2025/8/16-24 熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ ⑤ 牧野植物園→ひろめ市場→桂浜坂本龍馬記念博物館 2025年8月18日 高知県高知市 - Studio YAMAKO

2025年10月11日

2025/8/16-24 熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ ⑤ 牧野植物園→ひろめ市場→桂浜坂本龍馬記念博物館 2025年8月18日 高知県高知市

高知新港から乗車してきてそのまま、待ってもらっていたタクシーに乗り、牧野植物園から高知市の中心部にある「ひろめ広場」というとことに向かった。「ひろめ広場」とは、言って見ればフードコートの様なところで高知市帯屋町2丁目にある集合型の屋台村。高知城の大手門を正面に見る土佐北街道(愛媛県川之江から新宮、馬立を経て笹ヶ峰峠を越え、高知県大豊町立川、本山町などを経て高知城下に至る道で、松山街道、とも言われる松山と高知を結ぶ道で大和時代に久万官道として開かれた道)に面している。
 もう20年くらい前のことだが、年の瀬に松山から高知を旅したことがあった。このとき高知城の近くで一泊し、翌朝、たくさんの出店が並ぶ日曜市の大手筋を歩いたことを思い出した。その時も赤い、小さな「はりまや橋」を見て、桂浜へ行った。

 「ひろめ市場」では一番人気があるという店で、娘の主人が並んで注文してくれた鰹の刺身を肴にビールを飲んだが、その鰹の刺身は、鰹の独特の臭みがない、今まで食べたことのない旨さだった。新鮮なのだろう。

 「ひろめ市場」では、クルーズ船の寄港地バスツアーでここへ来られていた何人かの方々とも遭遇した。
 とても賑わっていて、我々もあまりゆっくりすることはできなかったが、満足して、再び待っていてもらったタクシーに乗って桂浜へ向かった。
 桂浜は、娘の主人が行きたかった「高知県立坂本龍馬記念博物館」が目的だった。娘たちは暑いなか、坂本龍馬の銅像がある所まで行ったが、私たち年寄りは、日陰で待っていることにした。

 クルーズ船が停泊している高知新港まではそう遠くはなく、午前中からお世話になったタクシーのドライバーさんに礼を言って別れた。

この日の夜は船長主催の歓迎パーティに続くショータイムを楽しんだ。

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追手筋(土佐北街道)から望む高知城天守 2025年8月18日 高知県高知市

