは避けたいと思ったのか、アフメット1世はメッカの総モスクにミナレットを1基献上した。そのため、メッカの総モスクは現在、ミナレットは7基あるそうだ。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
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120.ブルーの大ドーム
中央にある大ドームの高さは43mでその直径は24mとのこと。そしてこの大ドームは4つの半円ドームで囲まれ、美しく調和している。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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121.礼拝堂
礼拝堂内部の広さは53mX51m。大きい。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
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122.メッカに向かい礼拝
礼拝はメッカの方向に向かって行われる。女性はこのフロアで礼拝することは出来ないという。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/60秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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123.スルタンアフメット公園
ブルーモスクの見学を終え、外に出た。スルタンアフメット公園にはまだ人が多い。パン売り、焼き栗売り、焼きトウモロコシ売りに人が集まる。4時45分、小腹が減る時間なのか。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 29mm ISO2200 ) 露出補正 なし
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124.ホテルへ
今日の観光は終了した。バスはホテルへ向かう。我々の泊まるホテルは、空港の方に戻ったアタキョイというところにある。今夜の夕食は、ベリーダンスのディナーショウということで、8時にホテルロビーに集合して、そのレストランへバスで行くという。それまで時間があるので、ホテルの傍にあるショッピングセンターとスーパーマーケットへ行ってみることにした。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO2800 ) 露出補正 なし
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(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。
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