冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。
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1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。
Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。
Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
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5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
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6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
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8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。
Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
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補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
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補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
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補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。
Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
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補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。
Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
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