057_250818419 X900 ◎ツマグロヒョウモン 高知県立牧野植物園 D50.jpg 57.ツマグロヒョウモン -1
牧野植物園の北側にある「ふむふむ広場」に咲くヤナギハナガサ(柳花笠)で吸蜜するツマグロヒョウモン。ここではもっとも普遍的なチョウの種だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 )
058_250818420 X900 ◎ツマグロヒョウモン 高知県立牧野植物園 D50.jpg 58.ツマグロヒョウモン -2
ここでは4~5頭のツマグロヒョウモンが飛んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 )
059_250818421 X900 高知県立牧野植物園 D50.jpg 59.「ふむふむ広場」からの眺め
これは西側を見た眺めと思う。高速道路が見えるが、これは高知東部自動車だろう。国道376号線が並走している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 58mm ISO200 )
060_250818430 X900 〇高知県立牧野植物園 D50.jpg 60.ヘチマ(糸瓜)
これは「ふむふむ広場」に設けられたヘチマの棚に咲く、花とヘチマの実を撮った写真。夏の青空と白い雲、その下に広がる市街地の眺めを狙ったが、いまいちだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 46mm ISO200 )
061_250818442 X900 高知県立牧野植物園 D50.jpg 61.「編鐘(へんしょう)」 牧野富太郎博物館 展示館
牧野富太郎博物館 展示館の中に入った。目を引いたのは、この「編鐘」の展示だった。展示の前に置かれた説明板には、「これは高知県の友好都市である中国安徽省から友好提携10周年を記念して贈られた「編鐘」という中国古代の楽器です。」と記されていた。高知県と安徽省との友好提携10周年を記念して2004年安徽省合肥市で行われた記念式典に於いて、中国安徽省にある合肥植物園と牧野植物園との友好園提携の調印が行われた。ChatGPTに「編鐘」について教えを乞うたところ、「編鐘とは、音高の異なる複数の鐘(鐘鐘)を枠に吊るした形態の打楽器だそうだ。古代中国で重用され、中国各地の出土遺物で確認されており、宗教儀礼・宮廷音楽などで使われてきたそうだ。。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO6400 )
062_250818446 X900 正門 高知県立牧野植物園 D50.jpg 62.高知県立牧野富太郎植物園 正面入口
園の西側を歩いて、牧野富太郎記念館本館を見学して、土佐の植物生態園を通って、植物園の正面より退出した。牧野植物園には一度は来たいと思っていたが、図らずもクルージングの機会に叶ったので満足だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 18mm ISO220 )
063_250818446 X900 竹林寺 高知県立牧野植物園 D50.jpg 63.竹林寺
タクシーで五台山への道を登ってきて、植物園のすぐ傍に来たところで、運転手さんから「ここが竹林寺です」と教えられた。ここからはその大きな屋根しか見えないが、時間があれば寄ってきたかった。竹林寺は第三十一番札所。竹林寺は神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願を奉じた僧・行基により唐の五台山(現在の中国山西省五台山)になぞらえ開創されたと伝えられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 74mm ISO200 )
064_250818481 X900 高知ひろめ市場 追手筋 G7X.jpg 64. ひろめ市場 -1
牧野植物園で待ってもらっていた、船から乗ってきたタクシーで高知市の中心部にある「ひろめ市場」に行ってもらった。それほど遠くなかった。中へ入ると、活気に溢れたフードコートのようだった。時間は12時半、ちょうど昼飯時である。夏休みでもあり、地元の若い人も多いし、私たちのような観光客も多い。「ひろめ市場」の「ひろめ(弘人・ひろめ屋敷)」という名称は、江戸時代にこの場所にあった土佐藩の家老の深尾弘人蕃顕(ふかお ひろめ しげあき)の屋敷、俗に「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれた土地に由来するのだそうだ。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.2 1/25秒 13mm ISO125 )
065_250818482 X900 〇高知ひろめ市場 追手筋 G7X.jpg 65.ひろめ市場 -2
ひろめ市場の中は、「お城下広場」「龍馬通り」「いごっそう横丁」など、7つほどのブロックに分かれた共用飲食スペースが設置されている。飲食店は50〜60店ほどあるようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.2 1/20秒 13mm ISO125 )
066_250818474 X900 高知ひろめ市場 追手筋 G7X.jpg 66.ひろめ市場 -3
この店が一番人気のある店だそうだ。まず、食べるためのテーブルを確保した。そして娘の主人がこの列に並んでくれて注文し会計をする。しばらくして頼んだ料理を係の人が席まで運んできてくれた。鰹の刺身が、とても新鮮で美味かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f3.2 1/60秒 9mm ISO125 )
067_250818494 X900 〇高知 高知城 追手筋 G7X.jpg 67.高知城天守
大手筋からは立派な高知城の天守が見えた。瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ているとして、鷹城(たかじょう)とも呼ばれる。江戸時代に築かれた天守が残る現存天守十二城の一つであるほか、本丸御殿や追手門等が現存する。城跡は国の史跡に指定されていて、もちろん日本100名城に選定されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/800秒 37mm ISO125 )
068_250818501 X800 高知路面電車 タクシーから G7X.jpg 68.高知の路面電車 とさでん交通(タクシーの車内より撮影)-1
