帷子川に冬鳥飛来 2024年12月31日 横浜市保土ヶ谷区帷子川 - Studio YAMAKO

2025年1月23日

帷子川に冬鳥飛来 2024年12月31日 横浜市保土ヶ谷区帷子川

簡単にだが、大掃除は一応終えていたので、大晦日に帷子川の冬鳥を見にいってきた。2024年最後のコンテンツとして記録に残しておきたい。
 暖かい秋から、晩秋は急に寒くなり、12月に入っては、最高気温が13℃前後の雨の少ない乾燥した日が続いていた。
 帷子川河畔には常盤橋から入った。川にはオナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロがいて、海から川を上がってきたユリカモメも飛んでいた。
夏前から続いていた柳橋の親水公園からか常盤橋までの護岸工事は、どうやら完了したようだ。親子で釣り糸を垂れる姿があった。

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岸辺のコンクリートの上で日向ぼっこをするキンクロハジロとホシハジロ 横浜市保土ヶ谷区帷子川

001_241231002 X900 オナガガモ 帷子川 RX10M4.jpg 1.オナガガモ♂
オナガガモが来ていた。毎年、オナガガモの定位置は親水公園の少し下流までである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 160mm ISO800 )
002_241231004 X700 オナガガモ 帷子川 RX10M4.jpg 2.オナガガモの♂と♀
オナガガモはこのように雌雄が一緒にいることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 160mm ISO800 )
003_241231007 X700 キンクロハジロ 帷子川 RX10M4.jpg 3.キンクロハジロ♂
キンクロハジロの繁殖期の♂は後頭の羽毛が伸長するがこの個体ではほとんど目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 110mm ISO1250 )
004_241231008 X900 キンクロハジロ 帷子川 RX10M4.jpg 4.非繁殖期のキンクロハジロ♂
非繁殖期のオス(エクリプス)は黒みが強く、体側面に淡色の斑紋が入る。淡水カモ類のエクリプスとは、繁殖を終えた♂が8月から10月頃には♀のように全体が地味な羽衣になる。♂は♀に選ばれる必要がなくなり、外敵から見つかりにくくなる。この時期の羽衣の状態を「エクリプス」という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 97mm ISO1250 )
005_241231017 X900 キンクロハジロ・ホシハジロ 帷子川 RX10M4.jpg 5.キンクロハジロとホシハジロ
古町橋から愛染橋方面を眺めている。ホシハジロの繁殖期の♂は頭部から頸部の羽衣が赤褐色で、胸部の羽衣や尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)は黒い。♀(写真では左側の上にいる)♀は頭部から胸部にかけての羽衣が褐色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 129mm ISO500 )
006_241231020 X900 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこ
川岸はコンクリートで護岸されているが、右岸は平らに造られていて、そこは日当たりが良く水鳥たちが日向ぼっこをしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 129mm ISO500 )
007_241231014 X900 キンクロハジロ・ホシハジロ 帷子川 RX10M4.jpg 7.古町橋から常盤橋を眺める
古町橋の橋の上から上流にある愛染橋方面を眺める。午前中はこの辺りの川面には日が当たり、水鳥たちの数が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 17mm ISO400 )
008_241231030 X900 ドウダンツツジ  帷子川 RX10M4.jpg 8.ドウダンツツジ(灯台躑躅)
10時半になった。日が当たるところは暖かい。上流の柳橋の方へ戻る。愛染橋の手前の左岸に植えられているドウダンツツジが真っ赤に色づいていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm IS320 )
009_241231039 X900 帷子川 RX10M4.jpg 9.ピンクの八重の椿
ツバキの品種の名前は難しい。五色八重散椿(ごしきやえちりつばき)という品種が有名のようだが、同定は出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 129mm IS1000 )
010_241231043 X900 コサギ 帷子川 RX10M4.jpg 10.コサギ
黒い嘴と黄色い足指が特徴のコサギが対岸にいた。嘴で何か小魚を捉えたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 217mm IS1600 )
011_241231046 X900 クロガネモチ 帷子川 RX10M4.jpg 11.クロガネモチ(黒金餅)
クロガネモチの実は、晩秋から冬にかけて常緑樹のクロガネモチに赤く熟す。深い緑色と真っ赤なもの色のコントラストが良い。樹皮からはトリモチという粘着性の物質が採取できるという。子供の頃、棒の先にトリモチを付けてトンボやセミを獲ろうとしたが上手く獲れなかったことをお思い出す。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 140mm IS1600 )
012_241231048 X900 帷子川 RX10M4.jpg 12.帷子川護岸整備工事 -1
昨年の8月末までということだったが、10月に来た時はまだ工事中だった。やっときれいになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm IS500 )
013_241231055 X900 帷子川 RX10M4.jpg 13.帷子川護岸整備工事 -2
柳橋から常盤橋、愛染橋方面をみたところ。この親水公園は30年近く前に造られ、平成7年度の第6階町並み景観賞を受賞している。今回の護岸工事は「過去の⼤⾬で⽔害が発⽣した河川や都市化の進展が著しい地域を流れる18河川について重点的に整備を進める。」という神奈川県の平成22年策定都市河川重点整備計画(新セイフティリバー)によるものと思われる。親水公園の見かけはほとんど変わっていないが、川を浚渫したのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 41mm IS250 )
014_241231056 X900 帷子川 RX10M4.jpg 14.ハクセキレイ
ハクセキレイはよく見る可愛い野鳥だが、群れになることはなく、2羽で飛び回っていることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm IS1600 )

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