D5300 試し撮り 舞岡公園 7月1日 - Studio YAMAKO

2014年7月17日

D5300 試し撮り 舞岡公園 7月1日


 梅雨とは言いながら晴れ間が出ていて、日が差している。D5300のテストもしたいので舞岡公園へ出掛けた。

  あれほど多くの愛好家が来ていたミドリシジミのポイントは、人がいない。ミドリシジミもいなかったが、帰りがけに一人の学生さんらしい人がいて、「ミドリシジミがここにいますよ」と声をかけてくれた。後翅が破損していたが、飛んだところを見ると♂だった。開翅はしてくれない。

 D5300はNIKKOR18-140mmを付けて、VR(手振れ軽減機能)をONにして撮った。140mmで蝶に寄って撮ったが、解像度も良いように思う。マルチ・パターン測光で撮ったが、すこしアンダー気味に撮れる傾向は変わらず、白い蝶も露出補正なしでOKだった。

  D5300+NIKKOR18-140mmmは悪い買い物ではなかったと思う。
  HS50も携行したが、これはこれで役に立つ。
  舞岡公園の平地産ゼフィルスのシーズンも終わった。ことしはオオミドリシジミ、ミズイロオナガシジミが撮れなかった。

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ネムノキ -1;クリックすると大きな写真になります。 1.ネムノキ -1
この時期、舞岡公園はネムノキが咲いている。まずHS50で撮る。焦点距離は55mmで、背景はそれなりのボケ方だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 55.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ネムノキ -2;クリックすると大きな写真になります。 2.ネムノキ -2
今度はD5300+18-140mmで撮る。焦点距離は80mm。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 80.0mm ISO280 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラナミアカシジミ -1
谷戸を歩いていると思いがけないところでウラナミアカシジミが飛び出した。飛び方は緩やかで、すぐ近くに止まったので、まず、HS50の広角側で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ウラナミアカシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラナミアカシジミ -2
今度はD5300で、140mmで撮った。破損はほとんどないが、さすがに擦れている。露出も補正なしで問題ない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ -3;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミアカシジミ -3
少し飛んで、また違ったところに止まった。もちろんマクロレンズではないが、このあたりまでは寄れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ -4;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラナミアカシジミ -4
今度は少し広角側にズームして撮った。ネムノキの葉に止まっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/3200秒 32.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ハンゲショウ;クリックすると大きな写真になります。 7.ハンゲショウ
古民家の裏にハンゲショウがまとまって植えられている。漢字では半夏生、あるいは半化粧とも書く。名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日であるグレゴリオ暦で毎年7月2日頃)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があるそうだが、後者の方がわかりやすい。花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し花弁の役目を果たすのが本種の特徴であるとのこと。(Wikipedia を参照)

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/420秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
キマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 8.キマダラセセリ -1
今年はキマダラセセリに会う機会も少ない。リョウブの花にトラフシジミを探しに行くと、この花で吸蜜しているキマダラセセリに必ず会えたが、今年はトラフシジミにもキマダラセセリにも会えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります。 9.キマダラセセリ -2
向きを変えた同じ個体。今度はD5300で撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140.0mm ISO360 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.モンシロチョウ -1
谷戸ではモンシロチョウが多かった。ハルジオンに止まって吸蜜する姿はそんなに捨てたものではない。露出補正なしで白トビはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 105.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります。 11.モンシロチョウ -2
このハルシオンには、入れ代わり立ち代わりモンシロチョウがやってくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
田植え;クリックすると大きな写真になります。 12.田植え
谷戸の水田は、田植えのシーズンだ。男性が操作している小型の田植機はクボタのジョイウォークという歩行型の田植機のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/240秒 35.2mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ集団吸水;クリックすると大きな写真になります。 13.モンシロチョウ集団吸水
谷戸の水田のふちに消し炭のようなものが捨てられていて、水に浸されている。そこに複数のモンシロチョウが下りて、吸水をしている。吸水というよりは、墨の成分を吸っているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 55.0mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
翅に蚊が止まっているモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 14.翅に蚊が止まっているモンシロチョウ
パソコンに写真ファイルを取り込んでいるとき、上の写真で左から2匹目にいるモンシロチョウの後翅中室(根元のあたり)に「何か」がついているに気が付いた。下の写真は、上の写真をトリミングして拡大したのだが、どうやら「蚊」のようである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
水田で吸水するアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 15.水田で吸水するアゲハ -1
モンシロチョウに遠慮しているのか、少し離れたところでアゲハの♂も吸水していた。何とか水田を広く背景に入れて撮ろうとしたが、これ以上カメラを下げられないし、蝶に近寄れないので広角でとれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/210秒 49.1mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
水田で吸水するアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 16.水田で吸水するアゲハ -2
モンシロチョウと同じように、消し炭のようなものに、口吻を伸ばしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリシジミ♂
そろそろ引き上げようと思い、最後にミドリシジミのポイントに寄ったら、学生さんのような方がいて、「ミドリシジミがいますよ」と声をかけてくれた。擦れてはいたが後翅が若干、破損している以外はきれいだった。開翅させてみたいと思い、「飛ばしていいですか」と了解を得て、梢を揺すってみた。緑色の金属光沢が光る♂だった。止まった状態で開翅してはくれない。バリアングル・モニターでライブ・ビューで撮った。D5300でのライブ・ビュー撮影でのAFは、速くはないが問題ない。モニターのAFフレームも動かせる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 50.0mm ISO250 ) 露出補正 なし
シジュウカラ幼鳥;クリックすると大きな写真になります。 18.シジュウカラ幼鳥
幼鳥と思われるシジュウカラが地面に下りている。手前のは、翅を拡げてお腹を地面につけるようにしている。そんな習性があるのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/680秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ムラサキシジミ 産卵?;クリックすると大きな写真になります。 19.ムラサキシジミ 産卵?
この時期、いつもムラサキシジミを見かけるところがある。食草であるアラカシだろうと思うが、その葉に腹端を曲げてつけるようにし、産卵する様子が見られた。だが、実際には産卵はしていなかったようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140.0mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ムラサキシジミ♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 20.ムラサキシジミ♀ 開翅
この場所にいるのは♀ばかりのようだ。日が当たると開翅した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140.0mm ISO640 ) 露出補正 なし


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