2日目の朝はアイノミドリシジミの活動時間に合わせて、昨日様子を見てきたポイントへ行く予定だった。しかし、一昨年の台風19号の豪雨のため、橋が流されてしまい、その場所へ安全に行くことが出来ないので、あきらめざるを得ない。
昨日到着後に寄った野草園で発生初期のコヒョウモンモドキに会えた。午前中はそこでコヒョウモンモドキを狙うことにした。まずまずの成果が得られたと思う。
午後からは、湯の丸キャンプ場から湯の丸山の鐘分岐へ上がり、こんこん平と呼ばれるスキー場の第一リフトの上に出てミヤマシロチョウを撮ろうかと考えていた。しかし、暑さが厳しく、疲れもあったので、午後は早めに温泉に入ってのんびり過ごすことにした。
33.ヒョウモンチョウ -1
8時半、野草園を歩き始めた。さっそく小型のオレンジ色が飛ぶので追いかけ、黄色い花に来たところを撮った。飛び方はコヒョウモンモドキと変わりなく見えたが、形はやや大きく、ヒョウモンチョウだった。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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34.ヒョウモンチョウ -2
吸蜜している花はメタカラコウ(雌宝香)。キク科の多年草である。ヒョウモンチョウはコヒョウモンに似るがここにいるのはヒョウモンチョウだ。ヒョウモンチョウもコヒョウモンもいる所には個体数は少なくないが、ヒョウモンチョウの方は旬絶滅危惧種になっている。草原環境の減少で彼らには住みにくくなっているようだ。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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35.コキマダラセセリ -1
野草園にはノアザミが多く咲く。この花もチョウの好きな花だ。そこへセセリチョウが飛来し、吸蜜を始めた。コキマダラセセリのようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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36.コキマダラセセリ -2
翅表が見えた。どうやら雌のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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37.コキマダラセセリ -3
マクロで撮った。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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38.コヒョウモンモドキ -1
8時40分、ヨツバヒヨドリで吸蜜しているコヒョウモンモドキを発見。シジミチョウのように小さい。向こうに見えるのは桟敷山(1,915m)。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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39.コヒョウモンモドキ -2
同じ個体。「フィールドガイド 日本のチョウ」では、は翅表の黒色部が発達するとあるので、のように思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
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40.コヒョウモンモドキ -3
同じ個体。裏面を観察。好きな花を見つけると、しばらく落ち着いて吸蜜している。ヨツバヒヨドリが咲いていてくれてよかった。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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41.コヒョウモンモドキ -4
そこにもう1頭コヒョウモンモドキが飛来した。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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42.コヒョウモンモドキ -5
まるで顔を見合わせているようだ。となのだろうか。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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43.コヒョウモンモドキ -6
向こう側の個体の頭部が隠れてしまっているので、吸蜜しているのかどうかわからない。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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44.コヒョウモンモドキ -7
向こう側の個体が尾端を曲げて求愛していて、手前の個体が尾端を上げて拒否しているようにも見える。交尾は成立しなかった。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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45.ウラギンヒョウモン -1
大形のヒョウモンがノアザミに来た。ギンボシヒョウモンではなく、ウラギンヒョウモンのようだ。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
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46.ウラギンヒョウモン -2
元気に飛び回ってはノアザミで吸蜜する。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
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47.ヒメキマダラセセリ
小さなセセリチョウだった。ヒメキマダラセセリの雄と思う。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
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48.ホオジロ
5~6m離れたところの木の枝に鳥が止まった。何だか確認できないまま、フォーカスして連写で撮った。後で調べてみるとホオジロのようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
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49.ヒョウモンチョウ -3
ヒョウモンチョウも飛ぶようになった。飛翔中はコヒョウモンモドキと区別しにくいが、本種の方が大きい。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
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50.ヒョウモンチョウ -4
チダケサシで吸蜜。前翅の外縁に丸みがあるのでと思う。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
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51.ヒョウモンチョウ -5
前と同じ個体。きれいな個体だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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52.コヒョウモンモドキ -8
今度はチダケサシにコヒョウモンモドキがきた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO160 ) 露出補正 なし
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53.コヒョウモンモドキ -9
花から顔を出すのを待って撮る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
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54.コヒョウモンモドキ -10
チダケサシでも落ち着いて吸蜜している。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 なし
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55.コヒョウモンモドキ -11
同上。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 205mm ISO100 ) 露出補正 なし
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56.コヒョウモンモドキ -12
同上。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
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57.コヒョウモンモドキ -13
コヒョウモンモドキはこのように花が咲く草むらの低いところを飛び、気にいった花で吸蜜する。クガイソウも咲いている。クガイソウは本種の食草のひとつだ。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
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58.コヒョウモンモドキ -14
チダケサシでも10分近く吸蜜していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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59.コヒョウモンモドキ -15
最後の1枚。実際に撮影した個体数は4~5頭だったが、充実した時間を過ごすことが出来た。「フィールドガイド 日本のチョウ」に草原環境の減少や開発、シカによる(食草の)食害などに寄って減少が著しく、現存の生息地は少ないとされている。ここで心配なのはシカの食害かなと思うが、人為的な現象はあって欲しくない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
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