豊川稲荷と伊勢神宮 2月13日~14日 2/3 伊勢神宮 外宮・内宮 石神様 - Studio YAMAKO

2011年3月 6日

豊川稲荷と伊勢神宮 2月13日~14日 2/3 伊勢神宮 外宮・内宮 石神様


 2月13日、4時半少し前にフェリーは鳥羽港に到着した。そこから伊勢神宮の外宮まで約30分、外宮表参道火除橋を渡り始めたのは4時半を回っていた。だんだん暗くなってきている。参拝を終え、再び鳥羽方面へ戻り、今宵の宿である伊勢志摩ロイヤルホテルに着いたのは、6時になっていた。翌日は朝7時45分出発予定であったが、集合時間に遅れたご夫婦がいて8時の出発となった。まずは石神様と言われる相差町の神明神社へ向かった。

12.伊勢神宮外宮 二の鳥居
表参道の火除橋から本宮に向かい歩き始める。これは二の鳥居で一の鳥居は少し手前にあった。伊勢神宮はまず、外宮にお参りし、それから内宮をお参りする。内宮は皇大神宮といい、宇治の五十鈴川の川上にあり、豊受大神宮という外宮は天照大神の食事を司る神である豊受大神を祀り、山田原にある。外宮は衣食住をはじめあらゆる産業の守り神であるといい、内宮創建から500年後に山田原に迎えられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 二の鳥居;クリックすると大きな写真になります
13.伊勢神宮外宮 御正殿
内宮と同じ唯一神明造りという様式の御正殿がこの鳥居の向こうにあり、姿は見えない。残念ながらここから先は撮影禁止。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO1400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 御正殿;クリックすると大きな写真になります
14.伊勢神宮外宮 三ツ石
外宮正殿の参拝を終え、豊受大神の荒御魂を祀る別宮である多賀宮に向う。道の脇に、小さくしめ縄に囲まれた「川原大祓」があった。ここは、式年遷宮の時、お祓いをする場所で、この石の上に手をかざすと温もりを感じるパワースポットとしても有名である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 38mm ISO1800 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 三ツ石;クリックすると大きな写真になります
15.的矢湾大橋
伊勢神宮外宮の参拝を終え、再び鳥羽の方へ戻り、伊勢志摩ロイヤルホテルに着いたのは6時ごろだった。8階の部屋に入り、窓の外を眺めると、的矢湾の狭くなったところにかかる的矢大橋が見えた、もう少し早く着いていれば夕景がきれいだったであろう。左手の方にスペイン村がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/2秒 38mm ISO3200 ) 露出補正 なし
的矢湾大橋;クリックすると大きな写真になります
16.相差町
翌14日は朝8時にバスでホテルを出発した。今日は伊勢神宮内宮のお参りだが、その前にまず、パールロードの途中、太平洋側に位置する海女で有名な相差町にある神明神社へ寄った。神社へ歩いて行く途中で、サザエやカキをうるおばさんがいた。大小8個ほど入ったサザエが1000円と言うので買いたかったが、荷物になるし保冷剤もないのであきらめた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
相差町;クリックすると大きな写真になります
17.相差町 神明神社
創立年代は不詳という。神明八幡宮として造営され、明治41年に境内諸社および千賀神社、堅子神社を合祀し、同42年には畔蛸神社も合祀し神明神社となったという。参道の一番奥が神明神社の本殿であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
相差町 神明神社;クリックすると大きな写真になります
18.神明神社 三吉稲荷大明神
鳥居をくぐって右側には三吉稲荷大明神があった。豊川稲荷はお寺に稲荷だったが、ここは神社に稲荷だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO720 ) 露出補正 なし
神明神社 三吉稲荷大明神;クリックすると大きな写真になります
19.神明神社 石神さん
ここ神明神社は、石神さんで有名である。この祭神は神武天皇の母であり綿津見神の娘である玉依姫命であり、相差の海女が古くから信仰し、海に潜る際の安全大漁を祈願してきたという。そのことから、女性の願いなら、ひとつだけ必ずかなえてくれると言われるようになったとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
神明神社 石神さん;クリックすると大きな写真になります
20.伊勢神宮内宮 宇治橋
11時半ごろ伊勢神宮内宮のバス駐車場に着いた。いつもは満杯で停められないこともあるそうだが、この日は比較的すいていたようだ。内宮の御祭神は天照大神である。内宮は皇大神宮と呼ばれる。天照大神は皇室の御祖神であり、歴代天皇が厚く崇敬されている。そして日本人にとって総氏神である。天照大神は約2000年前に皇居をお出になり、この五十鈴川ほとりにお鎮まりになったとされている。20年ごとに神殿を建て替える式年遷宮は1300年続けられていて、第62回の式年遷宮は平成25年に行われる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 宇治橋;クリックすると大きな写真になります
21.宇治橋の架け替え
宇治橋は俗界と聖界との掛け橋といわれ、この橋を渡るとそこはまさに神域であり、身も心も引き締まるところ。当初は宇治橋も式年遷宮の年に架け替えられていた。しかし、昭和24年の第59回式年遷宮が戦争の為遅れた際、「せめて宇治橋だけでも」と架け替えられ、それ以後は式年遷宮の4年前に掛け替えられているとのこと。現在の宇治橋は平成21年11月に架け替えられ、新しくなっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
宇治橋の架け替え;クリックすると大きな写真になります
22.五十鈴川
宇治橋の下を流れているのは五十鈴川。この川は伊勢市南部に源を発し北流し、伊勢市街を流れ、伊勢湾に注ぐ一級河川である。伊勢神宮内宮の西端を流れており、参道を進んで第一鳥居のさき、右側に御手洗場(みたらしば)が作られている。我々も手を洗ったが、水は透きとおていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
五十鈴川;クリックすると大きな写真になります
23.伊勢神宮内宮 火除橋と第一鳥居
参道は右側通行になっている。気持ちが落ち着く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 火除橋と第一鳥居;クリックすると大きな写真になります
24.伊勢神宮内宮 御正宮の屋根
参道の一番奥、左側に御正宮がある。四重の垣根に囲まれた御正宮は見ることが出来ない。御正宮の少し手前の木立の隙間、唯一、この場所から屋根が見えるとガイドさんが教えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 御正宮の屋根;クリックすると大きな写真になります
25.伊勢神宮内宮 御正宮参拝
写真撮影が許されるのはこの階段の下まで。階段を上がって鳥居の先で参拝する。御正宮は見ることができない。この左側に平成25年に予定されている式年遷宮で新しい社殿が建てられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 62mm ISO640 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 御正宮参拝;クリックすると大きな写真になります


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