舞岡公園では15種のシジミチョウ科のチョウを撮影した。ゴイシシジミがいるとのことだが、私はあったことがない。
舞岡公園は5月の後半から6月前半にかけて、平地産ゼフィルスすべてが観察できることで、愛チョウ家に人気がある。普段はチョウの写真を撮る人はそれほど多くはないが、その時期には遠くから来られる方もいて賑わう。私の体験ではオオミドリシジミはやや少ないが、他はそこそこ見ることが出来る。ゼフィルスのポイントはいくつかあるが、皆さんよくご存じである。
また、最近はトラフシジミが増えているように思う。(5月2日記)
3.シジミチョウ科 ① ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ
01) ウラギンシジミ
30101 2005年9月11日 撮影♂
ウラギンシジミは年数回発生するが、これは第2化と思う。
Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
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30102 2005年9月29日 撮影♂
秋型にしては前翅の翅頂はあまり尖っていない。
Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
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30103 2005年10月21日 撮影
♀ 秋型 前翅の翅頂が尖っている。この個体は越冬するのだろう。
Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
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30104 2007年7月25日 撮影
夏型の♀
Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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30105 2008年4月3日 撮影
越冬した秋型の♀
Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/264秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
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30106 2008年4月3日 撮影
レンズ部分が回転するスイバルデザインのコンパクトカメラで撮影
Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/302秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
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30107 2010年8月14日 撮影
夏型の♂ しばしばこのように地面に静止しする。
Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
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30108 2010年10月16日 撮影
秋型の♂
Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
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30109 2016年9月28日 撮影
交尾
Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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30110 2019年5月26日 撮影
そろそろ第1化が出てきそうな頃に、すっかり"銀"が擦れてしまっている越冬した♀がいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
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02) ムラサキシジミ
30201 2009年6月13日 撮影
前翅中室の紫青色の範囲を見ると、♀のように思う。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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30202 2012年6月18日 撮影
♂ これほど前翅の紫青色部分が広い本種を見るのは初めてだった。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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30203 2014年6月10日 撮影
前翅の紫青色が強いので♂と見紛う。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
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30204 2016年6月3日 撮影
裏面は♂♀の判定は難しい。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
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30205 2016年6月3日 撮影
♀
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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30206 2017年6月15日 撮影
きれいな個体だった。
Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影 (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
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30207 2018年6月4日 撮影
飛来してしばらく翅を閉じていても、日差しを受けて開翅する。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
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30208 2018年6月4日 撮影
地味な裏面も美しい。
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
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30209 2018年6月19日 撮影
♀ 産卵なのだろうか。
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
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30210 2018年6月19日 撮影
♀ アラカシなのか、カシワなのかブナ科の食樹に産卵か?
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
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30211 2019年5月30日 撮影
アカシジミを探していたところ、本個体が飛来して離れたところのクリの花に止まった。とっさに同定できず、やっとシャッターを切った。日本チョウ類保全協会の事務局へこの写真を添付して同定を依頼したところ、ムラサキシジミとの回答をいただいた。裏面の斑紋は全く消えているが、翅の形や、黒い眼はまさしくムラサキシジミだった。越冬して翌年の第1化が出るころまで頑張っていたのだ。
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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03) ムラサキツバメ
30301 2005年10月21日 撮影
本種は舞岡公園であまり見る機会がない。見られるのは秋も深まった頃が多い。♂のように見える。
データ不詳
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30302 2005年10月21日 撮影
♀ きれいな個体だった。
データ不詳
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30303 2011年6月30日 撮影
左側の後翅が変に見えるが、前翅の後角部分で後翅の前縁から中室部分が陰になってしまった。第1化の個体だ。
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
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