NISSAN GALLERY e-power とは 11月4日 - Studio YAMAKO

2016年11月19日

NISSAN GALLERY e-power とは 11月4日

横浜駅東口の「そごう」の向こう側に、NISSAN 自動車の本社ビルがある。このビルの建設が2007年の1月に始まった頃からずっと見てきた。その1階に「NISSAN GALLERY」があり、発売された新車や、懐かしい車が展示されている。
  この日、買い物があって横浜に出たが、また「NISSAN GALLERY」に寄ってみた。いま、「日産・プリンス合併50周年記念」と題し、プリンス製の名車の展示がシリーズで開催されている。私が初めてマイ・カーを持ったのは、今から25年くらい前、福岡から戻ってきて、転勤前に住んでいた集合住宅に戻って、車はなかったがすぐに申し込んでおいた駐車スペースに空きが出たというので、近くにあるディーラー・ショップに車を買いに行ったのが最初だった。それまで兄が乗っていた日産車に親しみがあったので、日産の店に行ったが、たまたまそこが「日産プリンス」で、プリンス系の車の販売店だった。最初に買ったのは「プリメーラ」という車だった。その後、「グロリア」を2台乗り換え、今は小回りがきく「ノート」に乗っている。
  この日はたまたま「NISSAN GALLERY」に寄ったのだが、思いがけず「ノート」の新車が展示されていた。11月2日に発売されたらしい。e-Power と銘打ったハイブリット車がラインアップに含まれている。「NOTE」クラスのハイブリットはトヨタの「アクア」が圧倒的に強く、ホンダも「フィット」で追随している。この日見た「ノート」のハイブリット車は、「アクア」や「フィット」とは違っていた。
 「ノート」のハイブリットは、レンジエクステンダーEVハイブリッドシステムといって、「アクア」や「フィット」はバッテリーによるモーター駆動とガソリンエンジン駆動とを併用するのに対し、「ノート」のそれは、搭載する1300ccのガソリンエンジンは発電だけに使用され、リチウムイオン電池に充電される。駆動は「リーフ」同様モーターだけだ。「ノート」 e-Powerの燃費は37.2km/Lと言われ、ガソリン満タンで1,000km近く走れるともいわれる。
  このタイプのハイブリット車は世界最初かと思ったら、全く同じシステムではないかもしれないが、すでにシボレー「ボルト」BMW「i3」が発売されているようだ。
 日産は最近新型「セレナ」を発売した。新型「セレナ」は 日経トレンディ「2016年ヒット商品ベスト30」で7位に入っている。ゴーンさんがちょっと給料を取りすぎと思うが、ずっと日産車に乗ってきたので、日産車を応援したい気持ちになる。
懐かしい「グロリア」も見てきた。

;クリックすると大きな写真になります。

上段の3枚は、今年の8月に発売になり、先日発表された「2016年日経トレンディ」で第7位になった新型「セレナ」。未来の技術を感じさせる「自動運転」は、ベンツのEクラスなど、一部の高級車にだけ導入されていた技術だった。ところが、この自動運転を搭載したミニバンの日産自動車・新型「セレナ」は、200万円台の価格帯とあって話題になった。
 結果、8月に発売されてからわずか1カ月で2万台以上の受注...このうち7割に自動運転技術が搭載されているという。自動運転技術を手放しで喜べるほど信頼してよいとは思わないが、未来の技術が普及する足掛かりになったことは間違いなさそうである。
 下段は、左から初代「セレナ」(1991年~)、二代目(1999年~)、三代目(2005年~)、四代目(2010年~) 2016年8月25日撮影

;クリックすると大きな写真になります。"

2016年8月は1966年に日産とプリンスが合併して50年目の節目になる。
 上段の左から、「スカイライン デラックス」 1957年、右へ、同じくそのテール、同じくフロント。エンジンは1,481ccだった。後の初代「グロリア」はこの「スカイライン」の派生モデルで排気量は1,862ccになった。 2016年8月25日撮影
 上段の一番右は、「グロリア スーパー6」。初代グロリアは1959年に誕生していて、写真の車は1964年、第2回日本GPのT-VI(1601〜2000cc)で1位、2位のワン・ツー・フィニッシュを決めた2代目グロリアS41D型。 2016年10月12日撮影
 二段目の一番左は、第2回日本GPのGT-II (1001〜2000cc)用に開発されたカイラインGT(1964年)で総排気量は1988cc。一度はポルシェを抜いてトップになり、話題になったという。私が大学を卒業した時代で、車が欲しくて仕方がなかったころだ。 2016年10月12日撮影 二段目の右から2枚目の写真は、1967年の「グロリア スーパー6」。2代目のグロリアの最終モデルだ。今見てもこの美しいデザインに陳腐さを感じない。3枚目はそのテール。4枚目はフロント。2016年11月4日撮影
 三段目の2枚は1967年型の3代目「グロリア スーパーデラックス」で、長く、幅広く、低重心の風貌は「ロイヤル・ライン」と呼ばれたそうだ。特徴的な縦型4灯式のヘッドランプになり、「タテ目のグロリア」と称されたという。この車も運転したことがある。4代目(2010年~)以降はグロリアとセドリックは基本構造が統一されている。
 私が「プリメーラ」のあとに乗った「グロリア」は10代目のY33型と11代目のY44型だった。11代目は最後の「グロリア」で2004年に後継車「フーガ」に変わった。この最後の「グロリア」はこのモデルの末期に購入したので、購入時に日産プリンスのセールスさんから「最後のグロリアになりますから値打ちが出ますよ」と言われたが、13年乗って、下取りに出すときは値段がなかった。2016年11月4日撮影

;クリックすると大きな写真になります。

上段の左2枚は、10月12日に「NISSAN GALLERY」で撮った写真で、2012年に発売された2代目「ノート」を2014年にフロントなどにマイナーチェンジが加えられたモデルだ。赤がなかなかよく似合うと思う。その右の写真は「NOTE」のスポーツタイプ「NOTE NISMO」だ。 そして、上段の3枚目以降が今回4回目のマイナーチェンジがなされた2代目「NOTE」で画期的なレンジエクステンダーEVハイブリッドシステムが搭載されている「NOTE e-Power」である。顔は「エクストレイル」や「ジューク」に似ているが、私は従来の「NOTE」の顔が好きだ。
 さて、「アクア」や「フィット」のハイブリイト・システムと異なり、搭載する1300ccのガソリンエンジンは発電だけに使用され、リチウムイオン電池に充電され、駆動は「リーフ」同様モーターだけという。「NISSAN GALLERY」の「日産ミス フェアレディ」という案内嬢と話し、カタログをもらっていろいろと教えていただいた。燃費が良く、パワーもあるという。価格も200万円前後とそれほど高くはない。一度は乗ってみたい車である。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)