上越妙高へドライブ旅行(2・終) 4月18日 - Studio YAMAKO

2019年4月29日

上越妙高へドライブ旅行(2・終) 4月18日

翌18日は、昨日よりも良い天気になった。部屋からは、まだたっぷり雪の残るスキー場のゲレンデが見られ、その向こうには白銀の妙高山(2,454m)が輝く。
 昨日、ギフチョウに会えなかったのが心残りであり、もう一度「斐太歴史の里」へ行ってみることにした。案内所へ行くと、昨日とは違う女性がおられ、この方はギフチョウのことに詳しかった。今年はギフチョウは少ないとのことである。傍に咲いていたカンアオイの花を教えてくれた。昨日の乱舞していたという話は、やはりキアゲハのことに違いないという。
 2日間続けてやってきたことに同情され、ギフチョウのいそうなところ、カンアオイがあるところなどを教えてくれた。そして、北登城道を「鮫が尾城跡」まで上がる。だが、やはりギフチョウは現れなかった。
 この後、総合案内所の先ほどの女性が、もしかしたらギフチョウがいるかもしれないと、天神堂古墳群へ行くこと薦めてくれた。行ってみたが、やはりギフチョウの姿はない。最後に桜がきれいだという松ヶ峯に寄って帰路についた。
 今回は往復で約780km走り、高速道路料金は16,000円弱だった。ギフチョウには会うことができなかったが、雪を被った上信越の山々を見ながらのドライブは快適だったし、花見もでき、満足できる一泊二日の旅だった。

