私は蝋梅(ロウバイ)の花が好きだ。その名の通り、渋いツヤのある蝋細工のようなレモンイエローが良い。舞岡公園のかっぱ池の脇にたった1本だけだが毎年この季節に花を咲かせるロウバイの木がある。この日はこのロウバイの花と、もし出会えたら野鳥の写真でも撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
この季節にはいつも大勢の愛鳥写真家の人たちが三脚を立てているきざはし池あたりは、思ったより、その数は少なかった。
かっぱ池のロウバイを撮りに行こうと瓜久保の家から歩いていくと、一人の方がカメラを片手に上を見ている。何かいるのだなと思い、その視線の先を見たがわからなかった。先にロウバイの花を撮って戻ってくると、先ほどのところでカメラを抱えている方が4~5人に増えていた。私もその仲間に加わる。シジュウカラより少し大きめの鳥が2羽いるようだ。枝が邪魔になり、日が当たらないところにいるので撮り難かった。
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1.ホトケノザ(仏の座)
道端の可憐な花が咲いていた。道端や田畑の畦などによく見られる雑草である。茎は段々につくことから、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれるそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
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2.瓜久保の家に咲く白梅
一重の白梅だが、PictureThisで写真を検索しても「ウメ」という種名までしか同定されない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO250 )
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3.ロウバイ(蝋梅) -1
かっぱ池のロウバイは見頃だった。まだまだ蕾もある。wikipediaによれば、ロウバイは中国原産で、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蝋梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月。にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。(旧暦12月は現在の暦でいえば、12月下旬から2月上旬ころにあたる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 9mm ISO3200 )
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4.ロウバイ -2
ロウバイは、ウメとはまったく関係ないロウバイ科である。梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて蝋梅と名が付いたと言われているそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
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5.ロウバイ -3
ロウバイの咲く散策路を幼稚園の子供たちが行く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO1000 )
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6.瓜久保の白梅
瓜久保には数本の梅の木がある。これは白い一重の花を咲かせている。品種名は解らない。
S ONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000秒 31mm ISO3200 )
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7.瓜久保の紅梅
こちらの樹は二重の紅梅だ。寒紅梅のように見えるが定かではない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
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8.ウソ (鷽)♂ -1
数人の人がカメラを向けている方向に、15cmくらいの鳥がいた。怖い口をしている。画の左上にカエデの枯葉が見える。楓の実を啄んでいるようだ撮っていた時は何という鳥かわからなかったが、帰宅して、山と渓谷社の文庫本 叶内拓哉著「くらべてわかる野鳥」を目を皿のようにして見て、ウソと同定した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
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9.ウソ ♂ -2
ウソをwkipediaで検索してみた。そこにあった写真は、私が撮ったのと少し違うようで、学名がPyrrhula pyrrhula pileataという別亜種のようだ。ウソは、日本では漂鳥または冬鳥として全国に広く分布する。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
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10.ウソ ♂ -3
アカウソ(Pyrrhula pyrrhula pyrracea)という亜種がいるが、私が撮ったのはウソ(Pyrrhula pyrrhula griseiventris) のようである。露出を+補正して撮ったが、それでも背景の明るさに引っ張られてしまい、結局、ソフトで補正せざるをえなかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
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11.ウソ ♂ -4
少し明るいところへでてきてくれたが、後姿になってしまった。尾の羽が黒い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
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12.ウソ ♂ -5
鋭い嘴を持っている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
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13.ウソ ♂ -6
ウソの名前の由来は「嘘・本当」のうそではなく、口笛を意味する古語「うそ」とされているそうだ。 ウソの鳴き声は普段聞く機会の多いヒヨドリの「ヒーヨ」と比べると、少し低め、弱めでやわらかい感じがして、まさに人の口笛にそっくりという。今回その鳴き声は聞けなかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
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14.ウソ ♀ -1
少し離れたところにもう1羽いた。この個体の頬は赤みを帯びている。♀である。カエデの実を咥えている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO320 )
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15.ウソ ♀ -2
頬からのどの下にかけて赤みを帯びる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
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16.ウソ ♀ -3
1/2000秒に設定していたので手振れも少ない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
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17.ウソ ♀ -4
黒い瞳が目立つ。その瞳ほどのカエデのみを啄んでいる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
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18.ウソ ♀ -5
時々、止まるところを変えるが、ほとんど移動しない。飛び立つ瞬間が撮れないかと狙ったがダメだった。ウソばかり11葉の画を並べてしまったが、初めて見た野鳥の撮影を炭素日むことが出来た。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
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19.ウソを撮る野鳥愛好者
いつの間にかウソのいた木には10人近くの人たちが集まってきていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 15mm ISO3200 )
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20.アオキ(青木)の実
wikipediaなどで調べてみると、和名アオキの由来は、四季を通じて常緑で、葉のほか枝も常に緑色であることから名付けられているという。常緑の低木で高さは0.5m~3m ほどで、枝は太く緑色である。幹も緑色で光合成をおこなうという。アオキガ目につくようになるのは、秋になって、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟すころで、12月~翌年5月ころまでその実は付いている。アオキの果実は、大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけで、小鳥たちにとって摂食優先度は低く、食べ物がなくなった3月ごろなってから赤く熟した果実が野鳥に食べられるようになる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 147mm ISO400 )
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21.アオキの新芽
その青木に新芽が出ていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO400 )
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