何故か高知の市電に人気がある。wikipediaなどによれば、明治37年(1904年)開業と非常に歴史が古く、日本最古級の路面電車。市電といっても市営ではなく「とさでん交通株式会社」が運営している。路線は総延長が日本の路面電車では広島電鉄に次ぐ25.3kmあり、高知市・南国市・吾川郡いの町にまたがっている。高知の路面電車は、単なる移動手段にとどまらず、「歴史性」「多様性」「観光との結びつき」「地元文化との調和」が人気の源になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/800秒 37mm ISO125 )
069_250818506 〇高知路面電車 タクシーから G7X.jpg 69.高知の路面電車 とさでん交通(タクシーの車内より撮影)-2
古い車両から最新の低床式車両まで走っており、鉄道ファンにとっては「走る博物館」のような存在であること。他都市から譲り受けた電車も多く、全国のレトロな車両を一度に楽しめるのも人気の源のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 )
070_250818507 X900 県立坂本龍馬記念館 G7X.jpg 70.高知県立坂本龍馬記念館 -1
高知といえば坂本龍馬である。高知を訪れた人は必ずといっていいほど桂浜の坂本龍馬像を見に来る。この坂本龍馬記念館はwikipediaによれば1991年11月に開館。高知出身の幕末の志士・坂本龍馬をテーマにした博物館。 桂浜から近く、屋上や2階奥のフロアからは太平洋を一望することができる。 常設展示では龍馬が設立に関わった海援隊約規など龍馬の思想が現れたものや、龍馬が兄や姉・坂本乙女に宛てた手紙などが展示されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/100秒 9mm ISO125 )
071_250818511 X900 〇県立坂本龍馬記念館 G7X.jpg 71.高知県立坂本龍馬記念館 -2
竜馬はご承知の通り、土佐藩郷士の家に生まれ、脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(のちの海援隊)を結成した。1867年(慶応3年)から1868年(慶応4年)までの間、私設海軍・貿易など、薩摩藩などからの資金援助も受け、近代的な株式会社に類似した組織、物資の運搬や貿易の仲介など商社活動としても評価されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f1.8 1/30秒 9mm ISO125 )
072_250818519 X900 ジョン万次郎 県立坂本龍馬記念館 G7X.jpg 72.ジョン万次郎展示室
ジョン万次郎の関する展示もあった。漁に出た折、嵐にあい漂流したジョン万次郎は奇跡的にアメリカの捕鯨船に助けられ、アメリカに着いた万次郎は、英語や数学、航海術、造船技術などを学び、自由や平等、個人の尊厳といったアメリカの気風を肌で感じた。帰国した万次郎は、土佐藩の絵師である河田小龍から取り調べを受けた。日本は開国か攘夷かで揺れていた中、外国で暮らし、英語を話すことができるジョン万次郎の存在は貴重で、通訳や教育など様々な場で活躍した。ジョン万次郎と坂本龍馬は直接会ったことはないが、龍馬は土佐の絵師である河田小龍を介して、万次郎のアメリカでの体験や先進的な海外知識に大きな影響を受けた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f1.8 1/25秒 9mm ISO125 )
074_250818452 X900 〇高知県立歴史博物館 桂浜 D50.jpg 73.咸臨丸(かんりんまる)模型
咸臨丸は、江戸幕府がオランダから購入した木造の蒸気コルベット(軍艦の艦種)で、1860年に日米修好通商条約の批准書交換のため使節団を護衛して、勝海舟が艦長を務め日本船として、初めて太平洋を横断した。勝海舟はその経験から「西洋に負けない国づくり」の必要性を坂本龍馬に説いたことが、坂本龍馬の考え方に大きな影響を与え、後の日本の改革に繋がった。咸臨丸は1871年に木古内町沖で座礁・沈没した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒67mm ISO3600 )
073_250818448 X900 桂浜 D50.jpg 74.桂浜
桂浜は一般的には龍頭岬(上龍頭岬)と龍王岬(下龍頭岬)の間に延びる本浜という砂浜をいうのだそうだ。また龍頭岬の東側には東浜、龍王岬の西側には西浜がある。写真は坂本龍馬記念館の屋上から眺めた桂浜だが、位置的に見て西浜のようだ。太平洋を望んで立つ坂本龍馬の銅像がある浜辺は、高知を代表する名所の一つとして知られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒67mm ISO200 )
075_250818539 X900 〇FUJI船長挨拶 G7X.jpg 75.船長主催 ウェルカム・パーティー
高知で午前中から一日中お世話になった同じタクシーで、午後4時前に高知新港停泊中のMITSUI OCEAN FUJI に戻った。夕食は4階のレストラン富士でとり、7時45分から6階のオーシャンステージで行われる船長主催のウェルカム・パーティーに参加した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/400秒 35mm ISO3200 )
076_250818556 X900 〇2015-プロダクションショウ 6F G7X.jpg 76.ショータイム プロダクションショー「BRAVO ブラボー」 -1
船長主催 ウェルカム・パーティーに引き続き、同じ会場で、「BRAVO ブラボー」と題するショーが行われた。男性と女性のシンガーと男女6人ほどで構成されたショーだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )
077_250818558 X900 ◎2015-プロダクションショウ 6F G7X.jpg 77.ショータイム プロダクションショー「BRAVO ブラボー」 -2
この二人が歌う。女性も男性もなかなか上手いと思った。本格的なショーで楽しませてくれた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )
078_250818565 X900 〇2015-プロダクションショウ 6F G7X.jpg 78.ショータイム プロダクションショー「BRAVO ブラボー」 -3
約45分間だっと思う。歌とダンスで楽しませてくれた。終了後入口に並んで客を送り出してくれる出演者らと写真を撮っている乗船客もいる。うちの奥さんと娘もスターたちと一緒に写真を撮らせてもらった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1600 )

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