1.朝の妙高山 -1
昨夜は疲れていたので、早く就寝した。朝の5時半に明るさを感じて覚醒し、窓のカーテンを開けてみると、雲一つない青空。妙高山の山頂は朝の光に輝いていた。もう少し早く目が覚めていれば、もしかしたら、日が当たって、赤く染まった頂きが見られたかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.朝の妙高山 -2
山頂をもう少し引き寄せてみた。まだ、朝の光で少し赤みが残っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO160 ) 露出補正 なし
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3.ルンルンスキー場 -1
休暇村妙高の前はスキーゲレンデになっているが、見ての通りならだかな斜面である。平均斜度10度、全長900mのコースは子供や初心者の練習におすすめという。利便性抜群である。正面右側が妙高山でその左が三田原山(2,347m)だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.朝の妙高山 -3
朝食を終え部屋に戻ってきたときの妙高山の姿である。それにしても雲一つなく晴れたものだ。マクロレンズで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/4000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.ルンルンスキー場 -2
ゲレンデの全景である。右側にリフトがあるが今は動いていない。左から三田原山、妙高山、そして妙高山とともに日本百名山の一つである火打山(2,462m)、その手前の山は妙高山の外輪山である神奈山(1,909m)だ。休暇村妙高の標高は787mだそうだ。昨日、ここへ上がってきた道を、さらに進むと、関温泉、燕温泉がある。すぐ近くに、妙高カントリークラブというゴルフ場があるが、まだ雪に覆われていた。5月1日にオープンされるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.カンアオイの花
何とかギフチョウに会いたいと思い、2日目も斐太歴史の里へ向かう。総合案内所に着いたのは9時少し過ぎていた。この日案内所にいた女性は昨日とは違うかたで、ギフチョウのことをよく知っていた。今年はギフチョウが極めて少ないらしい。昨日の鮫ヶ尾城跡で乱舞していたというのは、やはりキアゲハのことだったようだ。その女性が、ここにカンアオイ(ギフチョウの食草)の花が咲いていますよと教えてくれた。カンアオイの花は初めて見た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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7.コツバメ -1
年1回の発生で春先に現れるコツバメがいた。関東にもいるのだが、なかなか撮るチャンスがない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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8.コツバメ -2
前の写真と同じ個体。小さなシジミチョウなので、近寄って撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro 絞り優先オートで撮影  ( f4 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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9.オオイワカガミ
昨日も撮影した。葉が大型で、長さと幅が8~12cmあり、鋸歯が目立つ。葉は艶があり固く、光を照り返すので岩鏡という名がついたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO400 ) 露出補正 なし
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10.カタクリが咲く登山道
この日は天気が良く、北登城道も陽光に溢れ、その両側にはカタクリの花が咲く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.上越市の眺め
鮫ヶ尾城跡からの眺めは素晴らしい。上越市は新潟県上越地方で古くから相互補完の関係を築いてきた高田市と直江津市が、1971年(昭和46年)4月29日付で新設合併して発足した。高田平野(頸城平野、上越平野ともよばれる。)の向こうに見えるのは米山山地と思う。左側が日本海だ。手前には新幹線が走る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 73mm ISO100 ) 露出補正 なし
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12.鮫ヶ尾城跡 桜と新緑と雪山
高田平野の反対側の眺めは、雪の妙高連山をバックに新緑が萌え、サクラが咲き、雪国の春そのものだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
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13.高田平野
再び、サクラと高田平野の広がりを眺める。今回はギフチョウには会えなかったが、この景色を見られたことはここまで来た甲斐があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
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14.ユキツバキ
鮫ヶ尾城跡の山頂には約1時間ほどいた。しかし、ギフチョウは現れなかった。そろそろ下山する。路傍に咲くユキツバキは深紅で花が小さく凛としていた。主に日本の太平洋側に分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応したものと考えられるとのこと。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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15.陽光を浴びるカタクリの花
wikipediaによると、蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する。日中に花に日が当たると、花被片が開き反り返る。日差しがない日は終日花が閉じたままであるという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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16.白いカタクリ
白いカタクリの花が咲くのは100万本に1本という確率だそうだが、ここではよく見ることができた。斑紋がない葉を撮っていた写真なので載せたが、ピントが甘い。ご容赦。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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17.カタクリの花
2輪のカタクリの花が形よく並んで咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO800 ) 露出補正 なし
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18.カキオドシ
小さな花が可愛らしかったので撮ったが、日本全国どこにでも自生する多年草だそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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trong>19.天神堂古墳群
総合案内所まで下りてきて、先ほどの女性に、残念ながらギフチョウに会えなかったことを伝え、お礼を言った。すぐ傍に国指定史跡になっている天神堂古墳群というところがあるので、一応寄ってみてくださいと言われた。妙高市教育委員会のパンフレットによれば、ここは観音平・天神堂古墳群と言い、斐太遺跡の北に位置する観音平古墳群と、約1km離れたここ南側の天神堂古墳群には、2基の前方後円墳をはじめとして方墳、円墳などが3世紀後半から5世紀にかけて170基あまり造られたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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20.一面に咲くカタクリ
天神堂古墳群の広場のようになったところには、一面カタクリの花が咲いていた。しかし、チョウが飛ぶ姿は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 55mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.諏訪神社?
この鳥居は、車を路駐した下の道から石段を上がってきたところにある。天神堂古墳群に立てられていた案内板を見ると、この場所に乙吉神社と、龍町神社の二つの神社の名前がある。位置的にみるとこの鳥居は龍町神社のもので、諏訪神社ともいわれるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
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22.松ヶ峯
この近くにもう一つサクラの名所がある。今朝、休暇村妙高のフロントで、「松ヶ峯の桜はまだ咲いてますか?」と尋ねてみたところ、「今が見頃です」ということだった。天神堂古墳群から国道18号線で松ヶ峯入り口までそれほど時間はかからなかった。松ヶ峯というところは妙高サンシャインランドというリゾート施設になっていた。ゴルフ場もある。駐車場に車を停めて、歩いてみた。絵を描いている人たちもいた。雪山とサクラが素晴らしい。妙高山のやや手前に見える神奈山の中腹には「跳ね馬」(雪形)が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
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23.ゴルフ場 -1
松ヶ峯の池の向こうはゴルフ場だった。妙高サンシャインホテルに付設された妙高サンシャインゴルフ倶楽部(18ホールズ)という。4月1日にプレオープンされ、4月13日にシーズンインしたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
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24.ゴルフ場 -2
見たところ、フラットでとても良いコースのように思える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
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25.ゴルフ場 -3
ティーイング・グラウンドにカートがやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 76mm ISO100 ) 露出補正 なし
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26.ゴルフ場 -4
こんな天気の良い暖かい日に、雪山とサクラを見ながらゴルフができるのは羨ましい限りだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
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27.妙高サンシャインホテル
ホテルは妙高サンシャインゴルフ倶楽部のクラブハウスにもなっているようだ。ラウンドを終えたパーティーのカートがクラブハウスに戻っていく。私たちも駐車場に戻り、帰路につく。午後1時少し過ぎたところだった。帰路も往きと同じで、上信越道、関越道、圏央道を走って、途中、東部湯の丸SAと狭山PAで休憩をとり、明るいうちに無事自宅に帰着した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
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