横浜山手散策 1月31日 - Studio YAMAKO

2011年3月23日

横浜山手散策 1月31日


 東北沖太平洋大地震、東日本大震災、東北関東大震災など、各TV局によりいろいろな呼び方をしているが、その大地震から早10日間が過ぎた。いまだ、行方のわからぬ方が1万2000人を超えていると伝えられる。
 福島原発の被災による事故は、東電、自衛隊、警察、消防、そして米軍などの危険を顧みぬ献身的な作業により、終息に向かいつつあるように見えるが、周囲の放射性セシウムなどによる放射線量は基準値を上回る。
 今後の計画停電も日常生活を妨げる。物はある、しかし必要なところに運ぶことができない。こんな状況の中、16日に、仙台市宮城野区に住む友人の無事がわかった。その後メールもいただいたが、20日になって初めて電気が通じたそうだ。被災地の方々はまだまだご苦労が多いと察する。
 ここのところ、ほとんど外に出ていないのでネタがない。だいぶ前後してしまったが、1月31日に久しぶりに横浜の山手を歩いたのでアップしておく。

1.大桟橋
1月31日のことに戻る。この日も109シネマズで映画を見た後、高島町から1回1人100円で乗れ、横浜市交通局が運行する「あかいくつ」バスに乗った。観光スポットを巡る「あかいくつ」は赤レンガ倉庫に寄った後、中華街の方へ向かうが途中大桟橋の脇を通る。大桟橋には「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。「飛鳥Ⅱ」は2006年3月17日に正式デビューした日本籍では最大の客船(2011年3月時点)、であり、全長240m、5万トンの日本郵船グループの豪華船である。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/400秒 17.3mm ISOオート )
大桟橋;クリックすると大きな写真になります
2.港が見える丘公園から見たベイブリッジ
山下公園と並んで、横浜市の観光地の公園の一つで、横浜港を見渡せる高台にある。ただし、見える物はあくまで本当の意味の「港」であり、横浜ベイブリッジを除くと、横浜の代表的な観光地であるみなとみらい21や関内といった地区を見下ろすことはできない。終戦直後の1948年にヒットした流行歌「港が見える丘」にちなんで命名され、1962年の開園式には同曲が流れる中、横浜市長によるテープカットがなされたという。園内には「港が見える丘」の歌碑が建っている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/640秒 17.3mm ISOオート )
港が見える丘公園から見たベイブリッジ;クリックすると大きな写真になります
3.外人墓地
横浜外国人墓地の正式ホームページによると、横浜外国人墓地は開国にわく1800年代から、多くの外国人達の最後の安らぎの場として広く親しまれていて、墓地内には日本の西洋文化への発展に関わる多くの著名な外国人の墓所もあり、歴史的な観点からも貴重な場所とされている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )
外人墓地;クリックすると大きな写真になります
4.貝殻坂
港が見える丘公園を後にして、山手の道を根岸線の石川町のほうへ歩いて行くと、外人墓地を通り過ぎたあたりの右側に貝殻坂という下り坂の入口があった。ここを降りて行くと元町公園を経て、元町商店街へと抜けられる。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.6mm ISOオート )
貝殻坂;クリックすると大きな写真になります
5.「ブリキのおもちゃ博物館」
貝殻坂の下り口の反対側に入る路地があるが、のぞいてみると「ブリキのおもちゃ博物館」という看板が見えた。これはあの「なんでも鑑定団」で有名な北原さんの店かと思い行ってみた。「外人墓地や古い教会の並ぶエキゾチックで異国情緒あふれるこの横浜で、夢中で遊んだあの頃に帰ってみてはいかがですか」というコピー。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )
ブリキのおもちゃ博物館;クリックすると大きな写真になります
6.「ブリキのおもちゃ博物館」 懐かしいJALのDC-6
懐かしい1954年にJAL国際線に導入された DC6B City of Tokyo のブリキのもモデルがあった。ブリキのおもちゃ博物館では、1890年代から1960年代にかけて主に日本で製造された玩具約3,000点が常設展示されているという。北原照久館長が1973年頃から収集したコレクションの一部だそうだ。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.6mm ISOオート )
懐かしいJALのDC-6;クリックすると大きな写真になります
7.「ブリキのおもちゃ博物館」 トヨペット・クラウン
棚には懐かしいトヨペット・クラウンが並んでいる。トヨペット・クラウンは1955年に誕生した。大学生のころ兄貴の持ち車であったクラウンを運転したことがあるが、それは1960年代に入ってマイナーチェンジされたこの形であった。下の段に見えるセドリックも懐かしい。自動車運転免許教習所で運転した。北原照久館長は1948年東京生まれ。現在、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演されている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/15秒 7.6mm ISOオート )
 トヨペット・クラウン;クリックすると大きな写真になります
8.元町公園
「ブリキのおもちゃ博物館」からもとの道へ戻り、貝殻坂を元町の方へ降りて行った。これは元町公園を下って、そこから山手の方を見上げたところ。良く整備されていると思う。この後、元町を横切って中華街へ行き、「梅蘭」で焼そばを食べた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.6mm ISOオート )
元町公園;クリックすると大きな写真になります
9.横浜天主堂跡
みなとみらい線の元町・中華街駅への入口近くの歩道の脇にあった。何度もここへは来ているのだが、今まで気が付かなかった。1862年(文久2年)1月12日に横浜開港後の日本で初めてキリスト教会が建設されたのがここであった。その100年後にあたる1962年(昭和37年)に、記念として天主堂跡であるここに記念碑が建てられたという。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
横浜天主堂跡;クリックすると大きな写真になります

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