休耕地に咲くコセンダングサに来るチョウの撮影を楽しんだ後、瓜久保の家へ歩く。狐久保に入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが植えられているが、この夏は猛暑で元気がなかった。AIで尋ねてみると、秋咲き種は、早まきしすぎると徒長して倒伏しやすいので、6~7月ごろに蒔くとされている。徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうことをいうのだそうだ。茎が細くてひょろひょろと伸びた状態という。9月6日にここへ来た時は、コスモスも茎ばかりが伸びて花の数は少なく、元気がなかった。種まきの時期との関係は解らないが、コスモスは比較的涼しい気候を好む花だそうだ。
そのコスモスの花が見事に、蘇ったように咲いていた。アゲハ、キアゲハなども吸蜜に来ていた。
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43.コセンダングサ -29 キタテハ
コセンダングサの咲くところを離れて歩き始めると、このキタテハが目に入った。このキタテハはまだ夏型の名残があるように見える。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0110 )
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44.キタテハ
前の写真と同じ個体。コセンダングサから葉上へ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 105mm IS0100 )
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45.コセンダングサ -30 ウラナミシジミ♂
翅表のブルーが輝くきれいな個体だった。マクロレンズで撮影。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
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46.開翅したツマグロヒョウモン♀
この日は、ツマグロヒョウモンの♂の姿は見ることがなく、♀ばかりだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
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47.コスモス畑 -1
狐久保へ入る道の手前の体験畑に沿って、コスモスが暑い日に見た活気がない時の姿を
払拭するように見事に咲いていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000 11mm ISO125 )
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48.コスモス畑 -2
長く伸びた茎に咲く花もあるが、コスモスは咲き揃って、花色もきれいだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 24mm ISO160 )
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49.コスモス畑 -3 キアゲハ♀
今年は見ることの少なかったキアゲハが飛来した。残念ながら右の尾状突起が切れていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 26mm ISO160 )
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50.コスモス畑 -4 キアゲハ♀
花か花へと敏速に飛び回る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 37mm ISO500 )
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51.コスモス畑 -5 アゲハ♀
アゲハも来ていた。秋の蝶たちにとって、コスモスは貴重な蜜源なのだろう。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
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52.コスモス畑 -6 アゲハ♀
このアゲハは左側の尾状突起がなかった。ふと、尾状突起は何のために付いているのかなと思った。帰宅して、AIに聞いてみたところ、「尾状突起」には、主に捕食者からの防御と生存率を高めるという役割があります。尾状突起は長く突き出した形をしており、これがあたかも蝶の触覚や別の部分のように見えることで、蝶の頭部や重要な部分から視線をそらす効果があります。もし捕食者がアゲハ蝶を攻撃した際に、誤ってこの尾状突起部分を噛むことがあれば、蝶は致命的なダメージを避けられます。そのため、尾状突起は捕食者に対して囮としての役割を果たしているのです。また、尾状突起は羽の模様と組み合わさり、天敵に対して威嚇や欺瞞的な視覚効果を発揮することもあります。例えば、尾状突起とその周囲の模様が目のように見えることで、捕食者が驚いて攻撃を控える可能性が高まります。このようにアゲハ蝶の尾状突起は、進化の過程で身を守るために生じたと考えられています。」という答えを得た。これは納得できることだと思う。このアゲハは、尾状突起を犠牲にして、捕食者から逃れたのだろう。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0180 )
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53.コスモス畑 -7 アゲハ♀
ピンクのコスモスの花と良いハーモニーと思う。片方の尾状突起が無くなっているのが残念。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.0 1/1000秒 105mm IS0160 )
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54.コスモス畑 -8 アゲハ♀
トリミングして、切れている左後翅の尾状突起を隠した。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0100 )
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55.コスモス畑 -9 キアゲハ♀
コスモスの花に止まって開翅してくれた。残念ながら尾状突起の傷を隠すことはできない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
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56.コスモス畑 -10 キアゲハ♀
より近くの花に来てくれた。尾状突起をカット。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 105mm IS0110 )
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57.コスモス畑 -11 キアゲハ♀
破損している右後翅の尾状突起を画像から切り取ったが、不自然さを感じないような絵になったと思う。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 105mm IS0125 )
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58.カラタチの実
瓜久保の家の入り口にある、よくアゲハが産卵に来ていたカラタチの木の実が、たくさん成って黄色く色づいていた。AIに尋ねてみると、ユズのような「その果実は硬くて苦味が強く、生で食べることは一般的ではありません。ただし、熟した果実を工夫して食用にすることは可能です。枳殻の実は酸味が強いため、砂糖漬けや果実酒、ジャムなどの形で利用されることがあります。また、漢方薬としても利用され、消化促進や胃腸の調子を整える効果が期待されています。」と教えてくれた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO1000 )
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59.コセンダングサ -31 ウラナミシジミ♀
まだ、コセンダングサの咲くところに未練があり、帰路にも立ち寄ってみた。この写真は気に入った写真だ。広々とした休耕地とその中に咲くコセンダングサを表現できたと思う。ウラナミシジミは開翅してくれると雌雄の同定が容易だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
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60.コセンダングサ -32 ウラナミシジミ♀
位置を変えて撮る。きれいな♀だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/2000 9mm ISO100 )
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61.コセンダングサ -33 ウラナミシジミ♀
望遠側で撮る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000 196mm ISO320 )
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62.コセンダングサ -34 ウラナミシジミ♂
一番高いところで咲くコセンダングサに止まった。背景に青空を入れたカットが撮れるチャンスと思い、狙ってみたが、良い写真にはならなかった。明るい空が背景となると、露出が難しくなり、チョウの特徴を写し撮れない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 31mm ISO125 )
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63.コセンダングサ -35 キタテハ
はっきりは解らないが、この個体は♀のようだ。コセンダングサの濃い黄色に、赤銅色が鮮やかだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 178mm ISO400 )
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64.刈られた稲と案山子
「カオナシかかし」と「夕焼けフラミンゴ」の向こうに刈り入れの済んだ稲が吊るされている。案山子コンクールはあと2日、10月13日まで行われている。果たして、℃の案山子が1位になるのか、興味もある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2,8 1/2000 12mm ISO400 )
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65.実りの秋 谷戸の風景
畦道に立って田んぼを守ってきた案山子たちも、あと2日の見納めとなった。この日はチョウの種類こそ少なかったが、コセンダングサや、コスモスに来る秋の蝶たちの撮影を楽しむことが出来た。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000 16mm ISO320 )
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